中野信子のレビュー一覧

  • 人は、なぜ他人を許せないのか?

    Posted by ブクログ

    他人を否定してしまうこと、自分が正しいと思っていること、それらは人間の本能で働いている。
    こういった現象が老いとともに脳が衰え、より強くなるということが科学的に判明している。
    このことを理解し、自分を客観的に見るメタ認知を行うことや、「いつも」の行動から逸脱したことを心掛けることで脳の衰えを遅くすることができる。

    0
    2025年11月14日
  • 脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体

    Posted by ブクログ

    ずっと興味があってやっと読めた。
    脳科学分野でいう「報酬系」のお話。

    最近新書本が好き。
    まだまだ気になる本や積読本もあるから、少しずつ消化していこう。

    0
    2025年11月07日
  • 生贄探し 暴走する脳

    Posted by ブクログ

    正義感を振りかざして他人を生贄にしようとする。
    文章になると大げさな表現だけど、誰でも思い当たることだと思う。

    ヤマザキマリさんの旦那さんの言葉「困ったり苦しんでいる人を、純粋な慈愛をもって助けてあげることができるかどうか、そういう人間がどれだけいるかどうかが人類の文明の尺度になると思う」。これはぶれない正義にも繋がる。
    同じ頃、朝ドラあんぱんで、やなせたかし先生も同じように考え、正義の味方アンパンマンが生まれたと知った。
    自分と違う人のことを想像して、他人を理解しようとするところから始めないと、現代の魔女狩りの犠牲になるのは自分や家族かもしれない…

    0
    2025年11月07日
  • 「嫌いっ!」の運用(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    他者や自分のことを嫌う傾向にある人におすすめ。

    【概要】
    ●「嫌い」という感情の紹介
    ●「嫌い」なこととの向き合い方
     嫌いな人、家族、自分

    【感想】
    ●前半は、嫌いな人やものを無理に好きになる必要はない、と説明しつつ、後半では、そうは言っても無理をしてでも嫌いなことをやったほうがよい場合もある、と「嫌い」という感情への対応を幅広に取り上げて説明している。
    ●読む人にとっては「どっちなの?」とブレを感じる思う人もいるだろう。その点が本来の著者らしからぬ出来栄えのように思える。
    ●自分には後者の内容が役に立った。「嫌い」なものは何をしてもその感情を排除することはできない、これまでの経験からそう言える。そのストレスをどれだけ和らげることができるか、これがポイントになるのだろう。

    0
    2025年11月02日
  • キレる!(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    本気の転職 パーフェクトガイド 森本千賀子
    人を動かす心理 神岡真司

    嫌われる勇気 岸見一朗


    [得するキレ方]
    瞬間湯沸かし器のように沸騰して即座にキレる。我慢に我慢を重ねた末に堪忍袋の緒が切れるのは損するキレ方。
    自分の感情を素直に受け止めて(頭にきたと思った時〕できるだけストレスが小さくなるようなキレ方、伝えたいことを伝えたいタイミングで、過不足ない熱量で表現できる!

    [怒ってもキレずに我慢している人]
    いいカモ 心の素晴らしい人ではない

    「自分に対して不当なことを言ってくるのはおかしい」と、キレる気持ちを持てるかどうか。

    [ノルアドレナリン]

    [相手に踏み込まれたくない領域をきちんと示す]
    「こいつにはちょっと言いにくいな」と思わせることのできる人。「私、呼び捨てにされるのが嫌いなんですよね」
    眼力を使ってじっと冷静に目を見つめるのもいい。「怒鳴らないでもらいたい」という。

    相手の行為に不快感を表す。

    0
    2025年10月28日
  • 女らしさは誰のため?(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    女性だけではなく、他人からの「こうあるべき」に歯がゆい思いをしている人に読んで欲しい1冊。

    女性として扱われることの具体例は、自分自身も体験したものが多く、めちゃくちゃ頷いた。

    社会にはいまだにジェンダーや年齢でジャッジされたり、役割や価値観を押し付けられることがある。

    そんな時にモヤっとして、気にする自分が悪いのかなと思っていたが、社会のバグのせいとは!

