【感想・ネタバレ】「一人で生きる」が当たり前になる社会のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年01月04日

既婚男女は自己有能感はマイナスだが、自己肯定感が高い。ソロ男は自己有能感はそこそこ高いが、自己肯定感は自己有能感を超えない。つまり、有能である自分しか肯定できない(自分に対する「条件つき愛情」)。もともと自己肯定感の高い人が結婚しているかもしれない。

---という仮説を議論していた部分が個人的には...続きを読む特に印象に残った。

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Posted by ブクログ 2024年02月29日

世の中の定量情報を参考にしながら談義していたのが、納得に繋がったし、面白かった。社会がどう変わろうと、自分の価値観の基盤を作るのは自分で、この本はその基盤の手助けになった。

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Posted by ブクログ 2024年02月29日

中野信子さんと荒川和久さんが対談した内容に少し加筆したもの。ガチソロとかいろいろなワードが出てくるが、どれも読んでいてすとーんと心に入り込む内容。今後、独身者が増えるとの見通しで、少子化対策は追いつかないまま、日本の人口減少には歯止めが効かない状況になっていくのだろうと思う。

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Posted by ブクログ 2023年10月19日

2023.10.19 Audibleにて

同感です!
今政府がやってる少子化対策は少子化対策ではなく、子育て支援だ!

面白かった。
ひとり社会増えているという現状に、昔は良かったという否定的なこともなく、だからといって、これでいいという肯定的な感じもない。
ただ、現状と調査結果に対して、「これは...続きを読む面白い」という2人の話しがすごく聞いてて楽しかった。
愛ってどうやって売るの。。。?

以下、長い独り言。
1人で生きるときめたわけじゃないけど、結果的に30半ばになっても1人で生きているということは、少なからず自分が1人を選んで来たからなのかな。
既婚者の方が自己肯定感が高いって言ってたけど、私は相手が居る時、どうしても自己肯定感を上げることができなかった。
今の1人の自分は好きだ。誰かといると、その分自分を取り繕わなければならないと思ってしまうからから。だけど、1人という不安は拭え切れない。子供も望めなくなってくる年齢になってきて、不安は増すばかりだ。ソロ男女が40代をピークに不幸を感じるというのもすごくわかってしまった。それだけに、このままでは良くないなと思った。
自分は好きだけど、どこかで他人には自分の良さがわかって貰えないという諦めがどこかであったりするから、他人に踏み込むことをどうしても避けてしまうんだよな。
とりあえず、毎日自撮りしてみようかな。

今の自分を好きだから、どう魅せるか、どう考えるか、取り繕わなくていい生き方を模索していったらいいのかな。
ただ、どんな人生を送っても死ぬ時には「いい人生だった」って笑って言える自信だけはあるんだよなぁ~我ながら謎だけど。あと、守護霊絶対、蛇だと思うんだよなぁ~だから、ある意味強運の持ち主だと思ってる。これも謎な自信なんだけど。
なんだろな。だから、目標とか考えた時に、今結構楽しいからいいんじゃねって思っちゃうんだよなぁ。でも、毎日何か忘れてるような気がしちゃうんだよな。なんだろなぁ

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購入済み

面白かった

2023年03月13日

1人で生きるのが当たり前になる社会について
どういう本?
独身研究家と脳科学者の対談形式の本。2040年には独身者が47%になってソロがマジョリティになる。
日本はこれから少産少死→少産多死。この流れは多分逃れられない。
現状を分析しつつ思い思いのことを言い合う本。読みやすい。

■以下...続きを読む本を読んで勝手な解釈
一人で生きるのが怖いとどこかで思う読者に対して、これからソロ増えるし君たちは多数派になる。
既婚より幸福度は低くなるけど、自己肯定感があればいけるし、
自分のなかに自分というものがいっぱいある状態を維持しつづけていこうぜ!人生に正解も答えもねえしさ!

