中野信子のレビュー一覧
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サイコパスは100人に1人くらいいる
併せて読みたい本
サイコパス 冷淡な脳
サイコパス、インサイド
P120
サイコパスは一般人とは異なる。言葉遣いすることに注目している。
→文の構造、語尾の選び方、しゃべる速度、リズムが違うこと。
経験から考えられた16項目
表面的な魅力、不安の欠如、罪悪感の欠如、信頼できないこと、不誠実、自己中心的、親しい関係を継続して作れないこと、罪から学ばないこと、情動の乏しさ、自分の行動が体に及ぼす影響を鑑みることができないこと、将来の計画を立てられないこと
対人関係では「支配的かつ強制的」「傲慢で詐欺的」
感情面では「適切な情動が欠如」「どの情動反応も難し -
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理系の中野信子さんが語る言葉は、的確で情緒豊かでウィットに富み、説明の構成が素晴らしく、才能豊かな人ってこんな人のことを言うんだろうなぁとしみじみ思う。どの回答にも、科学的な面と情緒的な面でアプローチしてあり、一方向しか見ていなかった自分に「こんなものの見方もありますよ」と示唆してくれる。よく、「何のために勉強するの?」と子供たちに問われるが、その答えがまさにコレ。ものごとを点ではなく線で見られるように、それができるようになったら面で見られるように、それもできるようになったら立体で。そんなふうに、自分の生き方や考え方をラクにしたり、楽しくしたりするために勉強するんじゃないかなぁと思った。
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ネタバレp.44,45
「・・・世界幸福度ランキング・・・」
表「幸せな国ランキングと抗うつ剤消費との相関」
「なるほど、大麻があれば、ある程度は抗うつ剤は不要ということなのか。」
p46,47
「・・・ベータエンドルフィン・・・ランナーズハイ・・・。」
「・・・脳にもともとある内在性の脳内麻薬・・・」
p73~
「・・・笑いのセオリーは3パターン・・・」
〇緊張と緩和p73
〇裏切りp76
〇共感p80
p84
「人は何で笑うのか、人は何をおもしろいと思うのかというお笑いの構造を学んでいくことで、僕は自然に人の寛容さ、優しさも学んできました。」
p152
「・・・ダニング・クルーガー効果・・ -
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ネタバレ栄養学の本で、昔人間は小動物だった頃、基本的に飢えていて肉食だったのでアミノ酸を体内合成できず今でもタンパク質を摂らないといけない。という話を聞いた。本著では、人間の感情も同じように辛さに耐えられるように変化し辛いことを快楽に感じるようになったが、今の人類は快楽を次から次へ与えられることで、それにどう対応していいかわからなくなっている。
他人に対する呪い(この字は咒と同じ起源、と)は言語化しないと呪えない、という指摘はその通り。
ルッキズムや、ラットのユートピア実験を取り上げ、人間の思い込みがどのように行動に投影されるかを述べる。人はそもそも、いろいろなものに咒を掛けられているのだ。
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漠然としたさみしさを感じる時がある。夫は真面目でよく働くし申し分ない。たまに旅行したりランチする友達はいるのに何故だろう。
この本では、さみしさは人間が生き延びるための仕組みであるという。一歳半までにソロ好き人格は決まるとか未成年者の脳は不安を感じやすいなど脳科学者ならではの分析はとてもわかりやすい。
印象に残ったフレーズは「人付き合いのコツは期待も要求も批判もしないこと」とある。家族に対しても言えそうだ。さらに「本のなかにたくさんの話し相手を持つ」 つまり読書ははたから見ればボッチにしか見えないが、作者と一緒にいるのと同じことなのだと。「新しい知識を得ることは脳を喜ばせることにつながる -
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ネタバレ「早く40代になりたいんです」と言い続けてきました。40代になるとさすがに、若い扱いもされなくなるかと思って。
結局、年齢不詳で不審な見た目と言動なまま40代になって、初対面の人とかからの扱いはあまり変わらない訳ですが、内面は本当に楽。知ってる人から面と向かって、結婚云々を言われなくなっただけでもこんなに楽なんて。
でも、たぶん内心では思われてるだろうけど、と思ってしまうところにわたしもまだまだ毒されているんだろうというのがわかる。
この点は、男性の方が大変かも。40代になっても「結婚は?」って言われそう。。。
ジェーン・スーさんと中野信子さん、確か以前読んだスーさんの対談本のおひとりが中野 -
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ネタバレ中野信子さんの著書「人はなぜさみしさに苦しむのか」を読んで、当時抱いていたさみしさ、不安の感情がやわらぎ、元気づけられた。、その後、彼女の著書を何冊か立て続けに読んで、自分の、特に負の感情が沸き上がってきたとき、メタ認知し、自分の脳の思考の癖を思い出し、それ以上、その負の感情の深みにはまらないように努力している。
そして、この本は、実際に相談された内容に対して、脳科学者である中野さんからのアドバイスが書かれた本である。また、ここに書かれてある相談事って、実は誰もが、一つや二つ抱えているのではないだろうか。
私の場合、俵万智さんの「方向音痴」に対しての相談。俵さんの相談を読んで、私も俵 -
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ネタバレ日々過ごす中で、運はいいに越したことはないよね。
運は偶然ではなく、引き付けられるのか?
科学がつきとめた、とのことなので、取り入れられるところは取り入れようと読んでみた。
まず前提として、運が本当にいいか、悪いはか、分からない。
なぜなら違う選択肢を選んだ結果は分からないから。
例えば、交通事故にあってケガをした。運が悪い?もし少しタイミングが悪ければ命を落としていたかもしれない。なら運がいい。
早起きして散歩したら、素敵な出会いがあった。運がいい?もし普通に起きてたらもっと素敵なことがあったかもしれない。なら運が悪い。
だからまず、自分は運がいいと思い込んで過ごすとよい。
理由1
運