中野信子のレビュー一覧

  • エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術

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    コミュニケーションが何となくおぼつかない(ことはないのかもしれないが、どうしても完璧になれない)私が求めた「エレガントな毒の吐き方」は、やむを得ない事情で中野信子さんの講演会に行けなかった不満を解消してくれる1冊だった。
    京都人をリスペクトしすぎていて少し壁を感じたが、エレガントさは相手に棘を刺すことを目的にしていないことを学べただけでも私にとっては大きな一歩だ。
    とは言っても、次の日に打ってつけの戦場があったにも関わらず、やっぱりエレガントに毒を吐くこともダイレクトに毒を吐くこともできずに盛大に泣き酒をかましていたので、エレガントは1日では身につかないことを体感した。

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    2025年09月27日
  • エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術

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    効率化、時短のためや自分にストレスため込まないために、ストレートに物を言う事が多かったが、この本読んで、ユーモアのある、含意のあるハイコンテクストな表現も、自分のメンタルを維持しながら実行可能な事が分かった。ただ、それなりの訓練や頭の回転の速さが必要そうで、簡単には取り入れにくいが、著者内のシーン別回答例を覚えて、少しずつ取り入れていこうかと思いました。

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    2025年09月22日
  • ゾンビ化する社会 生きづらい時代をサバイブする

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    ネタバレ

    幸せの定義について考えさせられた本。
    今までは自分の中で「幸福=たくさんの選択肢を持てている状態」としていた。例えば、貧しくてそれしか食べられない人と、あらゆる選択肢の中から食べたくてそれを食べている人、後者の方が幸福度が高い,子供を作るか否か,マイホームを持てるか等選択肢が広がるから結婚もした。
    作中の“わたしたち人間には、「飽きる」という感覚がありますよね。どんなに満足していても、目新しいことがないと、もうそれは苦痛でしかないんです。例えば、食うに困らず、愛する人と一緒にいて、子どもにも恵まれて、何不自由ない暮らしをし、誰と比べても自分のほうが圧倒的優位です。•・・・・それで本当に幸せです

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    2025年09月18日
  • 世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた

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    頭の良い中野先生が、これまで会ったこの人は凄いなと感じた人についてあれこれとその良さは何なのかを考察して話してくれる。

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    2025年09月17日
  • エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術

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    店頭で気になって購入。もともと知らないうちに我慢してることが多いようで、自分の気持ちを上手に伝える方法を知りたいなと思っていました。ただ、読み進めるうちに、自分の求める内容はあまり書いてないなと感じるように。言い方の問題はあるかもしれないけど、やはり自分の気持ちを大切にして、伝える意思が何より大事だなと当たり前のことに気づきました。京都人?のコミュニケーション方法はたまに使ってみたいと思いました。

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    2025年09月16日
  • 咒(まじない)の脳科学

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    んー、途中は退屈でした。

    ルッキズムとか、容姿がよい方ではなかった者からすると、当たり前に感じてることばかり。え、それで何?
    そんな社会を潜り抜けて生きてきた者からすると、読んでいてあまり楽しく感じられなかった。

    という、人間社会のいろいろな面を突き付けられる本でした。

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    2025年09月15日
  • 新版 科学がつきとめた「運のいい人」

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    チャンスが来た時のために準備する
    いいことも悪いことも起きるものと理解して途中で降りない
    運がいいと声に出して言う習慣をつける
    目標を紙に書いて頻繁に眺める

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    2025年09月12日
  • 人は、なぜ他人を許せないのか?

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    ネタバレ

    そもそも脳の構造として他人を罰することは快楽になるドーパミンが発生する。
    逆に相手を許せない自分を許せない自己矛盾も抱える。

    【日本における正義】
    ・正義は国により異なる。
     欧州のように人や文化が往来してきた国では、対等な人として意見を議論させてきた。
    →一方日本は単一民族であるからこそ、和を乱す事を極端に避ける文化があり、「優秀な愚か者」の国と言える。

    【なぜ人は他人を許せないのか】
    ★結論をいえば、脳の構造がそうだから
    ・脳のドーパミン受容体により異なるものの、基本的には安心安全な現状維持を好むもの。
    →よってリベラルは保守に勝つ事が難しい。
    ★他人を受け入れるのは、前頭葉の一部が発

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    2025年10月20日
  • ゾンビ化する社会 生きづらい時代をサバイブする

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     本書は様々な知識の豊富な二人が、ゾンビというテーマから派生して各々の「こうなんじゃないか」という推論を披露しあう。
     正直対談の内容自体は専門的な詳細を省いている風があり、結論もそこまで真新しいものではない。しかし、対談のテーマを批判的に考えながら読んでみるとそこそこ面白く読めた。
     知的な会話のキャッチボールを楽しむ、「ゆる言語学ラジオ」のような学問系ポッドキャストが好きな人にはおすすめできる。

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    2025年09月10日
  • 脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体

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    正直、既知の情報が多く、その羅列感もあり、話題になったほどの内容は無かったように思います。各種麻薬の材料の違いくらいでしょうか。実験の解説も少し冗長かなぁ。10年前の著作なので、割り引かないといけませんが。

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    2025年09月07日
  • エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術

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    自分のせいだったり、相手のせいだったりで乱暴なのとを言ってしまうことあります。あとから反省、後悔したりして。そうゆう時に参考になる話しでした。中野さんって、テレビでのコメントが優しいですよね。

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    2025年09月01日
  • 女らしさは誰のため?(小学館新書)

