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Posted by ブクログ
人間の判断は合理的なようでそうでないことが、脳科学者ならではの視点で解説されている。
日本人は努力中毒に陥りやすいという指摘は、核心をついていると思った。
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中野信子先生の別の本を読んで、先生の考え方に引かれてこの本を読んでみました。
読みたいところから読める構成となっていました。
他の著者の書いた勉強法とか、集中力といった本に書かれていたことと共通している部分が脳科学的な根拠に基づいて平易に書かれていて、スルスルと読めました。
この本で印象に残ったことは、次の通りです。
●強運力のしつけ方
・運いい人…勝ち癖がついている人
・運の悪い人…負け癖がついている人
・勝ちやすいゲームに変えてしまう
・勝てるゲームを探す→自分を客観視する→メタ認知
・メタ認知を鍛える
①→内観日記をつけること
②→メタ認知できている人と付き合う
★何か新しい思考回路や習慣を取り入れる時は真似ることが最も早道である。
★ゲームを変える方がいい。
●アイデア力のしつけ方
・アイデアは、思いつくものではなく、過去から拾ってきて応用するもの
・データベースの活用のためには、アイデアをしょっちゅう使っておくこと。
→アイデアは実際に口に出して言ってみる。
●記憶力のしつけ方
・エピソード記憶が効果的である。
→五感を使って読む、音読しながら読む。
●集中力のしつけ方
・集中できないのが普通の状態である。
・集中力を高めるには、脳を鍛えるのではなく、脳が散漫にならないような環境を整える。
・風の音、水のせせらぎなど、環境音が集中にはよい。
・作業は、キリの悪いところでやめる。
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「聞きわけのいい脳」をつくるコツが書かれています。
Lesson7 強運力のしつけ方では、「ゲームを変えることとは自分が今いる環境をより自分に向いていそうで勝ち運が上がりそうなものに変えること」とされていて、「みんなに必要とされていることの方に目を向けてみることがゲームを変える際のカギになる」とされています。
転職などに応用できると思うのですが、「自分に適切な環境を見つけて幸運に生きていたいなら、探すべきは何がしたいかではなく、自分がどんなサービスを提供できるか」ではないでしょうか、と書かれています。
すごく参考になり、心に刺さった言葉です。
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中野信子さんの本は、とにかく興味をそそられこの本もとても面白い。恋愛や性など一般的に興味深い内容が科学的に説明されているところがウケるのかもしれない。
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感覚的に行っていたことが、脳にかなっていたことだったと理解できました。
脳の癖を理解すると、様々なことが取り組みやすくなるように思います。
テレビで拝見する中野さんの口調がそのまま文章になっており、とても読みやすかったです。
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「脳」についての知見を易しく、レベル落とさず解説見事
著者は著名・タレントで誤解も 著書は素晴らしい
本当に優秀な方と思う しかも鼻につく高慢さがない
1.判断力 REFLEX CALCULATE
①Xシステム 反射システム 速いけど間違える拙速
②Cシステム 熟考システム 長期的に合理的判断
2.右脳派 左脳派 役割の違い
①右脳 全体を把握する
②左脳 細部を観察する
3.アイデアは過去のデータベース →実行力が大事
①非言語性知能 初めての問題対応 地頭 柔らか頭
②言語性知能 過去の歴史やデータ 学習の大切さ
4.日本は「専門的知見」を軽視・無視する
東大法学部が全知全能というフィクションは国を滅ぼす
ex黒田日銀総裁
ゼネラリスト優位の社会は、専門家の時代に落後する
Posted by ブクログ
脳の働きについてわかりやすく買いてある本です
メタ認知について、さらに詳しく知りたくなりました
私はどちらかといえば努力できるタイプ
それも一種の才能っていう考え方はいいな!と思った
こういう本からヒントをもらって、運の物良い人生にしたいと思う
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人を愛し、誰かのために行動することで、人は確実に幸福度を上げることができるそうです。
まずは、パートナーや家族など、周りの人にたくさん愛を持って接していこうと思います。
やはり中野先生の本は私にとって必要なことが多く書かれている気がする。
これからもたくさん読みます!
