ヒトは「いじめ」をやめられない(小学館新書)

ヒトは「いじめ」をやめられない(小学館新書)

858円 (税込)

4pt

「いじめ」を脳科学する。

「子どものいじめ撲滅」に向けて、大人たちが尽力している一方で、大人社会でも「パワハラ」「セクハラ」などの事件が後を絶ちません。しかし、「脳科学的に見て、いじめは本来人間に備わった“機能”による行為ゆえ、なくすことはできない」と、著者である脳科学者・中野信子氏は言います。ならば、いじめに対するアプローチ法を変えて、その回避策を考えていくことが、良好な人間関係を維持するためには得策です。本書では、子どもの仲間はずれやシカト、大人のパワハラ・セクハラなど、世代を問わない「いじめ」に関して、その回避策を脳科学の観点から説いていきます。

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ヒトは「いじめ」をやめられない(小学館新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    教育者だけでなく、保護者も読むべし。いじめは脳に組み込まれた理由があるものと理解できれば、その対処法も検討できるとおもわれる。生理学的に組み込まれた排他的行為について理解できる。

    0
    2024年04月24日

    Posted by ブクログ

    858

    中野信子
    1975年、東京都生まれ。脳科学者、医学博士、認知科学者。東京大学工学部応用化学科卒業。東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。フランス国立研究所にて、ニューロスピン博士研究員として勤務後、帰国。脳や心理学をテーマに研究や執筆の活動を精力的に行う。科学の視点から人間

    0
    2023年12月16日

    Posted by ブクログ

    訳あって手にしたが、ハラスメントをする側の認識にある正当性にはただなるほどと、体験、ケースと照らし合わせても、書かれていることの差異が無い。
    単なる組織での教育は、信号をしめすがハラスメントは正しさを纏った暴力にしかならないかと。
    このあたりの思考は監獄にいるか社会に放たれた存在という違いだけで、旧

    0
    2023年12月13日

    Posted by ブクログ

    いじめからは逃げるしかない

    気付き
    ・日本人はいじめが起こりやすい
    集団意識が強い、同調圧力、ホルモン(オキシトシン)の分泌が海外の人に比べて特殊
    ・いじめの原因
    フリーライダー、集団に不利益になりそうな人、羨ましがられる人、集団か外れた人等
    ・いじめは快感
    いじめることはフリーライダー、集団に不

    0
    2023年03月04日

    Posted by ブクログ

    いじめ(サンクション)は、人間の本能であり、また青年期の子どもたちは自分自身で制御出来ないことが分かった。

    「裏切り者モジュール」と「サンクション」という2つの本能が取り上げられているが、これはつまり、裏切り者をpick upして排除する機能である。

    この本能構造以外に、妬み感情が発生しいじ

    0
    2022年08月09日

    Posted by ブクログ

    一気に読めた。
    いじめは本能であり、無くなることはないのではないかと、ずっと漠然と思っていたことが脳科学的に解説してあり、なおかつ読みやすかった。
    小学生も高学年になれば、「いじめは良くない」「みんな仲良く」「クラスは仲間」などというフレーズに首をかしげたくなる意識が芽生える。
    道徳や人権週間で、い

    0
    2022年07月13日

    Posted by ブクログ

    新たな視点が手に入った。
    脳内物質のセロトニン、オキシトシン、ドーパミンの果たす役割がよく書いてあった。

    0
    2022年01月28日

    Posted by ブクログ

    脳科学者による、「いじめ」についての考察。
    いじめが起きるのは本能的なものだから、完全になくすことは出来ない。
    だからこそ、対策が必要という内容。

    人間が進化する過程で、集団を作ろうとし、そこから外れてしまう人間のことを排除する傾向が生まれた。
    ある基準から外れるといっても、別に集団にとって害がな

    0
    2021年10月25日

    Posted by ブクログ

    「イジメ格好悪い」のCMを過去に見て、幼心に違和感を覚えたのを思い出します。
    こちらの本を読んで、イジメたい心は、人には有るのが当たり前だと分かって救われた気がしました。
    人間だものイジメたい気持ちがあることはしかたないよね、その上でどうすれば良いのかを考えるのが本来取るべき行動だ、と思うことができ

    0
    2024年12月28日

    購入済み

    なかなか興味深い

    0
    2018年04月08日

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