中野信子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
題目
なぜ他人を許せないのか?
人間はイングループとアウトグループとに分かれる。
イングループからすれば、
自分たちと違う思想の人間はアウトグループに属され、
その人たちを敵対する感情を持つ。
例えばサッカーの日韓戦、野球の巨人阪神、トランプ大統領の賛成派反対派と言ったように分けられる。
これは敵対をする相手に対して敵意を持ち向かう事で、
ドーパミンが多量分泌し、快楽を求めている言わば一種の麻薬的なものである。
ここで題目の『なぜ他人を許せないのか?』の一つの回答として、
許せないのではなく、敢えて許さないのである
と、自分は思った。
他人を許せないことの真相は一冊を通して解決策がないと -
Posted by ブクログ
なぜ人が生贄を探すのか?
コロナ禍に流行った(?)自粛警察。
ルールを守らない人を槍玉にあげ、日常生活でたまった鬱憤を正統的に糾弾する。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
●平和になると戦いの場(ストレスや怒りの矛先)がなくなるため、正義中毒者が増える。
⇒生贄を探し、炎上。
日本は無宗教、災害が多いため、
⇒不安定さを排除する(=生贄探し)行為に繋がる
●"世間体"という戒律
群れとして一体化しているから、個人は特定できないだろうという安心感。匿名で人格を変え、ふだん人前では言えないことを言えるTwitter
誰かをやり玉にあげることで、他者が団結し、ルールを守るた -
Posted by ブクログ
副題の「『笑ゥせぇるすまん』喪黒福造に学ぶ[人のココロの操り方]」とある通り、藤子不二雄A(安孫子素雄)氏の作品を脳科学の方面から中野さんが解説するもの。
マンガがふんだんに挿入されてるのもあり、とても読みやすかった。
喪黒福造はターゲットの望む物や状況を与えつつ、一方で必ず約束事も付け加える。ターゲットは自らの欲や怠惰から約束事を破ってしまい、自滅するというのが毎回のパターンだが、こうして解説されてるのをあらためて見ると喪黒福造は言ってることは至極まともだし、約束事も決して守れないような理不尽なことではない。けれど毎回自滅してしまうのを中野さんは人間の脳は約束や禁則をいつか破ってしまうよう -
Posted by ブクログ
結構、真面目な本だった。色々考えて胸が苦しくなってしまった。
代理母の出産について「賛否はありつつも」としながらも二人とも賛成の姿勢を示していた。確かに子どもを望んでいながら、難しい方にとってはとても希望のある話だと思う。でも、日本で今すぐに代理母出産を制度的に認めるかってなると難しい問題だなって思った。
妊娠すると精神的・身体的も不安定になるし…。出産は勿論身体へのダメージは大きいし。十月十日お腹の中で育てていれば愛着も湧くし、自分のお腹で育てた子と別れなくちゃいけなくなるってすごく辛いと思う。それを全部振り切ってお金だけで人の子どもを産もうとするのはよほどボランティア精神がないとできないと -
Posted by ブクログ
どの内容も、そんなに極端に難しいことではなく、意識すればできそうなことが多かった。だから、それを自然体でいつもやれるようにするかで違いが出るのだと思う。
私が一番面白いと思ったのは、「笑顔をふりまきながらも、主張は押し通す」というしなやかさの話。聞き上手、ほめ上手になって、相手をいい気分にさせて、周囲が自分に合わせてくれているという状況を作り出す。そのためには、自分が得意なものが何なのかをよく知り、自分の苦手なことはやらない、ということを徹底する必要があるとのことだ。
確かに、誰かを頼れば、頼られた人は少し嬉しくなる。日頃からしっかり話を聞いてもらっていて信頼関係ができているなら、もっとそ -