中野信子のレビュー一覧
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脳科学者で多数のテレビ番組でも見かける筆者であるが、書籍も多数出している。「悪の脳科学」や「空気を読む脳」などを読ませて頂いた。難しい脳科学の分野を分かり易い言葉と事例に置き換えてスラスラと読めるので、中々私のような医学も科学も無縁の人間であっても、成る程そう言うことかと判った気になれる。本書はそんな筆者〃中野 信子〃さんの自伝である。現代の中野氏から学生時代、子供の頃へと徐々に遡っていく記載方法だ。以前私自身も人生の方向性に大いに悩んだ時期があり、自分史を書いてみたのだが、その際にも同じように、今の自分を起点として、どの時点で何があってこのような性格になったのかと、過去に遡っていった事がある
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中野信子
1975年、東京都生まれ。脳科学者、医学博士、認知科学者。東京大学工学部応用化学科卒業。東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。フランス国立研究所ニューロスピンに博士研究員として勤務後、帰国。脳や心理学をテーマに研究や執筆の活動を精力的に行う。現在、東日本国際大学教授
理由はわからないけれど、その場所に来ると、なんとなく怖い、気持ちが悪いなど、嫌な気持ちになる、という場所はありませんか?または、初めて会った人で、 それほど話してもいないのに、どうも好きになれない、気が合わなそうだと感じたことはありませんか? そのときには、その場所には行ってはいけない、その人 -
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・どんなときにドーパミンが出るか、依存症の判断基準
・習慣化してしまえば何だってできる
・マジックマッシュルーム 「色が聞こえる」
・太りやすい人は食べ物を食べる時に出るドーパミンが少ない。だが食べ物を見た時に期待するドーパミンの量は多い。この差異で太る。
・拒食症と過食症は同じ
・脂肪細胞から出るレプチンで脳が体重を操作する
・報酬系……快楽を感じさせて何度もその行為をするようにするメカニズム
・金銭的報酬は単純作業に有効、社会的報酬は複雑な作業に有効な傾向
・セックスするから愛が生まれるか、愛があるからセックスをするか。前者
…… 複合性局所疼痛症候群 モルフェウス マル -
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ネタバレ今の自分にぴったりな本だと思った。
まず、毒親は寂しいから、自分のコントロール下に置けない、自分の知らない能力を持っていることを嫌うのだと思った。怖いんだな多分。
オキシトシンの話もすごく沁みた、陣痛時に出るオキシトシンには母子愛着形成の作用があったのか。
あとは、親切な人が好きな人間の心理も理解できた。人間が元来から生き抜くためには、自己を犠牲にして集団を守ることによって生き抜いてきたことから、他人のために親切になれる人がモテるのだと学んだ。親切な人は自分を守ってくれるからって言うのが本音なんだなと思った。
毒親からの解放は、静かに暖かく自分の人格を認めてくれる人と出会いその人の真似をすると -
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人類が持っている性質。
それは天が与え給うた
という詩的なものでは
なく、
種の存続に便利だった
からそうなっているに
すぎない。
たとえば倫理や道徳は、
集団を形成することを
生存戦略とする人類に
後付けで出現したもの。
つまり、愛情や友情が
美しいのも種の存続に
都合がいいから。
人格は遺伝や生育環境
に由来する脳の形成に
依るもの。
つまり、前頭前皮質と
扁桃体の接続の強弱や、
脳梁の形状や灰白質の
体積など、
いたって物理的な性質
に依るもの。
たしかに認知症や頭の
怪我で人格が変わって
しまうと言いますよね。
善悪とは?自分とは?
という根源的な問いに、
ここ -
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まず、「はじめに」を読んで…テーマというか題材というかが余りにもバラバラとたくさんある事に戸惑い、読み切れるかなぁと不安になったが、結局は最後まで一気読みする程面白かった。
TVなど見て中野信子さんを変わった人と(失礼ながら)思っていたが、何となく私自身にも同じような「変わった所」があったので、この本を読んで少し安心出来たのは良かった。なので読後、中野信子さんへの印象は良くなったように思う。
もしかしたら中野信子さんは幾つかの対象に向かってこの本を通じて物申しているんじゃないかな?という部分も多く、「いいぞ!言ってやれ、言ってやれ!」と、ちょっとした興奮も味わえたのも楽しかった。 -