中野信子のレビュー一覧

  • 不倫

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    脳科学の観点から、真面目に不倫について考察している。不倫をするしないは遺伝子によるものだとか。その人の今置かれている状況や周りの環境、その時の心理状態など色々な事が重なって初めて不倫してしまうのではと思ってたので、ちょっと意外。だけど、不倫しない人は全くしない、する人は何回もするとか言うのは、やっぱり遺伝子のせい?遺伝子のせいにして、開き直られても困りますけどねー。それにしてもいろんな研究をしてる方がいるんですね。

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    2023年01月04日
  • 毒親 毒親育ちのあなたと毒親になりたくないあなたへ

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    ネタバレ

    最後の言葉、
    重い傷を抱えながら、ここまで生き延びてきた事こそ、賞賛にふさわしい事績である。
    素晴らしい言葉ですね

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    2023年01月04日
  • なんで家族を続けるの?

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    中野信子の、家族関係や夫婦に対する考察に共感する部分があった。
    人には孤独によるストレスAと、集団に合わせるストレスBがあり、ストレスAを強く感じる不安型と、ストレスBを強く感じる回避型がある。母親から引き離しても泣かず再開しても無関心なのが回避型で、私は回避型だと思った。生後6か月〜1歳半までの間に決まる脳の機構が影響しているらしい。オキシトシンの受容体の密度が、この時期に決まる。

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    2022年12月25日
  • 脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体

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    脳内モルヒネ、ドーパミンの放出の仕組みが面白かった。昔の漫画で見た、人参を追っかける馬の絵が目に浮かんだ。

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    2022年12月21日
  • シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感

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    シャーデンフロイデとの題名ではあるが、それ自体の話は少なく、オキシトシンを中心とした心理学に関する話題を扱った本。心理学の基礎講座みたいな感じである。

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    2022年11月29日
  • 努力不要論

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    脳科学を元にした科学的根拠やデータは少なく、筆者の持論が多い。婚活女性の例などは一見、婚活をしている女性全体を批判しているように見えるが、筆者の意図はそうではないことは分かる。
    要は努力することで何かを達成したような気になって満足してしまうのは良くないということを伝えている。これは私もよくやりがちなので気をつけたい。また努力の方向性を正しく持つことが何より重要だと。目標のためにどういう戦略をすべきか、いくつか方法を出して正しい努力をすべきだというのはよく納得できた。

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    2022年11月22日
  • 不倫と正義(新潮新書)

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    極私的な出来事にしかすぎない不倫を社会的な正義でもって裁こうとする昨今の愚かしい風潮をワイドショーのお馴染みの論客が対談する企画ものだが、あえて大真面目に論考してくれたことであれこれと啓発される話題が幾つかあった。

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    2022年11月20日
  • 悪の脳科学

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    人間がいかにして騙されるかについて脳科学の観点から知ることができる。

    【概要】
    ●人間の脳は不完全
    ●警戒心を解くということ
    ●騙される脳とは

    【感想】
    ●「笑うせぇるすまん」の裳黒福蔵を通じて「人のココロの操り方」を見ることができる。漫画を題材としておりとても読みやすい。
    ●一番大切なのはメタ認知能力を高めることだとわかった。そのために「自分を観察する」ことにより前頭前野のDLPFCを鍛えようと思う。

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    2022年11月13日
  • フェイク ~ウソ、ニセに惑わされる人たちへ~(小学館新書)

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    思っていた内容とは少し違ったけれどフェイク(嘘)というものが社会でどのような位置づけなのか、どのような役割を担ってきたのかなどがうっすら分かりました。
    基本的には当然に思えるようなことばかり述べられているので退屈ですが最後の7章の「ウソとどう付き合い生きていくのか」は興味深く読めました。
    ・嘘に騙されにくくなるにはメタ認知能力が必要
    ・脳は処理流暢性の高い(簡単に理解できる)情報を好む
    ・子供の嘘を強引に暴いて罰してももっと上手な嘘をつくためのトレーニングになってしまう

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    2022年11月07日
  • パンデミックの文明論

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    パンデミックの話よりも、各国でのコロナの位置づけや対策などから文化を語る比較文化論。

    読み物としては面白かったものの、パンデミックそのものの分析を期待すると裏切られるかも。

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    2022年11月07日
  • 頭のよさとは何か

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    脳科学・認知科学者と、高齢者専門のマルチタレントな医者の対談。前例踏襲で前頭葉を使わない日本人、流れるべきところにお金が流れていない。頭がいいのは、知識より加工や応用、新しいことへの意欲を持ち、話が面白い人。

    随所に出てくる、日本人ってこうなんだよね、、、が残念です。それ故にアンチテーゼとしてあるべき姿が見えるのかもしれませんが。

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    2022年11月06日
  • 生贄探し 暴走する脳

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    脳はホント〜に面白い‼︎

    知性で抑える⁇
    られる⁉︎

    ずっと、読んでいられる。
    繰り返し、納得しながら。

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    2022年10月30日
  • 不倫と正義(新潮新書)

