中野信子のレビュー一覧

  • 咒(まじない)の脳科学

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    思考は言語でできてる。
    ・虐待をする神経回路がある※ネズミ実験
    ・脳は快楽を制御できない
     →正義中毒、制裁願望などの攻撃的な快楽
    確かに現代は、SNSや動画など(いい意味でも悪い意味でも)様々な快楽に触れられる機会が多すぎる。言葉の受け取り方と使い方が生き方になるとは言え、何が正しいかは分からない。

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    2025年10月28日
  • シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感

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    相手に触れることでオキシトシンが分泌されて愛着が生まれるのは、経験的に納得!
    子宮頸部への刺激でオキシトシンが出て女性は相手への愛が増大するというので気をつけよう。

    正義を振りかざして、目立った人(不倫した政治家、自分らとは異なる宗教の人、反対の思想を持つ人など)を攻撃する行為は、集団を維持するという目的には適っているという。あらゆる感情に社会的な意味があると言うのは面白い。

    戦争は自分たちを守りたいという愛から発展する人間的な行為である!

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    2025年10月24日
  • 新版 科学がつきとめた「運のいい人」

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    目標や夢をかなえるため 朝,夕にしっかりと祈ること。目的と手段を混同しがち。やせたいより食事と運動など。自分のためより人のためなら踏ん張れる、脳から歓迎物質が出されるそしてがんばれる。起こった事をポジティブに考えるのも必要。セレンティブな人になれる、という表現は中野さんの著書によく出てくる。流れ星に願いを、お祈りをする、自分のしたいことを分かってる人はそれに近づく。近づいた時脳が幸せを感じ歓迎物質を出し踏ん張れるから。
    脳の仕組みから運を読み解く面白い本でした。

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    2025年10月22日
  • サイコパス

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    サイコパスは100人に1人くらいいる

    併せて読みたい本
    サイコパス 冷淡な脳
    サイコパス、インサイド
    P120
    サイコパスは一般人とは異なる。言葉遣いすることに注目している。
    →文の構造、語尾の選び方、しゃべる速度、リズムが違うこと。
    経験から考えられた16項目
    表面的な魅力、不安の欠如、罪悪感の欠如、信頼できないこと、不誠実、自己中心的、親しい関係を継続して作れないこと、罪から学ばないこと、情動の乏しさ、自分の行動が体に及ぼす影響を鑑みることができないこと、将来の計画を立てられないこと

    対人関係では「支配的かつ強制的」「傲慢で詐欺的」
    感情面では「適切な情動が欠如」「どの情動反応も難し

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    2025年10月20日
  • エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術

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    京都人のイケズを参考に毒を吐く。
    キラーワードも学べます。
    代々東京育ちの著者は、京都人の言葉の裏の意味が気になって怖くなるとか。
    無神経な私はそこまで考えたこともなかったわ。
    でもせっかく学んだので、ココぞというとき真似して毒吐いてみようかな。ムリかな。

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    2025年10月17日
  • 悩脳(のうのう)と生きる 脳科学で答える人生相談

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    理系の中野信子さんが語る言葉は、的確で情緒豊かでウィットに富み、説明の構成が素晴らしく、才能豊かな人ってこんな人のことを言うんだろうなぁとしみじみ思う。どの回答にも、科学的な面と情緒的な面でアプローチしてあり、一方向しか見ていなかった自分に「こんなものの見方もありますよ」と示唆してくれる。よく、「何のために勉強するの?」と子供たちに問われるが、その答えがまさにコレ。ものごとを点ではなく線で見られるように、それができるようになったら面で見られるように、それもできるようになったら立体で。そんなふうに、自分の生き方や考え方をラクにしたり、楽しくしたりするために勉強するんじゃないかなぁと思った。

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    2025年10月13日
  • 笑いのある世界に生まれたということ

