中野信子のレビュー一覧
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ペルソナという言葉は仕事上でこの1年半くらいの中で始めて聞いた言葉たった。人物像の背景などを想定して掘り下げて見たもの?といった意味だろうか。本書では著者本人のペルソナを自己分析しながら綴るエッセイのような流れになっている。
著者の名前は何となく聞いたことがあり、テレビで見かけたこともあるかも。「ホンマでっか!?TV」に出演したときのエピソードも語られている。本人曰くは東大卒で、世間一般で言われる「女子らしさ」がなく、幼少の頃から変わった子供だったと分析している。家庭環境も何となく影響しているような所もありそう。
自分を客観視しながら、世間の望む風潮に反発し、自己を保とうと静かにはっきりと -
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行動経済学につながるような内容で、脳科学的知見から運がいいと言われている人に相通ずるような行動特性に触れる内容。以下、備忘の意もこめて、目次を転記。
- 運のいい人は世界の中心に自分をすえる
- 運のいい人はいまの自分を生かす
- 運のいい人は自分を大切に扱う
- 運のいい人は自分なりの「しあわせのものさし」をもつ
- 運のいい人は常識よりも自分を上に置く
- 運のいい人はいい加減に生きる
- 運のいい人は自分の好みを大事にする
- 運のいい人は「おもしろそうかどうか」で決める
- 運のいい人は「〇〇ちゃん、大好き!」と自分に言う
- 運のいい人は「自分は運がいい」と決め込む
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人間の行動について、脳科学とエッセイを織り交ぜたような本。女性として生きて行く上で経験した偏見や苦労には共感する部分もあったが、文章の節々にプライドの高さが見え隠れするので、苦手な人は苦手かもしれない。
特に印象に残ったのは、ルールから逸脱した存在を徹底的に叩くという風潮は、集団としての防御反応だという指摘。これは特にネット社会で同じ「正義」を持つ仲間と出会い集団意識が芽生えてから制裁に加担するまでのスピードが一瞬である現代において、より顕著に見られる現象だと思った。同時に、道徳的な正義を絶対的なものとして疑うこともなく、この人は制裁を受けて当然、と思いながら画面をスクロールすることもあるな -
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ネタバレ会社を辞めた友人に会いにバンコクに行き、おうちに伺った際、「そこの本棚の本、読みたいのあったらお好きにどうぞ」と言われ、
旅先でもあったので嵩張らずにすぐ読めそうなものを、ともらってきた一冊。
本当は帰りの飛行機とかで読みたかったのですが、なんやかんやで積読になり、5年越し?に手に取りました。
以下、印象的だったところ。
・相手を議論で打ち負かさなくてもいい。ただ、相手の言うことにしっかりと耳を傾けながらも、笑顔を絶やさず、自分の主張は曲げない。(中略)それだけで、あなたのペースに巻き込まれて味方になってくれる人が倍増します。(P38)
・まずは、相手をすっかりいい気分にさせて、自分の言うこ -
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TVでよく見る中野先生のエッセイ。
とても頭のいい方なんだということがあふれ出ている文章で、ちょっと難しい感じもしました。
でも、全体的に怒っているし愚痴もあって、そういうところがなんだか私たちと一緒じゃん!と思えたりもします。
親子関係がやや難しかったのかな・・・?と感じさせる部分がありましたが、具体的な話はなかったのでもう少しその辺りを読みたかったなと思いました。(でもご両親が健在だと、きっと書きにくいですよね...。)
ちょうど中盤あたりの「溺れる人は静かに沈んでいく」「ネガティブ思考には独特の中毒性がある」というところは以降はとても面白く、一気読みしました。 -
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「我こそは正義だ」と確信した瞬間、人は簡単に正義中毒に陥る。この本は、その“脳の仕組み”を静かに解きほぐしながら、なぜ私たちは他人を許せなくなるのかを、科学の視点から照らしてくれる。
怒りや不満が湧くとき、そこには必ず脳のクセがある。そのクセを知ることは、自己防衛ではなく、自分の人生と社会全体にとってのプラスになるという指摘が印象的だった。
多様性を狭めた集団は短期的には成功するが、進化の歴史では滅びていく──この視点は、正しさを振りかざしたくなる衝動に静かなブレーキをかけてくれる。
そして鍵となるのはメタ認知。怒りが湧いた瞬間に一呼吸置き、「今、自分は正義中毒の症状が強くなっている」と -
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何か読んだことあるものも混ざってるような…と思ったら、週刊文春WOMANに連載されてるらしい。そんな雑誌読んだかな?読んだんだろうな。
中野先生はけっこう前にテレビでよく見てた頃は、空気を読むよりズバッと言う印象だったけど、今回は忖度というか相談者の気分を良くすることを目的に言ってるのかなと思う返答が多かった。特に有名人相手のは。
もちろんためになることもあって、個人的にはここらへん。
・失敗するシーンを見られない→共感性羞恥、サイコパスの反対。社会不安障害が起きやすい。
・シャーデンフロイデ→相手の失敗を喜ぶ感情。正義中毒もこれ。
・ネズミのユートピア実験→理想的な環境下では少子化が進み