人は、なぜさみしさに苦しむのか?

人は、なぜさみしさに苦しむのか?

ビジネス・実用
1,397円 (税込)

6pt

さみしさは心の弱さではない。
生き延びるための本能-。
人類は、なぜ「さみしい」という感情を持つのか?
あなたの知らないあなたの心を脳科学が解き明かす!

「ひとりでいるのがつらい」
「誰といても満たされない」

集団をつくり、社会生活を営むわたしたち人類のなかで、
さみしい・孤独だと一度たりとも感じたことがない人は、
おそらくいないのではないでしょうか。

集団をつくる生物は、孤立すればより危険が増すため、
さみしさを感じる機能をデフォルトで備えているはずだからです。

さみしさは人類が生き延びるための本能であり、心の弱さではありません。

それなのになぜ、私たちは、
「さみしいのは、よくないことだ」
「ひとりぼっちは、みじめだ」
などと考えてしまうのでしょうか。

そこには、さみしさという感情を捉える際に起こりがちな、
さまざまな思い込みや刷り込み、偏見が隠れています。

本書では、脳科学的、生物学的な視点から、
なぜ、さみしいという感情が生じるのかという問いに
焦点をあてていきます。

また、なぜ、さみしいという感情を
ネガティブなものと捉えてしまうのか、
その科学的要因、社会的要因からも考察していきます。

すべての感情には、意味があるはずです。
であれば、さみしいという感情が生じたときにも、
無理に抑え付けたり、なかったことにしたりするのではなく、
「そこにはどんな意味があるのか」を考え、理解していくほうが、
この感情をスムーズに扱えるのではないでしょうか。

さみしさの扱い方に慣れ、その生じる仕組みを理解することで、
さみしさを必要以上におそれることなく、振り回されることもなく、
上手に付き合いながら、長い人生をより豊かに、
穏やかな気持ちで過ごしていくことができるようになるはずです。

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人は、なぜさみしさに苦しむのか? のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ネガティブに捉えがちな
    さみしさ、という感情

    「人類すべてに備わった性質、新奇探索性、
    リスクを冒してもなにかにチャレンジしようとし
    現状に満足せず、あえて厳しい環境へ
    刺激を求めるかのように飛び込んでいく。
    年齢に関係なく、もやもやしたさみしさを力に
    転換して新しいことにチャレンジするということが
    人生の局面で起こることがある」
    さみしさが、バネになり、力になり
    物事にチャレンジしたり
    物事をすすめる推進力になったりするのかも。
    周りをみると、なぜこの時期にこのチャレンジ?
    という人もいたりする。
    ○○がやりたい!世のため、自分の使命のため!
    などということもあるが
    さみしさも潜んでいる可能性もあるのかも。

    ソロ活とぼっち、の違いもわかりやすい、
    自ら選んでこれも好きだからやってるのというソロ活、
    仕方なしに自分の望みとは相反して気づいたら
    1人になっているというボッチ、
    まぁ状況としてはどちらも同じなんだろうけれど。
    そこには人の自尊心があるのかな。
    私も1人焼き肉、カラオケ、ふらりと海へ
    のんびり温泉、じっくり内省、も好き。
    とはいえ、得体のしれないさみしさに
    心を占領されてしまうときもある。
    2人でいるのにすっごいさみしい、
    そこにはもっとわかり合いたい、分かち合いたいと
    いう思いがあるから。
    子育て中は特に感じたなぁ〜
    今はほんと、ない、期待もないからかなぁ〜

    読んでる途中の感想
    続きはまた

    さみしさをわるものにしないで
    うまく付き合っていけばいい。
    感情は長く引きずらずちゃっちゃと処理する
    なんてタイパ重視じゃなくてもいいし。
    さみしさを狙って色んな商売やら詐欺などもある。
    人は誰かと繋がっていたいもの。
    自分がどんな人と繋がりたいかをちゃんと
    わかっていないと、ただ話を聞いてくれる人や
    やさしく接してくれる人に狙われてしまう。
    今の自分はそんな心配はしてないし
    警戒しすぎることもないけど、
    ほんとに周りの人との交流がない老人は
    あぶないんだろうなぁ。
    さみしさの反対側、さみしさのその先にある
    とてつもない怒りや攻撃性についても
    なるほどな、と思う。
    海外で起きた学校の襲撃事件の裏側には
    さみしさが潜んでたのかもしれない。
    誰にも相手にされない、関心をよせてもらえない
    鬱積したさみしさ、怒り、悲しみ。

    自分の感情を蔑ろにしないでちゃんと向き合って
    いくこと、これは大切なんだろうな。
    『「安全基地」という概念。
    子は養育者との信頼関係により、いつでも
    戻ってきた時には安心して迎え入れて
    もらえるということを知ることで外界を探索できる。
    これは大人になっても適用できる概念。
    安心してなにごとかに挑戦していけるというのは
    この安全基地を持っているかどうかに掛かる。
    大人にとってのさみしさは、別離だけでなく
    自分の限界を知ることや、能力の喪失、心の拠り所である安全基地をうまく持ったり見つけられないことを
    通し折々沸き起こってくる』