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    世間が不倫を叩く理由は、逸脱した個体へのサンクション、その炎上行為に薪を焚べる事での快楽程度のもの。中野信子と三浦瑠璃が言うように、誰かの不倫は、世間には関係ない。ただのエンタメコンテンツだろう。構図としては、視聴率や販売冊数を稼ぎたいメディアが声高に問題視する事がスタート。次に、少数のポリコレ警察的な書き込み屋が、一生懸命ネットで叩く。ここではシャーデンフロイデ、あるいは、パートナーに不倫をされると困る人達が予防保全的にとりわけ騒ぎ立てる。卑しさと不安さがタッグを組んで、偽善を叫ぶ。二人が言うように、一夫一妻制は、醜悪な遺伝子に対する救済的な制度であり、劣化した個体は、ポリコレにすがる。徐々

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    2022年10月30日
  • 努力不要論

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    脳科学的に努力を考察した一冊、とでも言うのかな。
    結構内容がてんこ盛りでうまく整理がついていないのだがドライな意見ながらも参考になった。

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    2022年10月23日
  • 不倫と正義(新潮新書)

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    不倫バッシング、他人がとやかくいう事ちゃうやろ、以上!って感じ。二人共経済的に自立した女性なので、考え方が偏っているように感じるところが少なからずあったけど、「一度の結婚で人生足りるのか」…結婚という制度は平均寿命が40年とかの時代の制度。子育てを円滑に進めていくためのプロジェクトとみたいなもので、プロジェクトが終わってもまだチーム解体しないのかという考えは面白い。確かに子供が自立し、それまで仲良く見えてた友達が、これから夫婦二人の生活を考えると・・・という声を少なからず聞くようになってきたからなぁ。

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    2022年10月22日
  • 不倫

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    ネタバレ

    はじめに なぜ「不倫」はなくならないのか?
    ・不倫を司るのは遺伝子、脳内物質、そして脳内物質受容体の多寡
     
    第1章 人類に一夫一婦制は向いていない

    第2章 不倫遺伝子
    ・アリル334のしわざとオキシトシンへの感受性が不倫を左右する

    第3章 あなたの恋愛体質を診断する
    ・愛着スタイル3種――「安定型」、「回避型」、「不安型」
    ・養育者との関係が極めて重要
    ・「ふれあい不足」が身体的・知的な成長を阻害する
    ・不安型の恋愛はやっかい

    第4章 不倫はなぜ叩かれるのか? 社会的排除のしくみ
    ・バッシングの本質は「トクしている人間」への社会的制裁、フリーライダーへの制裁

    第5章 不倫をやめられな

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    2022年10月20日
  • ペルソナ 脳に潜む闇

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    こちらは自叙伝。最初から最後まで低温な文章で、中野信子さんご自身のお声で脳内朗読された感じです。

    同じ東大でも親が学者などの子には敵わないという嫉妬。ご両親について語られる時は気持ちの揺らぎがみえたり、実は心の中で毒ついてたり。次はもっと深いところまで語られたモノを読んでみたいです。

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    2022年10月18日
  • フェイク ~ウソ、ニセに惑わされる人たちへ~(小学館新書)

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    テレビ番組でよくお見かけする中野先生。
    著作を読むのは初めてだったが……正直あまり面白くはなかった。
    アタマの良さはお墨付き(MENSA会員ですのものね)だが、やはり「面白く」読ませるのは、それとは別の才能なのかなと。
    たぶん著者的には、新書だし「フツーの」人向けに精一杯わかりやすく書いたつもりなんだろうけど……。
    テレビでコメントしたり、対談形式のものの方が、中野先生の良さがより伝わるのではないかなぁ、とおこがましくも思ってしまいました。

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    2022年10月10日
  • シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感

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    ネタバレ

    嫉妬や妬みを感じる人の失敗に快感を覚えるような状態がオキシトシンと関連しているという内容の本です.

    本に出てくる科学的な内容の解釈に極端な部分があります.例えばDRP-2の多型が保守的かそうでないかという人の性格を決定するような記述がありますが,DRP-2の多型一つでそう言ったことが決まるわけではないと想像します.これがアメリカの二大政党制と絡めて書かれているので,こういったところは賛同しかねる部分です.

    しかし,日本社会の生きづらさの原因の考察であったり,日本が国際社会で存在感を示すための方向性であったり,そういった内容には納得されられるところがありました.

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    2022年10月10日
  • 不倫と正義(新潮新書)

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    本書は現代日本の女性オピニオンリーダーとも言える二人が不倫や家族観についてカジュアルに語り合う対談集ってとこですね。

    中野信子さんは新進気鋭の脳科学者で、著作も多数ありテレビでもよく見かけますよね。中野さんの著作は何冊か興味深く読ませてもらい脳科学的なものの味方や考え方を知り、新しいことを知る喜びを得ました。

    お相手の三浦瑠麗さんもここ最近メディアをにぎわしている博学多才な国際政治学者ですね。キレキレで説得力ハンパない弁舌には、あ~僕もこんなに理路整然とロジカルに話せたらな〜と、時に羨ましくさえあります。

    まさに才色兼備のお二人!(表現がジェンダー的に問題だと言われかもしれませんが個人の

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    2022年09月25日