中野信子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
うまく自分の脳をしつけることができたなら、やれることは無限大だな、と思いました。
そうか、あれもこれもこなしたいと思ったら、それらを直接努力するのではなく、脳をごまかせば良いのか?
「続けるとやる気が出てくるので、とにかく手を動かし始めること」
これはそう。実感します。
重い腰をようやく上げて着手すると、面倒だと思っていた仕事でもスイスイ進みます。
なんとか自分をごまかして、着手することに専念すれば、あとはスムーズです。まずはやること。やれ、自分。
それから習慣化。どこでも言われていることだけれど、習慣化すること。
読んで理解できても、なかなか身につかないので、……今度こそ! -
Posted by ブクログ
お二人の勉強法を大変興味深く読みました。
本で読んだことなどをノートにまとめる、誰もが一度は試したことがある勉強法ではないでしょうか。
ノートを作成しただけ満足してしまう罠がある、耳が痛いです。もっとも、私はその非効率性に音を上げて、ノートにまとめる勉強法も完遂した記憶もありませんが…
記憶方法として、「自分ごと化」するのは、実生活で実践してみようと思いました。
あと、7回読み、これも仕事で試してみます。
要は、これと決めた本を何度も繰り返して読んだり、解いたりする、これが王道だと思います。
色々な参考書に手を出していた過去の自分に、迷走していたなと苦笑するばかりです。
学ぶことが人生 -
Posted by ブクログ
結婚していない人は「負け犬」という言葉が、昔、流行しましたが、近い未来は、ソロで生きる人が多数になっていく社会とのこと、時代は変わるものだと思いました。
ここで対談されている内容について、「だから、どうすべきか」ということが記載されていないと思いましたが、あとがきで「安易に答えを求めてはいけない」旨書かれていて、自分の浅薄さを指摘された思いでした。
提供されている情報をヒントに、自分はどう生きていくのか、しっかり自分の頭で考える重要性を改めて認識しました。
接続するコミュニティとは、今後の社会を生きていく上で、キーワードだと思います。
少子化で、大変な世の中になるという暗い意見の方が多い -
Posted by ブクログ
ネタバレメタラーならなるほどと思ったり、とても共感できることが脳科学や心理学の見地から書かれている。専門的な言葉も多々出てくるが、それをわかりやすく置き換えたり具体例を示したりしながら説明してくれているので、読みやすい。
メタルなんて…というステレオタイプな反応をする人たちは、この本の言葉を借りるなら、脳が未熟な「子ども脳」であって、自分達のことをメタ認知できない人たちなのだという。
未熟な子ども脳の「大人」が声高に叫ぶせいで、世の中があらぬ方向に流されてしまうという危惧もある。
メタルという切り口ながら、世界の趨勢にまで言及されているのはとても面白い。 -
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Posted by ブクログ
喪黒福造って何?という感じで読み始めたが、笑うセールスマンと言われると、あーアレの事かと。実はきちんと読んだ事が無いが、絵面は分かる。藤子不二雄の数ある名作の一つ。その漫画を切り抜きながら、テキストとして用い、喪黒福造が用いる心理操作を見事に脳科学で解説する。
返報性の原理、コールド・リーディング、ゲイン効果、ストックホルム症候群などなど。名前を与えられた効果は、人間の基本的原理として共通する脳作用を示す。薄い本だが、分かりやすさと表現、話の上手さに中野信子は賢い人だと改めて感じた。
漫画の切り抜きは、オチまで掲載されないのが、若干の消化不良で残念。まあ、笑うセールスマンを読む目的ではなか -
Posted by ブクログ
スー
私はクォーター制(議員や会社員などの女性の割合をあらかじめ一定数に定めて、積極的に起用する制度)の導入には大賛成…
ずば抜けて優秀でない女性にも役職に就く機会が訪れる。そしたらね、目が慣れるはずなんです。…ちょっと前までは女性の宅配業者も「大丈夫?無理してない?頑張ってくださいね」って心配しながら接してだけど…
女性が優秀じゃないから増えないと思ってだけど、スーさんが言うように、意識して変えていくのもありかなと思った。
スー
「仕事ができない女性管理職」が爆誕していいんですよ。…役職に就くならとにかく優秀じゃないと、って。そんなこと言ってるから誰もなりたがらないんだよ。仕事ができない