中野信子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
心理学を勉強しているため
タイトルに“感情”という文字を見ると
読みたくなってしまう
んも〜!
中野信子さんのファンになってしまいそう!
私もそうだけど…
いつも慌ただしい日々を送っていて
自分と対話する時間を蔑ろにしてたなって
気づかせてくれる!
いつも何かに不安を抱いていたり…
人の言動にモヤモヤしたり…
時には思い出して 思考がぐるぐるして
止まらなくなったり…
あの時…見て見ぬふりをしてきた感情と
いつかは向き合わないといけない時が
人生のどこかのタイミングでくる事を
教えてくれる!
自分のことを 客観的に
見つめることって大切だな!
目の前のことで精一杯で…
あの時に感じた感情は いつの間にか
心から無かったことのように消されていく
でも…
自分を大切にするためにも
大切な誰かを本当の意味で
大切にするためにも
向き合うことが大切なんだと感じた
心理学の専門用語も
分かりやすく解説してくれていて
勉強している身としては…
あっ!勉強した用語出てきた〜!と
嬉しくなるところも良かったな♡
他の作品も読んで スキルアップに繋げたいです -
Posted by ブクログ
ネタバレ我慢して、無駄な努力をし続ける日本人。
この傾向は、明治以降のもの。
江戸時代は、もっと遊びを大切にし文化的に豊だった。
開国して明治になり、欧米諸国に追いつき追い越せとなり、国民が一丸となって努力するようになる。
その影響で、第二次世界大戦時のような、欲しがりません勝つまでは!の様な、おかしいとも思っても言えない風潮になる。遊びがない。
最近の傾向として、お金がないから、結婚も子どもも産めない。本当でしょうか?と。
長い歴史の中では、戦争も飢餓もなく豊かな日本、時代が悪いと人のせいにしている。そして、無駄な努力をする。
正しい努力は、目的に合わせて、計画的に適切な行動をすること。
スポーツ選手になるならば、恵まれた体格が必要で、その上で練習がある。体格に恵まれないのに、努力しても無駄。
勉強に関しては、ある程度、時間をかけてインプットすれは、結果はでるはず。ただし、個人差があって、一年時間をかければ東大に合格する人もいれば、何十年もかければ合格のレベルに達する人もいる。その見極めも大事。
30代後半になって、婚活を頑張る女性。
結婚して、専業主婦になるのが目的。
だから、経済力のある男性を求める。自分磨きと称して、外見を磨く無駄な努力をする。
本当に専業主婦になりたいのであれば、20代前半に結婚する努力をすべき。30代後半では、遅すぎる。
そもそも、本当に専業主婦になりたいですか?
結婚生活は、何年も何年も、夫婦が一緒に過ごすので、人柄が1番大切。
婚活で選ぶなら…
・人を見下す人間ではないか?
・自分の利益だけを追求し、女性を家政婦扱いする人間ではないか?
・言葉の暴力で人を傷つけないか?
・人を騙しても平気なではないか?
等々、人柄を最優先して見極めないと、毎日毎日忍耐の連続で、離婚か別居になる。
お見合い結婚が主流だった時代は、結婚は働く男のため、家や社会のためだった。女性は、男、家、社会を維持するための補助的な役割をし、自立的な経済活動を営まず、権利も主張せず、できなかった。
女性は、男を立て、男に逆らわないという交換条件のもと、専業主婦が男の収入で守ってもらうことが成立していた。
現代の婚活では、専業主婦は悠々自適なセレブママのように喧伝されているが…専業主婦は、男の振る舞いに我慢する大前提で養われていたことを、忘れていませんか?
婚活や専業主婦に関しては、本当にそう思う。
セロトニントランスポーターの量による、努力中毒についても面白かったです。
セロトニントランスポーターは、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを再取り込みする門のような存在。数が多いほど、セロトニンをリサイクルできるので、不安になりにくい。
日本人は、セロトニントランスポーターが少ない人が多いので、他人に、「そんなのおかしい」「努力が足りない」と言われると、「そうかな、私が悪かったのかな」と不安になり、自分の主張を貫くことが難しくなり、流されてしまうことがままある。
慎重で人の言うことをよく聞き、空気を読むけれども、我慢して我慢してキレてしまう日本人の国民性は、脳内神経伝達物質の影響も大きい。
結論は、努力をしない努力をするなのかな?
