中野信子のレビュー一覧
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ネタバレ体調を崩して仕事を辞めた。少しゆっくりして、本を読んだり、時間がなくてできなかった趣味に時間を使おうと思っていたのに、一週間も経たないうちに急に孤独感が襲ってきて、さみしさに耐えられなくなって苦しかった。そんな時にこの本に出会い、とても気持ちが和らぐのを感じた。
さみしいことは、よくないことの思い込み、まさに体に染み込んでいる。その思い込みを変えるの難しいが、本文でも書かれている「ソロ活」はよくて「ぼっち」はなぜダメなのか、の例からも分かるように、その言葉の持っているイメージで判断してしまい、感情もそれに引きづられてしまう。
寂しさで苦しくなった時は、またこの本を読み返そうと思う。 -
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ネタバレ【揺らぐ男性の存在意義】
ジェーン・スーさんと、中野信子さんのご対談。
最近思っていたことが言語化されていて、とても共感しました。
女性の社会の中での立場、状況、これでいいわけがない、
けれどその女性の性質上もあり、
はっきりと言ってこなかったことが何てたくさんあるんだろうと。
スーさんは、自分が女性らしくないというコンプレックスを子どもの時からもっていて、自分の不完全性が抜けないという。
中野さんは、頭がいいことが女性と相いれない、という点で不快な思いをたくさんされてきたそう。
自分が無理と思い込んでいること、じつはだいたいがお仕着せの社会規範なんだ、と話されている。 -
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ネタバレ「男とか女という括りではなく個人として幸せであるにはどうすれば良いかを第一優先で考え、その上で現代社会でどうすれば幸せに生存していけるかを考えるのが良い」
内容だけでなく、言葉遣いや言い回しなど参考になる部分がありすぎて処理しきれていないがこれはお買い得な本だと感じた。
何度も読み直して論理的思考の勉強もしたい。
以下覚書
・内助の功
陰ながら援助する身内の功績。
・女らしいは完全に褒め言葉だけど、女っぽいだとノイズに近くなる。
・得してる人を見ると何か奪われているような気持ちになるが実はそうじゃない。
・ニューロエコノミクス
見えない心の部分を定量的に評価して経済的にも繁栄しようというの -
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私は自分を何時も騙している。仕事でも日常生活でも趣味の世界でも、常に「これは楽しくて、意味のある事」だと思って取り組んでいる。幼い頃から親に沢山の習い事やら学習教材を与えて貰い、それを全部こなさないと友達と遊ぶ事も出来ないから、何とか楽しいと感じて、さっさと終わらせようとする経験から自然と得た考え方でもある気がする。だから、取り組んでいると意識せずとも、自然とその様に考える思考回路が出来上がったに違いない。今もそうだ。仕事はやってもやっても終わりが見えず、とても時間を持て余す様な所謂ヒマが私を訪れたことはない。一つこなせば上司から部下から新しい難題を突きつけられ、一緒に悩む、考える日々は生きて
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本書のポイントだと感じたことは下記の通り。
・寂しさは本能である。(原始時代は群れから外れることは死に直結していたから)
・寂しさを感じやすさは個人差が大きい。
・長期的な寂しさは健康に悪影響がある
・寂しさの対処法は、運動や趣味に没頭する、他人との交流で解消できる。それは個人差があり、自分は何が合っているか考え、やってみる必要がある。
・人間関係をうまくやっていくためには、適切な距離感を保ち、過度な期待をしないこと。
個人的には、最近あまり寂しいと感じなくなった。むしろ1人の時間がもっと欲しいとも感じている。
それは本書にも記載があるとおり、適度に運動しているし、仕事上たくさんの人と話をし -
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男性は女性の性的な要素を見ると、思いやりや良心を司る脳の領域が働かない。つまりセクシー女性を男性は人と判断できないらしい。
ほんまかいな。でも性被害をそういう脳の仕組みで捉えると納得できる。
本書では男性は「美人をモノとみなす」といった視点で議論をしているけど、おいおいブスへの視点はどこいったよ。
居酒屋で酔っ払った高学歴女子が議論している粗々トークという印象はありますが、とはいえ普段からジェンダーについて発信している彼女たちの話は考えさせられたり、ぐさっとくるものがありました。
・女性はキレイにするのにお金や時間をかけているから「おごってもらって当然」という理屈を正当化していると被害者視 -
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読み始めて既視感…と思っていたら「女に生まれてモヤってる」の新書版でした。かつて読んだ本でしたが、再読。
私も歳をとったので「女らしさ」とかいう社会のバグから解放されつつあり、最初に読んだ時よりは幾分か気楽に読めたなぁ。
これから大事なのは「選んだ答えを正解にできる力」、納得しかない。
理想の社会は訪れないけど、それに向かって不完全を完全に近づけていくのが社会だろう、というのも納得であった。
最初に読んだ時は私自身は独身だったけど今は結婚して子どももいるので特にわかると思ったのは「女同士だからってなんでも分かり合えるわけじゃない」。そして「わかり合えない」イコール「敵」じゃない。ここ大事。 -
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この本は一言で言うと、「自分を丁寧に扱う」ことを教えてくれる本です。
「人間関係の章」、「勉強法を教えてくれる章」はそこまで画期的な事は書いてませんが、とても腑に落ちて印象に残りました。
① 嫌な人は嫌っていい。「嫌な気持ち」は危険を避けるアラートで、直感で感じている。また、相手に一貫性を求めるのもやめる。相手には期待しない。
② 相手を褒めるときは「私の気持ち」を乗せて伝える。「すごいね」「頑張ったね」→「あなたの頑張りに本当に驚いたよ」「よく頑張った、感動した。」
③ 結果を褒めると、子供は挑戦を避けるようになる+嘘をつく。だから結果ではなく、「頑張ったことを褒める」
人は見た目を重視す -
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超高学歴の二人の女性が不倫について語り合っているが、流石に引用している資料というか、話の糸口にしている本が素晴らしく感心した.結婚制度自体の欠陥を隅に置きながら、不倫の妥当性を論じている感じがした.このような女性だからか、伴侶に対する言動がある意味で温厚で、皮肉ぽい所もありながら正当に評価している点は素晴らしいと感じた.不倫を糾弾する空気に関して、宗教的な背景も含めて的確な議論をしていたと思う.キリスト教と儒教の違いも考慮に入れた議論は、納得できるものがあった.「結婚生活においては利他的であることが秘訣だ」との文言は、数多くの機知に富んだ語句のなかで最も良かった.