中野信子のレビュー一覧

  • キレる!(小学館新書)

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    おとなしい人に「時には切れた方がいいよ」という本だと思ってよみはじめたら、切れやすい人へのアドバイスも多くて楽しんで聞いた。
    脳科学者らしく、参考になる内容がおおかった
    ■老化により脳は萎縮するのは前頭葉と海馬が小さくなっていくから。 前頭葉と海馬の細胞は老化しても新しくできるのではあるがその後使わないのでどんどん消滅していく。
    ■脳を老化させないためには肉やアーモンドを食べると良い、新しい人と会うのも良い、一人で脳トレパズルをするのも良いが仲の良い新しい人と出会ってゲームをする方が良い。
    ■自分の切れるポイントを記録しておく、自分を過小評価された時に切れるのか・・・そしてそれを記録しておくこ

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    2021年08月07日
  • 女に生まれてモヤってる!

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    女であることの損得、
    だけじゃなくてここ最近とくに考える、自分にとっての幸せっていったいなんなのかに繋がる。
    人に指図されたくないと思いながら他人評価でしか自己肯定できない矛盾。それともそういう環境社会であったから解放されたい反発心なのか。
    今じぶんが思うどんな自分になれたら好きかの基準は人から評価してもらえるという前提付き。

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    2021年08月06日
  • 「超」勉強力

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    大人の、これから先の人生にきっと役立つヒントが詰まっていた
    子育て中の悩める親御さんにも良いかもしれない

    優秀な2人が、小手先の技を披露するわけでもなく、コツコツ努力を積み重ねていて、今だに不安を打ち消すために努力を欠かさない姿に感服

    華やかにみえるおふたりが、取り繕った浅い知識ではなく、根太い知識を全身に纏っていて素敵だ

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    2021年08月02日
  • 「一人で生きる」が当たり前になる社会

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    ネタバレ

    少子高齢化が進み2040年には、夫婦と子供という標準世帯が2割台にまで減ってしまい、一人暮らしが全体の4割を超えてくるそうです。

    色々と参考になりました。
    ぜひぜひ読んでみてください

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    2021年07月19日
  • 脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体

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    快楽物質アドナレリンを知ることで、努力するときに応用できないかと思い購入した。脳は一度快楽をを覚えると海馬に記憶され、繰り返し快楽を欲求するようになる。薬や大麻、タバコ、ギャンブルなどに手を出すと脳の仕組みとしてやめられなくなる。

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    2021年07月11日
  • 女に生まれてモヤってる!

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    ジェーンスーさんと中野信子さんの対談。スーさんのラジオやPodcastでの喋りに慣れていると、それが字になった瞬間、彼女の当意即妙、瞬発力みたいなものが半減してしまい、文字に書き起こされるころに向いていないのが若干残念。特に前半、2人が女に生まれてもやった瞬間を語る場面は、女性なら多かれ少なかれ10代20代の頃を思い出すと思うが、少し食傷気味に。

    たしかに、体が大きいことがコンプレックスになって女らしさに反発していたスーさんと、頭がよく、そんな彼女を受け入れきれなかった母親との関係をこじらせていた中野さんの若い頃、ずいぶん生きにくかったんだろうなあと思う。だからといってチヤホヤされる美人が徳

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    2021年07月10日
  • あなたの脳のしつけ方

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    文章が丁寧で難しい用語でも分かりやすく噛み砕いて説明されている。
    時折砕けた文章にもなっており非常に楽しく学ばせてもらいました。

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    2021年06月22日
  • あなたの脳のしつけ方

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    自分の脳の駄目さ加減に嫌気がさして手に取った本。「おっ、まだ俺もいけるぞ!」と前向きになった。また中野さんの文章はとても読みやすく、脳科学について知らないことが多かったが、実験結果を踏まえて分かりやすく、なるほどと思える内容がたくさんあった。

    ①目先の欲望にとらわれることなく、長期的な利益を考えて判断できる人は、人生で成功している。
    俺は子どものころから目先の欲望に負けていたなー。努力しないといけないと分かっていても、ゲーム、テレビ、寝る。ダメ人間。

    ②努力できる人は、これをすると〇〇が手に入ると報酬予測を働きかけることで脳内で多くの快感を得ている。
    努力すれば、職場で信頼を得られる!と脳

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    2021年06月06日
  • 脳から見るミュージアム アートは人を耕す

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    脳科学者と藝大美術館の先生による対談。ミュージアムの成り立ちとか、意義とか、絵の見方等の広い話題が、とても面白かった。

    脳が美をどう捉えるかを知る本かと思ってたけどそちらはやや薄め。でも無問題。

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    2021年06月03日
  • 不倫

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    「不倫は悪」と道徳とか倫理面だけで過剰に言われることに疑問を持っていたからとても読みたい本だった。実にわかりやすい。
    科学的に言われるとすっきりする!最高!!

