中野信子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
超高学歴の二人の女性が不倫について語り合っているが、流石に引用している資料というか、話の糸口にしている本が素晴らしく感心した.結婚制度自体の欠陥を隅に置きながら、不倫の妥当性を論じている感じがした.このような女性だからか、伴侶に対する言動がある意味で温厚で、皮肉ぽい所もありながら正当に評価している点は素晴らしいと感じた.不倫を糾弾する空気に関して、宗教的な背景も含めて的確な議論をしていたと思う.キリスト教と儒教の違いも考慮に入れた議論は、納得できるものがあった.「結婚生活においては利他的であることが秘訣だ」との文言は、数多くの機知に富んだ語句のなかで最も良かった.
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Posted by ブクログ
異なる切り口で同じテーマの書籍を量産しているイメージがある。本書も類似の内容を読んだ記憶があるのだが、「シャーデンフロイデ」という角度からの知識が欲しくて読んでみた。
著者のクオリティーは安定していて、一冊読むと初心者がそれなりの情報を得られるようになっている。
「対象人物と同じように苦しむことが正しいと信じている」や「庇護欲がオキシトシンの分泌を促す」、という見解にはハッとさせられた。
また、「周囲から承認を得る、ということは、社会的な文脈で考えれば、自らの順位が上昇するということ」だと考えれば、そのような共同体に属するかは人生において重要な決定だ。間違った価値観の共同体に属すれば、間違 -
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Posted by ブクログ
昨今メディアへの出演をよく見かける脳科学者の中野信子さんの連載をまとめた書籍。
とにかく次から次へと脳の作用が明かされる。
研究結果からくるもので「確かに」と思うことが多い。同時にこんなにも多様な考え方があると、もはや自分を信じられなくなり本をぶん投げたくなる(絶対にしないけれど)気持ちにもなる。
言語化できない気持ち、日々起こる出来事をどう捉えるかを考えるうえで、メタ認知がとても大切なのだと学んだ。
悩み足掻くことは生きているということで、安易に解決すればいいわけではない。そして何より多くの人が悩みの重荷と感じているのは「解決できない問題」ではなく「解決できない感情」なのだという指摘は腹落ち