中野信子のレビュー一覧
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ネタバレ何かを成し遂げ、社会的に評価されて喜びを感じるとき、友人や家族や恋人から感謝やお祝いの言葉を聞いて幸福感に包まれるとき、私たちの脳の中では、快楽をもたらす物質「ドーパミン」が大量に分泌されています。
だとしたら、習慣にしたいことを行ったとき、ドーパミンがでるように工夫することによって、幸福感に包まれたいために、その行動を繰り返すように、自分自身を仕向けることができるのではないか?という、しょうもないことを考えて、この本を手に取った。さて、私は、自分自身の脳を操作して、に報酬を与えることができるのか?
「人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体」というサブタイトルや、美しい中野信子博士が、あ -
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我々は自分が認識することをもとに判断し行動する。しかし、認識のもとになる脳は妄想し、錯覚し、認知バイアスをもつ。やすやすとまわりの状況に影響を受けてしまう。また能力や性格は遺伝だけでなく、育った環境の影響を受ける。そういった人間の脳の持つ特性を認識した上で、よりよい生き方をしなさいと著者は説いているように思える。しかし、脳を取り巻く環境等は理解できても、なかなかよい生き方はできにくいものだと感じた。一方、脳が若いうちに生長を完結するのではなく、歳をとってからも一部の脳は新生しているという研究は、高齢の我々にとって重視すべき情報だと思った。
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Posted by ブクログ
正しいことが書いてあるお勧めの良書。
僕は、いつの頃からか、多分小学校低学年の頃から、真剣に幸せになることだけを考えてきた。
何年も考え、悩み、経験し、本を読み、実践して来て、ここ数年はやっと幸せを感じることが出来る様になった。
その幸せになるためのエッセンスがこの一冊の本に詰まっている。
もし自分を不幸だと、運がない、と思っている方がいるなら、この本を読み、そして実践することをお勧めする。数年後には自分の人生が良い方向に変化していることに気づくと思う。
(著者を創価学会だとか、創価高校出身だとか批判して、この本を読まないのは勿体無い。)
なお、この方なら既に出版されているご自分の本の数冊分 -
Posted by ブクログ
この本は、生き方指南書が指し示すものについて科学的な見地でその理由を述べようとしたものである。セロトニン、オキシトシンなどの記載もある。存念ながらそれはやはり難しいのだと思う。
最近感じていること、この本が述べていることは大方あっている。むしろかなりしっくりきている。しかし本書はそれを科学的に証明している訳ではない。
とはいえ、少ない私の人生経験と整合しているし、今やっていることばかりである。
進化において生き残るとは、相撲で言うところの徳俵に足がかかった時にどう踏ん張るか、最後まで諦めない根性、そもそも最初の立会いで相手を圧倒するための練習と作戦、そのリスクをとる度量、みなで協力しながら食事 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ【目的】
脳をコントロールできるようになることで、人生を思い通りにすること。
【エッセンス】
・人間はみなアイデアを持ってるが、抑え込んでる
→それに気付くことで、脳を最大限活用する。
・エミール・クーエの法則
→悪い妄想を意思で打ち消そうとするほど、それが現実となる。そういう妄想が浮かんできたら、とことん受け入れて付き合ってあげることが大事。
・認知的不協和
→ある事柄に対して、自分が感じていることと他人が感じていることが違った場合に起こる。そして、どちらかを正当化できるような解釈を抽出する。
・自分を大事にすることで、他人からも大事にされる→人は誰かが大事にしていると感じるものを乱