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    ネタバレ

    p.44,45
    「・・・世界幸福度ランキング・・・」
    表「幸せな国ランキングと抗うつ剤消費との相関」
    「なるほど、大麻があれば、ある程度は抗うつ剤は不要ということなのか。」

    p46,47
    「・・・ベータエンドルフィン・・・ランナーズハイ・・・。」
    「・・・脳にもともとある内在性の脳内麻薬・・・」

    p73~
    「・・・笑いのセオリーは3パターン・・・」
    〇緊張と緩和p73
    〇裏切りp76
    〇共感p80

    p84
    「人は何で笑うのか、人は何をおもしろいと思うのかというお笑いの構造を学んでいくことで、僕は自然に人の寛容さ、優しさも学んできました。」

    p152
    「・・・ダニング・クルーガー効果・・

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    2025年10月11日
  • 咒(まじない)の脳科学

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    ネタバレ

     栄養学の本で、昔人間は小動物だった頃、基本的に飢えていて肉食だったのでアミノ酸を体内合成できず今でもタンパク質を摂らないといけない。という話を聞いた。本著では、人間の感情も同じように辛さに耐えられるように変化し辛いことを快楽に感じるようになったが、今の人類は快楽を次から次へ与えられることで、それにどう対応していいかわからなくなっている。
     他人に対する呪い(この字は咒と同じ起源、と)は言語化しないと呪えない、という指摘はその通り。
     ルッキズムや、ラットのユートピア実験を取り上げ、人間の思い込みがどのように行動に投影されるかを述べる。人はそもそも、いろいろなものに咒を掛けられているのだ。
     

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    2025年10月01日
  • 眠れない夜に、言語化の話をしよう ー脳科学者はため息を言語化し、開発者は深呼吸を可視化するー

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    各章で二人の思考や実体験から仮説とその言語化が溢れ出ていた。
    私が特に面白いと思った章は2,3章の恋愛と家族についてだ。
    自分も同じような経験を持っており、その経験を言語化しきれずにいたが、対談を読むことを通して重荷が降りたように感じる。
    対談の興味深いところを知識や新しい視点として取り入れるつもりで買った本書だが、私には精神安定剤のような、お守りのような一冊になった。

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    2025年09月29日
  • サイコパス

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    人間とは、どうしてこうも不思議なのか。自分の引き出しに全くない感情と感覚を持ち合わせている人が存在することを引き出しとしてしっていると、生きやすくなる。わたしたちは「みんな自分と一緒」という前提を無意識にもっていると苦しくなる。「人と自分は違う」と理解しているだけで生きやすくなる。そんな、「違う」種類を広げてくれる本。

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    2025年09月28日
  • 努力不要論

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    「あくまで孔雀の話です」が好きな人には向いている。
    進化心理学の件とか面白かった。
    努力礼賛、努力信仰に釘を刺すデトックス本。
    あとがきの筆者の言葉がこの本の全て。

    この本を読んでくださったみなさんが、努力信仰に惑わされず、目の前にある毎日を、豊かに味って行かれることを心から祈念しつつー。

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    2025年09月20日
  • 人は、なぜさみしさに苦しむのか?

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     漠然としたさみしさを感じる時がある。夫は真面目でよく働くし申し分ない。たまに旅行したりランチする友達はいるのに何故だろう。
     この本では、さみしさは人間が生き延びるための仕組みであるという。一歳半までにソロ好き人格は決まるとか未成年者の脳は不安を感じやすいなど脳科学者ならではの分析はとてもわかりやすい。
     印象に残ったフレーズは「人付き合いのコツは期待も要求も批判もしないこと」とある。家族に対しても言えそうだ。さらに「本のなかにたくさんの話し相手を持つ」 つまり読書ははたから見ればボッチにしか見えないが、作者と一緒にいるのと同じことなのだと。「新しい知識を得ることは脳を喜ばせることにつながる

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    2025年09月20日
  • シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感

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    コロナ禍前の本、それがどうと言うことはないが、もしこの本がコロナ禍以降に書かれていたら間違いなくコロナ禍のことも綴られていただろうと思ったまで。

    オキシトシン、最後通牒ゲーム、これらは興味深い。
    読みやすい。

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    2025年09月18日
  • 女らしさは誰のため?(小学館新書)

