中野信子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『なんで家族を続けるの?』
中野信子 内田也哉子
最近一番の悩みは家族関係の事なので、題名に惹かれて読んでみました。
お二人の対談形式で書かれています。誰もお供につけず、本当に2人だけの空間で対談を繰り返したそうです。
内容は、やはり中野信子さんが話し手だと、家族のことから端を発し、結局あまり関係のない脳科学の話になる事が多く、期待していた内容とは違いました。が、それでも面白く最後まで読めました。
樹木希林さんの生き方、本木雅弘さんが想像してた感じの人と違うこと、羽生善治と藤井聡太が目をつぶって話す理由など、印象深かったです。
最もインパクトがあったのは、中野信 -
Posted by ブクログ
よくもわるくも、ステイホーム中にひまつぶしでおしゃべりしましたー!みたいな感じ(^^ゞ
過去の“パンデミック”によって“文明”がどう変わったか?ということを語っているのかなーと思って読むと、かなりアテが外れるw
とはいうものの、人というのは、どこの国の人でも自らの国の習慣が正しい!と思ってるみたいなw
そのくせ、コロナ騒動みたいな未曽有のことが起こると、他に責任を押し付ける(それは、自国の政府や他の国だったり)。
ヒドイのになると、うまくいっている(ように見える)他者/他国に奇異な目を向けたり批判したりっていうのは、
どこも、いつの時代も同じなんだなーって可笑しかった。
ヤマザキマリって、 -
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Posted by ブクログ
あらゆる依存症についての紹介があり、そこにはドーパミンという脳内物質(≠麻薬)が大きく関係している。
依存症には大きく3つあり、覚醒剤等に代表されるような物質への依存、セックスやギャンブル等のプロセスに対する依存、そして恋愛依存等の人間関係への依存、すなわち他人からの承認や愛情等の社会的報酬への依存が上げられる。
これまで、同じ依存でもクスリとスマホやSNSでは、依存の危険度は違うだろうと思っていたが、脳内ではほぼ同じメカニズムで起こっていることを考えると、社会的報酬への依存も軽視してはいけないものだと感じた。
こういった基礎知識が頭にあることで、今後何か依存への一歩を踏み出してしまう時があっ