中野信子のレビュー一覧

  • 生贄探し 暴走する脳

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    博学のお二人が現在の日本、日本人の状況について縦横無尽に語り合われた内容。

    対談の部分については正義、生贄、世間体、個性を失う教育といったことに対して容赦ない分析が会話の中で行われていく。その知識のバックグラウンドは半端ではない。

    対談の章では「なるほど」と思わされるところが多々あった。ただ、「で、どうしたら良い?」という問いに対する答えのようなものが見えてこなかった。

    「自分は自分が大事、相手も自分が大事、それを尊重し認め合うこと」という言葉が最後の方で出てきた。まさしくその通りだと思う。

    最後の章のヤマザキマリさんのお考えは、とても納得のいく内容だったと思う。

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    2023年03月16日
  • ペルソナ 脳に潜む闇

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    あくせくと誰かに勝つために、損をしないために必死で自分をおいたてるようにして勉強するのではなく、自分の世界を豊かにするために、もっと悠々と生きて、物事を楽しむために、余裕をつくるために学ぶのだ

    中野信子

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    2023年03月14日
  • 努力不要論

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    日本の努力教、根性論の息苦しさを分かりやすく書いてあって良かった。
    わたし自身「努力しなければならない」「努力してる自分は格好いい」という意識が若い頃は特に存分にあったのでグサグサ刺さるものがあった。
    今はめんどくさいので努力したくない…。


    明石家さんまの話が良かった。

    「努力は報われると思う人はダメですね。努力を努力だと思ってる人は大体間違い」
    「人は見返りを求めるとろくなことないからね。見返りなしでできる人が1番素敵な人やね」

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    2023年02月13日
  • 悪の脳科学

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    脳科学者の中野信子による、文字通り悪の視点から見た脳科学。

    『笑ゥせぇるすまん』の分析は面白いものの、宣伝本みたいな一冊だった。

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    2023年01月22日
  • 科学がつきとめた「運のいい人」

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    ある行動を取ることで、脳がどう反応し、その後の行動にどうつながるかを科学的に説明した内容。
    第1章:運のいい人は世界の中心に自分をすえる
    第2章: 〃 「自分は運がいい」と決め込む
    第3章: 〃  他人と「共に生きること」をめざす
    第4章: 〃  目標や夢を「自分なりのしあわせものさし」で決める
    第5章: 〃  祈る

    自分を大事に、堅苦しくならずに、前向きに生きる。誰かのの為に動くことのパワー。目標設定、諦めない、ある程度のストレスの反骨エネルギー、などなど昔から提言されている生き方が、脳科学からも良いと口語調で書かれた啓発本。

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    2023年01月19日
  • 科学がつきとめた「運のいい人」

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    岸見一郎による「愛」がテーマの哲学をまとめた本。アドラー、フロム、三木清、ウジェーヌ・ミンコフスキーなど著名な哲学者が残した思想を引用しながら、「なぜあなたの恋愛が幸福をもたらさないのか」を解説する。

    内容は哲学ではあるものの、そのエッセンスが上手く纏められているために読みやすい。文章も平易で、このあたりは流石「読ませる哲学書」に定評のある岸見さんらしい。
    ただしメッセージが自明なものばかりで、「それはわかっているけど、それが難しいんだよ」というものが多いと感じた。個人的には『嫌われる勇気』を読んでもたらされたパラダイム・シフトを超えてこないという感想。

    それでも示唆的で面白い考えも多々あ

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    2023年01月17日
  • 女に生まれてモヤってる!

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    男なのですが読みました。
    日ごろ抱えてるモヤモヤがスッキリするような本かと思いきや、モヤッとしたまま終わりました。

    でも、方向性とかは見えるので色々と手探りで頑張って日々をサバイブしていこうと思いますよ〜

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    2023年01月16日
  • 「一人で生きる」が当たり前になる社会

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    「一人」 の定義を考えさせられた本。
    私は一人の時間は絶対に確保したいけど、一人で生きていくのは難しいなって思うタイプなのですが、そんな自分の性格を肯定してくれました。
    印象的だったのは、 合計特殊出生率の統計は未婚の人も含まれていて、既婚の人に限定すれば第二次べビーブームくらい生まれているから、 少子化対策は既婚者向けに何かをするのではなく、 未婚の人を結婚させることっていうところ。
    ペアーズとかマッチングアプリは国が補助金出してもいいかもしれませんね。

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    2023年01月16日
  • 女に生まれてモヤってる!

