中野信子のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
運がいいとはどういうことか、科学的にやさしく教えてくれます。
愛情を持って子どもを育てた経験が、記憶と学習の能力を高めるという研究結果もあると知って、すこし救われた気持ちになりました。別のとある本で、育児で自己成長しようなんて甘い!仕事をせい!みたいな叱咤を受けたばかりだったので(笑)
体感としては育児において私はなんてポンコツなんだ…と思う日々ですが、これまでの人生で触れなかった数々の初めましてのスキルや知識は確実に身についているわけで、記憶と学習の能力は高められている…?のかも…?
あと、気の持ちようって本当大事ですね。
プラシーボが効く人間だと自認しているので、逆に利用してやる手もあ -
Posted by ブクログ
解決策を期待して読むと肩すかしをくらいそうだけど、他人を許せない構造に【正義中毒】がありそうだ。
私はちゃんとしてるのあの人はちゃんとしてない!といった気持ち。
日本が先進国として成熟してきたのも理由の1つかもしれない。
それまで集団で何かを成し遂げる形だったのが個人で成し遂げる形が増えてきた。
老化により前頭前野の動きが衰えると、新しいものを受け入れにくくなる。(リベラルと保守の食い違い)
じゃあ、何をすればいいのか?
日常的に合理的思考、客観的思考ができるようなクセをつけておく。
他人に一貫性を求めること自体をやめる。
これにつきる。 -
Posted by ブクログ
「人間の厄介さを知っていますか」という帯の問いに惹かれて購入した本。著者のエッセイのような側面もあるのだが、それが逆に中身の説得力を増している。例えば「私の内面は、空洞だ。生そのものが、ゆるやかだが完全な自殺のプロセスであるかのように思える」「不安感情は、本当は存在しないこの地獄を、脳の中に構築してしまう。私はいまもずっと、それに悩まされている」など、赤裸々な独白がところどころにあり、知識だけをキレイにまとめた本よりずっと信用できる。前半の3つの章の「承認欲求と不安」「脳は、自由を奪う」「正義中毒」は特に考えさせられる内容だった。人間はこれほどまでに複雑な脳を持ってしまっているのだから、逆に複
-
Posted by ブクログ
“人間の厄介さを知っていますか。”
という帯に書かれた一文に惹かれて手に取った。
まさに自分の性格や思考ってやっかいだなぁと思ってたから、何か手がかり的なものを求めていたのかもしれない。
中野さんの言葉は、丁寧で配慮しつつもズバッと痛いとこついてくる感じで読んでいて気持ちがよかった。
専門用語や、私には難しい言い回しなどがある一方で、“私はこう思う“、“私は嫌い”のような感情が見え隠れするところが好きなのかもしれないと感じた。
内容的には、脳の仕組みを様々な社会事例や体験談などと絡めて説明されていて、知れば知るほど“脳ってやっかいだなぁ”って思った。
脳がサボりたがる臓器だということは、どこか -
Posted by ブクログ
似通った護摩木が結構なボリュームで積み上げられている様子は中々に衝撃的で 意味さえ同じであればどのような言語音でも同じ効果があると考えるのは現代人の持つパラダイム(規範)の誤謬であるかもしれず この世に生を受けるという事は、不完全情報ゲームの中に強制的に参加させられるという事だ。私達は、一瞬先に何が起きるかさえ完全にクリアに予測する事は出来ない。 ハイチの首都ポルトープランスで 「認知は結果に影響する」という研究もある 巷間言われがちな事に 人間は高度に社会的な生物である。ほぼ何時も、誰かをアイコンとしてその人を多くの問題の元凶と見做し、或いは日々の不満や鬱憤を転嫁してそのアイコンを責め立てる
-