シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感

シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感

小説・文芸
794円 (税込)

3pt

「シャーデンフロイデ」とは、他人を引きずり下ろしたときに生まれる快感のこと。成功者のちょっとした失敗をネット上で糾弾し、喜びに浸る。実はこの行動の根幹には、脳内物質「オキシトシン」が深く関わっている。オキシトシンは、母子間など、人と人との愛着を形成するために欠かせない脳内ホルモンだが、最新の研究では「妬み」感情も高めてしまうことがわかってきた。なぜ人間は一見、非生産的に思える「妬み」という感情を他人に覚え、その不幸を喜ぶのか。現代社会が抱える病理の象徴「シャーデンフロイデ」の正体を解き明かす。

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シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    妬み いやらしい感情だけれども
    人間誰しもあるものなのね、多数派なのね、と
    安心したりして。
    そしてまた、実は、愛情深いんだ、なんて。
    多数派、集団、社会的
    キーワードがつながる
    そして、このシャーデンフロイデは、人間が生きていくために必要だ、と。
    オキシトシンってこんなに人間をかえてしまうものなのか…
    などなど
    人間って、脳って、フクザツ

    0
    2025年11月18日

    Posted by ブクログ

    「あなたのためを思って・あなたのためだから」とか
    ある種の愛や思いやりの押し付けで、人を蹴落としたりする人間の愚かさ。
    今のSNSを眺めていて正直8割くらい不快に思うのは
    自分とは全く関係のないゴシップや騒動で
    赤の他人に意見を言ったり、罵詈雑言やを蹴落としている文字列を
    普段から眺めてしまっているからでは?とちょっと怖くなる。
    人と戦うこと、勝つこと、負けない事とかって人間の本能でもあるだろうし
    他人を引きずり下ろすことを快感とするのは
    これはもう遥か昔からのDNAの一部だと思って生きるしかないのかもしれない。

    0
    2025年06月26日

    Posted by ブクログ

    シャーデンフロイデというキャッチーなテーマに惹かれて読んだがいろいろな実験の例とオキシトシンやセロトニンなど脳内分泌物についての話が面白く、戦争に突き動かされる人間についての洞察に着地する流れが見事

    0
    2025年06月08日

    Posted by ブクログ

    とても興味深く読めた。愛が深いからこそ、誰かを阻害しようという意識が生まれるというのは、実感としてわかる。得体の知れないもの、気を引きたい人がいるために、誰かを排除して内向きの結束力を高めるというのはすごくわかる。
    現代の世界的右傾化、自国ファーストな考え方もまさに、愛国心によるオキシトシンの分泌から生まれてきているのではないだろうか?
    この本の内容は、かなり幅広い場面で応用できる。この視点を忘れずに生きていきたい。

    0
    2025年03月10日

    Posted by ブクログ

    シャーデンフロイデは、「対話」と逆位置にあるものだと思い込んでいたが間違いだった。どちらもオキシトシンを媒介に起きる一直線上の事象というのは興味深い。
    愛や正義は塩梅が難しい…だからこそうまく行かないことも多いのだろう。愛=神、正義、英雄といったものがいかに生存戦略上有意であったか、これらが個の生存にも種の繁栄にも多大な影響を及ぼしてきたのだということは、とても重要な知見であるように思う。
    戦争と平和は対極ではなく、同一軸線上の出来事として捉えなければ、真の平和は見えてこない。

    0
    2024年03月16日

    Posted by ブクログ

    シャーデンフロイデとは、他人を引きずり下ろした時に感じる快感のこと。

    特にこれには、オキシトシンというホルモンが関係している。
    オキシトシンとは愛のホルモンと呼ばれ、

    0
    2023年05月31日

    Posted by ブクログ

    愛と憎しみは紙一重
    信じる気持ちが強いほど背くものに耐えられない

    好かれすぎて大変なことになった経験を思い出した…
    自分の世界を壊されそうになると人は攻撃的になるのかな
    大好きだからこそ自分の世界の中で大きなパーツになってて
    そこが崩れることを何としても避けようとする…

    宗教とかの強さもなんか納得
    何かに自分の責任を擦り付けられたら楽なのは当然…

    人は戦うことが元々好きらしい
    生き残るためには仕方ないのは分かるし、自分も負けず嫌いな方なのでなるほどなぁと複雑な気持ち

    出る杭が打たれる雰囲気の中で、名前を隠さずに自分を表現出来る人の強さを改めて尊敬する

    信念を持って少数派にいる人たちには色んな人がいるけど
    自分の枠から出ているから攻撃するようにはなりたくないと思った
    そうは言っても自分も年取ったり酔っ払ったりしたら本能のままに他人を攻撃してしまうのかなぁ……

    0
    2021年10月31日

    Posted by ブクログ

    タイトル買いしたけど、中身はそれ以上に価値があると感じた。コロナ禍で他人の行動や言動に敏感になっている今だからこそ、色んな人に読んでほしい。

    他人を引きずり下ろすことに快感を得る仕組みを解説したあとに、その恐ろしさというかいろんな側面を解説してるのかな。後半なればなるほどゾットする。

    興味深い事実や実験を言及してて好感を持てるけど、できれば出典を書いてほしかったな。

    0
    2021年09月19日

    Posted by ブクログ

    「愛」や「正義」は排除の根源っていう本。

    オキシトシンの光と闇。

    リチャード・H・スミスの『シャーデンフロイデ人の不幸を喜ぶ私たちの闇』より読み易く、理解しやすかった。

    マスコミやネット等の「炎上」に熱狂する人や、自分の中の妬みや嫉みを少し冷静に見れるようになる。

    第2章加速する「不謹慎」の【個体の生命より、社会が優先?】で、言葉の丁寧さを失わずボロクソに書いてる部分が面白かった。

    0
    2021年07月20日

    Posted by ブクログ

    他人の不幸を喜ぶメシウマ感情を脳科学の視点から解き明かす。

    日本人は不安を感じやすく協調性が高い遺伝的特徴から、ルールを乱す者へ強い制裁感情を抱きやすいという事実が印象的でした。
    自分自身の心を客観視して気持ちを楽に…脳とSNSを直結させないっ

    0
    2026年05月14日

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