中野信子のレビュー一覧

  • 新版 人は、なぜ他人を許せないのか?

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    文庫版あとがきにて
    『「答えがない」からこそ「考えること」を止めない』

    新書を最近読み始めた自分には、この言葉に中野さんの言いたいことが集約されているように感じられた。

    正義中毒になってしまうことは、人間なら大なり小なりあるもの。
    何も知らないと、盲目的に自分の正義を信じるのみで、まさに終わりのない戦争状態に陥ってしまう。
    明確な対処法がなくとも、「正義中毒という状態があるのだ」と知っているだけで、ふとしたときに一歩引いて俯瞰することができる。
    それは、小さいようでとても大きな一歩ではないかと思うし、これこそが新書を読む醍醐味だと思った。

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    2025年08月25日
  • 人は、なぜさみしさに苦しむのか?

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    ネガティブに捉えがちな
    さみしさ、という感情

    「人類すべてに備わった性質、新奇探索性、
    リスクを冒してもなにかにチャレンジしようとし
    現状に満足せず、あえて厳しい環境へ
    刺激を求めるかのように飛び込んでいく。
    年齢に関係なく、もやもやしたさみしさを力に
    転換して新しいことにチャレンジするということが
    人生の局面で起こることがある」
    さみしさが、バネになり、力になり
    物事にチャレンジしたり
    物事をすすめる推進力になったりするのかも。
    周りをみると、なぜこの時期にこのチャレンジ?
    という人もいたりする。
    ○○がやりたい!世のため、自分の使命のため!
    などということもあるが
    さみしさも潜んでいる可

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    2025年08月15日
  • 新版 科学がつきとめた「運のいい人」

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    ネタバレ

    自分で自分を大切にすると、周りからも大切にされる。
    3週間で新しい神経回路ができるので、3週間続ける。

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    2025年07月22日
  • 新版 科学がつきとめた「運のいい人」

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    運のよさは生まれつきでなく、後天的なもの。出来事の捉え方や行動を変えるだけでも運はよくなってくる。
    運をよくするために一番いいのは誰かのために祈ることであり、これは脳を「利他」に書き換える行為に他ならない。

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    2025年07月20日
  • ヒトは「いじめ」をやめられない(小学館新書)

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    ネタバレ

    いじめって、大昔人間が生き残るために必要だった本能なんだよ。食べたい、眠たいっていうのも、いじめたくなっちゃうのも、大昔から生き残るために必要だったんだよ。

    でも今は「人権」がある。人には幸せに生きる権利があって、それを侵すことは誰にもできない。だからいじめてはいけない。

    でも人の心は大昔のまま変わっていないから、どうしてもいじめたくなっちゃう。だからいじめをなくすってのは、その本能との戦いなんだよ。いじめたい心を自分の力で押しつぶさなきゃいけないんだよ。

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    2025年07月12日
  • 頭のよさとは何か

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    中野さんの本で1番好き。知性ってどう捉えるかっていう抽象的なところを掘り下げた話で、科学的なだけじゃなくてどちらかというと考え方にフォーカスした本。一回読んでみて欲しい、そっか、知性ってこういう面からも捉えられるなって自分の中の構造に影響与えられる感じ。

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    2025年06月29日
  • 人は、なぜさみしさに苦しむのか?

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    中野さんの本が大好きなのだけど、これはかなり科学的な面からも述べられていてよかった。寂しいという気持ちは消えないものだから、でもそれをどう向き合うかわかりやすく書かれていたと思う。中野さんの本の中ではベスト3に入るかな個人的に。

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    2025年06月29日
  • シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感

