あらすじ
中野信子×りんたろー。が語る「美」の実態!
ルッキズムが問題視される一方で、人間の脳は「見た目で人を判断してしまうという」というどうしようもない現実がある--この「取り扱い要注意」のテーマを、科学的な視点から脳科学者・中野信子さんが、そして芸能界屈指の「美容男子」EXITのりんたろー。さんが実体験を交えて語った初の対談本が登場!
残念ながら、「人は見た目」と判断してしまう脳のリアルを科学的に中野さんが解説すると同時に、「美人なのに物理学者」といった女性の外見に対するバイアスへの問題提起、また男性美容を巡る社会の変化など、「美」にまつわる社会の課題や科学的な事実と社会的ルールのズレ、今の時代における「美容」の役割など様々な議題についてをりんたろー。さんと語り尽くします。
「見た目が9割」という科学的リアリティ、そして世界は公平でも平等でもない、というにべもない状況を踏まえた上で、それでもそれぞれの見た目=「手持ちのカード」で、どう生きていくのが賢いのか、そして幸せになれるのかを戦略的に考える一冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
下手な美容本よりもモチベーションが上がる良い本でした。某芸能人の厳しい美容への熱意はあんまり好ましくなかったのでこれくらいの優しい感じの方が素直に聞ける。
現実の厳しさと希望の両方を伝えてくれる内容に、人間のポンコツ脳にヘキヘキしながらも考え方で自分は変わることができることが学べた。定期的に読み返したい。
Posted by ブクログ
ただ見た目の美醜の話ではなく、表情や所作も含めた「見た目」で判断されている。
外見は一番外側の内面、という言葉を思い出しました。
ユートピアのねずみの実験が衝撃でした。