中野信子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ずっと悩んでいることに、ふと
あぁ、さみしいのか。
と思って少し楽になったことがある。
また悩みは再発したけれど。
さみしいってどういう感情だろうか。それは悪いことなのか?どうすれば解消されるのか?
そうした気持ちを言葉にして解説をしてくれています。
僕の場合、役割を失ったことの寂しさが強いなと思いつつ、独り身の寂しさもあるのだろうなと。
独り身の寂しさは、今まで別の役割があったから特に気にしていなかったものが、その役割を見失って、他にすがるものが無くなった時に、何も無いな…と思ってしまった。
人は様々な場面で寂しさを感じるけれども、それは正常であり悪いことではない。
自分が抱えているかもしれない、このさみしさってなんだろうなと思ったとき、さみしさを感じた時に読んでみてください。
本文内にある。
”自分は誰にも頼りたくないと思っていたけれど、頼ることはその人のためにもなるのかもしれない”
”誰かを頼ることは、その人に対する信頼の表明であり、相手を「自分も人から頼ってもらえた」という満足感で満たすことができるかもしれないのです。”
という言葉は私自身も思っており、頼ってもらいたいという気持ちが強い。
頼られなければ、存在の価値が無いわけではないけれど、それによって、満たされることは確かにある。
頼って欲しい人に頼られないのはさみしい。
皆が感じたことのあるさみしさ、それぞれ違う観点からのさみしさではあるけれど、そのさみしいなって感じた時に、ふと思い出してもらえるような存在でありたい。 -
Posted by ブクログ
中野先生とりなくろさんの対談を見て、読んでみたくなり購入しました。
あまり目新しいトピックはなかったように思いますが、科学的な知見から運の良い人の習慣や考え方を解き明かしています。
私が印象に残ったのは品が良い人の項目です。
ドアを静かに閉める。
お金を丁寧に扱う。
当たり前のようで、いつでもそうすることって難しいなと思います。
心身ともに整えて、余白を作ることが大切だなと改めて思いました。
運の降る場所をちゃんと理解して、そこへ行き、受け止められる人でありたいです。
Do you want to be a lucky person?
We have to understand that lucky people are not just a coincidence. -
Posted by ブクログ
ペルソナという言葉は仕事上でこの1年半くらいの中で始めて聞いた言葉たった。人物像の背景などを想定して掘り下げて見たもの?といった意味だろうか。本書では著者本人のペルソナを自己分析しながら綴るエッセイのような流れになっている。
著者の名前は何となく聞いたことがあり、テレビで見かけたこともあるかも。「ホンマでっか!?TV」に出演したときのエピソードも語られている。本人曰くは東大卒で、世間一般で言われる「女子らしさ」がなく、幼少の頃から変わった子供だったと分析している。家庭環境も何となく影響しているような所もありそう。
自分を客観視しながら、世間の望む風潮に反発し、自己を保とうと静かにはっきりと表明するエッセイ、といった本だった。 -
Posted by ブクログ
行動経済学につながるような内容で、脳科学的知見から運がいいと言われている人に相通ずるような行動特性に触れる内容。以下、備忘の意もこめて、目次を転記。
- 運のいい人は世界の中心に自分をすえる
- 運のいい人はいまの自分を生かす
- 運のいい人は自分を大切に扱う
- 運のいい人は自分なりの「しあわせのものさし」をもつ
- 運のいい人は常識よりも自分を上に置く
- 運のいい人はいい加減に生きる
- 運のいい人は自分の好みを大事にする
- 運のいい人は「おもしろそうかどうか」で決める
- 運のいい人は「〇〇ちゃん、大好き!」と自分に言う
- 運のいい人は「自分は運がいい」と決め込む
- 運のいい人は「自分は運がいい」と思い込む
- 運のいい人はプラスの自己イメージをもつ
- 運のいい人は「運がいい」「ツイている!」と声に出して言う
- 運のいい人は積極的に運のいい人とかかわる
- 運のいい人は早寝早起きをする
- 運のいい人はよい妄想をする
- 運のいい人は目いっぱいの愛情をもって人を育てる
- 運のいい人は自分のストレスレベルを上げる
- 運のいい人はあえてリスクのある道を選ぶ
運のいい人は他人と「共に生きること」をめざす
- 運のいい人は他者を思いやる
- 運のいい人はひとり勝ちをしようとしない
- 運のいい人は品のある行動をとる
- 運のいい人はライバルの成長も祈る
- 運のいい人は利他行動をとる
- 運のいい人は他人のよさを素直にほめる
- 運のいい人は短所には寛容になって長所をほめる
- 運のいい人は不安と上手につきあう
- 運のいい人は誰かを助けたときこそ「ありがとう」を言う
運のいい人は目標や夢を「自分なりのしあわせのものさし」で決める
- 運のいい人は具体的な目的をもつ
- 運のいい人は目的や目標を自分なりの「しあわせのものさし」で測る
- 運のいい人はゲームをおりない
- 運のいい人は脳が飽きっぽいことを知っている
- 運のいい人はマイナスの出来ごとも引き受けてみる
- 運のいい人はいつも頭のどこかで夢を意識しておく
運のいい人は祈る
- 運のいい人はポジティブな祈りをする
- 運のいい人はより多くの人のために祈る
- 運のいい人は敵のしあわせを祈る
- 運のいい人は病んでいる人のために祈る
運のいい人は自分の脳を「運のいい脳」に変える -
Posted by ブクログ
人間の行動について、脳科学とエッセイを織り交ぜたような本。女性として生きて行く上で経験した偏見や苦労には共感する部分もあったが、文章の節々にプライドの高さが見え隠れするので、苦手な人は苦手かもしれない。
特に印象に残ったのは、ルールから逸脱した存在を徹底的に叩くという風潮は、集団としての防御反応だという指摘。これは特にネット社会で同じ「正義」を持つ仲間と出会い集団意識が芽生えてから制裁に加担するまでのスピードが一瞬である現代において、より顕著に見られる現象だと思った。同時に、道徳的な正義を絶対的なものとして疑うこともなく、この人は制裁を受けて当然、と思いながら画面をスクロールすることもあるなと思い反省した。
あと日本人はセロトニントランスポーターが世界平均に比べて少ないという点も興味深かった。文化的な違いによる性格的な違いというのも、実は遺伝的な要素が影響していたのであれば納得がいく。
人間である以上、この本で取り上げられてるような厄介さや醜い部分を皆んなそれぞれ抱えていて、それをどの程度認識・受容し、かつどうコントロールできるか、というところに尽きるのだろうなと思った。