■面白い点
ソロと既婚の幸せの違いはどこからくるのか
幸福度だけでみると男女とも既婚のほうが幸福度が高い。
アンケート調査で既婚は自己有能感が低いが自己肯定感が高い
一方、ソロの自己有能感は高いが、自己肯定感がひくい。
自己肯定感が低いひとたちの判断基準は何か調べると、男性は恋愛・女性は仕事だった。

■共感した点
人間は真に一人では生きていけないので、
自分の内面に存在する「たくさんの自分」をいっぱい作り、各コミュニティと関わっていく必要がある。
孤独になりづらい人っていうのはたくさんの自分を持っている人なんだろうなと思った。
依存先を分散させたほうがいい。

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Posted by ブクログ 2023年01月09日

ネットで荒川さんの記事を見て、それに対してヤフコメはどう反応するのかと思うのですが、なぜか荒川さんの記事にはコメント欄が出てこないものがほとんどだったので、気になって読んでみました。おもしろかったです。
自分のステレオタイプな先入観なんですが、著者紹介の欄、中野先生が生年が書いてあって、荒川さんは書...続きを読むいてないところがおもしろい。(同い年?)
個人を詮索するのは良くないなと思いつつ、荒川さんが独身なのか既婚者なのか気になります。
父性も母性もない自分なので、だから結婚できないんだなと妙に納得した中年独身男性の自分でした。
7章と終章は「ソロ」の話からは少しずれていたような気がするので、それだけで別の本として読んでみたいです。
女性は男がいなくても生きていけるけど、男は女性がいないと生きていけないんだろうな~なんて思ったりしました。西井開さんとかの本と併せて読むとおもしろいかもしれません。

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Posted by ブクログ 2022年12月27日

独身研究家なる肩書が存在するのを初めて知った。対談形式になってて、字も大き目なので読みやすかった。医者の待ち時間でほとんど読めたわ。いろいろ勉強になった感じ。既婚者より独身の方がマジョリティーになるのは驚き。まぁ私のような地方ではその流れになるのは遅いだろうけどなぁ。しかし、ほんと結婚の必要がないも...続きを読むんな。でもオキストシンが出るような生活をしないとな。何となく、今は職場でのスキンシップが多いからそこもある程度満たされてんじゃないかと思うけど。来年度から生活が変わるんだもんなぁ。まだ実感がないわ。

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Posted by ブクログ 2022年09月24日

結婚していない人は「負け犬」という言葉が、昔、流行しましたが、近い未来は、ソロで生きる人が多数になっていく社会とのこと、時代は変わるものだと思いました。

ここで対談されている内容について、「だから、どうすべきか」ということが記載されていないと思いましたが、あとがきで「安易に答えを求めてはいけない」...続きを読む旨書かれていて、自分の浅薄さを指摘された思いでした。
提供されている情報をヒントに、自分はどう生きていくのか、しっかり自分の頭で考える重要性を改めて認識しました。

接続するコミュニティとは、今後の社会を生きていく上で、キーワードだと思います。

少子化で、大変な世の中になるという暗い意見の方が多いですが、少子化は回避できない未来なのだから、そこからどう生きるかを考えるべきだという本書の提言は大変参考になりました。

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Posted by ブクログ 2022年02月18日

独身者が今後増え続け、やがて多数派になる。その時は結婚する行為自体が稀有な行動となり、強い意見も出なくなる。人口も減り続けると当然経済も小さくなってしまう訳で、人類はどこへ向かっているのだろう?と心配になってしまう。内容はとても面白かったのでもう一度読んでみたいと思った。

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Posted by ブクログ 2022年01月16日

2040年には独身者が47%になると予想されているのは改めて指摘されている興味深いです。独身者がマジョリティの時代の到来です。

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Posted by ブクログ 2021年10月05日

楽観でも悲観でもなくあくまでファクトベース。ただし著者ふたりが「ひとりで生きる」を是とするから論調はポジティブ寄り。
そういう視点で「独身者が増えるこれからの社会」を語っているので、読者によって得られる気付きや読後の人生に活かせる部分は異なると思います。
私は、著者がいうところの「カゲソロ」にあたる...続きを読む既婚者なので、パートナーと一緒に行動しなくても不都合を感じない今の日本は海外に比べて過ごしやすいのだなぁと思った。


内容はとても良いのだけど、如何せんとても売れてしまったせいでニュースサイト等で抜粋された箇所がすごく多くて、8割方既にどっかで見たような気がしたのが少し残念……。
ネットで無料公開されてない部分からも得るものはあったけど、この手のベストセラー新書は早く読まないとこういうがっかりが発生するのかぁ。

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Posted by ブクログ 2021年08月28日

世間で思われているようなイメージと実態は違うことをわかりやすく説明している。
理屈と感覚は違うので、独身で生きるのもいいよね(大変だろうけど)もいう状態が変わるのには、まだあと10年以上はかかりそう。都会と田舎でも全然違うと思うけど。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年07月19日

少子高齢化が進み2040年には、夫婦と子供という標準世帯が2割台にまで減ってしまい、一人暮らしが全体の4割を超えてくるそうです。

色々と参考になりました。
ぜひぜひ読んでみてください

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Posted by ブクログ 2021年04月07日

☑︎ソロ社会は絶望の未来ではない
☑︎結婚していても孤独死するという現実
☑︎実は同調圧力が強いアメリカ
☑︎自分はモザイク状にできている
☑︎共感=感情+理屈

一人で生きることに対する漠然とした不安が少し払拭されました!

