中野信子のレビュー一覧
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ネタバレ今の自分にぴったりな本だと思った。
まず、毒親は寂しいから、自分のコントロール下に置けない、自分の知らない能力を持っていることを嫌うのだと思った。怖いんだな多分。
オキシトシンの話もすごく沁みた、陣痛時に出るオキシトシンには母子愛着形成の作用があったのか。
あとは、親切な人が好きな人間の心理も理解できた。人間が元来から生き抜くためには、自己を犠牲にして集団を守ることによって生き抜いてきたことから、他人のために親切になれる人がモテるのだと学んだ。親切な人は自分を守ってくれるからって言うのが本音なんだなと思った。
毒親からの解放は、静かに暖かく自分の人格を認めてくれる人と出会いその人の真似をすると -
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人類が持っている性質。
それは天が与え給うた
という詩的なものでは
なく、
種の存続に便利だった
からそうなっているに
すぎない。
たとえば倫理や道徳は、
集団を形成することを
生存戦略とする人類に
後付けで出現したもの。
つまり、愛情や友情が
美しいのも種の存続に
都合がいいから。
人格は遺伝や生育環境
に由来する脳の形成に
依るもの。
つまり、前頭前皮質と
扁桃体の接続の強弱や、
脳梁の形状や灰白質の
体積など、
いたって物理的な性質
に依るもの。
たしかに認知症や頭の
怪我で人格が変わって
しまうと言いますよね。
善悪とは?自分とは?
という根源的な問いに、
ここ -
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まず、「はじめに」を読んで…テーマというか題材というかが余りにもバラバラとたくさんある事に戸惑い、読み切れるかなぁと不安になったが、結局は最後まで一気読みする程面白かった。
TVなど見て中野信子さんを変わった人と(失礼ながら)思っていたが、何となく私自身にも同じような「変わった所」があったので、この本を読んで少し安心出来たのは良かった。なので読後、中野信子さんへの印象は良くなったように思う。
もしかしたら中野信子さんは幾つかの対象に向かってこの本を通じて物申しているんじゃないかな?という部分も多く、「いいぞ!言ってやれ、言ってやれ!」と、ちょっとした興奮も味わえたのも楽しかった。 -
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ネタバレ 購入済み
欺瞞に満ちた社会に対して
・悲しい時には悲しい音楽を聴くとよい。「悲しいのは自分だけではない」と無意識のうちに感じるため、
少しづつ悲しみが癒されていき、やがて立ち直る事が出来る。
泣くという行為には浄化作用がある。本当に辛い時は言語化も出来ず、意識も出来ない。
ひどい時には蕁麻疹や円形脱毛症などの症状として現れる。
しっかり意識して泣けているのは、癒されている途中であり、精神状態としてはとても望ましい状態だ。
・子供たちは「人を殺してはいけない」と教わって育つ。
だが現実にはそうなっていない。戦争に行ったら人を殺せと命令される。実際に人を殺している大人たちはたくさんいる。
それで平気な顔をしてのうのうと -
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いじめからは逃げるしかない
気付き
・日本人はいじめが起こりやすい
集団意識が強い、同調圧力、ホルモン(オキシトシン)の分泌が海外の人に比べて特殊
・いじめの原因
フリーライダー、集団に不利益になりそうな人、羨ましがられる人、集団か外れた人等
・いじめは快感
いじめることはフリーライダー、集団に不利益になりそうな人を排除しようとするため、自己の正義に酔う。さらにいじめは本能的に備わっているものだ。
・いじめゼロ、パワハラゼロはむしろいじめやパワハラを助長する
いじめやパワハラを無くすことを目標にしているため、事が起こった際に隠蔽体質や、いじめをイジりに変換してしまう
・結果、いじめはなくすこ -
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ネタバレ考え方・価値観のシフトが起こる、刺激的な良い本だった。
<特に響いたところをメモしておきたい>
男性が女性を「モノ」としてみることもある
そんなこともあり、美人だから得なわけではない
若さと見た目には限界がある
30後半で女から人間になった
男の助手席ポジションが優位なのは景気がいい時だけ
家族とはいえ人間だから相性はある
妊娠・出産をアウトソースする未来により性別格差が縮まるかも
環境破壊を止めようというのは人間のエゴかも?(昔は酸素は毒だった)
自分の選択を正解にしていく
毎回正しい答えを選ばないから、種として生き残ってきた -
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兄の奥さんから借りた本。
人を許すにはメタ認知を鍛え、自分や人を客観的に見ることが必要ということが書かれた本。メタ認知を鍛えるためには新しいことをすると合ったんですが、ちょうどこの本と出会ったことも、人から本をおすすめしてもらったことが契機となっていたんだなと、好奇心大勢な性格が知らないところでメタ認知を鍛えることに役立ってたんだと喜んでいます。
驚いたこと
・日本企業がかつて体育会系を好んで採用していたのは素直に言うことを聞いて都合がいいから
・日本の同調圧力は震災大国ゆえ
・フランスでは議論、主張が好まれる
・刺激的な環境、不安定な状況にいることで多様性を受け入れるようになる
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ネタバレ
言葉の使い方
・過去に起きた事実は変えられないが、事実の解釈を変えることはできる。
・コミュニケーションのひな形は、幼いころに形作られるとはいえ、
経験を重ねる中で意識すれば変えていけるものである。
・自分の満足度の方に重きを置こうと決めれば、かなりのことが楽に捌けるようになる。
・社会人として生きていくには、言語の運用スキルが極めて重要だ。役に立つのは、攻撃された時の身のかわし方。
・耳触りのいい言葉は、ほとんどの場合、不都合な真実とセットである。
短期間のうちに起こされる大きな変化の後には、弱者が犠牲になるものだ。
そしてまた、適応しすぎた者も、新しい環境では生き延びられない。
多様な可