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    ネタバレ

    「早く40代になりたいんです」と言い続けてきました。40代になるとさすがに、若い扱いもされなくなるかと思って。
    結局、年齢不詳で不審な見た目と言動なまま40代になって、初対面の人とかからの扱いはあまり変わらない訳ですが、内面は本当に楽。知ってる人から面と向かって、結婚云々を言われなくなっただけでもこんなに楽なんて。
    でも、たぶん内心では思われてるだろうけど、と思ってしまうところにわたしもまだまだ毒されているんだろうというのがわかる。
    この点は、男性の方が大変かも。40代になっても「結婚は?」って言われそう。。。

    ジェーン・スーさんと中野信子さん、確か以前読んだスーさんの対談本のおひとりが中野

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    2025年09月09日
  • 「見た目が9割」をどう生きる

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    下手な美容本よりもモチベーションが上がる良い本でした。某芸能人の厳しい美容への熱意はあんまり好ましくなかったのでこれくらいの優しい感じの方が素直に聞ける。
    現実の厳しさと希望の両方を伝えてくれる内容に、人間のポンコツ脳にヘキヘキしながらも考え方で自分は変わることができることが学べた。定期的に読み返したい。

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    2025年09月04日
  • 悩脳(のうのう)と生きる 脳科学で答える人生相談

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    ネタバレ

     中野信子さんの著書「人はなぜさみしさに苦しむのか」を読んで、当時抱いていたさみしさ、不安の感情がやわらぎ、元気づけられた。、その後、彼女の著書を何冊か立て続けに読んで、自分の、特に負の感情が沸き上がってきたとき、メタ認知し、自分の脳の思考の癖を思い出し、それ以上、その負の感情の深みにはまらないように努力している。

     そして、この本は、実際に相談された内容に対して、脳科学者である中野さんからのアドバイスが書かれた本である。また、ここに書かれてある相談事って、実は誰もが、一つや二つ抱えているのではないだろうか。

     私の場合、俵万智さんの「方向音痴」に対しての相談。俵さんの相談を読んで、私も俵

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    2025年08月31日
  • 新版 科学がつきとめた「運のいい人」

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    何故そのようなことが起こりうるのか脳科学的な観点から理由を書いていて面白かったです。うまく脳内に分泌される物質と付き合うことで自分の人生を少しでも運のいいものとして感じることができるのかもしれないと思ったのでできそうなことは実践していきたい!

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    2025年08月31日
  • 新版 科学がつきとめた「運のいい人」

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    久しぶりに自己啓発と呼ばれるジャンルを手に取ったけど、誰にでも実践できる内容でいい内容!

    結論:俺は運がいい!

    まぁそんな感じですね笑

    毎日の日課を忘れないようにするのはスマホをつかえば割と楽にできるかなぁと
    リマインダーに登録しておけばいいだけなので
    早速「運がいい!」とだけ書いたリマインダーを設定してます
    これで十分です

    最近(昔から?)脳科学には興味があってかじってるのでこれからも色んな本を読んでいきたいです

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    2025年08月28日
  • 科学がつきとめた「運のいい人」

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    ネタバレ

    日々過ごす中で、運はいいに越したことはないよね。
    運は偶然ではなく、引き付けられるのか?
    科学がつきとめた、とのことなので、取り入れられるところは取り入れようと読んでみた。

    まず前提として、運が本当にいいか、悪いはか、分からない。
    なぜなら違う選択肢を選んだ結果は分からないから。
    例えば、交通事故にあってケガをした。運が悪い?もし少しタイミングが悪ければ命を落としていたかもしれない。なら運がいい。
    早起きして散歩したら、素敵な出会いがあった。運がいい?もし普通に起きてたらもっと素敵なことがあったかもしれない。なら運が悪い。

    だからまず、自分は運がいいと思い込んで過ごすとよい。

    理由1

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    2025年08月28日
  • シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感

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    〇〇警察とか公共の場で怒っている人とか幼稚で自分勝手な人だと思っていたけど、この本では協調性の高い人がそうなりがちで怒っている時にドーパミンが出ているとのこと。全ては愛情ホルモンのオキシトシンがなせる術。
    愛情深いってなんなんだ⁇ホルモンに振り回されるのって嫌だ、冷静で居たいなと思った本でした。

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    2025年08月24日