Posted by ブクログ
思いどおりの人生が送れず息苦しいと思っている人におすすめ。
【概要】
●脳科学の観点から見た「強運」な自分に変わるための8つの力のしつけ方
集中力・記憶力・判断力・モテ力・アイデア力・努力・強運力・愛情力
【感想】
●脳を鍛えるのに年齢は関係なく、歳をとってからでも生き方を変えられるようだ。そのためには特に「メタ認知」が大切であり、これを鍛える必要があることが理解できた。
●また、今戦っているゲームを自分が勝てるゲームに変えることが大切であり、今の自分に当てはめていろいろ考えることができた。そしてツイていないときは、逆風による損失を最小限に抑え、追い風が吹いてきたときのための準備をするそうである。
●新たな人生を歩むにあたって、自分が何をしたいかを探すのではなく、自分がどんなサービスを提供できるか、これが自分に適切な環境を見つけて「幸運」に生きるために必要となる。ここでも「メタ認知」がカギとなるらしい。勉強になった。
Posted by ブクログ
脳科学の知識を、「しつけ方」と題してジャンル別にユーモラスに書かれていて読みやすかった。
もともと努力できる脳とできない脳があるということは驚いた。
私は絶対努力してしまう脳で、昔から気づいたら必死になって集中してやりすぎて、他のことまでできなくなってしまうことがよくあったので、少し冷静に、何のための努力なのかと一旦手を止めることも効率をあげる上で大事なのかもと考えさせられた。
また無理に自分を変えるよりもゲーム自体(勝負する環境)を変えるという発想は心に留めておきたい。
そして人を愛し誰かのために行動することは脳科学の知見からしても、人は確実に「幸福度」を上げることができると結論づけているので、他者への思いやりを忘れずに生きていきたいと思った。
【メモ】
集中力はトリプトファンを摂るといい
カツオ、レバー、パスタ、チーズ、落花生、ごま、ほうれん草、豆もやし
セロトニン、湯船に浸かる、ウォーキング、甘いもの
エピソード記憶
五感を使って記憶する
判断をするとき
迅速なXシステム=反射システム
早いだけに間違いやすい
遅いけど慎重なCシステム
合理的に判断できる熟考システム
このCシステムが働く人ほど成功する
4歳児マシュマロ実験
アルコール、睡眠不足、焦りはCシステムに打撃
選択肢が拮抗しているときこそCシステムをフル稼働してしっかり条件を比較検討する
アイデアを生むにはまず模倣する、実行する
人に話す
努力できないことも一つの才能
=ものごとを効率的にこなせる
時には一歩ひいて、何のために努力しているのかを冷静に問い直してみる
エモーションのトレーニング
他者を愛せるようになる練習
映画や小説、ドラマなどで心を動かす
興味、共感、愛着を持てるようにする
他者といることでオキシトシンが出る
免疫力もあがる
利他行動=幸福感上がる
Posted by ブクログ
自分の脳の駄目さ加減に嫌気がさして手に取った本。「おっ、まだ俺もいけるぞ!」と前向きになった。また中野さんの文章はとても読みやすく、脳科学について知らないことが多かったが、実験結果を踏まえて分かりやすく、なるほどと思える内容がたくさんあった。
①目先の欲望にとらわれることなく、長期的な利益を考えて判断できる人は、人生で成功している。
俺は子どものころから目先の欲望に負けていたなー。努力しないといけないと分かっていても、ゲーム、テレビ、寝る。ダメ人間。
②努力できる人は、これをすると〇〇が手に入ると報酬予測を働きかけることで脳内で多くの快感を得ている。
努力すれば、職場で信頼を得られる!と脳に働きかけて行こう。そして①にあるように目先の欲望に打ち勝っていく。
③努力の原動力は、ネガティブな感情の方が圧倒的にパワーが強い。
嫌いなあいつを見返してやる!、、俺性格歪んでるかな笑
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本屋で面白そうだと思い購入。以前読んだ『サイコパス』の著者であることに、後から気がついた。
内容としては、脳科学の視点から、集中力、記憶力、判断力など人間の基本的能力を鍛えるメソッドについて教えてくれる。誰でも心がけて取り組めるよう、具体的な方法論まで言及しているので、わかりやすく実用的な本となっている。また、堅苦しい方法論に終始しないので、肩の力を抜いて読める良書だと感じた。
Posted by ブクログ
努力出来る人と出来ない人は遺伝子の構造的な原因だと言うのは少し興味深い事でした。
このことから努力不要論という本に繋がるのかなと思った。その本も読む予定で買ってあります。
Posted by ブクログ
人は必ず「幸運な人」と「不運な人」に分かれ、その差はどんどん開いていくというお話は、今ちょっと不運の連鎖になっている感じなのでなんだかとてもがっかり悲しくなったけど、ここで頑張って断ち切らなければ!!
