あらすじ
世界で通用する「頭のいい人」とは、ただの秀才ではありません。
彼らがやっているのは、
「空気は読まない」
「自分に適度なストレスを与える」
「嫌いな仕事は他人に振る」
「集中力を身につけない」など、ちょっとしたコツやテクニック。
それらは実は、脳科学的にも理に適っていることばかりなのです。
本書では、東大、フランス国立研究所、MENSAなどで世界のさまざまな「頭のいい人」を見てきた脳科学者の著者が、「世界で通用する、本当に賢い人達」が実践している、脳を活用してパフォーマンスを最大限発揮する31の方法をわかりやすくお伝えします。
少し意識を変えるだけで、誰にでも今日からできる&仕事や勉強に使えるコツが満載です!
※本書は、2012年8月に弊社より刊行された『世界で活躍する脳科学者が教える! 世界で通用する人がいつもやっていること』を改題し、一部加筆・修正したものです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
タイトルは少し大袈裟に感じたが、中身はいわゆる自己啓発書。薄い本なので1日で読み終わる。既知の内容もあったが、新鮮な学びも多く、重要な要素が端的にまとめられていて分かりやすい一冊だった。
以下、特に心に残った内容を挙げる。
・相手の話をよく聞くことから始めよう。最初はとにかく相手に喋らせること。人は誰でも、自分の話をちゃんと聞いてくれると嬉しくなるもの。
・嫌がらせをしてくる人にはアドバイスを求めよう。その人に直接その嫌がらせの内容についてアドバイスを求めてみる。人間は、常に自分が正しい立場でいたいと言う欲求を持っている。あなたに対して一度アドバイスをしてしまうと、「自分が授けた知恵を正解にしたい」と言う心理が働く。
・どんなに悪い人からも学ぶと言う攻めの姿勢。彼の強さの秘訣は「人のことを悪く言わない」と言う1点に尽きる。どんな人からも学んで、自分の力にしていこうと言う能動的な攻めの生き方を身に付ける。
・誰も味方がいないのであれば、本を味方にすればいい。自分に力をつけていこう今から何でも吸収する。
・良い結果を出すことがライバルへの最高のリベンジ。誰かにライバル視されることがあったとしたら、それはとても光栄なこと。そのライバルが足を引っ張ってきたり、攻撃したりしてくるような面倒な相手であったとしたら、それはそれと戦うのはしんどいことだが、ひるまずに思う存分こちらも戦えば良い。そうして戦っているうちに、自分でも気づかないうちにどんどん力がついていく。とはいっても、相手をおとしめたり、攻撃したりするのに勢力を注ぐのでは、泥試合になるだけで自分に何も残らない。「最高のリベンジは最高の仕事をすることである。」味方よりも敵の存在に感謝する姿勢の大切さを知る。
・楽観主義者になる。才能ではなく、自分の努力を信じる、誰にでも、できることをきちんとやれば、絶対に結果が出ると信じる。
・意味があると思うことが無意味である場合も多い。できるだけ「やること」の数を減らすべき。それで余った時間労力を「やるべきこと」に回す必要があるわけである。
・チェックリストとは何かをするためのものだと考えられていますが、実は何かをしないためのものでもある。
・自己診断書を作る1つは「自分の努力の記録」。そしてもう一つは「目標を数値化すること」。後から努力の痕跡を見返したときに、「自分をこんなにやってきたじゃないか!と」となって励みとなる知恵も湧いてくる。
・「運が良かった」と言うよりも「目標定め、そのことをずっと考えている中で、そのためにどうすれば良いかと言う知恵が生まれた」。その結果、合格できたと思う。これらは、運の良し悪しも関係ない。
・強気のふりをする。他人の評価より自分の評価のほうに強く影響受ける。人間と言うのは、誰か他人が評価するよりもずっと、自分で自分のことを常に評価し続けている。そのような機能が脳にあることが知られている。なので、他人の言葉よりも自分の思い込みの方がコンプレックスを強くしている。
