中野信子のレビュー一覧

  • ペルソナ 脳に潜む闇

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    本書を脳科学の教養書として買ったつもりだったが、自叙伝であった。内容はとてもユーモアに溢れ自身の見解を思う存分、「大嫌い」という言葉を使うほど書き綴っていた。しかしその中に著者の周りと違う不安や葛藤を感じる。確かにこの本で彼女の考え方の奥深くまで潜っていける、「中野信子」という人間を知ることのできる本だと思う。

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    2023年10月12日
  • 女らしさは誰のため?(小学館新書)

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    中野さんとスーさんの子どもの頃に抱いていたモヤモヤ、違和感から

    時間をかけて見出してきた「女らしさ」という概念への対峙の仕方やこれからへの展望

    確実にやってくる変化への期待も興味深く
    性差がきっとなくなっていくからこそ
    自分の身の振り方やキャリアについても考えさせられた

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    2023年10月10日
  • あなたの脳のしつけ方

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    人間の判断は合理的なようでそうでないことが、脳科学者ならではの視点で解説されている。
    日本人は努力中毒に陥りやすいという指摘は、核心をついていると思った。

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    2023年09月03日
  • 「嫌いっ!」の運用(小学館新書)

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    「嫌い」に関して徹底的に分析、説明されているという印象。嫌いという感情を持つ事にどこか罪悪感を感じる事があるが、その感情を受け入れても良いと言って貰えている様な本だと感じました。

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    2023年08月08日
  • 毒親 毒親育ちのあなたと毒親になりたくないあなたへ

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    ネタバレ

    今の自分にぴったりな本だと思った。
    まず、毒親は寂しいから、自分のコントロール下に置けない、自分の知らない能力を持っていることを嫌うのだと思った。怖いんだな多分。
    オキシトシンの話もすごく沁みた、陣痛時に出るオキシトシンには母子愛着形成の作用があったのか。
    あとは、親切な人が好きな人間の心理も理解できた。人間が元来から生き抜くためには、自己を犠牲にして集団を守ることによって生き抜いてきたことから、他人のために親切になれる人がモテるのだと学んだ。親切な人は自分を守ってくれるからって言うのが本音なんだなと思った。
    毒親からの解放は、静かに暖かく自分の人格を認めてくれる人と出会いその人の真似をすると

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    2023年07月18日
  • 女らしさは誰のため?(小学館新書)

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    読んでいると、女性として日々感じていた小さなモヤモヤを、『あーなるほど!それが原因なのね!』とはっきり自覚させてくれ腑に落ちるような感覚にさせてくれます。
    対談形式で書かれた内容はとても読みやすい。

    研究論文をおり混ぜ論理的に解説してくれる中野信子さんと、パワフルに等身大で生きていてグッと刺さる言葉を身近な表現にして話すスーさん。2人とも違った視点を持っているからこそ逆に面白かった。

    最終章では、この難が多い社会の中で失敗しても自分らしく逞しく生きていこうと勇気を与えてくれる内容でした。

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    2023年06月05日
  • シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感

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    シャーデンフロイデとは、他人を引きずり下ろした時に感じる快感のこと。

    特にこれには、オキシトシンというホルモンが関係している。
    オキシトシンとは愛のホルモンと呼ばれ、

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    2023年05月31日
  • 頭のよさとは何か

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    脳科学だけにこだわらず広い視点から頭のよさをについて語る対談。読んだだけで頭が少し良くなれたような。