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Posted by ブクログ
いじめのメカニズムを体内化学物質や研究結果等の科学的根拠を交えて解説している。
精神論でなく科学的根拠があるのは分かりやすい。合間合間で"でしょうか"といった曖昧な表現や著者の個人的な推論が混じってはいるが、それは不確かなことを断定的に書かない著者の誠実さと受け取った。
いじめは脳に組み込まれた機能であり、人間の生理的な現象であるというメタ認識をもっておくことは確かに重要だと思った。
もとよりいじめは集団の害となる者を排除する有益な機能である。男性の社会的報酬を求める性質はその上で有益に働いてきたのだろう。
獲得可能性と類似性が嫉妬の原因になるのは自分自身よく分かる。
本書には対策が書いてあるのも良い。
仲間意識を薄める、苦情への男女の対応の違い、自虐ネタを活用するなど勉強になった。 -
Posted by ブクログ
「ヘヴィーメタル(メタル)好きに悪人はいない」という考えは何年も前から自分の中では謂わば「常識」となっています。
しかしながらメタルは、「血、死、暴力、呪い、嫉妬、裏切り、破壊、怪物、悪魔 といった言葉が頻出する、どう贔屓目に見ても危ない音楽」で、メタル好きはクラスの中で「あいつ、近いうちになんかやるかもよ……」と思われた浮いた存在だったりしました。
この文脈で「メタルは『反社会的』ではなく『非社会的』」で「非社会的であることが強い『個』を育む」という見解が中野博士から出されてます。さらに非社会的なつながりがある「メタルファンは『裏切り』に敏感な人たち」で、結果、「メタルは『正義』の感覚を醸成する」そうです。
なるほど!と思いました。
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Posted by ブクログ
相手に対して共感的に振る舞い、尊重し、認めていくという高度な機能は、相応の刺激(教育)のもと成熟するまでに25〜30年くらいかかる一方で、加齢、アルコール摂取、寝不足等で簡単に機能が低下(前頭前野が萎縮)してしまう。
加齢による前頭前野の萎縮を遅らせるには、小さくていいので常に新しい体験をすること、心身の余裕を持つことなどが効果的。
自分や他人に「一貫性」を求め(すぎ)ない、自分とは違う考えをすぐに拒絶するのではなくいったん受け止める。
「正義中毒」に陥らないようにするためには、
人を許せない自分や他者を、人間なのだから仕方がないと認める一方で、自分の言動を客観的に見る習慣を身につけることが大切。
なぜなら、他人を「許せない」のは自分自身にとってもくるしいことなのだから。 -
Posted by ブクログ
脳科学者「中野信子」的、ヒトのいじめ体質を言及した一冊。
・いじめのメカニズム
・いじめの集団心理
・近年の話題に上がったいじめを交えた解釈
など、いじめに対しての脳科学を交えた内容となっている。
この本を読んで思ったことは、中学時代に学校で言われたことで、
1人よりも集団の時にいじめが発生しやすいってことが書かれていて、
それについても解釈されていて、納得というかそうなんだという感覚になった。
集団心理的なことなのだろうか、仲間に入れない人はいじめられ、仲間でいるため
に、いじめをしてしまうということ、その反面でいじめのリーダーが
いじめの対象になることも言及していて、自分が中学の時代は、いじめ
が映像化されるなんて時代でもあって、超能力者が施設から出て、
兄弟で暮らしていくという映画で、ヒロイン?が学校の体育倉庫だったかで、
集団いじめで、画びょうがたくさん置かれた椅子に座らされ、しかもいじめてる
1人の女生徒が、飛び乗ってくるなんて言う、とんでもないシーンを
思い出してしまいました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ◾️record memo
