中野信子のレビュー一覧

  • 女らしさは誰のため?(小学館新書)

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    女らしさが「誰のためか」というタイトルからして、女らしさが提供されるためのものであるような謙虚さやイジらしさを感じさせられる。通常、「〜らしさ」という言葉は、学生らしさや日本人らしさなどの模範性を示す。この模範は確かに文化的な期待の表れであり、社会的に期待される役割をも示すから、確かに「誰かのため」に存在するものでもある。また、女である事は片方の性と区別するための定義だから、提供する相手は男だと考えてしまいそうだが、そうとは限らない所にこの問いの面白さがある。

    そもそも女であることは自然発生的なものだ。誰かのために作られた職業ではない。自然発生したものに、その性機能や身体性を前提にして時代の

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    2025年01月12日
  • 女らしさは誰のため?(小学館新書)

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    大学に入って、サークルのみんなでご飯行った時に、「あなたはまだ奢ってなかったね」と先輩に奢られて、なんかモヤモヤした。新入部員には一回は奢りたい人だったらしい。これ経の森若さんじゃないけど、私も出来ればイーブンでいたい人なんだよね。男女とか先輩後輩とか関係なく。

    みたいな事を思い出した。

    地質年代の視点から見ると、地球規模の大きな変化によって次の時代がもう始まっているって話は面白かった。当時の地球における酸素が大量に発生した事で地球表面の主役が変わった様に、今は地球に毒だと思われてるプラごみやら二酸化炭素やらで主役が交代するんだろうか。

    魚の性別交代の小ネタなども興味深く読みました。

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    2025年01月10日
  • 新版 人は、なぜ他人を許せないのか?

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    確証バイアスがかった極端な意見を端的に主張することが現代的でスマートとされる最近の世の中に対して冷静にあのね、と説明してくれている本だと思う。
    正義の名の下に訳の分からない自己主張を振りかざす人間(若者だけでなく老人も当てはまる)の構造をシンプルに紐解いてくれている。
    最近の自分を振り返る良いきっかけになったし、これからストレスをためないためにはどうすればよいか、ということが学べた。

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    2025年01月05日
  • 人は、なぜさみしさに苦しむのか?

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    ネガティブな感情の1つとして私が感じているさみしいという気持ちを客観的にとらえることができれば、さみしいという気持ちとうまくやっていけるのでは?という気持ちで読んだ。さみしいという気持ちは人間の本能であり、生き延びるのに必要な感覚だった。なるほど。具体例でわかりやすく理解できた。子育て世代や若い人から高齢の人までどの世代でも抱えうるさみしいの気持ちを説明していて、誰にでも寄り添う1冊だと思った。

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    2025年01月03日
  • 新版 人は、なぜ他人を許せないのか?

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    ☆4.3

    これは、面白い。
    これから老いを受け止める自分にとって、ある意味指針になるかもしれない。許せない脳を自らつくってしまうことを、避けるために、この書物は役に立ちそうだ。
    紙の本を手に入れようと、思っている。

    ポッチっとしました。大晦日には届きそうです。届きました。

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    2024年12月19日
  • 新版 人は、なぜ他人を許せないのか?

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     中野信子氏の本は初めて読んだが、面白い。今まで金髪の若い女性なのに著書があまりに多いので中身が薄いんじゃないかと勝手に思っていました。でも、凄い人であることがわかりました。
     正義中毒という傾向は、自分の中にも周りにも結構あるなと思います。

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    2024年12月15日
  • 生贄探し 暴走する脳

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    日本人は陰湿!?
    直接本人には言わずに、周りを固めて陰口を言ったり、匿名性を利用してネットで誹謗中傷したりと、これは日本人に特に見られる特徴なのだと言う。
    正義を振りかざし、標的、それこそ生贄にして人を陥れて自分を守る。
    世間体を気にし、同調圧力が強い。
    分かる分かる、こうゆうところ、本当に苦手。
    人とは違う考えを持った人や個性のある人を排除したがるのは生物としての本能らしいけど、人って何も進歩も学びもしないし、変わらないくだらない生物だと本当に思う。
    危険クラスで言えばどの生物よりも危険だと私も同感する。
    周りの意見になんとなく流されないためには、考える事を辞めない。想像力を働かせる事。自分

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    2024年12月05日
  • 不倫と正義(新潮新書)

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    不倫に対してさまざまな角度から議論する良書

    友達から読んで欲しいと渡されたのだが、パートナーがいる人もそうでない人も気づきのある本だと思う。

    中野さんは科学者特有のリアリズムな視点で、一方三浦さんはより哲学的で理想主義的な感覚がした。
    その2人の意見が交差しながらも、女性目線というところで同意している部分もあり見応えがあった。

    特に不倫の「倫」について深掘りしていくところは個人的に興味深かった。

    三浦さんのあとがきでもあったが、不倫はだめならば愛するということは無意味なのかという問いに対して、
    倫理を侵してでも心を傾ける行為のみで価値があるという主張に深く共感した。

    我々も生きている

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    2024年12月04日
  • 「嫌いっ!」の運用(小学館新書)

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    本書には脳科学をベースに、なぜ「嫌い」の感情があるのか。なぜ「嫌い」はいけないことなのか。「嫌い」の感情はどの様にして生じるのか。「嫌いな人」との付き合い方、「嫌いなこと」との向き合い方。家族への嫌悪感、自己嫌悪への対処の仕方が書かれていた。