そんな強運力のしつけ方は何度も読み返して忘れないよう実行しよう!
集中力のしつけ方、
記憶力のしつけ方、
判断力のしつけ方、
アイデア力のしつけ方、
努力のしつけ方、
強運力のしつけ方。
私の脳をしつけられるまで手元に置いて読み返したいです。
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⚫︎脳の使い方
アタマの使い方ってなんだろうと思って手にした本。脳科学を根拠に書いてあり、なるほどと思います。ホントに先進的なアイディアは人々は理解できないから、評価もされない、半歩先のアイディアが良いとか、運は無限時間で考えるなら五分五分だが、自分らの時間軸では決して五分五分にはならないというところは、ハッと気付かされました。運を良くするためにも、本を読んだり、歴史を勉強したりすることが大切なんですね。キリの悪いところで辞める、ゲームを変えてみる、小さくてもアイディアを実践してみるなど、いい脳の使い方を学びました。
Posted by ブクログ
中野先生は脳科学者なので、心理学の本などに書かれていることと結論は同じであっても、解説が脳の構造や脳内物質を根拠としているため、ドライな感じで書かれていることも多く、でもそれが逆に良かったりもする。
本書の内容は、中野先生の他の本と被っている内容も多いのだけど、でも今回特に印象に残ったのは
・人間は注意散漫なほうがむしろ正しい状態(p19)
・本当に新しいアイデアを生み出すのは不可能(p129)
・努力できないことも1つの才能(p164)
かな。自分の脳の特性に合ったしつけ方を採用することが大事ってことと痛感した。
Posted by ブクログ
自分ができないことに悲観的になるのではなく、できないけれどこれならできるということに気付くことがうまく生きるコツである。脳の仕組みを知って行動することでネガティブな感情もプラスに働かせることができる。
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本当に読みたい本は貸し出しされていなく、この本のほか数冊を貸出予約した。数ヶ月待ってようやく順番が来たのだが、読んでみて少し失望。
2019年9月の出版本だから古くはない。
でも内容的にはそれ程深くない。最も自分の精神的な安定がないと深く読めないかもしれない。
第一章の集中力では、とにかくやり始める。第二章の記憶力では、エピソード記憶に変換と年齢を重ねても記憶力は衰えない。第三章の判断力では、自分の利益を隠し嫌なことに目を向けてみる。素敵な先延ばし、決断力のある人は信用できない。第四章のもて力では、ちゃんと話を聞かない方が良い。第五章では、コピーのススメ。第六章の努力ではゲーム化すれば無限に続けられる。第七章の強運力では自分を変えるかゲームを変えるか。第八章の愛情力では、費とを愛することが幸せになる。
以上が自分に合った対処法。とにかく意識して頑張りたい。
Posted by ブクログ
内容としては、最近読んだ本と大差なかった。
過去の実験例にしても、よく使われる例が記載されているだけであった。
ただ、わかりやすい説明だったので、サーと読めたのはよかった。
1. 警報装置を稼働させる要因を排除する
机の上に関係のないものがたくさんあると、集中力がなくなる
2. 目先の利益を我慢し、後々大きな利益になることを選択する
3. アイデアを発表するときは、自信をもって発言する
4.周りから見ると、血の吐くような努力に見えても、本人たちは意外に努力と感じていないことがある
5.自分で自分を観察する癖をつける。
内観日記で自分の感情がどう動いたのか、わかるようにする