中野信子のレビュー一覧

  • 脳・戦争・ナショナリズム 近代的人間観の超克

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    近代化に対する批判的な観点や、聖的なものの重要性が論じられている。共同体から切り離された個は、集団を求めてポピュリズムに向かうとの指摘は、まさに現代社会の問題点をえぐり出していると思った。

    宗教やナショナリズムは知性を鈍らせ、死をも厭わない感情を抱かせるが、人間が生き延びるために必要なものでもある。デュルケームは、トーテム原理によって、共同体の社会的、道徳的同質性を維持できると書いた(「宗教生活の原初形態」)。トクヴィルは、人間は信仰をもたなければ隷属を免れず、自由でありたいなら宗教を信じる必要があると書いている(「アメリカの民主政治」)。ニーチェは、統合原理としての神とは、先祖に対する畏敬

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    2020年07月10日
  • 悪の脳科学

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    脳は不完全である。なぜならあらゆる環境の変化に対応するため。いわゆる未完成である必要があるということで、従ってココロのスキマが生まれるのも必然とのこと。なるほどねー、そんな学問的なことはとにかく何十年も昔の漫画なのに内容が人間の心理を突いている。藤子Aの人間観察ってすごいね。笑ゥせえるすまんのネタを元に人間心理を読み解いていく興味深い内容だった。でも、このジャケット、中野先生が喪黒福造に扮して「ドーン!」と半笑いでのポーズが無ければもっと売れるんじゃないかなと…すみません

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    2020年06月21日
  • 努力不要論

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    頑張っているのに報われないと思っている人におすすめ。

    【概要】
    ●「努力すれば報われる」が本当ではないこと
    ●真の努力とは、目的設定~戦略~実行のプロセスを踏むこと
    ●なぜ努力が報われないか(日本の特徴、日本人の特性)
    ●意志力の強さが利益をもたらすことの証明「マシュマロ実験」
    ●「できるだけ努力をしないで生きよう」という考え方
     真の努力とは、「努力をしない努力」のこと
     自分よりも能力のある人を見つけて、その能力を認める力を持つ。
     そして、その人を使う。そのためには「ジョハリの窓」モデルを活用
    ●人間は死の間際になるとたいてい同じ内容の後悔を口にする。
     「あんなに一生懸命働かなくても

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    2021年01月30日
  • メタル脳 天才は残酷な音楽を好む

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    めちゃめちゃ面白かった!テレビで見るレベルでしかないけど著者が好きだし、あの淡々とした分析が納得感もあり楽しい。オキシトシンの効果が、一般的に言われているもの以外にも多くあり、それがこれに繋がるのかととても興味深かった。小難しいこともなく、さらっと読めるのがまた良い。

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    2020年06月17日
  • ブラックマーケティング 賢い人でも、脳は簡単にだまされる

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    タイトルとはだいぶイメージが違う
    マーケティングを脳科学の視点からも見てみた読み物?って感じ。
    マーケティングに興味がある初心者に最近やこれからのマーケティングはこんな感じ…ってわかりやすくオリエンテーションしてくれてる感じ?

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    2020年06月13日
  • 悪の脳科学

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    笑うせえるすまんを知っている人限定の本です。共感的に理解できるところが多く、おもしろく読めました。新しい知見は少ないかと思います。

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    2020年05月15日
  • 空気を読む脳

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    脳は深い

    人間の行動は思い込みや経験や教育からくるものだと思っていましたが、脳からくることがあることには驚きました。
    脳科学の世界に興味が広がりました。

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    2020年05月01日
  • 空気を読む脳

    購入済み

    電車の壁面広告で見たので

    電車の扉近くに広告されていたので、興味を惹かれて読んでみることにした。「いじめ」「サイコパス」「キレる心」「だまされる心理」などを題材にして、書かれているが、日常のさまざまな現象の背景には日本人としての「美学」があるようだ。
    著者はこの手の本の著述が多く、「人はなぜ他人を許せないのか」など、一貫した見方があるようだ。「うんうん、なるほど」と肯定的に読める部分もあるが、「そうだろうか」と疑問に感じる部分も多い。
     論法は我々が考えていることを「否定して」、「違う観点で驚かせる」論法なので、読んでいても疲れない。「そういう見方をするか」、と

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    2020年04月22日
  • ブラックマーケティング 賢い人でも、脳は簡単にだまされる

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    着目点が面白いね。パチンコやソシャゲも如何に金を払わせて依存させるかに腐心しているのも合理的なマーケティングの元に行われていると言うことを知っているのと知らないのではえらい違いになるな。行動経済学と脳科学は密接な繋がりがあるわなぁ。
    非合理的な活動は脳内物質的には合理的な活動なのね。

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    2020年04月18日
  • まんがでわかる ヒトは「いじめ」をやめられない

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    原書も少し読んでから、このマンガを読んでみた。私には、とても分かりやすかったです。これを読んだ後、人間はどうした他者と争うのか、もう少し考えてみたくなり、戦争論 (まんがで読破)を読んでみることにしました。

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    2020年03月28日
  • 脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体

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    ある程度は知っている内容だったので斜め読みした。

