中野信子のレビュー一覧
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ネタバレ【なろうと思ったこと】
①「ナマコ信子」に私もなろう。ナマコ的最小限の働き方。あとの人生、ボーナスゲームみたいなもの。ゴールは自分で設定したい。
どういう状態が自分を幸せにする?時代と自分の置かれた環境の掛け合わせで、その時々のいい感じを変化させていくのが妥当。他人の評価なんて変化するもの。物事を相対化させて考え、時代を楽しめる人間になりたい。
②満点を取るためには、スーパーウーマンに?そんなの無理ゲー、ではどうすれば?
自分の心と生活を安定させるために必要なものは何か、こればっかりは自分で考えて見極めるしかなくて、でも仕組みがわかれば肩の荷は少し軽くなる。
適切な自信を手に入れるために自分を -
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愛と憎しみは紙一重
信じる気持ちが強いほど背くものに耐えられない
好かれすぎて大変なことになった経験を思い出した…
自分の世界を壊されそうになると人は攻撃的になるのかな
大好きだからこそ自分の世界の中で大きなパーツになってて
そこが崩れることを何としても避けようとする…
宗教とかの強さもなんか納得
何かに自分の責任を擦り付けられたら楽なのは当然…
人は戦うことが元々好きらしい
生き残るためには仕方ないのは分かるし、自分も負けず嫌いな方なのでなるほどなぁと複雑な気持ち
出る杭が打たれる雰囲気の中で、名前を隠さずに自分を表現出来る人の強さを改めて尊敬する
信念を持って少数派にいる人たちに -
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★ホンマでっかTVでもお馴染みの
脳科学者・中野信子先生の努力不要論。
【内容】
・間違った努力中毒者になるな、ということ。
→努力していると自分は良いことをしているの脳が判断して、快感を生み出してしまう。
自分の頑張りが足りないせいだと思って間違った努力をし続けても何にもならない
(努力をするならば、目的に合った適切な戦略を立ててから行うべき)。
・不本意な努力を無意味に重ねても辛いだけ(日本人は遺伝子的に、真面目にやっているのに報われない、と世界一感じやすい)。
→明石家さんまさんは
「努力は報われると思う人はダメ。
努力を努力と思っている人は間違い。
好きだからやってると思わないと -
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集団の中で多様性を許容せず、異質な存在を排除しようと常に生贄を探している、それをせずにはいられない。日本は強烈にその傾向があると思う。正義を振りかざし、他者を攻撃することで喜びを得る。下品である。
日本人は他国の人間よりスパイト行動(自分が損してでも他人を貶める行動)が顕著であるそうだ。それが協調を保つための同調圧力だとしても、息苦しいことだ。皆が意識を変え、妬みを憧れに、生贄にするよりも仲良くするよう変えていけば国の様相も変わるだろうと中野氏はいう。そうなることを願わずにはいられない。
以下メモ
・正義中毒になると痛みを訴える声は、ズルをするための訴えに聞こえる。苦痛に思う想像力が働かない -
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中野信子先生の別の本を読んで、先生の考え方に引かれてこの本を読んでみました。
読みたいところから読める構成となっていました。
他の著者の書いた勉強法とか、集中力といった本に書かれていたことと共通している部分が脳科学的な根拠に基づいて平易に書かれていて、スルスルと読めました。
この本で印象に残ったことは、次の通りです。
●強運力のしつけ方
・運いい人…勝ち癖がついている人
・運の悪い人…負け癖がついている人
・勝ちやすいゲームに変えてしまう
・勝てるゲームを探す→自分を客観視する→メタ認知
・メタ認知を鍛える
①→内観日記をつけること
②→メタ認知できている人と付き合う
★何か新しい思考回 -
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ネタバレ家族との関係性、人生で最も重要なタスクですね。
・妻/夫との価値観の違いに喧嘩が絶えず、ほぼ毎日離婚を考える。
・妻を家政婦としか思っていない夫が憎い。
・長男は可愛いのに、次男を愛せない。
・社内外の人の言動は受け流せるが、家族の言動には反応し、ついキレてしまう。
・自分を見下している兄が嫌いだ。
・母親には感謝はしているが、自分の価値観を押し付けてくるのに辟易する。
・自分を絶対に認めようとしない父親が憎い。
・子供時代に親から受けた心の傷が癒えず、今も許せない。
、老いた父を大事にしたいが、身勝手な言動に怒りを抑えられず、苦しい。