・人間は自己イメージに該当するものしか受け入れない。その言葉を肯定することで、自分自身を傷つけている。人間は無意識に「誰かが何かを言ったとしても、自分自身が持っている自己イメージが合致することにしか同意しない亅と言う性質を持っている。その性質をうまく利用すれば、自分自身に対するネガティブな自己評価をなくしていくことで、誰かが何かを言ったとしても、ちょっとやそっとのことでは傷つかない器の大きい自分になれる。自分の長所を常に意識するようにし、短所には一旦目をつぶるようにする。すると短所を指摘されたとしても、冷静に処理することができる。その指摘が自分にプラスになりそうな内容だったら、感情に左右されないようにしながら取り入れることも必要かもしれない。
・自分自身ではなかなか気づくことができない、自分を改善できるポイントに、気づかせてもらう絶好のチャンスだと思いながら、なるべく前向きな気持ちを保つようにする。言われると傷つきそうなことには鈍感になったり忘れたりするように心がける。そして少々を指摘された場合には素直に喜ぶ。しかし「自分自身に対するネガティブな評価をなくそう」と言うのは口で言うのは簡単ですが、実際にやってみるのは難しいもの。
・心が折れない人になれたければ強気のふりをする。強気のふりをもときには必要。ふりで良い。そうしないと前に進めないから。強気のふりをすることが心を折れなくする1つの方法になる。「私って実は意外と強いじゃん!」と自分に思わせてあげることができる。他人ばかりではなく、自分自身も自分を「見た目」で評価しているのですから。
・ネガティブな自己イメージを払拭しようと思ったら、まず「見た目」を自分の理想に近づけてみることが手っ取り早い方法なのである。
Posted by ブクログ
5つのChapterに分かれていて、その中でさらに細かく項目が分かれている。一つ一つの項目が長くないので読みやすい。
サラッと通り過ぎてしまい響かない項目もあったけど、今の自分の状況に合う項目、悩んでいるところはとても響いたし、耳が痛いところもあった。
1度目はサラッと通り過ぎてしまった部分も、読むタイミング次第で感じ方が変わりそう。
悩んだ時や、何かヒントを得たい時に手に取りたい本。
Posted by ブクログ
本当に頭がいい人が自分のやりたいことをやり続けられる環境をどう作るか、その為の処世術、メンタルの持ち方が書いてある本。やらないことを決めるってのが一番参考になった。
Posted by ブクログ
少なめの文字量で、良い考え方がたくさん、
効率よく?わかりやすく紹介されていました。
忘れないように、実践したいです。
いちばん心に残ったのは、
*集中力を身につけない。
中野さんに「集中力がある」のではなく
「集中のお膳立てがうまくいっていた」の部分
誰かに集中させたいなら、
(例えば、子供を勉強に集中させたいなら)
集中しなさいと言うのではなく、
そのお膳立てに腐心するのが先だと読み取りました。
Posted by ブクログ
真似たいことは…
◾️愚痴をまったく言わない
◾️やらないことリストをつくる
◾️適度なストレスを与える…〆切や期限!
◾️断られたくらいであきらめない…なんとしても!の情熱をもち、言葉と態度にして伝える
Posted by ブクログ
頭のいい人の定義が面白く、納得できる事や「へぇ〜」と思う事など多岐に渡り面白い内容だった。ここに書かれている人物に私も出会えば、私の考え方や生き方も刺激を受けるのではないかと思うだけでワクワクする
Posted by ブクログ
アサーショントレーニングは、相手の意見をまずは聞き入れて、でも自分の伝えたいとことは伝えるから、聞き上手にもなるし、話し上手にもなる。
頭のいい人は、自己理解ができていて、他者のこともしっかりと見ている。そしてそれらをしっかりと言語化できているところが成功の秘訣なのかな。
Posted by ブクログ
メディアにも登場する筆者が、衒うことなく(と私には感じた)自分の経験を正直に披歴しながら、自分とこれまであった人たちが行っていたことを紹介してくれている。素直に受け取るか、自慢と受け取るかは読者次第かもしれないが、私は私が会えないような天才の様子を感じられ、楽しく読ませて頂いた。
Posted by ブクログ
世界中の人々の考えが知れた。日本人と考えが異なることで納得できるものも受け入れられないものもあった。
自分が取り入れたいことは【やらないことリストの作成】である。目標達成に向けた必要なことのみに取り組むことが大切だと感じた。
Posted by ブクログ
よくある系だが面白い表現はしばしばあって面白かった。以下について明日から実践してみます!
