中野信子のレビュー一覧
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タイトルは少し大袈裟に感じたが、中身はいわゆる自己啓発書。薄い本なので1日で読み終わる。既知の内容もあったが、新鮮な学びも多く、重要な要素が端的にまとめられていて分かりやすい一冊だった。
以下、特に心に残った内容を挙げる。
・相手の話をよく聞くことから始めよう。最初はとにかく相手に喋らせること。人は誰でも、自分の話をちゃんと聞いてくれると嬉しくなるもの。
・嫌がらせをしてくる人にはアドバイスを求めよう。その人に直接その嫌がらせの内容についてアドバイスを求めてみる。人間は、常に自分が正しい立場でいたいと言う欲求を持っている。あなたに対して一度アドバイスをしてしまうと、「自分が授けた知恵を正解 -
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運は行動と考え方で掴み取ることができる。
子供は300回以上、大人は17回、70歳以上は2回しか1日の中で笑わない。もっと笑おう。
ウキウキ楽しい気持ちを持って毎日を生きよう。
自然と運が寄ってくる。
自分のためだけじゃなくて、他人のために、他人の幸せを願って行動しよう。
『ありがとう』と言われると嬉しくなるし、自分も良いことをやったっという満足感で満たされる。
ドーパミンが放出されることで脳が活性化されシナプス形成される。
報酬系ができることでまた同じことを行おうと考える。
夢を思い描いて毎日考えること、他人と生きていることを考えて生活していこうと思う。 -
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ジェーン・スー/中野信子 両氏の対談形式で綴られる「女性」テーマの本です。
2019年刊行の『女に生まれてモヤってる!』に加筆・修正したものだそうです。
実体験をもとに現実味が濃く語られるスー氏の考えと、「人間という生き物」の在り方を俯瞰で考えて語られる中野氏の考え。
両者ともに、「あるある」と頷きながらも、ユーモアや「なるほど」と思う目から鱗の考えもあり、楽しんで読み終えました。
特に印象に残ったのは、今、様々なことで悩んでいる「個人的」問題が、実はゲームのルール(=社会構造)の問題である可能性が高い、ということ。
生物学的に見た人類の在り方が変わることによって、ヒトが生殖の考えを転換さ -
Posted by ブクログ
ネタバレ孤独はひとりでいる状態を表す言葉で、さみしさは心の動きを表す言葉。
さみしさを感じる自分は心の弱い人間でもなければ、劣っている人間でもない。
人の人生のなかで、誕生から成長するにつれて、さみしいという感情がどのように湧き起こり、影響を与えていくのかが、年代をおって書いてあり面白かった。
孤独が、健康リスクを増大させる理由のひとつが
さみしさが与えるストレスの影響。
良好な関係を維持している人は、相手は自分とは違う人間であることを理解し、なにもかもすべてを共有できるわけではないことを知っている。
誰かを頼ることは、その人に対する信頼の表明であり、相手を「自分も人から頼ってもらえた」とい