要は、男女問わずみんなに好かれる「いい子」になろうとすると、自己決定権を手放しがちになるんだよ。自分の意思より親や社会の期待を優先して、職場では同僚から嫌われないように、上司の機嫌を損ねないように振る舞う。割を食っても、頑張る。女性の場合は女らしさの社会規範に従い続けていくと、誰かにとってのベストサポーターにはなれるかもしれないけど、自分は何がしたいか、どう生きたいかを自由に考えて決めるのが難しくなることがあるよね。自分のことなのに裁量できなくなっちゃう。
「若さ」や「美人」のように、一般的に「得」と世間にみなされているものは、ほとんど長期的には使えない価値なんだよね。「頭のよさ」のほうがマシだと思ってはいた。若さ貯金って絶対に増えることはない。ずっと減り続けていく。減り続けるしかない貯金に頼る戦略のあやうさって、人間を蝕むと思うんだよね。
ひとつだけ気をつけてほしいのが、若さを何に向かって行使するかってこと。若さに値段をつけてお金に換えるような人たちにそれを行使すると、行使しているつもりで搾取されかねない。
あのね、この本を読んでいる人全員に実感してほしいんですけど、今この瞬間があなたのこれから先の人生においては一番若いんですよ。だから、「私なんてもう若くはないから」という考え方で何かを諦めることはしないでほしいと思う。
と同時に、中野さんの話で『アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング』って映画も思い出したのよ。コンプレックスだらけのぽっちゃり系女子が頭を打って、実際の見た目は何も変わっていないのに、「私、絶世の美女になっちゃった!」と勘違いするラブコメ映画。外見は変わらないまま自己認識だけがよい方向に変わったら、超ポジティブに行動できるようになって、欲しいものがどんどん手に入るようになる話。まぁフィクションだけど、一理あるとも思う。
もちろん、きれいになりたい気持ち自体は肯定されていい。メイクが上手になりたい、スタイルをよくして服を着こなせるようになりたいという思いは、自分がそうしたいなら、他人につべこべ言われる筋合いはない。
一方で、「女はメイクをしたり着飾ったりするのに時間とお金が掛かる」、「女は社会的にそれを期待されがちだ」までは肯首できるものの、「だから男の人におごってもらうのは当然だ」となると、私は正直どうかと思うよ。その理屈を正当化していくと、だんだんと被害者視点からしか物事を考えられなくなるんじゃないかな。
でも、私自身はおごられることはそう好きなほうじゃない。ちょっと気が重い。
それってなぜなんだろうとじっくり考えてみたんだけど、結局はさっきスーさんが言った「自己決定権を手放すことにつながりかねないから」なんだよね。おごられることを受け入れるのは、相手の支配を受け入れてもよいというサインになることがある。
だから、いわゆるハイスペックな男性は苦手なんです。世の中的には「結婚するなら絶対にハイスペックな男性がいい」という女性は少なくないと思うけど、私は可能な限り避けたいですよ。だってどうしたって向こうはこちらを支配したいでしょうから。そういう関係性を受け入れるか、または別れるかのどちらかしかない。一方だけに裁量権があるような関係性はやっぱりかなりしんどいと思うなあ。
ただ、声を大にして言いたいのは、「世間の考える女の得って、最後は行き止まり」ってこと。その場その場でお得なことはあるんですよ。お金が浮くとか労力がいらないとかね。でもそういう「得」は、年齢を重ねていくと必ず行き止まりになる。
自分を支配しようとする相手にパラサイト(寄生)することでしか得られない得だからだよね。だから離別や死別で宿主がいなくなると、次をすみやかに見つけないと、どうにもならなくなる。
まずは、意見が異なる、利益が対立する。たったそれだけの理由で、誰かを簡単に敵認定しないほうがいいですよね。SNSではそういう場面をたくさん見ますが、そもそも格好よくはないし、無駄も多い気がします。単純に、違うよね、だけでいいよね。
じゃあすべての女が頭脳明晰で自信満々でなきゃいけないのかっていうと、そうでもない。仕事で言えば、できない人のパフォーマンスに結果が大きく左右されないのが本来の会社のあり方だと思うんですよ。ある程度の人数がいる会社ならね。社長や役員は無理でも、課長や係長クラスにだったら多少仕事ができない人がいてもいい。というか、現にいるでしょ。
