中野信子のレビュー一覧
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サイコパスは病気? 個性?
サイコパスについての様々な説自体が面白いし、その説が導かれたエピソード一つ一つも面白い。その上で理解も深まる。サイコパスはただの犯罪者予備軍というだけではなさそうだ。
「将来サイコパスが治療出来る様になったら、どこまで『治療』すべきなのだろうか」と、ふと思った。サイコパスも一つの個性。『治療』により心から泣いたり笑ったり出来るようになったら、それは『治療』前と同じ人間なのだろうか。「泣いたり笑ったりする事が『人間らしい』なんて誰が決めた。それが出来なければ『治療』されるべきなのか?」となるとちょっと文学的。 -
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事実を述べてくれてるかんじの文体。
ドーパミンについてがメインで、あまり麻薬・薬物には突っ込んでない。
幻覚・幻聴がどのような機序で見えるのか分かるともっと面白かったかも(もしかしたらまだ未解明かもしれないが)
ドーパミンは、ドラックだけでなく、ギャンブル・セックス・恋愛・買い物などいろんな場面で放出される。
不確定要素のあるほうがより報酬系大きくなるため、ギャンブルにみんなハマりやすい。
また、ドラックには自然に昔からあった草木からもものと、化学的に合成されたものとパターンが分かれる。
後者はLSD,MDMAなど。研究から生まれた合成物質になる。
精神病患者の投薬時に、副作用相殺のた -
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近代化に対する批判的な観点や、聖的なものの重要性が論じられている。共同体から切り離された個は、集団を求めてポピュリズムに向かうとの指摘は、まさに現代社会の問題点をえぐり出していると思った。
宗教やナショナリズムは知性を鈍らせ、死をも厭わない感情を抱かせるが、人間が生き延びるために必要なものでもある。デュルケームは、トーテム原理によって、共同体の社会的、道徳的同質性を維持できると書いた(「宗教生活の原初形態」)。トクヴィルは、人間は信仰をもたなければ隷属を免れず、自由でありたいなら宗教を信じる必要があると書いている(「アメリカの民主政治」)。ニーチェは、統合原理としての神とは、先祖に対する畏敬 -
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頑張っているのに報われないと思っている人におすすめ。
【概要】
●「努力すれば報われる」が本当ではないこと
●真の努力とは、目的設定~戦略~実行のプロセスを踏むこと
●なぜ努力が報われないか(日本の特徴、日本人の特性)
●意志力の強さが利益をもたらすことの証明「マシュマロ実験」
●「できるだけ努力をしないで生きよう」という考え方
真の努力とは、「努力をしない努力」のこと
自分よりも能力のある人を見つけて、その能力を認める力を持つ。
そして、その人を使う。そのためには「ジョハリの窓」モデルを活用
●人間は死の間際になるとたいてい同じ内容の後悔を口にする。
「あんなに一生懸命働かなくても -
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電車の壁面広告で見たので
電車の扉近くに広告されていたので、興味を惹かれて読んでみることにした。「いじめ」「サイコパス」「キレる心」「だまされる心理」などを題材にして、書かれているが、日常のさまざまな現象の背景には日本人としての「美学」があるようだ。
著者はこの手の本の著述が多く、「人はなぜ他人を許せないのか」など、一貫した見方があるようだ。「うんうん、なるほど」と肯定的に読める部分もあるが、「そうだろうか」と疑問に感じる部分も多い。
論法は我々が考えていることを「否定して」、「違う観点で驚かせる」論法なので、読んでいても疲れない。「そういう見方をするか」、と -
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ネタバレ人間を支配する快楽物質ドーパミンについて、理解が深まった。印象に残ったのは、
①快楽とは、ヒトの脳が用意した「頑張っている自分へのご褒美」
②脳が快楽を感じる物質はドーパミン
③脳は6つの部分に分けられる。運動やバランスを司る小脳。脳の中央部から下部にかけては「脳幹」と呼ばれ、間脳・中脳・橋・延髄の4つの部分からなる。体の状態を保ってくれる自動制御装置。意識や感覚は、脳の中で最大の部分である大脳で生じる。大脳でもっとも高度な働きをしているのが前頭連合野。
④ドーパミンは前頭前野を興奮させ、意欲的にさせる物質⑤重要なことは、依存症は決して心の弱さといったものが原因ではなく、脳内の物質の異常から来