中野信子のレビュー一覧
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「いじめ」は子供だけではなく、大人の世界にも、そして程度は違いますが、あらゆる生物の集団内で存在します。
子供のいじめを防止するために、大人は「相手の気持ちを考えなさい」と論したり、命の大切さを語りますが、効果はほとんどありません。
この対策として、私たちの脳のメカニズムをよく知ることが大切だと中野さんは言っています。恐ろしいことに、私たちは誰かをいじめると脳内でドーパミンが分泌され、かなりの快感を感じるのです。そして一部の子供たちの脳は未発達のため、いじめる対象者を容赦なく攻撃してしまいます。恐ろしいです。
こう考えると「出ている杭にはならないよう、無難に生きていく方がいいのでは」と思ってし -
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脳科学者・中野信子さんの本。
どうやら私は、この手の分野が苦手なのかもしれない。先日読んだ「認知バイアス」も、なんとなくよくわからなかったし…。
うん、面白い話題がたくさん載っていました。
でも、なんとなく、全体像が掴みきれていないので、本書で語られている色々なエピソードが、上手くパズルとして組み上がらない感覚がしています。
興味がありそうだと思って読んだのに、なんだか悔しい。
心理学や哲学が苦手なのは分かっていたけれど、脳科学も苦手だったとは…。もう少し色々な書籍を読んでみようかと思ってます。
メモもいっぱい取ったし、面白いと思える話もいっぱい載っていたのに、あー、なんか悔しい -
人間関係の基本にあるのが親子関係。
(生後6ヶ月〜1歳半までの間に、対人関係の基礎となる型を親との関係の中で身につけるんだと!)
その親子関係が歪な家庭も珍しくなくて、勉強したいなと思って購入した本。
もうすごいの。内容盛りだくさん。
毒親を非難・攻撃する内容ではなくて、どうしてそうなってしまうのか、脳の作りと共に解説もあったり、それから毒親に育てられた人へのメッセージもあり、とっても素敵な本です。
知らなかったことがたくさん知れて大満足です。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ二人の「勉強」ということに対する考えかた、「勉強」の哲学が書かれた本だと思う。
二人は子供の頃から未来を描いていたこと。
そして自己分析を行っていたこと。
中野氏は小学生の頃から「自分はどんな戦略でこれから何十年も続く人生を生きていくべきか」などと考えていた・・・
また、この二人はもともと「勉強する能力」があったのではないかと思う。文章の中から勉強が好きと思われる箇所がある。そんな中からどうやって知識を身につけていくかが自ずとわかってきたのではないだろうか。
そもそも勉強したから知識が豊富で社会で役立つわけで、普通は勉強しなかれば何も身に付かない。どういうふうに取り組めば良いのか、その手 -
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「家族」「イエ」をテーマに数回にわたって繰り広げられたおふたりの対談。
也哉子さんの家族観を中野さんにぶつける、という質問形式でどんどん内容が広がっていって、止まらない対話が面白かったなぁ。
・どんな親でも脳科学的にはアリということ。
・Be Here Nowに比べたらだいぶ長い時間感覚がある人間は、【無駄】と【効果的】な選択肢がある場合、一定の割合で【無駄】を選ぶ。それは多様性の保持に結びつき、種の存続に極めて重要なファクターだから。
→ココにだいぶ救われた気がした。
あと面白かったのは、不安の存在意義。
→人間というのは総体的に、存続するためにいろんなタスクを乗り越えていくけど、そう -
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人間は、自分で自分を粗末に扱っている人に対しては、粗末に扱ってもいいと無意識に思ってしまう。だから、自分で自分を大事にするようにしよう。なかなかできない場合は、鏡を見ながら、自分を大切に扱う回路を、脳につくっていこうー。
この研究結果から、ストレスが多い状況のときの対処法として、両手を広げたり、姿勢を正して背を反らせたりすることに、一定の効果があるということがわかりました。これらは、気分を良くしたり自信が持てるようになったりするのに良い方法です。
カディは、試験や面接の前など、緊張する場面では、その数分前にトイレの個室でもどこでもいいので、体を大きく開いてリラックスすることをすすめています。 -
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以前読んだ貴方の脳の育て方よりも面白かった。
神経伝達物質セロトニンや愛情ホルモンのオキシトシンは同じだが、取り上げたテーマが自分には合っていたのかもしれない。
セロトニンはストレスに対して抵抗力が増すらしい。男の方が生成能力が52パーセント高いらしい。納得。
他方、愛情ホルモンのオキシトシンは、集団の結束を高めるが、妬み、憎しみの感情を高める。
人を褒めるときは、その努力や時間の使い方、工夫に着目して評価する。褒めて育てるは失敗をおそれ、努力をしなくなる。
女性脳は不安になりやすい。鬱になりやすい。
駄目と思うだけで人は駄目になる。
インポスター症候群。人は高く評価してくれるが、自分は本当は -
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楽観でも悲観でもなくあくまでファクトベース。ただし著者ふたりが「ひとりで生きる」を是とするから論調はポジティブ寄り。
そういう視点で「独身者が増えるこれからの社会」を語っているので、読者によって得られる気付きや読後の人生に活かせる部分は異なると思います。
私は、著者がいうところの「カゲソロ」にあたる既婚者なので、パートナーと一緒に行動しなくても不都合を感じない今の日本は海外に比べて過ごしやすいのだなぁと思った。
内容はとても良いのだけど、如何せんとても売れてしまったせいでニュースサイト等で抜粋された箇所がすごく多くて、8割方既にどっかで見たような気がしたのが少し残念……。
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Posted by ブクログ
脳科学の知識を、「しつけ方」と題してジャンル別にユーモラスに書かれていて読みやすかった。
もともと努力できる脳とできない脳があるということは驚いた。
私は絶対努力してしまう脳で、昔から気づいたら必死になって集中してやりすぎて、他のことまでできなくなってしまうことがよくあったので、少し冷静に、何のための努力なのかと一旦手を止めることも効率をあげる上で大事なのかもと考えさせられた。
また無理に自分を変えるよりもゲーム自体(勝負する環境)を変えるという発想は心に留めておきたい。
そして人を愛し誰かのために行動することは脳科学の知見からしても、人は確実に「幸福度」を上げることができると結論づけて