中野信子のレビュー一覧

  • 脳科学からみた「祈り」

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    タイトル通りの内容と言えば、それまでですが・・・、
    祈りと一言でいっても様々で、神頼み・仏教頼みする祈りもあれば、
    願掛けのようなことなど、様々な祈りを脳科学的に解釈して、
    かなり読みやすくしている本。

    読みやすすぎるがゆえに、あっという間に忘れてしまうので、
    2度3度読んで、アウトプットもしっかり行わないと、
    定着しないかもしれません。

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    2025年01月10日
  • 努力不要論

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    努力するだけ無駄なのかもしれないと最近思うようになり、ふと積読になってたこの本の存在を思い出し、年始の余した時間を使って読んでみました。

    それが良い答え合わせになりました。
    今年は一歩引いて、本当にやりたいと思ったときだけ頑張って、正しく求められてかつ献身しても良いと思うものに対してのみ頑張りたいと思う。
    全てフラットにしていこう。

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    2025年01月08日
  • 毒親 毒親育ちのあなたと毒親になりたくないあなたへ

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    科学的に分析していてわかりやすい。ただ、当事者からするととても中途半端にも感じられる。これは、親にも子にも責任を負わせたくない葛藤や優しさが筆者にあるからこそなのかもしれない。
    ルイーズ・ブルジョワの件は知らなかったので、そちらへの興味も湧いた。展覧会の鑑賞記事を中野さんがされているのも、そういうことかと納得。

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    2025年01月01日
  • 新版 人は、なぜ他人を許せないのか?

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    オーディブルで聴いたもの。
    タイトルに惹かれて、聞いてみた。
    近年SNSの発達に伴って、隠れていた争いが見える化した世界になっている。また日本は、自然災害や閉鎖的環境から日本人の社会性が高まり、今のような国民性になった。『優秀な愚か者の国』

    外国人と話をすると、いかに自分が意見を持っていないかが顕になる感覚がある。日本は議論ではなく、ケンカのようになったり、位の高い人に忖度をして自分の意見を言わなかったりする文化がある。
    そして自分とは意見の違う人を、悪人や裏切り者のような印象で攻撃をする傾向がある。

    対立ではなく、並列の観点で物事を考え、メタ認知を意識することが大事であると感じた。

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    2024年12月22日
  • 毒親 毒親育ちのあなたと毒親になりたくないあなたへ

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    テレビでよく観る有名な方の書いた本なので手にした本。
    毒親っていつの時代もどこにでもいて親なら誰でも当てはまるということ。でも捉え方ということなのか、毒親に育てられた自分をまず認めて自分のことを大切に出来た時に自分の親を毒親と呼ぶことをやめることが出来て自分自身が毒親にならないということかな。
    読みやすくて1日で読めた。六本木ヒルズのクモのオブジェの意味を知らなかったのでルイーズ・ブルジョワの他の作品も観たい。

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    2024年12月05日
  • 同調圧力のトリセツ(小学館新書)

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    劇作家・演出家である鴻上尚史さんと、脳科学者である中野信子さんの対談本。タイトルにある「同調圧力」について語っている場面もあるものの、コミュニケーション全般について、鴻上さんが演出などの経験から培われた視点を、脳科学の観点からはどうなのか中野さんに質問する形が多い。
    鴻上さんは「世間」を家族や近しい人など自分の知っている人で構成されている世界、「社会」をその反意語と定義されており、「世間」を大切にしている日本人は「社会」との繋がり方が分かっていないのではと提起されていたのが面白かった。
    また、中野さんのお話で印象に残ったのは、97%もの日本人はセロトニントランスポーターが少なく、不安に陥りやす

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    2024年11月24日
  • あなたの脳のしつけ方

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    とても読みやすくてすっと入ってきた一冊。

    特に面白かったのは判断力、アイデア力。
    判断力で今の自分が改善できるとしたら
    《 目先の利益を隠し、イヤなことに目を向ける 》
    イヤなことはなるべく目を背けたくなる性格なので、これからはイヤなことこそしっかり向き合っていきたいと思いました。
    アイデア力の改善点は
    《自分で思いついたアイデアを信じ行動する》
    実行力が足りてないことにも気付くことができました。

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    2024年11月22日
  • 感情に振り回されないレッスン

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    読みやすい!
    何項目か心に留めておきたいものがあったが、わりとサラッとしている。もっと深いものが読みたかった。

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    2024年11月20日
  • 科学がつきとめた「運のいい人」

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    すごく読みやすく、わかりやすかった。
    実践しやすい内容だし、前向き。
    こうしたら良くなるだろうという行動に
    根拠を示してくれるから、納得できる。
    中野先生は例えを出して説明してくださるので
    話を聞いていてもわかりやすい。
    聞いている相手に寄り添うお人柄は、こういう
    思考からきているんだなとさらに尊敬の念を
    抱きました。

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    2024年11月17日
  • 人は、なぜさみしさに苦しむのか?