    「嫌い」は根源的な性質で自己防衛の為の脳の判断が行動に影響を与えるものであり、必要以上に「嫌い」を嫌わなくても良いという主張が展開されており、そう思えることでラクになることもあると思う。

    逆に他者からの好き・嫌いを、自分自身を対象として見た場合に、個人的見解ではどんなイケてる人でもパレートの法則があてはまり、様々な理由で誰かには嫌われると感じる(2割

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    2024年12月02日
  • 笑いのある世界に生まれたということ

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    タイトルからはイメージしていなかったお笑いについての脳科学的視点。
    自分がなぜこの芸人を面白くないと思うかが偏差値の違いが関係しているのは面白い。どの位置を狙ってお笑いしているかを探りながらみると、面白くないと思う芸人の見る目が変わりそう。

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    2024年11月20日
  • なぜ、愛は毒に変わってしまうのか

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    毒親は、数珠繫ぎみたいな感じ、難しい問題だなと思いました。

    愛し方が分からなくても、学んでいってほしいと思いました。

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    2024年11月10日
  • 脳の闇(新潮新書)

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    この方の本好き。脳がこういう働きをするから人間はこういう行動をするとかわかるの楽しい。
    なんとなく知ったからと言って、それをうまく活用することは私には全然できないけどね。

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    2024年10月27日
  • 感情に振り回されないレッスン

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    仕事で理不尽なことが多々あって、とてももやもやしていた時に助けを求めるように本屋さんで出会った本。
    家で息子に理不尽なことを話して「どうしたらいいと思う?ほら、この本買っちゃった」と話したら、
    「中野信子さんの本、たくさん本棚にあるよね、読んだんだよね?」と言われてしまった。
    たしかに、頭で分かっていても、なかなか気持ちをおさめられないし、読んだその時とまた違う問題だから新たな気づきが欲しくて!

    やっぱり読んでよかった。
    改めて多くの気づきと納得。
    心を整えるのにとてもよかったです。
    客観的に自分をみて、もやもやの正体もわかったし。
    もやもやしちゃうのは仕方ないけど、振り回されて自分が疲れな

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    2024年10月16日
  • ヒトは「いじめ」をやめられない(小学館新書)

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    【「運動会」の存在意義が揺らぐ】

    「団結力が高まるほど、排他的な行為も起こりやすい」というのが印象的だった。

    この本の例にも上がっていたが、私はこの本を読んで、運動会などの学校イベントの存在意義が、自分の中で揺らいだ。

    私は小、中学生の頃の運動会は(運動ができないながらも)かなり楽しんでいたタイプだ。
    運動会の何か月も前から、行進や組体操、応援ダンスなどの練習に取り組んでいた。そして運動会当日は丸一日かけて行われ、チームで対決する。
    それを通して、クラスメイトや友達とより仲が良くなったり一体感を感じられ、楽しくてしょうがなかった。

    しかしこの本の「団結するほど、その邪魔になってしまう人

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    2024年10月12日
  • シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感

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    自分も含め、いたるところにサンプルが転がっているテーマ。
    客観的に見られれば、無駄な正義感や、不寛容さを減らせるか。減らしたい。

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    2024年10月05日
  • 科学がつきとめた「運のいい人」

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    運のいい人が実践していることは、特に難しいことではなく、その人の思考と行動パターンによって変わる。
    脳はいくつになっても育てられる。
    運がいい人って自分だけでなく人のためにも行動できる人なんだなって思った。

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    2024年10月05日
  • 人は、なぜさみしさに苦しむのか?

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    ネタバレ

    中野先生の本はタイトルがまず良いなと思うことが多いです。
    多分言うか言わないか、意識しているかしてないかの差はあるけれど、世の中のかなりの人が何かしら「さみしさ」を抱えていてそれをどうしようもないままに放置や無視している状態なのじゃないかなと思います。

    赤ちゃんが泣いた時に抱っこすると泣き止むのは「輸送反応」という哺乳類に見られる現象である(p92)、という解説には驚きました。安心するからじゃないんだねと。(そういう側面もあるんじゃないかとは思いますけども)
    確かにそう考えてみると抱っこするのがお母さんやお父さんじゃなくても泣き止む時もあり、逆にもっと激しく泣いてしまう時もあり、あれはどっち

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    2024年10月03日
  • 新版 人は、なぜ他人を許せないのか?

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    とても読みやすい本でした。結局、一貫性と言うものの見方や固定観念な原因であり、その背景も様々説明があって大変勉強になりました。
    早速今日からでも違った分野の本を読んで、前頭前野鍛えていきたいなと思います。

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    2024年09月29日
  • なんで家族を続けるの?

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    独特かつ表現力の豊な二人の対談本。様々な角度から人を分析してるんだけど、例えがとても分かりやすい。自分に置換えながら楽しく読めました。

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    2024年09月23日
  • 世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた

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    ビジネス書でよく見かけるような内容も多かったですが、この考え方は好きだなというものもいくつかありました。


    印象に残ったのは


    ・本からなんでも吸収する

    誰も味方がいないのであれば、まず本を味方にして自分に力をつけていく。
    少しのお金を出すだけで、素晴らしい先生たちが、あなたの力になってくれる。


    ・一つのことばかりすると脳はすぐに飽きてしまう

    脳はすぐ、一つの刺激に対して慣れてしまい、飽きてしまうという性質をもっている。
    飽きている状態でも同じことを続けながら「より楽しむためには、どうしたらいいか」と思っていると潜在意識が答えをだしてくれる。


    何事もポジティブに捉えて楽しく実践

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    2024年09月22日