    私にとって両親は安全基地そのものだったし
    それによって自由に好きに外界を探索できた。
    人を信じることもでき、世界は優しいと感じる
    こともできた。今は私自身が安全基地になるのかな、
    そんな時期になってきたと感じる。
    そんな私自身、さみしさとどう付き合っていくのかな、
    これからも湧いてくるであろうさみしさ、
    これもどんな付き合い方をするのか自分自身で
    選択できるかと思うと、まぁなんとなくそれすら
    ちょっと楽しみになってきたのかも。

    さみしさを感じたとき、またこの本を読み返してみよう。

    0
    2025年08月15日

    Posted by ブクログ

    中野さんの本が大好きなのだけど、これはかなり科学的な面からも述べられていてよかった。寂しいという気持ちは消えないものだから、でもそれをどう向き合うかわかりやすく書かれていたと思う。中野さんの本の中ではベスト3に入るかな個人的に。

    0
    2025年06月29日

    Posted by ブクログ

    孤独感
    それは脳のメカニズム
    どうでもいいことであった

    本、動画、映画
    そこに関わりを持てばいい

    本当に大切な人と関わる
    いつも関わるコミュニティ以外でコミュニティを作っておく
    趣味を持てばいい
    そして、誘えばいい
    必ず共感してくれる

    人と関われば、必ずストレスになる
    人と付き合うときは、
    期待しない
    要求しない
    批判しない

    自分が楽しくなる生き方をすればいい
    所詮、家族であろうが他人である
    自分の人生に責任はとってくれない
    自分の人生には自分しか責任を取れない
    ならば、どう生きたいかを自分で決めること

    0
    2025年02月02日

    Posted by ブクログ

    食べ物があれば人間は、一人でも生きられる。
    動物なのだから。人間は、他人と比べる。
    より美味い食料に目がいく。
    そして、駆け引きが始まる。
    孤独という言葉は、イソップ物語の、すっぱい葡萄だ。 勝てない相手に、言う捨てゼリフだ。
    中野先生の脳科学から捉えた本書は、まことに
    素晴らしい。言語科学としての、さみしさが
    解明できた。

    0
    2024年01月31日

    Posted by ブクログ

    自分は人よりさみしさを感じにくい方だと思うけど、ふとした瞬間に虚無感みたいなものがやってくる。「読書」は著者と「私」の対話の場とも言える。良書に触れ少しでも自分の「さみしさ」と付き合っていきたいものである。

    0
    2026年06月14日

    Posted by ブクログ

    筆者が好きで、よく読んでいます。さみしいという感情は良くないこと、負のイメージが強いが、さみしいがないと人間は動こうとしなかったと思うと納得。あって当たり前の感情だと思うと安心できる。
    第3章の1歳半までにソロ好きがが決まるというのが面白かった。成長とともに、さみしさの種類が変わるのも納得。分かっているつもりでも、改めて文章で読むと安心する。
    「新規探索性」なるものを初めて知ったが、正にあてはまる人がいて、あぁ、これだ!と妙に納得した。

    0
    2026年02月07日

    Posted by ブクログ

    冬の日照時間の減少により寂しさが増えるのは納得。さみしいときに、寂しいと言ってもいいんだよ、ということで彼氏と電話してみたら心が温まった☺️

    0
    2025年12月11日

    Posted by ブクログ

     漠然としたさみしさを感じる時がある。夫は真面目でよく働くし申し分ない。たまに旅行したりランチする友達はいるのに何故だろう。
     この本では、さみしさは人間が生き延びるための仕組みであるという。一歳半までにソロ好き人格は決まるとか未成年者の脳は不安を感じやすいなど脳科学者ならではの分析はとてもわかりやすい。
     印象に残ったフレーズは「人付き合いのコツは期待も要求も批判もしないこと」とある。家族に対しても言えそうだ。さらに「本のなかにたくさんの話し相手を持つ」 つまり読書ははたから見ればボッチにしか見えないが、作者と一緒にいるのと同じことなのだと。「新しい知識を得ることは脳を喜ばせることにつながる」 そうよ読書していればさみしくなんかないのである。

    0
    2025年09月20日

    Posted by ブクログ

    1人じゃないから1人でいられる私だけど、いつか本当に1人になった時は寂しいだろうな…という漠然とした不安がずっとあって手に取った本

    寂しさを感じるのは弱いからじゃないらしい!
    人間はもともと集団で暮らす社会的生物。
    寂しさを感じるのは生存するための防衛反応で本能!
    頑張ってどうこうなる話じゃない!
    これが分かっただけでかなり心が軽くなった〜読んでよかったよ〜

    他にも脳の成長過程、1歳半までにソロ好き人格が決まる、 2040年には日本がソロ国家になる、冬季うつは本当、などなど面白い話も多かったです!

    0
    2025年05月16日

    Posted by ブクログ

    ★★★★☆さみしさの感情は、人間が生き延びるためのに必要な感情ということがよくわかりました。また、自分が感じてしまう「さみしさ」についてもじっくり向き合ってみて、なぜ寂しいと感じていたのかが分かった気がします。さみしいという感情は無くならない事やさみしさの仕組みがよく分かったので、これからどのように向き合って行けば良いか考えていきたいと思いました。

    0
    2024年07月14日

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