中野信子のレビュー一覧

  • シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感

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    シャーデンフロイデというキャッチーなテーマに惹かれて読んだがいろいろな実験の例とオキシトシンやセロトニンなど脳内分泌物についての話が面白く、戦争に突き動かされる人間についての洞察に着地する流れが見事

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    2025年06月08日
  • 新版 科学がつきとめた「運のいい人」

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    気持ちが前向きになれる本。読んでいて気分が良くなる!実践出来る事がたくさんあるよ。私も「運がいい」「ついてる」「ラッキー」って口に出して言おう。

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    2025年06月02日
  • 新版 人は、なぜ他人を許せないのか?

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    これは全ての人に読んでほしい。この表現はされていなかったけれど、現状維持バイアスも脳の老化なのだということに驚いた。
    自分が安心できる脳の神経回路に固執して、それ以外の回路の刺激に対しての不快や恐怖や怒りを感じてしまうのが老化なのだと。
    一見すると不快に感じることを新しい発見として楽しめるように意識を変えていきたいと思った。

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    2025年05月20日
  • 「バイアス社会」を生き延びる(小学館YouthBooks)

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    ネタバレ

    「受け身を学べば、失敗は怖くない」

    この本から1番大切だと思った一節です。バイアスの含まれた言葉は、パンチ力があり、自分への攻撃力が高く、そして信憑性に欠け、時には人権侵害に近しいことを含む可能性がある。自分ができるバイアスの対処法はワンクッション挟むことではないだろうか。攻撃力が高いのならば、メガネを変え、言葉への見方を変える。信憑性に欠けるなら正確なのか調べ潰す。人権侵害に近いしことならば、反面教師にして、次世代に正しいことを伝える。

    自分の脳みそは自分が思っているよりも性能が良くない。便利な現代だ。使えることは使い、自分にとってまっすぐ誠実に生きたい。

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    2025年05月14日
  • 人は、なぜ他人を許せないのか?

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    仕事でどうしても他人に厳しくなってしまう自分をどうにかしたいと思い、いろいろ検索していたら、「正義中毒」という言葉に遭い、手に取って読んでみた。
    日本人を取り巻く歴史的な観点の話や、脳科学の観点など、いろいろな話があり、いちいち納得できた。本当に、「もっともです」という結論に至った。
    解決策はないけれど、自分なりの答えを見つけていきたいと、前向きになれた。

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    2025年05月11日
  • 新版 科学がつきとめた「運のいい人」

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    私は「根拠」を求めがちな人間なので、運を科学的に説明してくれるこの本はピッタリで、心から為になりました。

    丁度いまの環境に悩んでいて、自分の人間関係の作り方や嫌いな相手との向き合い方が、運と心身にとってマイナスだったんだと気付かせてもくれました。これは身体も心も病むわけだ…と納得し、向き合い方を改めるきっかけになりました。

    運を良くしたい、良く生きたいと思う多くの人におすすめ出来る素晴らしい本です!

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    2025年04月28日
  • 同調圧力のトリセツ(小学館新書)

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    私にとっては学びが多すぎる。
    言われてみれば、同調圧力というタイトルで本が一冊かけるんだってこと自体にビックリ。

    時々遭遇してしまう事がある
    考え方の根幹を揺るがしてくるタイプの本。

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    2025年03月28日
  • 脳科学からみた「祈り」

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    よくTVで拝見する有名人。たまたま会社で講演を聞かせていただきました。
    参加前に読みたかったのですが、とてもわかりやすく、脳科学への興味が深まる一冊でした。入門書のような感じかな。

    ・「よい祈り」をつづけると、よい方向に変わる
    ・祈りは惰性になりやすい
    ・利他行動は、脳にとって「快感」でもある
    ・困難を乗り越える達成感を、脳は喜ぶ
    ・何歳になっても、人は変われる

    目次の抜粋ですが、面白そうでしょ。面白いんですよ。

    『人は一人で生きているのではなく、他のすべての人と関わりをもち、支え合って生きている ー そのような考え方を突きつめていくならば、自己と他者との間に決まった境界などないことにな

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    2025年03月17日
  • シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感

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    とても興味深く読めた。愛が深いからこそ、誰かを阻害しようという意識が生まれるというのは、実感としてわかる。得体の知れないもの、気を引きたい人がいるために、誰かを排除して内向きの結束力を高めるというのはすごくわかる。
    現代の世界的右傾化、自国ファーストな考え方もまさに、愛国心によるオキシトシンの分泌から生まれてきているのではないだろうか?
    この本の内容は、かなり幅広い場面で応用できる。この視点を忘れずに生きていきたい。

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    2025年03月10日
  • 人は、なぜさみしさに苦しむのか?

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    孤独感
    それは脳のメカニズム
    どうでもいいことであった

    本、動画、映画
    そこに関わりを持てばいい

    本当に大切な人と関わる
    いつも関わるコミュニティ以外でコミュニティを作っておく
    趣味を持てばいい
    そして、誘えばいい
    必ず共感してくれる

    人と関われば、必ずストレスになる
    人と付き合うときは、
    期待しない
    要求しない
    批判しない

    自分が楽しくなる生き方をすればいい
    所詮、家族であろうが他人である
    自分の人生に責任はとってくれない
    自分の人生には自分しか責任を取れない
    ならば、どう生きたいかを自分で決めること

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    2025年02月02日
  • 新版 人は、なぜ他人を許せないのか?