    社会や他人から支配されないように、自分がどうしたいかを優先すること、越権してくる相手をちゃんと拒んでいこうと思った。

    個人的には、ジェーン・スーさんの模索しながら色々チャレンジしている姿にとっても好感を持ったので、他の著書も読んでみたい。

    0
    2025年10月16日
  • 新版 人は、なぜ他人を許せないのか?

    Posted by ブクログ

    タイトルの話題は、残り1/4か1/5か、という感じで、
    前半読んでる間は内容薄いなぁ…と正直萎えていました。

    自集団と他集団の話は、この本で初めて触れるものだったので面白かったです。

    この世のこととかにひとつの正解がない、考え続けるという感じのことは自分も思っていることなので同意できますが、本として出すにあたりそれってどうなのか?とは著者が意図しているからといってモヤッとしました。
    読む時に構えたいので、最後じゃなくて最初にそういうことは書いても良いかも、と自分は思いました。

    この本を手に取るような人は「メタ認知」できている、というのは手前味噌になるかもですがそうかも、と思います。
    が、苦しいのはメタ認知もなく周りに感情を発散する人たちがいるからなので、その人達にこの本の内容が届かないと……他人の感情のオーラに晒され続けるなぁと少しモヤッと。

    でも、概ねこれまで自分がやってきたスタンス(どうでもいい)で良いみたいなので、たまにこういう本を読んで軌道修正しつつ今の方向性で頑張って生きていこうと思いました。

    0
    2025年10月16日
  • 咒(まじない)の脳科学

    Posted by ブクログ

    中野信子さんの話は面白いし、彼女のラジオも楽しく聴いているが、どうも著書との相性は悪い。だから何?と毎回思ってしまう。タイトルとリンクしていないといつも思うのは私だけか?

    0
    2025年10月16日
  • サイコパス

    Posted by ブクログ

    テレビやラジオでお話されている中野先生が好きなので、読んでみた。「なんでこの人こんなにひどい/雑な言動するんだろう」と思うような人について、単にそのシチュエーションにおける対応に慣れていなかったり、配慮がないだけで、慣れや周囲の指摘により多少なりや改善すると思っていたが、ある種脳の反応が違うため、治るとかよくなるとかいう話ではないのだなと、腑に落ちる部分があった(実際彼・彼女らは指摘などがあっても変わらない)。本書の中には、”サイコパス”の例として複数の連続殺人犯の話がでてくるが、脳の働きや反応に関する観点からその特性が抽象化されるように書かれているので、遠い人のエピソードとしてだけでなく、その要素を持ってそうな身近な人を思い浮かべながら読むことができた。書き方や例の多さがあり読みやすかったが、結論にいたる根拠が少ない感じがして、少し物足りなさがあった。そんなにじっくり気張らずに、さらっとサイコパスの特性を知るのによかった。

    0
    2025年10月15日
  • サイコパス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    サイコパスの心理・脳科学的特徴をわかりやすく紹介しており、興味深かった。特に「共感性は低いが他者の心理を読むのが得意」という指摘にはゾッとした。
    一方で、隣人や同僚がサイコパスだった場合の具体的な対処法も知りたかった。続編に期待したい一冊。

    0
    2025年10月15日
  • 新版 人は、なぜ他人を許せないのか?

    Posted by ブクログ

    脳科学だけでなく、歴史的背景、地政学、自然災害の多い地理的環境、社会心理学などから、日本人特有の社会性や正義中毒に陥りやすい特徴を述べていて面白かった。

    とくに「フランス人と日本人の議論の違い」は興味深かった。
    日本人ってホント特殊な民族だな…と、しみじみ思った。
    こんな国民性のままで、これからの日本の問題(未曾有の少子高齢社会、移民問題など)に立ち向かえるのか不安がよぎった。

    正義中毒=異なる考えを排除、攻撃。
    昨今は「多様性」という言葉が流行っているけど、正義中毒に陥りやすい日本人は、他者を受け入れながら多様性の社会をつくっていけるのかな…?