    アルコールに溺れる理由は、アルコールでドーパミン放出を抑制している神経を抑制すればドーパミンが出まくるため、らしい。

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    2020年03月24日
  • 悪の脳科学

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    笑ゥせぇるすまんがこんなに人の心理をついたものだとは知らなかった。人はどうしてそんな行動をとってしまうのかを脳の仕組みで理解すると、自分や人の行動を客観的に見ることができそう。

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    2020年02月29日
  • 悪の脳科学

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    笑うセールスマンを題材とした脳の作用による心理効果の話。
    身近な行動の背景を心理効果で解説している。

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    2020年01月29日
  • 脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体

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    ネタバレ

    人間を支配する快楽物質ドーパミンについて、理解が深まった。印象に残ったのは、
    ①快楽とは、ヒトの脳が用意した「頑張っている自分へのご褒美」
    ②脳が快楽を感じる物質はドーパミン
    ③脳は6つの部分に分けられる。運動やバランスを司る小脳。脳の中央部から下部にかけては「脳幹」と呼ばれ、間脳・中脳・橋・延髄の4つの部分からなる。体の状態を保ってくれる自動制御装置。意識や感覚は、脳の中で最大の部分である大脳で生じる。大脳でもっとも高度な働きをしているのが前頭連合野。
    ④ドーパミンは前頭前野を興奮させ、意欲的にさせる物質⑤重要なことは、依存症は決して心の弱さといったものが原因ではなく、脳内の物質の異常から来

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    2019年12月26日
  • あなたの脳のしつけ方

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    本屋で面白そうだと思い購入。以前読んだ『サイコパス』の著者であることに、後から気がついた。
    内容としては、脳科学の視点から、集中力、記憶力、判断力など人間の基本的能力を鍛えるメソッドについて教えてくれる。誰でも心がけて取り組めるよう、具体的な方法論まで言及しているので、わかりやすく実用的な本となっている。また、堅苦しい方法論に終始しないので、肩の力を抜いて読める良書だと感じた。

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    2019年09月29日
  • あなたの脳のしつけ方

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    これは良書。

    脳の特性について、なるほどと思うことばかり。

    物事の捉え方には二面性あり、どちらが良いとか悪いということがないことを再認識。

    気になったのは、以下の事柄。

    ・仕事はキリの悪いところで終わらす。

    ・人間の脳は集中出来ないように出来ている。

    ・決断力と思考力は、相反するもの。

    ・間違った努力をしない。

    ・努力をしない怠け者だからこそ、効率的な仕事の方法を考える。

    ・本当の自分を知るために、「自分の感情が動いたことを記憶する」内観日記を書く。


    気を紛らわすメールや携帯のチェックは時間を決めて行うようになったら、仕事に集中出来るようになった。


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    2019年09月04日
  • メタル脳 天才は残酷な音楽を好む

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    まぁ、自分が好きなことを脳科学者が論理的に説明するので、分かりやすく、腑に落ちる。自分の感情を覗かれているようで不思議です。
    誇大化しすぎてると思うけど、他人からの干渉を嫌がり、とは言え他人にも共感してもらいたい、育てたという誤った感覚を持ち新境地にはアンビバレントな感情を持ちならが否定する、孤独を受け入れている
    うーん、その通り。メタル好きはそういった傾向にあるね、特に日本は、と思うなぁ

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    2019年09月04日
  • 不倫

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    話題になった本。発売からしばらくの間平積になっていて、話題になった。不倫について、生物学、心理学、分子生物学など科学的側面からダイジェストで述べられている。詳しい参考文献までは挙げられていないものの、いくつかの論文はオープンアクセスなので、学者名などからあたることができた。入門解説書としては、かなり上出来だと感じた。興味をそそられる平易な内容で、一気に読めた。ただ、一部に著者の考え(その場合は、「~ではないか。」とか、「~と考えることもできる」など婉曲的表現)の部分が、あたかも証明されたかのように、ちょっと混乱しそうになるので、気を付けたい。その部分でマイナス一星。

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    2019年06月04日
  • あなたの脳のしつけ方

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    脳科学から始まる話の数々にへぇーと感心し、あの時の自分の思考や行動に裏付けが出来る活用本!プチ知識から、実証までしてくれる読んでて脳が喜ぶ、そんな一冊でした

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    2019年06月03日
  • メタル脳 天才は残酷な音楽を好む

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    ネタバレ

    「天才は残酷な音楽を好む」/著者中野信子は、残酷な音楽であるメヴィーメタルを好む/だから脳科学者中野信子は天才の一人である、、といった自惚れた本ではない(笑)。

    前半、自身の性格とか辛かった過去を赤裸々に告白しながら、メタルという音楽によって救われてきた体験を語り、メタルという音楽の影響力を自身の体験を通じて語る。

    この時点では、単なる著者のこだわりからくるコジツケなのか、脳科学の分析に基づく客観的発言なのかが不明であった。

    ただ、著者が述べるメタルファンの特性のとらえ方は、自分(メタルの一世代前のハードロック世代ではあるものの)に当てはめてみてもかなり共感できる部分があったのは事実だ。

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    2019年05月12日