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    「あなたのためを思って・あなたのためだから」とか
    ある種の愛や思いやりの押し付けで、人を蹴落としたりする人間の愚かさ。
    今のSNSを眺めていて正直8割くらい不快に思うのは
    自分とは全く関係のないゴシップや騒動で
    赤の他人に意見を言ったり、罵詈雑言やを蹴落としている文字列を
    普段から眺めてしまっているからでは?とちょっと怖くなる。
    人と戦うこと、勝つこと、負けない事とかって人間の本能でもあるだろうし
    他人を引きずり下ろすことを快感とするのは
    これはもう遥か昔からのDNAの一部だと思って生きるしかないのかもしれない。

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    2025年06月26日
  • 不倫と正義(新潮新書)

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     ずいぶんと時間がかかってしまった。あらためて女性がわからないということが分かった。男と女は別の生き物なのだろう。

     わからないということがわかれば、こちらのことをわかれということも避けられる。自分がわからないのに、自分のことをわかれなどと言い募るのは幼児のすることである。

     還暦過ぎて幼児ではいられない。そういう意味で読めてよかった。いやぁ〜ホントのところわからない…まっ…いっか?

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    2025年06月20日
  • 努力不要論

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    学生の時に初めて読み、27歳になって改めて読み返してみた一冊。思えば、20歳の時の自分が今まで7年間してきた努力、留学、就活、資格勉強、仕事、筋トレ、マッチングアプリ、職場恋愛、など、どれも戦略的に行なって来たものだろうか。全くそうではないだろう。とはいえ、この年代は社会の流れに応じてある種、飲まれるがままに飲まれるなかでもがく時期であるとも言え、確固たる正解ルートが不明瞭になるこれからの年齢が、真に戦略的な努力が必要になるのではないだろうか。薩長の明治政府により生み出された努力信仰を疑い、遊び心と受け入れる心、戦略的段階的な努力を積み重ねていくために、今自分は何をすればいいだろうか。5年後に

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    2025年06月18日
  • 脳の闇(新潮新書)

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    中野先生の本は3~4冊読んだことがあるけども、「脳の闇」は圧倒的切れ味。赤裸々に自分の経験を語り、脳科学の観点で我々を突き放してくれる。この清々しさ、最高の1冊。

    <メモ>
    ・迷わない人は信用できない。
    ・人間は「わからない」に耐えるのが苦手。
    ・自信のない人は、世間の基準に合わせて自分を変え、その合致するところに称賛を得ようと躍起になる。
    ・音楽は副作用のない薬。
    ・待つ時間を楽しみに変える。
    ・セロトニンの合成力は、女性は男性の3分の2。
    ・人間には一貫性は存在しない。

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    2025年06月17日
  • シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感

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    シャーデンフロイデというキャッチーなテーマに惹かれて読んだがいろいろな実験の例とオキシトシンやセロトニンなど脳内分泌物についての話が面白く、戦争に突き動かされる人間についての洞察に着地する流れが見事

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    2025年06月08日
  • 新版 人は、なぜ他人を許せないのか?

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    これは全ての人に読んでほしい。この表現はされていなかったけれど、現状維持バイアスも脳の老化なのだということに驚いた。
    自分が安心できる脳の神経回路に固執して、それ以外の回路の刺激に対しての不快や恐怖や怒りを感じてしまうのが老化なのだと。
    一見すると不快に感じることを新しい発見として楽しめるように意識を変えていきたいと思った。

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    2025年05月20日
  • 「バイアス社会」を生き延びる(小学館YouthBooks)

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    ネタバレ

    「受け身を学べば、失敗は怖くない」

    この本から1番大切だと思った一節です。バイアスの含まれた言葉は、パンチ力があり、自分への攻撃力が高く、そして信憑性に欠け、時には人権侵害に近しいことを含む可能性がある。自分ができるバイアスの対処法はワンクッション挟むことではないだろうか。攻撃力が高いのならば、メガネを変え、言葉への見方を変える。信憑性に欠けるなら正確なのか調べ潰す。人権侵害に近いしことならば、反面教師にして、次世代に正しいことを伝える。

    自分の脳みそは自分が思っているよりも性能が良くない。便利な現代だ。使えることは使い、自分にとってまっすぐ誠実に生きたい。

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    2025年05月14日
  • 人は、なぜ他人を許せないのか?