    脳科学の話でいうと、「前頭前野の成熟と老化」の話は勉強になった。

    0
    2025年10月14日
  • ペルソナ 脳に潜む闇

    Posted by ブクログ

    アトラス社のゲームかサスペンス映画のタイトルが連想されるけど自伝。女性云々が多いきらいもあるがこの方の生年から昭和の理不尽が察せられる。

    0
    2025年10月11日
  • 咒(まじない)の脳科学

    Posted by ブクログ

    健康的な楽しみを見つけよう。地味でゆっくりを味わおう。
    フラクタルな世界は生まれ直し続けている。願いを口にすることで自分の好きな世界に変えてしまおう。生きていることに正直飽きているが、寿命が来るまで遊んで過ごそう。

    0
    2025年10月08日
  • 脳の闇(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    人の脳は考えないようにできている。だから簡単に信用させることもできる。
    メタ認知の大切さ
    女性、見た目の良さは専門性には有効だが管理職としては不利になる
    法華経 化城の例え 方便の使い方
    ほとんどの人間は聞きたいことしか聞かない
    何を聞きたいと察するか
    存在論的な不安は死によって解消される。しかし、生きていることで感じられるちょっとした幸福の連鎖こそが生きる意味かもしれない

    0
    2025年10月12日
  • ゾンビ化する社会 生きづらい時代をサバイブする

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    幸せの定義について考えさせられた本。
    今までは自分の中で「幸福=たくさんの選択肢を持てている状態」としていた。例えば、貧しくてそれしか食べられない人と、あらゆる選択肢の中から食べたくてそれを食べている人、後者の方が幸福度が高い,子供を作るか否か,マイホームを持てるか等選択肢が広がるから結婚もした。
    作中の“わたしたち人間には、「飽きる」という感覚がありますよね。どんなに満足していても、目新しいことがないと、もうそれは苦痛でしかないんです。例えば、食うに困らず、愛する人と一緒にいて、子どもにも恵まれて、何不自由ない暮らしをし、誰と比べても自分のほうが圧倒的優位です。•・・・・それで本当に幸せですかね?”“我々人間の幸せの感じ方というのは、「差分」なんです。いや、「微分」といったほうがいいかな。要は「傾き」なので、その傾きがフラットだと、幸せゼロ。”がとても印象的。

    「自由だけど不安定」「退屈だけど安定」の両立はやはり難しいのかなと。

    “「波風立たない幸せ」より「波乱万丈の地獄」のほうがいい、という人は一定数いるんですよね”

    0
    2025年09月18日
  • 世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた

    Posted by ブクログ

    頭の良い中野先生が、これまで会ったこの人は凄いなと感じた人についてあれこれとその良さは何なのかを考察して話してくれる。

    0
    2025年09月17日
  • 咒(まじない)の脳科学

    Posted by ブクログ

    んー、途中は退屈でした。

    ルッキズムとか、容姿がよい方ではなかった者からすると、当たり前に感じてることばかり。え、それで何?
    そんな社会を潜り抜けて生きてきた者からすると、読んでいてあまり楽しく感じられなかった。

    という、人間社会のいろいろな面を突き付けられる本でした。

    0
    2025年09月15日
  • 人は、なぜ他人を許せないのか?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    そもそも脳の構造として他人を罰することは快楽になるドーパミンが発生する。
    逆に相手を許せない自分を許せない自己矛盾も抱える。

    【日本における正義】
    ・正義は国により異なる。
     欧州のように人や文化が往来してきた国では、対等な人として意見を議論させてきた。
    →一方日本は単一民族であるからこそ、和を乱す事を極端に避ける文化があり、「優秀な愚か者」の国と言える。

    【なぜ人は他人を許せないのか】
    ★結論をいえば、脳の構造がそうだから
    ・脳のドーパミン受容体により異なるものの、基本的には安心安全な現状維持を好むもの。
    →よってリベラルは保守に勝つ事が難しい。
    ★他人を受け入れるのは、前頭葉の一部が発達する25〜30歳でなければ難しく、また衰えも早い。

    ★脳は白黒ハッキリつけたがる
    ・物事の良し悪しをハッキリさせることは、脳の省力化に繋がる(逆に言えば、脳がズルをしている)
    →しかも、相手を罰すればドーパミンが出て一石二鳥!

