中野信子のレビュー一覧

  • シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感

    Posted by ブクログ

    妬み いやらしい感情だけれども
    人間誰しもあるものなのね、多数派なのね、と
    安心したりして。
    そしてまた、実は、愛情深いんだ、なんて。
    多数派、集団、社会的
    キーワードがつながる
    そして、このシャーデンフロイデは、人間が生きていくために必要だ、と。
    オキシトシンってこんなに人間をかえてしまうものなのか…
    などなど
    人間って、脳って、フクザツ

    0
    2025年11月18日
  • エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術

    Posted by ブクログ

    とても好きでした。普段の生活で困ったりイラッとする状況でもこの本のことを思い出して返事を考えるだけで気持ちが和らぎます。

    0
    2025年11月17日
  • 眠れない夜に、言語化の話をしよう ー脳科学者はため息を言語化し、開発者は深呼吸を可視化するー

    Posted by ブクログ

    家で読みながら何度も「面白い!」と楽しく読めました。

    ちょうど、恋愛とは???となってた時期に本屋で見つけて、「恋愛についてなんか言語化されてるかも、今求めてる感覚やヒントがあるかも!」と思い奇跡の出会いだと思いました。

    脳科学者の中野さんと、開発者の川田さんは(当然ですが)自分なんかが知らない世界を知っている人なので、知らない言葉や知識にも触れられたので、読みながら自分の部屋に窓が増え、差し込む光が部屋を照らすような感覚を経験しました。

    そういう意味で楽しくて「眠れない」本でした笑

    0
    2025年10月28日
  • キレる!(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    オーディオブックで
    3倍速で聴き流してしまったのので、実際に本を手に取って再度読みたい。

    上手にキレなくちゃ!

    以下、オーディオブックの概要から
    ↓↓↓
    「"キレる人・キレる自分"に振り回されない
    本書では、"キレる"という感情について、「なくすべきもの」とネガティブに捉えず、脳科学的に分析しながら具体的な対処法・活用法を考察していきます。
    ここ最近、高速道路での悪質なあおり運転(ロードレイジ)、児童虐待、モンスターペアレント等、怒りを抑えきれずに社会的な事件につながるケースが数多く起こっています。
    そこで、「"キレる”という感情は、人間に

    0
    2025年10月18日
  • 悩脳(のうのう)と生きる 脳科学で答える人生相談

    Posted by ブクログ

    脳科学者・中野信子さんが、一般の方や芸能人からの悩みに答えていく一冊です。単なるお悩み相談ではなく、脳科学の視点からユニークに切り込むため、思いがけない答えに出会えるのがとても興味深く感じました。また、どのような相談にも優しく、肯定的に返していく姿勢にも魅力を感じました。

    0
    2025年09月27日
  • ゾンビ化する社会 生きづらい時代をサバイブする

    Posted by ブクログ

    これは面白い!
    ゾンビというエンタメフィクションを軸に脳科学と社会学それぞれの見地から、現代社会の息苦しさを紐解きながら、幸福とは何かということを考えさせてくれる。
    対談形式であるがそれがとても楽しそうで、著者と年代が近いこともあり、一緒にテーブルについて、話に参加したくなるような本でした。
    脳は案外サボり癖があり一方で刺激を求めることは、色んな本で読んだことがあるけど、それをsns選挙活動や、炎上と絡めて考えたことは、恥ずかしながらあまりなかった。点と点が結ばれる感覚があり、本書でも取り上げられたクリスティの「春にして君と離れ」の描写と図らずもリンクしていたことが嬉しかった。
    学術書では全然

    0
    2025年09月26日
  • 新版 科学がつきとめた「運のいい人」

    Posted by ブクログ

    日々生活してきた中で、あれって科学的にそういうことだったのか!と思う内容が多々あり興味深かった!前向きになれる言葉もたくさんあり勇気づけられた。

    0
    2025年09月21日
  • 頭のよさとは何か

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    昨今の一つの考えにこだわる人々や一面からしか人を判断しない風潮だとか、違和感を言語化してもらった気がして、なんとなく靄が晴れた。また今までの自分の経歴よりもそれを得た力を振り返ることができたし、それでも尚、結果が大事なことも理解できた。
    生きることがワクワクする本だと思う。

    0
    2025年08月31日
  • 新版 人は、なぜ他人を許せないのか?

    Posted by ブクログ

    文庫版あとがきにて
    『「答えがない」からこそ「考えること」を止めない』

    新書を最近読み始めた自分には、この言葉に中野さんの言いたいことが集約されているように感じられた。

    正義中毒になってしまうことは、人間なら大なり小なりあるもの。
    何も知らないと、盲目的に自分の正義を信じるのみで、まさに終わりのない戦争状態に陥ってしまう。
    明確な対処法がなくとも、「正義中毒という状態があるのだ」と知っているだけで、ふとしたときに一歩引いて俯瞰することができる。
    それは、小さいようでとても大きな一歩ではないかと思うし、これこそが新書を読む醍醐味だと思った。

    0
    2025年08月25日
  • 人は、なぜさみしさに苦しむのか?