·ニコニコしながら主張は通す
·楽観主義がいい。ただし、なんとかなるではなく、やればできるという考え方
·常に流れ星に祈れるように常に自分の夢について考えておく
·暗記は感情とセット
Posted by ブクログ
ビジネス書でよく見かけるような内容も多かったですが、この考え方は好きだなというものもいくつかありました。
印象に残ったのは
・本からなんでも吸収する
誰も味方がいないのであれば、まず本を味方にして自分に力をつけていく。
少しのお金を出すだけで、素晴らしい先生たちが、あなたの力になってくれる。
・一つのことばかりすると脳はすぐに飽きてしまう
脳はすぐ、一つの刺激に対して慣れてしまい、飽きてしまうという性質をもっている。
飽きている状態でも同じことを続けながら「より楽しむためには、どうしたらいいか」と思っていると潜在意識が答えをだしてくれる。
何事もポジティブに捉えて楽しく実践していくことが大切ですね!
成功してる人は全てのことを楽しめる人。
Posted by ブクログ
この手の本は全部その通りとは思わず、共感できることがあれば少し取り入れてみよう位の軽い気持ちで読むようにしてます。
試してみようって思うことあったら、もう一度そこだけ読もうと思います。
Posted by ブクログ
タイトルはちょっとアレですが、「そうだよな」と同意出来る点も多々あり、興味深く読めました。
自分は情報収集そのものもが好きなのでこういう本にはついつい食指が動いてしまう。
「へーそうなんだー」程度に軽い気持ちで読めて、何か一つでも「やってみようかな」と思えて、取り入れたり出来たら良いのではないでしょうか?
Posted by ブクログ
著者の作品、いくつか読んでますが、本作は良く纏まってて面白かったです。特に前半。
ニコニコしながら主張する。相手を尊重、尊敬する。自分がやりたいことをやって楽しむ。話上手より聞き上手。相手の自尊心をくすぐる。相手と同じ仕草を気づかれないようにやってみる。自分の欠点を悠然と受け止める。人を上手に褒めて、お礼をしっかりとする。現状否定より現状の有効活用。「好感度の高い外見」を心がける。強気のフリをする。人間は自分の見ている方向にしか進んでいかない。勉強は本来楽しいもの、マンガを使うのもOK。
Posted by ブクログ
脳科学的な裏付けが書かれているので、自分の言動の取捨選択が出来た。出来ていることは継続し、課題には改善に向け向き合っていきたい。
★愚痴や悪口を言わない★
★やらないことを決める★
★鬱病を防ぐために魚を食べる★
Posted by ブクログ
タイトルが面白そうだったので読みました。
すでにあまり内容の記憶がありませんが、「アサーション・トレーニング」というものの存在を知り、それは記憶に残りました。
アサーショントレーニングとは、「自分の意見を冷静に伝え、かつ相手の立場を考慮したコミュニケーション」のことです。
自分の言いたいことばかりを言ってしまうことは誰しも経験があると思いますが、できる限り相手のことも配慮した発言をしていきたいと思いました。
Posted by ブクログ
オーディブルで視聴。「頭のいい人」には共通点もあれば、その人それぞれ別の考え方もある。人によって色々な考え方もあるけど、そういう考え方もあるんだなと思えるような事もあって学びになった。
Posted by ブクログ
先ずは、自分の最も嫌いな部分、それも思い出したくもないような後悔している出来事を、どんどん挙げていきます。次に、それらを徹底的にポジティブに捉え直していくのです。 「楽しくない」を「楽しい」に変える事は、特別に難しくはありません。頭の良い人は、簡単な事を態々難しく考えたりしないのです。だって楽しくないから! 「人の事を悪く言わない」という姿勢は一見、受け身的な所謂「草食系」のように思えるかもしれません。でもこれは、ちょっと見方を変えてみれば、「どんな状況にあっても、それを拒絶せず、自分の成長の源にしていく」という力強さが無ければ出来ない生き方であるとも言えます。寧ろ逆に、どんな人からも、自分の血肉となるものを貪欲に吸収していこうという、究極の「肉食系」なのかもしれません。 自分が心底から望まない事だと、目標に向かって迷わず一直線に進む事は出来ないと思います。 森瑤子さんも小説の中で 検索タグを使い熟すことが思い出すのに有効となる 「暗記は、感情を伴う形で覚えると良い」とアドバイス
Posted by ブクログ
一般的なことを述べてるだけだけど、なぜか興奮を誘発しモチベーションが上がるからこの手の自己啓発本はちょっと怖い。抗不安薬みたいな感じ。
そのうえで、気になった部分