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    2021年06月03日
  • ヒトは「いじめ」をやめられない(小学館新書)

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    大四章 いじめの回避策 より抜粋~ p.157~
    「友達がいないからといっても悪いことではない」「みんなと違う考えが悪いことではない」という別の価値観を教えることがあってもよいのではないでしょうか。
    そして子どもたちにも、集団を作れば、考え方や行動が違う人に対して、どうしても許しがたいという気持ちが生じてしまうものだということを意識してもらったほうがよいと思うのです。
    「いじめてはいけないよ」と教えるだけではなく、「人間というものは、本当はズルをしていない人に対しても、「ズルをしているかもしれないから懲らしめてやろう」という気持ちが生じるものなのだ、そしてそれはとても危険なものな

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    2021年05月30日
  • なんで家族を続けるの?

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    お客様にお勧めしていただいた本。とても面白かった。以下、心に残った言葉たち。


    ・アリー効果:生物の原則で、生き物が最も生き残りやすいのは①ぽつんと1人でいる②小さい集団でいる③大きい集団でいるの中で③。人間が同調圧力で人を叩いたりしてしまうのは生物的な原則に基づくとも考えられ、ある種生存本能として仕方ない行動。 生き延びるためには集団になることが1番の武器。だから自分の意思を優先するより、みんなと同じように考えましょうとなるように仕組まれている。

    ・相手が自分の何かに反応していると言うのはものすごい喜びで、ドーパミンの快感につながる。自己効力感と言って、自分が何かに対して影響及ぼすことが

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    2021年05月29日
  • 空気を読む脳

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    ネタバレ

    日本人は比較的熱くなりにくい性質を持った人が多くいる集団。新規探索性が高いと考えられる遺伝的資質を持っている人は少ない。セロトニントランスポーターの少ないタイプが世界でもっとも多い。自分が利益を失ってでも、不正をした相手に制裁を加えたいいう気持ちが世界一強い民族である可能性がある。不安を力にかえる民族。脳から見たやる気にさせる言葉がおもしろかった。多額の報酬を与えることはほとんど意味がない。その仕事自体がやりがいがあり、素晴らしいものだとくり返し伝え続けることと、思いがけない小さなプレゼントである。

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    2021年05月23日
  • キレる!(小学館新書)

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    「日本語の運用能力を身につける」日本語の問題で、「会話の勉強不足」と指摘されて、スッと府に落ちるものがありました。これなら後天的になおせるし。誰も損しないキレかたを身に付けたいですね

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    2021年05月07日
  • 「嫌いっ!」の運用(小学館新書)

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    「嫌い」という感情は脳の重要な反応であり生物学的に自分を守るためになくてはならないもの、人を嫌ってもいい、嫌われてもいい、自分の欠点と思わなくてもいい。すごく気もちが楽になった。

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    2021年04月13日
  • なんで家族を続けるの?

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    ネタバレ

    中野先生の本は相変わらず面白い。そして也哉子さんも幼少期から普通の家族って何なんだろうをかかえながら生きてきた人なのだろうということを伺わせる本だった。なぜ家族を続けるのかに対して明確な答えを提示しているわけではないが(それこそ~だからだ!という答えを提示したら、結局いわゆる家族像の押し付けにもなりかねないし)、こんな家族があってもいいんじゃない?とかこういう背景にはこういう理由があって、という知見を広げてくれる一冊ではあるように思う。

    以下読書メモ
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    ・ただ、私たちは社会通念というものをそれなりの年月をかけて学んできてしまうので、マジョリティとされている考え方を「これが正しいんじゃ

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    2021年04月11日
  • 「一人で生きる」が当たり前になる社会

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    ☑︎ソロ社会は絶望の未来ではない
    ☑︎結婚していても孤独死するという現実
    ☑︎実は同調圧力が強いアメリカ
    ☑︎自分はモザイク状にできている
    ☑︎共感=感情+理屈

    一人で生きることに対する漠然とした不安が少し払拭されました!

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    2021年04月07日
  • なんで家族を続けるの?

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    家族のことで悩む人は多いと思う。
    脳科学の視点から読み解いてみると、腑に落ちることや新たな発見があるかもしれない。

    著者のおふたりが、家族を読み解くために、両親、夫婦のことを赤裸々に語っているのに驚きつつ、感謝。テレビでお馴染みのおふたりのせいか、とても面白く読めた。

    本筋からずれるかもしれないが…樹木希林さんは、常人には真似できない、唯一無二の存在。
    人間性の厚み、迫力って、画面からも伝わるんだなあ。

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    2021年04月01日
  • 「一人で生きる」が当たり前になる社会

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    30代男性社会人として、結婚について周りから急かされるのが気になり始めていた。この本を読み、日本は少子高齢化よりソロ化が問題という切り口がとても斬新だった。
    今まで働き結婚し子供を産む事がマジョリティであったが、逆転するあたりこれからの動向に注力したいと思った。
    図や数字的根拠もあり、対話方式の文体、大変読みやすくためになった。

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    2021年03月29日
  • 「超」勉強力

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    テレビや本の中での、意見と考えの広さにいつも驚かされるお二人の本。
    勉強が出来る反動から生まれる少し孤独さも書きつつ、より深く広い学びを持つための視点が学べます。

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    2021年03月23日