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Posted by ブクログ 2021年03月29日

30代男性社会人として、結婚について周りから急かされるのが気になり始めていた。この本を読み、日本は少子高齢化よりソロ化が問題という切り口がとても斬新だった。
今まで働き結婚し子供を産む事がマジョリティであったが、逆転するあたりこれからの動向に注力したいと思った。
図や数字的根拠もあり、対話方式の文体...続きを読む、大変読みやすくためになった。

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Posted by ブクログ 2024年01月08日

男女共に生涯未婚率が急上昇している昨今、多くの人にとっては、タイトルの通り「一人で生きる」が当たり前になるかもしれませんね。

本書を読み進めると、既婚者にとっても未婚者にとっても耳が痛い話が沢山出てきます。ただ、著者の方も仰っていますが、ここで示されるデータはあくまで相関であって因果ではありません...続きを読む。結婚も離婚も独身も、その道を選んだ自分を否定せず、受け入れてあげることが精神衛生的に良いのかもしれません。

対談の形式で書かれているので、インタビューを聞いているようでとても読みやすかったです。

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Posted by ブクログ 2023年07月15日

 生涯独身を決めた結婚願望なしの30歳のわたし。周りは既婚者や結婚願望バリバリの人ばかりで、同じ考えの人が居ない...そんな中タイトルに惹かれて購入。

 頭のいい学者の対談ということもあり、難しそうな印象があったが2人の柔らかい口調でスラスラ読めた。途中でグラフや図があるのも助かる。

 1番興味...続きを読む深かったのは「エセソロ、ガチソロ、ノンソロ、カゲソロ」を4パターンに分けた図。改めて自分はガチソロなのだと自覚した。ノンソロの人とは絶対合わないだろうなぁ。これからは色んな人に会うたびにどのパターンの人か考えるのも面白そう。

 この本を読んだおかげで、今後は独身者が多数派になることを知り勇気を持てた。これからは既婚者に臆せず、自信を持って「私を生涯結婚しない」と言えそうだ。

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Posted by ブクログ 2023年06月30日

荒川さんの研究に基づくソロ社会の考察を中野さんが脳科学の視点で受けて答えていくのが目新しくなかなか刺激的でした。
ソロ=孤独=よくないことと結びつけられがちな
価値観から離れ、まずは現実を受け入れるところから初めてはどうですかという提議の本だったのかな。

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Posted by ブクログ 2023年06月01日

気づき
・もやもやした感情を的確に言語化できる人は好かれる。
・独身の人は40代で不幸度マックスを迎える。
・結婚はお互いを信頼して尊敬し合えると良い関係を築ける。
・感情に理屈をつけて言語化するのが共感。
 〜だからこういう気持ちなんですね。

ToDo
・言語化について勉強する。
・自己開示でき...続きを読むるようになるために新しい環境に飛び込む。
・人を見た目や言動で決めつけない。

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Posted by ブクログ 2023年04月26日

これからは少産多死の時代に突入していき逃れることはできないだろう。これは自然の摂理のようなものだと思う。ネガティブに抗わす自分を受け入れる術を本書で学べた。
やはり孤独はネガティブバイアスを強めるようなので働く事やコミュニティに参加する事は大切である。
接続するコミュニティを意識して生活していきたい...続きを読む

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Posted by ブクログ 2023年01月16日

「一人」 の定義を考えさせられた本。
私は一人の時間は絶対に確保したいけど、一人で生きていくのは難しいなって思うタイプなのですが、そんな自分の性格を肯定してくれました。
印象的だったのは、 合計特殊出生率の統計は未婚の人も含まれていて、既婚の人に限定すれば第二次べビーブームくらい生まれているから、 ...続きを読む少子化対策は既婚者向けに何かをするのではなく、 未婚の人を結婚させることっていうところ。
ペアーズとかマッチングアプリは国が補助金出してもいいかもしれませんね。