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    すーっと入ってくる部分とそうでない部分があった。でもそれはそれでよし。いろんな考えを知ることができて嬉しい。
    20代の頃あんなにとんがってたのには脳内物質のせいだったのか。私も40代になって日々が少しずつ楽しくなってきたひとりです。

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    2023年01月14日
  • フェイク ~ウソ、ニセに惑わされる人たちへ~(小学館新書)

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    中野信子の別の本にも記載されている上ら心理学の基本的な知識が多いために、既視感がある内容。それでも繰り返し読んでも為になる。

    最近、文藝春秋の動画で東浩紀や成田悠輔、先崎彰容らとの対話を見たが、中野信子の話の切り口がとりわけ興味深かった。イデオロギーや外交問題を行動科学、脳科学まで掘り下げて説明するから、他者の統計的な社会現象論や因果論の語り口に一線を画していたように見えたからだ。

    本著はそうした基本的な内容において、人間社会の関係性に蔓延るウソについて、その役割に迫る。ウソが生存に不要ならば、嘘つきは絶滅していた筈。社会にウソが蔓延するのは、それが関係構築と種の存続に必要だったからだ。

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    2023年01月13日
  • 空気を読む脳

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    感想
    いつか脳の働きを完全に再現できる日が訪れたら。電気信号で構成された人工の脳は空気を読めるのか。神経の隙間に人間らしさは存在しているのか。

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    2023年01月09日
  • 不倫

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    脳科学の観点から、真面目に不倫について考察している。不倫をするしないは遺伝子によるものだとか。その人の今置かれている状況や周りの環境、その時の心理状態など色々な事が重なって初めて不倫してしまうのではと思ってたので、ちょっと意外。だけど、不倫しない人は全くしない、する人は何回もするとか言うのは、やっぱり遺伝子のせい?遺伝子のせいにして、開き直られても困りますけどねー。それにしてもいろんな研究をしてる方がいるんですね。

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    2023年01月04日
  • 毒親 毒親育ちのあなたと毒親になりたくないあなたへ

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    ネタバレ

    最後の言葉、
    重い傷を抱えながら、ここまで生き延びてきた事こそ、賞賛にふさわしい事績である。
    素晴らしい言葉ですね

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    2023年01月04日
  • なんで家族を続けるの?

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    中野信子の、家族関係や夫婦に対する考察に共感する部分があった。
    人には孤独によるストレスAと、集団に合わせるストレスBがあり、ストレスAを強く感じる不安型と、ストレスBを強く感じる回避型がある。母親から引き離しても泣かず再開しても無関心なのが回避型で、私は回避型だと思った。生後6か月〜1歳半までの間に決まる脳の機構が影響しているらしい。オキシトシンの受容体の密度が、この時期に決まる。

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    2022年12月25日
  • 脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体

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    脳内モルヒネ、ドーパミンの放出の仕組みが面白かった。昔の漫画で見た、人参を追っかける馬の絵が目に浮かんだ。

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    2022年12月21日
  • シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感

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    シャーデンフロイデとの題名ではあるが、それ自体の話は少なく、オキシトシンを中心とした心理学に関する話題を扱った本。心理学の基礎講座みたいな感じである。

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    2022年11月29日
  • 努力不要論

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    脳科学を元にした科学的根拠やデータは少なく、筆者の持論が多い。婚活女性の例などは一見、婚活をしている女性全体を批判しているように見えるが、筆者の意図はそうではないことは分かる。
    要は努力することで何かを達成したような気になって満足してしまうのは良くないということを伝えている。これは私もよくやりがちなので気をつけたい。また努力の方向性を正しく持つことが何より重要だと。目標のためにどういう戦略をすべきか、いくつか方法を出して正しい努力をすべきだというのはよく納得できた。

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    2022年11月22日
  • 不倫と正義(新潮新書)

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    極私的な出来事にしかすぎない不倫を社会的な正義でもって裁こうとする昨今の愚かしい風潮をワイドショーのお馴染みの論客が対談する企画ものだが、あえて大真面目に論考してくれたことであれこれと啓発される話題が幾つかあった。

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    2022年11月20日
  • 悪の脳科学

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    人間がいかにして騙されるかについて脳科学の観点から知ることができる。

    【概要】
    ●人間の脳は不完全
    ●警戒心を解くということ
    ●騙される脳とは

    【感想】
    ●「笑うせぇるすまん」の裳黒福蔵を通じて「人のココロの操り方」を見ることができる。漫画を題材としておりとても読みやすい。
    ●一番大切なのはメタ認知能力を高めることだとわかった。そのために「自分を観察する」ことにより前頭前野のDLPFCを鍛えようと思う。

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    2022年11月13日
  • フェイク ~ウソ、ニセに惑わされる人たちへ~(小学館新書)

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    思っていた内容とは少し違ったけれどフェイク(嘘)というものが社会でどのような位置づけなのか、どのような役割を担ってきたのかなどがうっすら分かりました。
    基本的には当然に思えるようなことばかり述べられているので退屈ですが最後の7章の「ウソとどう付き合い生きていくのか」は興味深く読めました。
    ・嘘に騙されにくくなるにはメタ認知能力が必要
    ・脳は処理流暢性の高い(簡単に理解できる)情報を好む
    ・子供の嘘を強引に暴いて罰してももっと上手な嘘をつくためのトレーニングになってしまう

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    2022年11月07日