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    昨今のSNSに溢れかえっている「正義中毒者」のメカニズムについて詳しく書かれていていた。

    正義の盾を背に暴れ回る匿名の人間達。
    根本の原因はドーパミン。気持ちよくてしょうがないのだ。
    俺こそ、私こそ正義の使者。世界を正していると言わんばかりにプライベートで1ミリも関係のない第3者を叩き続ける。

    より深掘りすると日本人の性質に由来してくる。
    日本人はとにかく迎合する。異端者は排除する。
    それは日本の地形的に自然災害が多いことが大きく関わる。災害時は協力しあう必要があるからだ。異端者は消さなくてはいけない。
    そしてもう一つは、自信が属するグループ外は全て敵で排除する姿勢を持っているからだ。

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    2025年01月27日
  • 感情に振り回されないレッスン

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    ネタバレ

    生き延びること自体がひとつの達成
    貢がせる女の常套句は「みんながプレゼントくれたのよ」バンドワゴン効果 みんながやってるなら自分もやらないとまずい

    楽観主義とは「やればできる」と自分の力を信じること

    「幸せになるためになにかをする。」状態が人として健康な状態ではないか。

    「迷える」ということはそれだけ自分の可能性が残されているともとらえられる。

    「できるかもしれない。」と脳を騙す。できると思ったらできる。

    ただ悲観的になるのではなく「でもこれを乗り越えたら、またひとつ貴重な学びが得られる」自分でわざわざ不安を強めるのではなく不安を感じているのを認めながらも、それを受け止める思考の習慣

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    2025年01月14日
  • 女に生まれてモヤってる!

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    ずっとモヤモヤしていたことが言語化されて、さらにモヤモヤしている。特に小学生〜20代後半まで感じた違和感てたくさんあったけど、笑って誤魔化したり求められるように振る舞っていた自分がバカだったなーって恥ずかしくなる。
    男>女っていう思考は染み付いちゃってるし、都合いい時だけそうありたい自分もいるし。
    男よりも女の方が配慮のないびっくりするようなことを言うこともあるよなぁ。
    すぐ読み返したい。

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    2024年11月25日
  • 世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた

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    タイトルは少し大袈裟に感じたが、中身はいわゆる自己啓発書。薄い本なので1日で読み終わる。既知の内容もあったが、新鮮な学びも多く、重要な要素が端的にまとめられていて分かりやすい一冊だった。
    以下、特に心に残った内容を挙げる。

    ・相手の話をよく聞くことから始めよう。最初はとにかく相手に喋らせること。人は誰でも、自分の話をちゃんと聞いてくれると嬉しくなるもの。

    ・嫌がらせをしてくる人にはアドバイスを求めよう。その人に直接その嫌がらせの内容についてアドバイスを求めてみる。人間は、常に自分が正しい立場でいたいと言う欲求を持っている。あなたに対して一度アドバイスをしてしまうと、「自分が授けた知恵を正解

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    2024年11月17日
  • サイコパス

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    これを読みながらあの人はそうだなと2人くらい思い浮かべたけど、とにかく近づかないしか対処法がない人もいると認識すべき。
    前頭葉の結びつきの強さ弱さが原因となるとその当人を責めるのもどうなんだという気もする。
    なぜそもそもそういった人がいるかという人類学的な解釈はおもしろかった。

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    2024年10月27日
  • 「嫌いっ!」の運用(小学館新書)

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    私は好きな考え方だった。
    それは自分の嫌いをはっきり言えるほうだからだと思う。
    なぜ嫌いなのか。を考えてみる癖がある。
    好きなことはたくさんあるし、何が好きなのかを力説することはできる。
    でも嫌いについて語れるか。といえば、なんとなく…で終わらせてしまいがちだ。
    だが、この本にあるように嫌いについて深ぼることで自分と向き合い自分のことを認め、人生をより楽しく自由に生きることにつながるとわかる。
    嫌いの感情との付き合い方をマスターできれば怖いものなし。だと思う。

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    2024年09月14日
  • 「バイアス社会」を生き延びる(小学館YouthBooks)

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    最近、専門学校生向けに心理学に関しての講義を依頼されたのだけれど、もし引き受けることになれば、これは課題図書としたいと思った。

    若い世代向けに書かれていたけれど、あらゆる世代の人に読んで欲しい。

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    2024年09月10日
  • 女らしさは誰のため?(小学館新書)

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    ジェーン・スー/中野信子 両氏の対談形式で綴られる「女性」テーマの本です。
    2019年刊行の『女に生まれてモヤってる!』に加筆・修正したものだそうです。

    実体験をもとに現実味が濃く語られるスー氏の考えと、「人間という生き物」の在り方を俯瞰で考えて語られる中野氏の考え。
    両者ともに、「あるある」と頷きながらも、ユーモアや「なるほど」と思う目から鱗の考えもあり、楽しんで読み終えました。

    特に印象に残ったのは、今、様々なことで悩んでいる「個人的」問題が、実はゲームのルール(=社会構造)の問題である可能性が高い、ということ。
    生物学的に見た人類の在り方が変わることによって、ヒトが生殖の考えを転換さ

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    2024年07月10日
  • 脳の闇(新潮新書)

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    脳科学の立場から、常識に切り込んでいく内容
    現代社会の病理と私たち人間の脳に備わる深い闇を読み解いていく内容。悩める人に読んでほしい

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    2024年06月11日
  • ペルソナ 脳に潜む闇

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    輝かしい経歴の持ち主の筆者がどれだけ苦労して、かつ周りと混じらない交わらない孤独の中で生きてきたのかということが感じられた。中野先生はとても大好きですが、知らない他者に大好きとなど言われるなんて気持ち悪いと言う冷めた人間観もまた、中野先生の魅力だと思います。

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    2024年06月04日