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Posted by ブクログ 2022年09月11日

 専門用語も少なくて、とても分かりやすかった。
父性と母性を半々くらいに併せ持つ人が結婚しているという結果に驚きました。男性も女性もどちらかか強く、その強弱が合う人と結婚していると勝手に思ってました。人はその時の状況によって変わるので、言われれば当たり前の結果なのかもです。
いつか愛をお金で買う時代...続きを読むが来るという可能性は否定できず、恐ろしいと思ってしまいますが、いつの世も、話を聞くという行為が求められるのは変わらないのかもしれません。

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Posted by ブクログ 2022年03月09日

コミュニケーション、できなかったらできる人のやり方を取り入れてやってみて、やれるようになるまで練習する。最初の接触については、ペットを飼うといいかもしれない。有能でない自分を肯定できると強い。自撮りを一日一回90日上げ続けると自己肯定感が上がる。幸せだよねと思う。
クラスターの中にいたと思っていたの...続きを読むに外だった場合に攻撃される。わかりやすさの重要性。自分がコントロールして相手を更生させたという感覚。欲望を押さえないほうが勝つので欲望を押さえない方向に行く。感情で動いて、理屈付けができると共感になる。ので、理屈付けが大事。外部フィードバックはネガティブを外すために必要。

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Posted by ブクログ 2022年01月27日

興味深い内容でスラスラ読めた。2040年には独身者がほぼ半数、東日本は男余り、男性からの告白はここ30年の話というのが特に印象的だった。

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Posted by ブクログ 2022年01月17日

誰もがわかるわかると思う行動がデータに基づいて、脳の機能に基づいて話されているのがおもしろい!
認知的不協和の話と、自分とはオプションというところ、話を聞いてもらうのはセックスに匹敵する快感があるというのがなるほど&わかる!のトップ3でした!

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Posted by ブクログ 2021年09月02日

 この本で述べられている今後のソロ社会化は、どちらかというと私の性格には合っていて、むしろそのような社会になることが楽しみだと思った。
 ただソロ社会化により、〝自分”を今まで以上に強く持っていなければいけないと思った。(好き嫌い、得意不得意etcを明確にしたり、自分をもっともっと理解しておく必要が...続きを読むある)
 また、「所属するコミュニティ」から「接続するコミュニティ」へ変化することにより、逆に今までよりもコミュニティ能力が必要になるのではないかと思った。



◆◆◆メモ◆◆◆
p70孤独には「選択的孤独」と「排除による孤独」の2つがある
p74荒川:「周りに友だちを置けばそれで解決する」というその考え方自体を疑うべきで、周りに誰もいなかろうが友だちがいっぱいいようが、そこは関係ないと思うことが必要です。

p267「所属するコミュニティ」から「接続するコミュニティ」へ (図29)
荒川:今後はソロ社会化が進みます。従来のようなリアルに集まった人たちだけでコミュニティを形成するような時代が変わる、大きな分岐点に来ていると思います。
「接続するコミュニティ」の時代になると、たった一人の感情でも多くの人たちに影響を与えられるということでもあり、個々人の発言や行動を含めた生き方がより重要になっていくのかな、と思うんです。

p114「90日間自撮りチャレンジ」
自分の顔を見慣れて認知負荷を小さくする。
90回撮っているうちにメイクの仕方や撮り方が変わってくる。

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Posted by ブクログ 2021年08月14日

独身研究家(一種のマーケターらしい)×心理学者(いろいろマルチな人?)の「一人で生きる=”ソロ化”」対談集。雑誌でオススメされてた。

・面白かった所
既婚/単身者を、独りを重んじる”ソロ度”で振り分けた表が(正しいかどうかはさておき)新しい見方だなあと思った。独りでいると癒される~というより他人の...続きを読む話を自分の中で消化・整理するのにクールダウンが要るMyケースもガチソロに入るのかなぁと思ったり。
あと少子化対策が無意味とまでは言わずとも無力だと言っちゃう所に「やっぱりね~!」と思ってしまった。

・面白くなかった所
対談なので文句言えないんだけど、全体的に雑談&脱線が多く、結局ソロばっかになると今後どういう社会になるのか?というマクロな問いについては答えになってないなーという感じがした。まぁ論者が社会学者じゃなくマーケターと心理学者な時点で、最初からお察し~と言えなくもない。