その理屈で言うと、今後は「仕事ができない女性管理職」が爆誕していいんですよ。「できる女」幻想みたいなのが激しいじゃないですか。役職に就くならとにかく優秀じゃないと、って。そういうこと言ってるから誰もなりたがらないんだよ。仕事ができない男性管理職なんてゴマンといるのに。
休日は休むためにありますが、疲労困憊なら一日中寝ていることが幸せの行使になりますし、体力は残っていても精神的なストレスが強ければ、バッティングセンターに行ったり友達と喋りまくったりするのが幸せの行使になります。雨だったら読書かもしれないし、晴れていたら散歩かもしれません。傍から見ると「せっかくの休みなのにもったいない」と思われることでも、私にとっては必要だったりするのです。つまり、あなたも私も幸せになりたいけれど、幸せな形や幸せにたどり着く方法はその日の状態によって異なるし、人それぞれでもあるということ。
女同士だからって、何でもわかり合えるわけじゃない。でも、それでいい。「わかり合えない」と「敵」はイコールでは結ばれないから。
女性は男性に守られるべき存在であり、小さく、愛らしく、可憐でなくてはならない。そうでなければ「選ばれない」。そういう雑誌記事、ネット記事を本当によく見かける。「モテる女が絶対にやらない◯◯」「男がドン引きする女の3つの共通点」等々。女性は男性よりも能力があるように見せてはならない、女性は男性よりも賢くあろうとしてはいけない、女性は男性よりも……。
いや……もうそんなに言うなら選んでもらわなくていいですよ。
選んでもらっても、タダ働き同然で男性のライフのメンテナンスに一生を捧げることをどうせ求められるのでしょう?
男性だって、自分のほうが強く、賢く、格好よくなくちゃいけないとか、そんな刷り込みのせいで毎日ストレスかかって大変だろうなとも思う。
これは若い世代の女性に伝えたいんですけど、自分が本来持っている「自分らしさ」と世間一般に言う女らしさがうまく合致する人もいれば、私のようにそうではない人もいる。そこが一致した、しないで、自罰的にならなくていいですからね。自分らしければどっちでもいいんだよ。
「誰かのために生きる」って、恐ろしいことに、実に心地よいことなんだよね。だけれどもその心地よさは長く続かないし、基準も簡単に変わる。ちょっとつらい状況に陥ると「どうしてこの人のために、自分がこんなつらい思いをしなきゃいけないんだ」に簡単に変わっちゃうんです。どんなに自発的に決めたとしても。
「自分が一番大事だから、この人に一緒にいてもらいたい」ならいいと思うんです。でも「この人が一番大事だから、自分を犠牲にしてもサポートしよう」はいずれ破綻しちゃう。苦しくなるよね。
私は女らしくないことや、子どもを産んでいないことに対しての税金未納感みたいなものがいまだにあるんですよ。それはやっぱり一生消えないと思う。消えないんだけれども、まあちょっと面白がれるチャームぐらいな感じに今はなっているかな。
何か目標を達成したり仕事に成功したりしても、「私の実力ではなく、運がよかっただけ」と思い込んでしまうことを「インポスター症候群」というのですが、インポスター症候群は女性がすごく多いんです。男性よりも、女性のほうがこの心理を持ちやすい。本当は実力があるのに、「私なんて実力がないのにいいのかな」と罪悪感に苛まれてしまうのは圧倒的に女性のほうだ、という。
ちなみに、自分の不安を埋めるために恋愛や結婚に走るのは無駄だと思う。結婚したからといって、相手や相手の優れた資質が自分のものになるわけではないし。そもそも結婚した夫婦の3分の1が離婚する時代だし。
耳に入ってくるモヤモヤワードに共通点がないかをチェックするのも効き目がありました。結婚式で新婦が言った「これからは一生懸命、彼の人生を支えていきたい」という言葉。女の先輩からもらった「子どもは産んでおきなよ」というアドバイス。「意外と女子力高いね」という褒め言葉だかなんだかわからない評価。言われたことを並べてみると、「私が男だったらそもそも言われないだろうし、別にモヤモヤもしないな」と思うわけです。自分が男だったら言われない、もしくはモヤモヤしないと思ったら、それはバグです。プログラムのミスです。あなたのせいではありません。
