中野信子のレビュー一覧
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文庫版あとがきにて
『「答えがない」からこそ「考えること」を止めない』
新書を最近読み始めた自分には、この言葉に中野さんの言いたいことが集約されているように感じられた。
正義中毒になってしまうことは、人間なら大なり小なりあるもの。
何も知らないと、盲目的に自分の正義を信じるのみで、まさに終わりのない戦争状態に陥ってしまう。
明確な対処法がなくとも、「正義中毒という状態があるのだ」と知っているだけで、ふとしたときに一歩引いて俯瞰することができる。
それは、小さいようでとても大きな一歩ではないかと思うし、これこそが新書を読む醍醐味だと思った。 -
Posted by ブクログ
ネガティブに捉えがちな
さみしさ、という感情
「人類すべてに備わった性質、新奇探索性、
リスクを冒してもなにかにチャレンジしようとし
現状に満足せず、あえて厳しい環境へ
刺激を求めるかのように飛び込んでいく。
年齢に関係なく、もやもやしたさみしさを力に
転換して新しいことにチャレンジするということが
人生の局面で起こることがある」
さみしさが、バネになり、力になり
物事にチャレンジしたり
物事をすすめる推進力になったりするのかも。
周りをみると、なぜこの時期にこのチャレンジ?
という人もいたりする。
○○がやりたい!世のため、自分の使命のため!
などということもあるが
さみしさも潜んでいる可 -
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学生の時に初めて読み、27歳になって改めて読み返してみた一冊。思えば、20歳の時の自分が今まで7年間してきた努力、留学、就活、資格勉強、仕事、筋トレ、マッチングアプリ、職場恋愛、など、どれも戦略的に行なって来たものだろうか。全くそうではないだろう。とはいえ、この年代は社会の流れに応じてある種、飲まれるがままに飲まれるなかでもがく時期であるとも言え、確固たる正解ルートが不明瞭になるこれからの年齢が、真に戦略的な努力が必要になるのではないだろうか。薩長の明治政府により生み出された努力信仰を疑い、遊び心と受け入れる心、戦略的段階的な努力を積み重ねていくために、今自分は何をすればいいだろうか。5年後に
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ネタバレ「受け身を学べば、失敗は怖くない」
この本から1番大切だと思った一節です。バイアスの含まれた言葉は、パンチ力があり、自分への攻撃力が高く、そして信憑性に欠け、時には人権侵害に近しいことを含む可能性がある。自分ができるバイアスの対処法はワンクッション挟むことではないだろうか。攻撃力が高いのならば、メガネを変え、言葉への見方を変える。信憑性に欠けるなら正確なのか調べ潰す。人権侵害に近いしことならば、反面教師にして、次世代に正しいことを伝える。
自分の脳みそは自分が思っているよりも性能が良くない。便利な現代だ。使えることは使い、自分にとってまっすぐ誠実に生きたい。 -
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よくTVで拝見する有名人。たまたま会社で講演を聞かせていただきました。
参加前に読みたかったのですが、とてもわかりやすく、脳科学への興味が深まる一冊でした。入門書のような感じかな。
・「よい祈り」をつづけると、よい方向に変わる
・祈りは惰性になりやすい
・利他行動は、脳にとって「快感」でもある
・困難を乗り越える達成感を、脳は喜ぶ
・何歳になっても、人は変われる
目次の抜粋ですが、面白そうでしょ。面白いんですよ。
『人は一人で生きているのではなく、他のすべての人と関わりをもち、支え合って生きている ー そのような考え方を突きつめていくならば、自己と他者との間に決まった境界などないことにな -
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昨今のSNSに溢れかえっている「正義中毒者」のメカニズムについて詳しく書かれていていた。
正義の盾を背に暴れ回る匿名の人間達。
根本の原因はドーパミン。気持ちよくてしょうがないのだ。
俺こそ、私こそ正義の使者。世界を正していると言わんばかりにプライベートで1ミリも関係のない第3者を叩き続ける。
より深掘りすると日本人の性質に由来してくる。
日本人はとにかく迎合する。異端者は排除する。
それは日本の地形的に自然災害が多いことが大きく関わる。災害時は協力しあう必要があるからだ。異端者は消さなくてはいけない。
そしてもう一つは、自信が属するグループ外は全て敵で排除する姿勢を持っているからだ。
違