総評
トリビア的には面白い意見があると思う。でも一読した後、役に立ちそうな話あった?と言われると、いや~「今まで以上にフットワークとネットワークが大事になるらしいんで、ソロを大事にしつつ置いていかれん程度に人間関係を築いて大事にしようね」くらいしかないなあと。そんなん改めて言われずともなぁーていうか何て言うか。
本筋では発見がないけど枝葉が面白い、という変わった本なので、まぁこんな話もあるらしいよ?というネタとして頭のすみに置くくらいでいいかなあと思う。
あと「答えより問いを大事にせよ」なあとがきはよかったです。

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Posted by ブクログ 2021年07月10日

ちゃんとしたデータや根拠をもとにした考察がどんどん繰り出されるのは読んでいて爽快でした。
知らなかったことが多かったし、それらを知って面白さをすごく感じました。
対談形式は読みやすい!

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Posted by ブクログ 2021年02月28日

タイトルの通りの内容というよりは、男女の性質について、結婚についてに関する内容が述べられていた。図などが挟み込まれていて、読みやすい一冊だった。

私自身は、未婚であろうが、既婚であろうが、子供を産もうが、産まないが、詰まるところ個人の自由という感覚を持っていたため、著書には納得できる点が多かった。...続きを読む

面白かった点は、古来から日本人男性は奥手で、女が男を狩っていたという点である。ロマンチックな男からのサプライズプロポーズを待つなんて夢の話か...。仕掛ける相手を見誤らないように、こちらからアプローチしなければと痛感。(独身27歳女)

共感できた点は、1人でなければ癒せない傷もあるということ。職場が苦痛なわけではないが、昼休みはあの閉鎖的空間から一歩でも外に出たくなるもの。開放的な外の空気を仲間とではなく、1人で吸いに行きたい。澄み渡った空と新鮮な空気を肺に入れてリフレッシュしたい。たいして孤独が好きなわけではないし、私自身は将来結婚する所謂エセソロだと認識しているが、孤独な時間も大切にしたいのである。

ここまで書いてみて思ったが、この感覚は幸せな時間としんどい時間の感覚に似ている。幸せだと感じるのは、必ず悲しいときや退屈な時、辛い時やしんどい時があるからだ。その大きさはそれぞれであるが、この二つは表裏一体であると言える。これと同様で、孤独な時間と集団で過ごす時間も表裏一体なのではないか。孤独な時間だけでは、きっと孤独を楽しめなくなる。人間は人とつながってこそ自分という存在価値を見出せる。接点がなくては人間として機能しなくなる。しかし、集団コミュニティの中だけでは息詰まってしまうもの。バランスが大事なのである。

本書でも述べられていたが、人間は接点を持たずに生活はできない。コロナ禍でオンライン化が進んでいるが、それで経済が回るとしても、会社に行くことを人間はやめないだろう。それは人と実際に会う接点を求めているからである。

そう考えると、やはり『1人で生きるが当たり前になる社会』というタイトルはいかがなものか。(惹きつけられるタイトルだったわけであるが内容が則していないような気がする)

私なら『2040年には独身者が人口の半分に?!1人で生きる社会は成立しうるのか?」とつけるだろうな。

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Posted by ブクログ 2021年02月23日

2040年には独身者が人口の5割になり、既婚者(64歳まで)は3割になる。

恋愛としての好きになるのいうのは、理性を麻痺させる仕掛け。
女性の出産は命懸け、男性な子育てにコミットするという負荷が待っている。
男女ともにこの負荷を忘れさせるような仕組みがないと種が残らないので、理性に恋愛という麻酔を...続きを読むかける必要がある。やがて麻酔はきれる。離婚が多いのは結婚後5年未満。
麻酔が切れても夫婦として継続するのは、子どもが産まれて愛情が子供に移行するから。

結婚で自分を変えようと思うか、誰といても自分は自分と思うか

行動を習慣化することによって人格がつくられる、自己が確立される。

感情よりも理屈よりも、置かれた環境が非常に大事。
人間を意識づけで、意思で変えようと思っても絶対続かないので、周りの環境を変えた方が早い。

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Posted by ブクログ 2021年02月20日

今後どんどん増加してゆく独身者について、対談形式で考察する本。
内容はあまり濃いというわけでなく、ネット記事を読んでるみたいだったが、↓は参考になった。

•結婚していても孤独死する。
•ソロ男の外食費はひと家族分の2倍
•現状は時間差一夫多妻制
•恋愛強者は能動的に動ける人(←弱者が能動的に動いた...続きを読むからといって強者になれるとは思わないが…)
•自分で自分に呪いをかけるステレオタイプ脅威

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