    持って生まれた能力も大切だが日頃の態度、考え方や習慣こそ大切なように思える。

    非常に専門的な内容も分かりやすく語り合うお二人、実に面白い。

    和田氏の受験指南本で育った世代なので、さらに奥行きの増した氏の主張にはとにかく感服。

    知的好奇心がくすぐられ、一瞬でも前頭葉が刺激されアタマが良くなれたような一冊でした。

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    2023年05月26日
  • サイコパス

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    人類が持っている性質。

    それは天が与え給うた
    という詩的なものでは
    なく、

    種の存続に便利だった
    からそうなっているに
    すぎない。

    たとえば倫理や道徳は、

    集団を形成することを
    生存戦略とする人類に
    後付けで出現したもの。

    つまり、愛情や友情が
    美しいのも種の存続に
    都合がいいから。

    人格は遺伝や生育環境
    に由来する脳の形成に
    依るもの。

    つまり、前頭前皮質と
    扁桃体の接続の強弱や、

    脳梁の形状や灰白質の
    体積など、

    いたって物理的な性質
    に依るもの。

    たしかに認知症や頭の
    怪我で人格が変わって
    しまうと言いますよね。

    善悪とは?自分とは?
    という根源的な問いに、

    ここ

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    2023年05月02日
  • 不倫

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    脳科学者が最新科学を使って説明してくれると説得力がありすぎる。
    不倫は叩かれて当たり前って思っていたり
    本当は倫理的にちゃんとしたいって自分を責めてしまいがちな人にもおすすめしたい本。
    結婚の矛盾とか
    不倫はなくならないし不倫バッシングもなくならないっていう矛盾といかに付き合っていくか
    その矛盾を矛盾として味わうか
    人間は矛盾を抱えて生きる以外にないということが書かれている。

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    2023年04月28日
  • 生贄探し 暴走する脳

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    自分の中に湧き上がる正義の“ような”物が正しい事と思わずにいられるだろうか。震える様な使命感に身を任せてしまった事もある。
    今、この本に出会えた事を大切にしたい。
    “他者が自分達を理解するべきではなく、自分達こそ他者を理解するべき”
    日本における“世間体”と言うある意味宗教以上に厳しい戒律。
    今生きている現実を真実で捉えて、『柔らかく』生きていきたい。

    ヤマザキマリさんの選書 エリアス・カネッティ「群衆と権力」

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    2023年04月22日
  • ペルソナ 脳に潜む闇

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    まず、「はじめに」を読んで…テーマというか題材というかが余りにもバラバラとたくさんある事に戸惑い、読み切れるかなぁと不安になったが、結局は最後まで一気読みする程面白かった。
    TVなど見て中野信子さんを変わった人と(失礼ながら)思っていたが、何となく私自身にも同じような「変わった所」があったので、この本を読んで少し安心出来たのは良かった。なので読後、中野信子さんへの印象は良くなったように思う。
    もしかしたら中野信子さんは幾つかの対象に向かってこの本を通じて物申しているんじゃないかな?という部分も多く、「いいぞ!言ってやれ、言ってやれ!」と、ちょっとした興奮も味わえたのも楽しかった。

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    2023年04月21日
  • 女に生まれてモヤってる!

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    常々、私自身がモヤっていたことをスーさんと中野さんが代弁してくれていて、読みながらうなづきまくってました。それぞれの性別により求められる役割を過剰に要求してくる社会にはうんざりしている部分もありますが、無理にそれに応えようとしなくてもいいのだなと。人は選ばなかった方が正解だったのではないかと考えがちだが、自分の選んだ選択を正解にするということにはすごく共感したし、今後の自分の選択に自信を持って進もうと思った。力がみなぎるような一冊だった。

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    2023年04月16日
  • パンデミックの文明論

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    中野信子さんとヤマザキマリさんの対談。普段は対談形式の本はあまり読まないのだけど、この二人の対談は面白かった。ヤマザキさんはコロナの現状をイタリア人である夫とその家族の習慣などからお話をしていて、国が違うと考え方がすごく違うものだと考えさせられたし、中野さんの的確な分析などが読んでいて、心にストンと落ちるものがあったように思う。今後はこういった対談形式の本も読んでみようと思った一冊だった。

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    2023年04月15日
  • 「嫌いっ!」の運用(小学館新書)

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    嫌いという感情は幼少期から嫌いを克服するような教育によって持つことに罪悪感を持つことも多いが持っても良いんだと思えた。嫌いだと思った上で自分としての嫌いなものとの付き合い方、向き合い方が重要で排除するばかりが対策ではないと感じられるし、嫌いと思っている人は実は自分に似たパーソナリティを持っている人なのかもしれないということにも気づかされる。「嫌い!」と思った時にどうするのか、中野さんの文章も面白いので読んでほしいと思う。