    ★イングループバイアス
    自分が所属する集団に好意的・協力的になること。
    →逆に所属するしない集団に非協力的になることも。
    →外集団からの批判を攻撃と見做して、内集団の結束を高めることもできる。

    ※「一貫性の原理」の罠
    人間は今までの自分と同じように振る舞わなければならないという「根拠なき思い込み」に無意識に縛られる。
    →★人間自身、本当は一貫した生き物ではない。
     →矛盾を抱え、自己嫌悪するくらいなら割り切ろう。

    【正義中毒への対処法】
    ★まず、自分が中毒状態にあるかを把握する。
    →どのような場面で怒りを感じるか列挙しておく?
     →気づいたらひと呼吸置く。
     →他人に構えるだけの余裕があると理解する。
    ★自己批判は不要。そもそもヒトはそういう生き物。
     →「自分にはこの傾向があるから、今後こうしよう」という肯定的な反応をする。

    ★新しいこと良さを知る。チャレンジをする。
    →「昔は良かった」は脳が衰えてきたサイン。

    【正義中毒からの開放】
    ・正義中毒からの開放においては、30歳前後をピークとする前頭前野の成長が不可欠。
    →それには相応の刺激が重要であり、また衰退も早いことからも成長・老化防止のためのトレーニングが必要。

    (脳を老けさせないトレーニング)
    ①新しい体験をする
     道、店、食べ物、本などなんでもOK!
     ※マインドフルネスもメタ認知に繋がる
    ②不安定・過酷な環境に身を置く
     安定した環境では「維持」が目的となってしまう。
      ※致命的でない失敗をどれだけできるか?
    ③安易にレッテル貼りしない
     →「自分の偏見(判断)だけどね」を口癖に?
    ④余裕を大切にする
     理性的になるにはそもそも余裕が必要。
     →時間、睡眠、心身の余裕、選択のメリハリなど
      ※通勤時間は短いほど良い

    (生活習慣)
    ①食事:オメガ3脂肪酸を積極的に摂る
     →前頭前野の髄鞘化に欠かせない!
    ②睡眠 :✗睡眠不足、スキマ時間に昼寝を
     →年を取るとメラトニンの分解が効率的にできる
     →元となるセロトニンを増やすため日光浴や運動を!
    ③考え方(メタ認知)
     ★まずは「人を許せない、馬鹿にする自分や他者はヒトという構造上仕方ない」と認める!
     ★自分も他人も一貫性はない。
     ★結局人間は不完全で、永遠に完成することはない。
      →遺伝的要因よりも、実は環境要因の方が大きい。
      →白黒ハッキリつけず多くの人と共存。
       →★答えよりも他人と思考するプロセスが大事。
     ★その人にあまり関心がない人が、スキャンダル等あった瞬間に憎悪を向けるのは正義中毒の典型!!
      →「どうでもいい」が他人との最適な距離?

    0
    2025年10月20日
  • ゾンビ化する社会 生きづらい時代をサバイブする

    Posted by ブクログ

     本書は様々な知識の豊富な二人が、ゾンビというテーマから派生して各々の「こうなんじゃないか」という推論を披露しあう。
     正直対談の内容自体は専門的な詳細を省いている風があり、結論もそこまで真新しいものではない。しかし、対談のテーマを批判的に考えながら読んでみるとそこそこ面白く読めた。
     知的な会話のキャッチボールを楽しむ、「ゆる言語学ラジオ」のような学問系ポッドキャストが好きな人にはおすすめできる。

    0
    2025年09月10日
  • 脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体

    Posted by ブクログ

    正直、既知の情報が多く、その羅列感もあり、話題になったほどの内容は無かったように思います。各種麻薬の材料の違いくらいでしょうか。実験の解説も少し冗長かなぁ。10年前の著作なので、割り引かないといけませんが。

    0
    2025年09月07日