中野信子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
脳科学者の中野信子さんとデーブ・スペクターさんの対談。
闇って言うから、もっとダークなんかと思ったけど、対談なんで…(^◇^;)
軽いタッチのデーブさんとそれを冷静に分析する中野さんって流れ。
デーブさん、日本語で、ギャグ言えるのは凄いけど、おもんない…関西には合わん。
普通に明るい人で良いから〜
デーブさんの外から見た日本の変わってるというか、自分たちと違うとこの指摘はなるほど。
メディアとタブーで、ジャニーズ問題とかコンプライアンス。
日本の同調圧力、カルトなどなど、
変わっていく日本を嘆いてそうなデーブさんと変わっていく日本を受け入れて進化させていきたそうな中野さん。
それぞれ、意見が違う部分はあれど、なかなか面白い対談でした。
コンプライアンスの話で、
イケメンもだんだんダメになっているんじゃないですか。女性側からちょっとずつ来てますよね。ブスもダメだけど、美人は美人で「美人って言われた方が困る」、みたいな形で使いづらくなってません?
逆も然りかもしれんけど、なんでもアウトにせんと!って思ってしまうな…
◯◯◯ハラスメントとかも種類多過ぎて、もう分からん。そうなると触らぬ神に祟りなしになってしまう。(毎年、ハラスメント教育は、e-leaning受けてます!)
なんかデーブさんは、日本を悪くしたのは、スティーブ・ジョブズと思ってるみたい。
みんなどこでも話をしないで一人でスマホ覗きこんで!って!www
昭和が良いみたい〜!
令和生まれのボクちんには分かんない〜
確かに、自己完結し過ぎな気はしないでもないか…(^◇^;)
軽く読めて、なかなかでした〜 -
Posted by ブクログ
中野信子氏の本音ベースの話を知りたい人におすすめ。
【概要】
●各分野における中野氏と川田氏のキャッチボール
●仕事、恋愛、家族、老化・死、芸術、発明、宗教における言語化
【感想】
●中野氏は著書によって遠慮しているものも見かけるが、この本は本音ベースの発言が多いと思う。そこを引き出している川田氏の上手さなのだろう。
●中野氏の一般的な家庭環境で過ごしていない点も垣間見ることができる。
●AIに関する話題も出てくる。生成AIが出現してからというもの、世の流れに乗っかってAIなら何でもできるという人たちが増えているが、そのようなブームをズバッと切ってくれている。私はAIが万能ではないと思っていてこのような考え方に大賛成である。読んでいて気持ちがいい。
●中野氏のような会話ができる人が周囲にいれば楽しいだろうなと思う。
●最後に書かれている、続きのシリーズが出るなら引き続き読みたい。 -
Posted by ブクログ
テレビのほんまでっかの番組でよく見る脳科学者だったので、なんとなく読んでみた。
こういう類の本をよく読むので、なんとなく知ってることは結構あったけど、
知ってることが出てくると、「やっぱりこの考え方は大事なんだなぁ」とか再認識できてよかった。
文章を読んでて、中野さんは、東大出身で女性で、きっと今まで女性やのに賢いね、とか言われたことが多かったのかなと感じた。
文章の中の例文でそういった例文がちらほらあって、私自身は女性だから〜とか言われた経験ないから、なんとなくそう感じた。
本の中で、褒め方として、「相手」を主語にして「(あなたは)すごいね」と伝えるよりも
「私」を主語にして、「(私は)本当に驚いたよ」の方が相手が共感しやすいと書いてあって、すごく納得した。
私は、職場でたまに同僚からすごいと言われるとき、イマイチぴんときてなくて、でも友達から「すごいと思う!」って言われるのはすごい嬉しいと感じるのは、同じすごいでも主語が違うからかと思った。
あと、職場でよく間接的に助けてもらうが、助けてもらってるのになんだか居心地が悪く、直接言ってくれと思ってしまってたりしてた感情も理由がわかった。
本の中で、「相手を助けることは、それが相手にとって押し付けがましくなったり、自分の能力に不足があると感じてしまったり、信頼してもらえていない気持ちになったりする」という内容が書いてあって、私のモヤモヤはまさにこれだと感じた。
私が指導する立場になったときはこれを念頭に置きたいと思った。
なんだか職場とリンクして愚痴っぽくなってしまってるが、愚痴や悪口を言っても状況は改善しないとも本で書いてあった。
すべてせっかく起きた出来事だから、自分の価値に変えることができる方が得だと書いてあって、その考えはとても素敵だと思うし、私もそういう風に生きていきたい。
せっかくこの本を読む経験をしたので、まずは今日から日記をつけていこうと思う。
「結果を褒めるのではなく、できなかったことができるようになったことや、頑張ったところを褒めると育つ」と書いてあったので、
自分に、今日は、「本の集中力が切れそうになったとき、立ち上がって足踏みしながら工夫して読み進めることができて偉いね」と日記に書いて褒めたい。
あと、自分だけじゃなく、他者もどんどん褒めたいと思った。褒め言葉だけでも、現金を受け取った時と同じような喜びを感じるらしい。
また、日記をつけるときは、
そのときどんな気持ちだったのか、なにが嬉しくてなにが悔しかったのか、感情の動きも記録すると、自分を客観的に的確に把握できる能力(メタ認知)が鍛えられると書いてあったので実践したい。
本の中では、将来の自分の軸の探し方についても書いてあって、求められることや得意なことの中から自分がやりたいことを探すと将来の可能性が見つかりやすいとのこと。