・まずは、自分の最も嫌いな部分、それも思い出したくもないような公開している出来事を、どんどん挙げていきます。次に、それらを徹底的にポジティブにとらえなおしていくのです。
(系統的脱感詐)⇒動じなくなる。
千葉哲也氏の「センスの哲学」でも似たようなこと書いてあった。
自分の考えたこと、一瞬の思い付きだったとしてもそれを深く掘り下げていく努力をすることで人間的に豊かになって、精神が鍛えられる気がする。
・自分を認めて肯定していくことが人を惹きつける魅力になっていく。
・人のことを悪く言わない
・どんなに悪い状況でも、何か別の物事のせいにしない
⇒すぐ否定したりひねくれたり空かしてしまう自分には耳の痛い言葉。
・もっと「現在の状況から何か得られるものはないか?」「もっと良くしていくには、どうすればよいか?」と考えるのが楽しいし、得。
⇒希望を持ち続けることができる。
・誰も味方がいないのであれば、まず本を味方にして自分に力をつけていく
・記録。これは私もやってるTODOリストの延長
チェックの数で自分を肯定できるから続けたい。
・強気のふりもときには必要。心が折れない人になる秘訣。
・【これは気に入らない】⇒ネガティブな自己イメージを払しょくしようと思ったら、まず見た目を自分の理想に近づけてみることが、手っ取り早い方法。
るっきずむとかそういうたぐいのちょっとした嫌悪感がある。まあ身だしなみが大切なのはそうだけど。
Posted by ブクログ
頭のいい人はどのような行動をとっているのか知りたかった為購入。相手との信頼関係を築くラポールの形成や、コミュニケーションに置いて「攻撃的」「受け身」ではなく「アサーティブ(誠実で対等)」を意識する等、良好な対人関係を作るコツが学べた。今後のコミュニケーション学んだ事を実践してみようと思う。
Posted by ブクログ
どの内容も、そんなに極端に難しいことではなく、意識すればできそうなことが多かった。だから、それを自然体でいつもやれるようにするかで違いが出るのだと思う。
私が一番面白いと思ったのは、「笑顔をふりまきながらも、主張は押し通す」というしなやかさの話。聞き上手、ほめ上手になって、相手をいい気分にさせて、周囲が自分に合わせてくれているという状況を作り出す。そのためには、自分が得意なものが何なのかをよく知り、自分の苦手なことはやらない、ということを徹底する必要があるとのことだ。
確かに、誰かを頼れば、頼られた人は少し嬉しくなる。日頃からしっかり話を聞いてもらっていて信頼関係ができているなら、もっとその人のために何かしようと思うようになる。頭のいい人は、勉強ができるだけではなくて、人たらしで、周りの人の協力を得られるからこそ、もっと活躍できるのだと、もっとコミュニケーションの大切さに意識を向けたほうがいいと思った。
他にも、本を沢山読んで、趣味も資格試験も楽しんで、アウトプットの場を持って、自分に適度なストレスを与えることが大切とあった。こういう一人でやる系は、私も少しできているなと思った。
これから強化したいのは、「自分がやりたいことをやって楽しむことが、誰かを楽しませることに通じる」というのをもっと体験すること。社会的報酬による快楽を得ながら、周りの人と楽しくやりたいことをしたいと思った。
私は人づきあいに尻込みしてしまうところがあるので、試してみれる人や環境から、人たらしになれる一歩を踏み出したい。
Posted by ブクログ
頭のいい人は言い訳、愚痴を言わずに普段から自分の周りの環境整備に努めているというくだりが私にとって良いタイミングの教示でした。普段からそういう努力をしているのね、と心に沁みました。
Posted by ブクログ
世界の頭のいい人達が普段実践していることを紹介している本。
頭がいいと呼ばれる人達も何か特別すごいことをしているわけではない。凡人にも出来るちょっとしたことを継続していくことで、人生を大きく変えることが出来るのかもしれない。
Posted by ブクログ
参考になることを教えてもらえました。
自分の能力を引き出すためのスキルみたいな、使いこなせると良くなりそうな、ポジティブな気持ちになります。
ただそれまでが疲れそうです。慣れるまで使いこなせるまでの実践が大変で、気持ちの強さが必要だろうなぁと思います。
でも、せっかくプラスになりそうなことだから、この本も何回も読んで、真似して、いい方向にポジティブに進んでいきたいです!
Posted by ブクログ
頭がよくなりたいと思ったし、頭が良い人へ尊敬の念があるので参考にしたくて買った。毎回紹介文があるので少しくどいと感じたけど、なるほどなと思う回数のほうが多かった。見習いたい。