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    2023年04月13日
  • メタル脳 天才は残酷な音楽を好む

    mac

    ネタバレ 購入済み

    欺瞞に満ちた社会に対して

    ・悲しい時には悲しい音楽を聴くとよい。「悲しいのは自分だけではない」と無意識のうちに感じるため、
    少しづつ悲しみが癒されていき、やがて立ち直る事が出来る。
    泣くという行為には浄化作用がある。本当に辛い時は言語化も出来ず、意識も出来ない。
    ひどい時には蕁麻疹や円形脱毛症などの症状として現れる。
    しっかり意識して泣けているのは、癒されている途中であり、精神状態としてはとても望ましい状態だ。
    ・子供たちは「人を殺してはいけない」と教わって育つ。
    だが現実にはそうなっていない。戦争に行ったら人を殺せと命令される。実際に人を殺している大人たちはたくさんいる。
    それで平気な顔をしてのうのうと

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    2023年03月07日
  • ヒトは「いじめ」をやめられない(小学館新書)

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    いじめからは逃げるしかない

    気付き
    ・日本人はいじめが起こりやすい
    集団意識が強い、同調圧力、ホルモン(オキシトシン)の分泌が海外の人に比べて特殊
    ・いじめの原因
    フリーライダー、集団に不利益になりそうな人、羨ましがられる人、集団か外れた人等
    ・いじめは快感
    いじめることはフリーライダー、集団に不利益になりそうな人を排除しようとするため、自己の正義に酔う。さらにいじめは本能的に備わっているものだ。
    ・いじめゼロ、パワハラゼロはむしろいじめやパワハラを助長する
    いじめやパワハラを無くすことを目標にしているため、事が起こった際に隠蔽体質や、いじめをイジりに変換してしまう
    ・結果、いじめはなくすこ

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    2023年03月04日
  • 女に生まれてモヤってる!

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    ネタバレ

    考え方・価値観のシフトが起こる、刺激的な良い本だった。

    <特に響いたところをメモしておきたい>
    男性が女性を「モノ」としてみることもある
    そんなこともあり、美人だから得なわけではない
    若さと見た目には限界がある
    30後半で女から人間になった
    男の助手席ポジションが優位なのは景気がいい時だけ
    家族とはいえ人間だから相性はある
    妊娠・出産をアウトソースする未来により性別格差が縮まるかも
    環境破壊を止めようというのは人間のエゴかも?(昔は酸素は毒だった)
    自分の選択を正解にしていく
    毎回正しい答えを選ばないから、種として生き残ってきた

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    2023年02月20日
  • 人は、なぜ他人を許せないのか?

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    兄の奥さんから借りた本。
    人を許すにはメタ認知を鍛え、自分や人を客観的に見ることが必要ということが書かれた本。メタ認知を鍛えるためには新しいことをすると合ったんですが、ちょうどこの本と出会ったことも、人から本をおすすめしてもらったことが契機となっていたんだなと、好奇心大勢な性格が知らないところでメタ認知を鍛えることに役立ってたんだと喜んでいます。 

    驚いたこと
    ・日本企業がかつて体育会系を好んで採用していたのは素直に言うことを聞いて都合がいいから
    ・日本の同調圧力は震災大国ゆえ
    ・フランスでは議論、主張が好まれる
    ・刺激的な環境、不安定な状況にいることで多様性を受け入れるようになる

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    2023年02月18日
  • ペルソナ 脳に潜む闇

    mac

    ネタバレ

    言葉の使い方

    ・過去に起きた事実は変えられないが、事実の解釈を変えることはできる。
    ・コミュニケーションのひな形は、幼いころに形作られるとはいえ、
    経験を重ねる中で意識すれば変えていけるものである。
    ・自分の満足度の方に重きを置こうと決めれば、かなりのことが楽に捌けるようになる。
    ・社会人として生きていくには、言語の運用スキルが極めて重要だ。役に立つのは、攻撃された時の身のかわし方。
    ・耳触りのいい言葉は、ほとんどの場合、不都合な真実とセットである。
    短期間のうちに起こされる大きな変化の後には、弱者が犠牲になるものだ。
    そしてまた、適応しすぎた者も、新しい環境では生き延びられない。
    多様な可

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    2022年12月21日