自分がやりたいことだけを仕事にした結果、うまくいかず、組織の中で自分がいらない人間なのでは?と感じると、精神的に大きなダメージを受けるかららしい。
これは本当に分かりみが深すぎると思った。
私がまさに前職を辞めた理由で、自分に仕事の自信が持てず、自分はいらないのではと感じたことが決め手になってしまった。
中野さんの文章の中で、1番好きだなと思ったのは、「無駄なことをすることが人間を人間たらしめる」という文だった。
創造的な活動が人間には必要で、人間は機械ではないとのこと。
なんでも無駄を省くのは私も何が楽しいのかと思ってしまうし、無駄とか非効率なことこそ贅沢で価値があり、大切にすべきだと思う。
総合的に、改めて自分を振り返れた良い機会になった。 -
Posted by ブクログ
サイコパスは100人に1人くらいいる
併せて読みたい本
サイコパス 冷淡な脳
サイコパス、インサイド
P120
サイコパスは一般人とは異なる。言葉遣いすることに注目している。
→文の構造、語尾の選び方、しゃべる速度、リズムが違うこと。
経験から考えられた16項目
表面的な魅力、不安の欠如、罪悪感の欠如、信頼できないこと、不誠実、自己中心的、親しい関係を継続して作れないこと、罪から学ばないこと、情動の乏しさ、自分の行動が体に及ぼす影響を鑑みることができないこと、将来の計画を立てられないこと
対人関係では「支配的かつ強制的」「傲慢で詐欺的」
感情面では「適切な情動が欠如」「どの情動反応も難しく、一時的」
では「衝動的」「計画的に問題がある」
サイコパス3脚理論
①眼窩前頭前皮質と側頭葉前部、扁桃体の異常なほどの機能低下
②いくつかの遺伝子のハイリスクな変異体(MAOA)
③幼少期早期の精神的、身体的、あるいは性的虐待
p149
サイコパスの海馬も、左より右が大きいこと
妊娠中の母がアルコールを大量に摂取すると、右の海馬より左の海馬が大きくなる
p171
ムンドゥルク族の社会で、男性が求められる役割は、「雄弁」、「恐れ知らずの勇敢さ」、「戦闘に秀でていること」
→カリスマ性と似ている -
Posted by ブクログ
理系の中野信子さんが語る言葉は、的確で情緒豊かでウィットに富み、説明の構成が素晴らしく、才能豊かな人ってこんな人のことを言うんだろうなぁとしみじみ思う。どの回答にも、科学的な面と情緒的な面でアプローチしてあり、一方向しか見ていなかった自分に「こんなものの見方もありますよ」と示唆してくれる。よく、「何のために勉強するの?」と子供たちに問われるが、その答えがまさにコレ。ものごとを点ではなく線で見られるように、それができるようになったら面で見られるように、それもできるようになったら立体で。そんなふうに、自分の生き方や考え方をラクにしたり、楽しくしたりするために勉強するんじゃないかなぁと思った。
○ 知性は母親から、情動の部分は父親から受け継ぐ。コレを知って軽いショック(笑)!母親のおおらかさ(鈍感力!)と父親の知的好奇心と鵜の目鷹の目で物事をとらえる鋭さを受け継ぎたかったのにぃ。
○「方向感覚と詩のセンスとはトレードオフなのでしょうか」の言い方のセンス!
○ユートピアを用意したはずが、ぞっとするようなディストピアに(1960から70年代にかけて、アメリカの動物行動学者が行った。ユートピア実験) -
Posted by ブクログ
ネタバレp.44,45
「・・・世界幸福度ランキング・・・」
表「幸せな国ランキングと抗うつ剤消費との相関」
「なるほど、大麻があれば、ある程度は抗うつ剤は不要ということなのか。」
p46,47
「・・・ベータエンドルフィン・・・ランナーズハイ・・・。」
「・・・脳にもともとある内在性の脳内麻薬・・・」
p73~
「・・・笑いのセオリーは3パターン・・・」
〇緊張と緩和p73
〇裏切りp76
〇共感p80
p84
「人は何で笑うのか、人は何をおもしろいと思うのかというお笑いの構造を学んでいくことで、僕は自然に人の寛容さ、優しさも学んできました。」
p152
「・・・ダニング・クルーガー効果・・・」←イグ・ノーベル賞
ユーモアのセンスが低い人が「自分はユーモアセンスがある」と思っているという実験結果が出た。
p155
ヒエラルキー集団で、”笑い”は集団及びメンバーの寿命を延ばす。
p174
おもしろいことに気づけない→本人のセンスが圧倒的に足りない。
p184
「人のことを嫌いな人って、愛されない。」
p203
「脳には、苦痛に耐えて生き延びるための仕組みが用意されています。笑いもその一つでしょう。」
芸人兼近大樹という素材にして、脳科学者中野信子が”笑い”や”脳”を分析・解説しているのかな。なかなか面白かった! -
Posted by ブクログ
ネタバレ栄養学の本で、昔人間は小動物だった頃、基本的に飢えていて肉食だったのでアミノ酸を体内合成できず今でもタンパク質を摂らないといけない。という話を聞いた。本著では、人間の感情も同じように辛さに耐えられるように変化し辛いことを快楽に感じるようになったが、今の人類は快楽を次から次へ与えられることで、それにどう対応していいかわからなくなっている。
他人に対する呪い(この字は咒と同じ起源、と)は言語化しないと呪えない、という指摘はその通り。
ルッキズムや、ラットのユートピア実験を取り上げ、人間の思い込みがどのように行動に投影されるかを述べる。人はそもそも、いろいろなものに咒を掛けられているのだ。
最後、著者が出雲大社で友人が強く生き続けるための咒を行い、それが効果を表したという紹介をして終わる。