    Posted by ブクログ

    ネガティブに捉えがちな
    さみしさ、という感情

    「人類すべてに備わった性質、新奇探索性、
    リスクを冒してもなにかにチャレンジしようとし
    現状に満足せず、あえて厳しい環境へ
    刺激を求めるかのように飛び込んでいく。
    年齢に関係なく、もやもやしたさみしさを力に
    転換して新しいことにチャレンジするということが
    人生の局面で起こることがある」
    さみしさが、バネになり、力になり
    物事にチャレンジしたり
    物事をすすめる推進力になったりするのかも。
    周りをみると、なぜこの時期にこのチャレンジ?
    という人もいたりする。
    ○○がやりたい!世のため、自分の使命のため!
    などということもあるが
    さみしさも潜んでいる可

    0
    2025年08月15日
  • 新版 科学がつきとめた「運のいい人」

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自分で自分を大切にすると、周りからも大切にされる。
    3週間で新しい神経回路ができるので、3週間続ける。

    0
    2025年07月22日
  • 新版 科学がつきとめた「運のいい人」

    Posted by ブクログ

    運のよさは生まれつきでなく、後天的なもの。出来事の捉え方や行動を変えるだけでも運はよくなってくる。
    運をよくするために一番いいのは誰かのために祈ることであり、これは脳を「利他」に書き換える行為に他ならない。

    0
    2025年07月20日
  • 新版 科学がつきとめた「運のいい人」

    Posted by ブクログ

    "運"というスピリチュアルになりがちなテーマを筆者の専門分野である"脳科学"を軸に、運のいい人になるための方法・考え方が書かれている本。
    サイエンティフィックに物事を組み立てていくところがとても面白かったです。"運"は自分のとらえ方次第であり、考え行動し続ける事というのがとても参考になりました。早寝早起きや祈りなどで実践できる事も多いので是非読んで見てください。

    0
    2025年07月16日
  • ヒトは「いじめ」をやめられない(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いじめって、大昔人間が生き残るために必要だった本能なんだよ。食べたい、眠たいっていうのも、いじめたくなっちゃうのも、大昔から生き残るために必要だったんだよ。

    でも今は「人権」がある。人には幸せに生きる権利があって、それを侵すことは誰にもできない。だからいじめてはいけない。

    でも人の心は大昔のまま変わっていないから、どうしてもいじめたくなっちゃう。だからいじめをなくすってのは、その本能との戦いなんだよ。いじめたい心を自分の力で押しつぶさなきゃいけないんだよ。

    0
    2025年07月12日
  • 頭のよさとは何か

    Posted by ブクログ

    中野さんの本で1番好き。知性ってどう捉えるかっていう抽象的なところを掘り下げた話で、科学的なだけじゃなくてどちらかというと考え方にフォーカスした本。一回読んでみて欲しい、そっか、知性ってこういう面からも捉えられるなって自分の中の構造に影響与えられる感じ。

    0
    2025年06月29日
  • 人は、なぜさみしさに苦しむのか?

    Posted by ブクログ

    中野さんの本が大好きなのだけど、これはかなり科学的な面からも述べられていてよかった。寂しいという気持ちは消えないものだから、でもそれをどう向き合うかわかりやすく書かれていたと思う。中野さんの本の中ではベスト3に入るかな個人的に。

    0
    2025年06月29日
  • シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感

    Posted by ブクログ

    「あなたのためを思って・あなたのためだから」とか
    ある種の愛や思いやりの押し付けで、人を蹴落としたりする人間の愚かさ。
    今のSNSを眺めていて正直8割くらい不快に思うのは
    自分とは全く関係のないゴシップや騒動で
    赤の他人に意見を言ったり、罵詈雑言やを蹴落としている文字列を
    普段から眺めてしまっているからでは?とちょっと怖くなる。
    人と戦うこと、勝つこと、負けない事とかって人間の本能でもあるだろうし
    他人を引きずり下ろすことを快感とするのは
    これはもう遥か昔からのDNAの一部だと思って生きるしかないのかもしれない。

    0
    2025年06月26日
  • 不倫と正義(新潮新書)

    Posted by ブクログ

     ずいぶんと時間がかかってしまった。あらためて女性がわからないということが分かった。男と女は別の生き物なのだろう。

     わからないということがわかれば、こちらのことをわかれということも避けられる。自分がわからないのに、自分のことをわかれなどと言い募るのは幼児のすることである。

     還暦過ぎて幼児ではいられない。そういう意味で読めてよかった。いやぁ〜ホントのところわからない…まっ…いっか?

    0
    2025年06月20日
  • 努力不要論

    Posted by ブクログ

    学生の時に初めて読み、27歳になって改めて読み返してみた一冊。思えば、20歳の時の自分が今まで7年間してきた努力、留学、就活、資格勉強、仕事、筋トレ、マッチングアプリ、職場恋愛、など、どれも戦略的に行なって来たものだろうか。全くそうではないだろう。とはいえ、この年代は社会の流れに応じてある種、飲まれるがままに飲まれるなかでもがく時期であるとも言え、確固たる正解ルートが不明瞭になるこれからの年齢が、真に戦略的な努力が必要になるのではないだろうか。薩長の明治政府により生み出された努力信仰を疑い、遊び心と受け入れる心、戦略的段階的な努力を積み重ねていくために、今自分は何をすればいいだろうか。5年後に

    0
    2025年06月18日
  • 脳の闇(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    中野先生の本は3~4冊読んだことがあるけども、「脳の闇」は圧倒的切れ味。赤裸々に自分の経験を語り、脳科学の観点で我々を突き放してくれる。この清々しさ、最高の1冊。

    <メモ>
    ・迷わない人は信用できない。
    ・人間は「わからない」に耐えるのが苦手。
    ・自信のない人は、世間の基準に合わせて自分を変え、その合致するところに称賛を得ようと躍起になる。
    ・音楽は副作用のない薬。
    ・待つ時間を楽しみに変える。
    ・セロトニンの合成力は、女性は男性の3分の2。
    ・人間には一貫性は存在しない。

    0
    2025年06月17日