中野信子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「なぜこんなことをしてしまうのか」を脳科学の視点から言及するトリビア集。
・よかった編
「おわりに」
愛・情・絆・感動・・・周りが高揚し酔いしれる法則が理解できなかった著者の、人生生存ゲームについてが語られる。いきなり個人的な話が始まったが、こんな風にゲームとクリア条件について自己定義したことってないかもなぁと思うともに、はっきり表明できちゃう著者がすごいなーと思う。
あと「利他性はバランスと器用さを備えていなければ、自己を本当に幸せにするための確実な武器とはなりにくい」の一文にも唸った。バランスも器用さも圧倒的に足りないタイプなので、ちょびっと罪悪感もちつつも自分優先に行動しがちだからなー -
Posted by ブクログ
とても丁寧な言葉遣いで人生の選択における様々な心理や葛藤や選択を表現されているので、内容は過激だが落ち着いた凪いだ気持ちで読めます。
サバクトビバッタが孤独相から群生相になるのはセロトニン分泌が増加することが原因。後脚を刺激することでセロトニンが増加。そして変容するらしい。2009年の研究。
利他的な脳ほど不公正を憎む。協調性が高い人はセロトニンポーターが優位に低い。
相手を配分した分だけ自分のことが尊重されないとリベンジに走る可能性がある。これは「自分は利他行動を優先しているのに、あなたはなぜそれを正当に評価せず利己的に振る舞うのか」「なぜ自分を不当に扱うのか」と言う心情が働くからなので -
Posted by ブクログ
日本人はセロトニン(安心になる物質)トランスポーターが少ないため、遺伝子レベルで不安感がつよく、まじめで自己犠牲をいとわない。、、まさに自分!嫌だ〜。南欧に生まれたかった。
ある意味、遺伝子で脳が決まってくるわけだから、人生、努力より遺伝子で決まってくるんですね?という話なのだが、一方で、人を育てるなら、「頭がいいね」はご法度で「努力したね」なんだそうだ。これは、他の本でも見たし、褒め方には注意。
個人的に興味深かったのは同性愛の科学。生産性、という生々しい話になったとき、生産性がいいから同性愛があるという研究結果がある。
また、あとがきが秀逸。 -
Posted by ブクログ
自分の生き方をどう見直していくか考える人におすすめ。
【概要】
●セロトニンの役割とその影響。日本人はセロトニントランスポーターの量が少ない。
●オキシトシンの役割とその影響
●「褒める」ことの危険さと有意義な方法
●幸福度に関する研究
【感想】
●脳内物質に関して勉強になった。特に、オキシトシンの副作用とも言うべき心理現象には興味が湧いた。オキシトシンは重要な脳内物質であり避けられないため、反作用的な一面を理解したうえで付き合いたい。
●単に「褒める」だけではよくないことが理解できた。注意して「褒める」ことに取り組んでいこうと思った。
●自分の人生は自分が決めていくことなので、少しでも悔