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    「さみしい」という感情は主観的で、人と比較するのは難しい。
    私自身は、わりと一人でも平気なタイプなのだけど、身近にさみしさで苦しんでいる人がいたので、この本を手に取った。
    著者が言うように、なぜ人はさみしさを感じるのか、というメカニズムを知識としてもっておくのは、自分の感情を客観的に見る助けになるだろう。
    また、「こういう時に、自分はさみしさを感じる人間なんだなぁ」と意識することは、「大人になる=自分という人間を知る」ことにつながる。
    自分という人間を深く知ると、いろんなことがこわくなくなる…気がする。
    「大人になる」と、ちょっと生きやすくなると思うんだなぁ。

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    2024年11月12日
  • 人は、なぜさみしさに苦しむのか?

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    孤独は苦手ではない。
    ただ、それが健康を害するとか、集団に帰属することを手放しで肯定するような論調について、納得しがたい。真意をより理解したいと思った。苦手ではないが、寂しさを感じる時はあるし、恐らく、大多数の人が同様であり、そもそも、人間は本能的に孤独を避けたがる生き物だ。食べなければ、死ぬ。その時に感じる「空腹」と、孤独に感じる「さみしさ」は通じるものがあるのではないか。

    ー そう考えると、さみしさは危険や危機を予測する防御反応であると同時に、「生き延びること」を強く欲する力の淵源でもあるといえそうです。

    この本は科学的根拠を述べる訳ではないし、孤独を完全に否定もしない。寧ろ、さみしさ

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    2024年11月10日
  • 世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた

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    世界の頭のいい人達が普段実践していることを紹介している本。
    頭がいいと呼ばれる人達も何か特別すごいことをしているわけではない。凡人にも出来るちょっとしたことを継続していくことで、人生を大きく変えることが出来るのかもしれない。

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    2024年10月27日
  • 脳の闇(新潮新書)

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    回りくどい言い方で、結局何が云いたいのやら?衝動買いを後悔しています。大人びた思春期の子供向きの本かな

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    2024年10月23日
  • 感情に振り回されないレッスン

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    中野さんや脳科学に関する本は何冊か読んでいるので新しいものはなかったけれど1ページ単位でサクサク読めるので気楽に読める良さがある。

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    2024年10月22日
  • 女らしさは誰のため?(小学館新書)

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    女らしくしないといけないという空気をいまだに感じる。ほんとに誰のためなんだろう。子供のときよりも仕事を始めてからのほうがなんなら顕著に感じる。この問題に真正面から向き合って声をあげようものなら四面楚歌を食らうだろうなと。まだまだ解決しそうにない問題だ…

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    2024年10月20日
  • 「一人で生きる」が当たり前になる社会

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    前半は興味のある話とちょっと違ってた。
    「一人の人間の中の多様性」
    自分の中に自分というものがいっぱいあると考えられる人の方が豊か。
    この考え方は好き。
    その方が相手にも多角的な側面があることを知り、寛容になれそう。

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    2024年10月14日
  • 新版 人は、なぜ他人を許せないのか?

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    人は常に何らかの集団に属しており、その集団に順応することが正義で、乱す人がいれば排除しようとする。また、その集団同士が対立する。人間社会が発展してきたのはあらゆる場で対立が起こり競争があったおかげということもできる。正義中毒はよろしいことではないけれど、人を許せないという気持ちも人間社会にとって必要なことと考えると、その性質をうまく利用できるといいなあと思った。

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    2024年10月05日
  • 新版 人は、なぜ他人を許せないのか?

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    自分にも他人にも一貫性を求めない。
    メタ認知。俯瞰で見る。ルナ振り返りの時間を。
    読まない本やいつもと違う道、いつもと違う店などにトライ✨
    女性に空気を読める人が多いのは、赤ちゃんのノンバーバルコミュニケーションを担ってるからかも?

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    2024年09月29日
  • 脳科学からみた「祈り」

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    脳はすぐには変われない。日々祈りつづけるのが大切。ダイエットと一緒で、1日では変われない。

    脳の中で記憶を司る部位である海馬は、これまでにあったことを記憶するだけでなく、「未来にやるべきこと」「将来行う行動」についての「展望的記憶」(Prospective Memory)もコントロールしています。 祈りは「未来をよい方向に変えようとする営み」ですから、私たちは祈るとき、未来に心を向けます。

    利己の幸福から利他の幸福へ。安穏を求める静的な幸福から、困難に挑戦しつづける動的な幸福へ──。脳科学の最先端は、これからの時代にふさわしい新しい幸福のありかを指し示しているのです。

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    2024年09月25日
  • サイコパス

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    サイコパスと定義される人たちが、なぜこの世からいなくならないのか。
    古代の人たちのなかでは、他人の気持ちを顧みず暴力に訴えて食べるものを勝ち取った者こそが子孫を残し、繁栄できたこと。その場合でいえば、サイコパスである方がより強い遺伝子を末代まで繋げていけたこと。
    研究が進み、サイコパスの形成には遺伝が関わっている可能性が高い場合もある。
    私にも障がいを持った子供がいるが、その時に遺伝子検査をすることを医師が申し訳なさそうに言ったのを覚えている。むしろちゃんと検査してもらって、これから育つ子がどのようになる可能性があるのかを、親として早い段階からわかっていた方が、適切な療育や周りの関わりが密にで

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    2024年09月24日