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    ハイスペックな男性は裁量権があって、一方的にこちらを支配したいだけだろうから、苦手である。40歳は不惑だと言われるが、道徳的ということではなく、たんにドーパミンの分泌が減り、扱いづらい感情が落ちついてくるということでは。学習能力と記憶力はトレードオフで、一般的には記憶力がいい人のほうが、新しい環境に適応しにくく、過去の成功体験などこれまでの記憶を忘れる能力が学習にとって重要である。等々、なるほどと思うことが多くあった。

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    2025年08月31日
  • 新版 科学がつきとめた「運のいい人」

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    運をよくしたいのであれば自分自身を大切に扱うことから始めるべき。「自分で自分を好きになれるように、自分に心を配る」ことから始めるべき。

    他人の尺度ではなく、自分の尺度で行動する。他人がどう思うかではない。

    何かを選択し、行動する際は、正しいかどうかよりもおもしろさで判断したことのほうがやる気をもって実施できる。また、あえて少しリスクのあるほうを選んでみる。そのほうが夢中になれるうえ、脳が喜び、結果もよいものになる確率が上がる。

    運がいいと思っている人は努力の余地がある。反省し、次への努力につながるからである。一方で運が悪い人は上手くいかないことを「運が悪いからだ。」で片づけてしまう

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    2025年08月26日
  • エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術

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    京都は長らく日本の都であり、人が集まる誘引力のある地だった。戦乱などをもたらす人も含まれ、次に誰が権力を持つかも分からない。だからどこにも敵を作らず、誰とも仲良くし過ぎないというのは生き延びていく上で基本だった。

    立ち位置が変化した時に、切らずに曖昧な形で塩漬けしておいた相手との関係を復活させ、良好な関係としてコストもリスクも最小限に抑えた形で再構築できるのがこのコミュニケーションの大きな強み。

    島田久仁彦さん
    ・交渉ごとというのは相手の言葉や言い回しをなるべく使う
    ・相手から聞かれるまで自分の意見を言わない
    ・できるだけ相手に負けたと思わせないようにする
    ・論破は最悪の手

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    2025年08月27日
  • 世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた

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    タイトルが面白そうだったので読みました。

    すでにあまり内容の記憶がありませんが、「アサーション・トレーニング」というものの存在を知り、それは記憶に残りました。

    アサーショントレーニングとは、「自分の意見を冷静に伝え、かつ相手の立場を考慮したコミュニケーション」のことです。

    自分の言いたいことばかりを言ってしまうことは誰しも経験があると思いますが、できる限り相手のことも配慮した発言をしていきたいと思いました。

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    2025年08月20日
  • ゾンビ化する社会 生きづらい時代をサバイブする

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    ★ゾンビ学は人間学

    著書は"ゾンビ"をテーマに現代社会を見つめ直す切っ掛けとなる内容です。
    "ゾンビ学"と聞き慣れない単語から始まりますが、ゾンビに共通している現代社会の闇がいくつもあることに気付かされます。
    惜しむは対談形式で最後まで続くので、「まとめ」がない点ですね。

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    2025年08月20日
  • 悩脳(のうのう)と生きる 脳科学で答える人生相談

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    すごく面白い本だった。のだけどとても残念だったのは、p89南果歩さんの相談回で、問いとなっているタイトルの答えが書かれずに終わっていること。「分かる!」と思う問いだったから、すごく残念!だった。いつかどこかでこの問いに対する中野信子さんの答えを聞きたいです。

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    2025年08月16日
  • 女らしさは誰のため?(小学館新書)

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    読後、もっと自由に生きてもいいかも、生きづらさを社会のせいにしてもいいかも、って爽快感を抱いた。

    ・仕事の出来ない女性管理職がいてもいい
    ・これさえあれば幸せ(恋愛結婚、、)というものがある気がして、ふとした時に絶対的な価値観に囚われている自分に気づく

    私は容姿に恵まれたほうだから、良くも悪くも女らしさが重視される社会で生きやすさを感じてしまう。でも、自分の人生自分で生きないと後で後悔するから気をつける。

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    2025年08月13日
  • エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術

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    東京に住んでいますが、京都出身の人と東京で1人しか出会った事が無いです。この本によると、京都は閉鎖的だそうなので、京都の人はあまり東京には出て来ていないのかな…
    ちなみに、大阪、岡山、広島の人とは仕事で関わった事が沢山あります。みんなハイペースでどんどこ進むので、着いていくのが大変でしたが、 (大阪の人はボケたり突っ込んだりするし、車乗ると人格変わるし )
    最終的には皆さんいい人でした。
    本音で付き合えてましたけどね。
    京都おそろしや

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    2025年08月11日
  • 人は、なぜさみしさに苦しむのか?

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    読書は1人でするものだと思われがちだが、多くの人と繋がる行為。物語のなかに入りながらその登場人物たちと交流している。また人類は長老など、知識が豊富な存在の側にいることで生存確率をあげてきたこともあり、元々新しい知識を得ることが好きだ。

    ということが書かれていた。
    私は心に余裕が無くなると真っ先に読書が出来なくなっていたが、読書こそそういった感情を解消させる術だと知った。そもそも「寂しい」という感情は人類の本能的な生き残り戦略のため、消えることは無いとのことだ。
    これからも読書の習慣を続けて、色々な登場人物と触れ合い、色々な知識を吸収し、自分の感じる「寂しさ」と付き合っていきたい。

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    2025年08月11日