「私が男だったら、こうは言わないだろうな」と思うような発言を、無意識でする人もいます。そこで「私が男でも同じことを言いますか?」と相手に尋ねるか、「あ、こりゃバグだな」とスルーするかはあなた次第です。
バグに気づけると、人にもていねいに対応できるようになります。このバグは女にだけ存在するものではありませんから、自分も「あの人が女だったら言わない言葉」を男に投げ掛けずに済むようになるのです。
私を含めた多くの女が、周囲の機嫌を損ねることに対して恐怖を抱いてる。禁忌なんだよね。周りの機嫌を損ねるような行動を取る女に対して、女が男以上に厳しくなるときさえある。「お前は村のルールを忘れたのか?」みたいに。有性生殖がいらなくなったら、それはなくなるね。結婚も出産も、レジャーのひとつになるかもしれない。
そうなると別にパートナーを探す必要がなくなる。強いて言えば、一緒にいる相手として価値が高まるのは、「居心地のいい人」でしょうね。
まだそういう未来はきていないけど、私はそういう人を選んでいるのかもな。家に帰ったら仕事のことは一切話さないし。会計も別なので相手の預金通帳を見たこともなければ、こちらのも見せない。一緒にいて居心地がよければそれでいい。
置かれた場所で咲きなさい、という言葉を見ると、何だか苛立ちを感じてしまう。普通は、こらえ性のない、だらしない自分を叱咤激励して、何かをやり遂げさせるための声援としてありがたく受け止めるべき言葉なのだろうけど、天邪鬼な自分がいる。やっぱり素直には受け取れない。そんな自分にある種の残念な気持ちも感じつつ、違和感を消し去ることができないのが私の業の深さだな、と思う。
その違和感を言語化してみるとこんな感じだ。
なぜ見ず知らずのあなたに、そこで咲きなさいとか言われなければならないの?
置かれた場所で咲く必要はどこにあるの?
私たちには足がついているのに、どうして移動してはいけないの?
その場所に自分が合っていない、と感じたのなら、私たちはいつでも、どこへでも行ける。私たちは、花ではない。環境に合わせて適応するというやり方から、自分に合った環境を探して移動し続けるというやり方を、私たちは選択した。
もうね、悪いほうに気持ちが曲がったらアイロンかける、曲がったらアイロンかける。その繰り返しで「私ならできる」「私ならできる」と思考のクセをつけていく。私は作業として機械的にやるようにしてる。いちいち「でも、やっぱり私なんて……」と考え込まない。「あー!また曲がったー!」ってアイロンかける。それを繰り返したら、ちょっとずつ自信がついて自分で自分の人生を決められるようになったよ。
「普通は〜」も危険ワードだよね。「普通」ほど、人と認識に差があることってないもん。できるだけ言わないようにしてるけど、なかなか難しいよ。 -
Posted by ブクログ
面白かった。
きっと著者はかなり生きづらかったのだろう。
表現はマイルドだが、本書からは思考停止できて生きている羊のような人間に対する軽蔑や怨恨、諦観を感じる。
優しくて品のある理路整然とした明瞭な文体の裏に猛毒が仕込まれているようで、小気味が良い。
恐らく著者はわかる人にはわかるような書き方をしている。
ものすごく頭の良い人なんだろう。
そんな非常に知能の高い人物が猿並みの人間たちに囲まれて異常者扱いされることは筆舌に尽くしがたい屈辱だったことだろう。
「おかしいのはお前らだろうが」と
男女論のところはちょっとバイアスがかかりすぎなんじゃないかとも感じたが、著者の年齢を考慮すると、そういう時代だったのかもしれない。
はっきり言ってこの世の中は、あまり頭がよろしくない方が気楽に楽しめる。
しかし、彼らは頭の良い人間が苦悩の末に達する穏やかな幸せの境地には、今世では到達できないだろう。
現代社会に生きづらさを覚える人間にとって、物事の見方を変えてくれるヒント集のようになっている本書は、きっと多くの人の人生を明るくしてくれるだろう。
綺麗な薔薇には棘がある。