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    仕事でどうしても他人に厳しくなってしまう自分をどうにかしたいと思い、いろいろ検索していたら、「正義中毒」という言葉に遭い、手に取って読んでみた。
    日本人を取り巻く歴史的な観点の話や、脳科学の観点など、いろいろな話があり、いちいち納得できた。本当に、「もっともです」という結論に至った。
    解決策はないけれど、自分なりの答えを見つけていきたいと、前向きになれた。

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    2025年05月11日
  • 同調圧力のトリセツ(小学館新書)

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    私にとっては学びが多すぎる。
    言われてみれば、同調圧力というタイトルで本が一冊かけるんだってこと自体にビックリ。

    時々遭遇してしまう事がある
    考え方の根幹を揺るがしてくるタイプの本。

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    2025年03月28日
  • 脳科学からみた「祈り」

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    よくTVで拝見する有名人。たまたま会社で講演を聞かせていただきました。
    参加前に読みたかったのですが、とてもわかりやすく、脳科学への興味が深まる一冊でした。入門書のような感じかな。

    ・「よい祈り」をつづけると、よい方向に変わる
    ・祈りは惰性になりやすい
    ・利他行動は、脳にとって「快感」でもある
    ・困難を乗り越える達成感を、脳は喜ぶ
    ・何歳になっても、人は変われる

    目次の抜粋ですが、面白そうでしょ。面白いんですよ。

    『人は一人で生きているのではなく、他のすべての人と関わりをもち、支え合って生きている ー そのような考え方を突きつめていくならば、自己と他者との間に決まった境界などないことにな

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    2025年03月17日
  • シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感

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    とても興味深く読めた。愛が深いからこそ、誰かを阻害しようという意識が生まれるというのは、実感としてわかる。得体の知れないもの、気を引きたい人がいるために、誰かを排除して内向きの結束力を高めるというのはすごくわかる。
    現代の世界的右傾化、自国ファーストな考え方もまさに、愛国心によるオキシトシンの分泌から生まれてきているのではないだろうか?
    この本の内容は、かなり幅広い場面で応用できる。この視点を忘れずに生きていきたい。

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    2025年03月10日
  • 人は、なぜさみしさに苦しむのか?

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    孤独感
    それは脳のメカニズム
    どうでもいいことであった

    本、動画、映画
    そこに関わりを持てばいい

    本当に大切な人と関わる
    いつも関わるコミュニティ以外でコミュニティを作っておく
    趣味を持てばいい
    そして、誘えばいい
    必ず共感してくれる

    人と関われば、必ずストレスになる
    人と付き合うときは、
    期待しない
    要求しない
    批判しない

    自分が楽しくなる生き方をすればいい
    所詮、家族であろうが他人である
    自分の人生に責任はとってくれない
    自分の人生には自分しか責任を取れない
    ならば、どう生きたいかを自分で決めること

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    2025年02月02日
  • 新版 人は、なぜ他人を許せないのか?

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    昨今のSNSに溢れかえっている「正義中毒者」のメカニズムについて詳しく書かれていていた。

    正義の盾を背に暴れ回る匿名の人間達。
    根本の原因はドーパミン。気持ちよくてしょうがないのだ。
    俺こそ、私こそ正義の使者。世界を正していると言わんばかりにプライベートで1ミリも関係のない第3者を叩き続ける。

    より深掘りすると日本人の性質に由来してくる。
    日本人はとにかく迎合する。異端者は排除する。
    それは日本の地形的に自然災害が多いことが大きく関わる。災害時は協力しあう必要があるからだ。異端者は消さなくてはいけない。
    そしてもう一つは、自信が属するグループ外は全て敵で排除する姿勢を持っているからだ。

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    2025年01月27日