中野信子のレビュー一覧

  • 不倫と正義(新潮新書)

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    才気あふれる二人の知性が、ページの上で軽やかに絡み合う一冊でした。倫理や社会規範という硬質なテーマが、まるで水面に投げた小石の波紋のように広がりつつ、時に鋭く、時に妖しく読む者の思考を揺らします。ただ、その会話の歩幅は想像以上に速く、議論は思索の迷宮へと一気に跳ね上がっていきます。気づけばこちらは必死にしがみつきながらページを追いかける状態に。まとめると、才女二人の会話についていくのは難しかった――それが率直な読後感でした。

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    2025年11月28日
  • 脳はどこまでコントロールできるか?

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    ネタバレ

    【目的】
    脳をコントロールできるようになることで、人生を思い通りにすること。

    【エッセンス】
    ・人間はみなアイデアを持ってるが、抑え込んでる
    →それに気付くことで、脳を最大限活用する。

    ・エミール・クーエの法則
    →悪い妄想を意思で打ち消そうとするほど、それが現実となる。そういう妄想が浮かんできたら、とことん受け入れて付き合ってあげることが大事。

    ・認知的不協和
    →ある事柄に対して、自分が感じていることと他人が感じていることが違った場合に起こる。そして、どちらかを正当化できるような解釈を抽出する。

    ・自分を大事にすることで、他人からも大事にされる→人は誰かが大事にしていると感じるものを乱

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    2025年11月28日
  • 新版 科学がつきとめた「運のいい人」

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    ・科学的にAといえます
    ・Aな人だと運のいい人です
    ・なので、科学的にAの人は運のいい人です
    の三段論法をずっと繰り返す本。
    その2つ目が全く論理的ではない。スピリチュアルや宗教との違いが判らなかった。のでタイトルは釣りです

    だからといってこの本が無益というわけではないです。何事も考え方次第だよね、という、身もふたもない結論ですが、学ぶべきところはありました

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    2025年11月26日
  • 人生がうまくいく脳の使い方

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    漫画で簡単に脳の仕組みが学べ、よくある悩み事への対処法を知ることができた。
    個人的には、あとがきにあった、筆者が幼稚園の時に先生の対応をきっかけに脳に興味をもった、というエピソードに驚いた。

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    2025年11月14日
  • 人は、なぜ他人を許せないのか?

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    他人を否定してしまうこと、自分が正しいと思っていること、それらは人間の本能で働いている。
    こういった現象が老いとともに脳が衰え、より強くなるということが科学的に判明している。
    このことを理解し、自分を客観的に見るメタ認知を行うことや、「いつも」の行動から逸脱したことを心掛けることで脳の衰えを遅くすることができる。

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    2025年11月14日
  • エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術

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    エレガントという言葉には、ちょっと引っかかるが、概ねなるほどという感想。言い方というのは大切だ。が、トゲトゲした言葉にならない程度に主張するのは、なかなか難しいことで、私は言わないという選択になることが多い。首肯する部分はあったが、自分には無理だ。(^_^;) 京都1000年の歴史を垣間見た感じだ。

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    2025年11月13日
  • 脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体

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    ずっと興味があってやっと読めた。
    脳科学分野でいう「報酬系」のお話。

    最近新書本が好き。
    まだまだ気になる本や積読本もあるから、少しずつ消化していこう。

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    2025年11月07日
  • 生贄探し 暴走する脳

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    正義感を振りかざして他人を生贄にしようとする。
    文章になると大げさな表現だけど、誰でも思い当たることだと思う。

    ヤマザキマリさんの旦那さんの言葉「困ったり苦しんでいる人を、純粋な慈愛をもって助けてあげることができるかどうか、そういう人間がどれだけいるかどうかが人類の文明の尺度になると思う」。これはぶれない正義にも繋がる。
    同じ頃、朝ドラあんぱんで、やなせたかし先生も同じように考え、正義の味方アンパンマンが生まれたと知った。
    自分と違う人のことを想像して、他人を理解しようとするところから始めないと、現代の魔女狩りの犠牲になるのは自分や家族かもしれない…

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    2025年11月07日
  • エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術

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    ところどころ参考になる箇所はあるものの、もっと脳科学的な知見から京都人のコミュニケーションについて紐解いて欲しかったなぁという印象。

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    2025年11月03日
  • 「嫌いっ!」の運用(小学館新書)

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    他者や自分のことを嫌う傾向にある人におすすめ。

    【概要】
    ●「嫌い」という感情の紹介
    ●「嫌い」なこととの向き合い方
     嫌いな人、家族、自分

    【感想】
    ●前半は、嫌いな人やものを無理に好きになる必要はない、と説明しつつ、後半では、そうは言っても無理をしてでも嫌いなことをやったほうがよい場合もある、と「嫌い」という感情への対応を幅広に取り上げて説明している。
    ●読む人にとっては「どっちなの?」とブレを感じる思う人もいるだろう。その点が本来の著者らしからぬ出来栄えのように思える。
    ●自分には後者の内容が役に立った。「嫌い」なものは何をしてもその感情を排除することはできない、これまでの経験からそ

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    2025年11月02日
  • 新版 科学がつきとめた「運のいい人」

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    シンプルな易しい文章で書かれているため、さくさく読み進められます。
    読み終えて「運のいい人=心に余裕のある人」なのだなと考えました。
    健康的な生活を送り、自分の夢や目標を持って、周りに目を向けながら仕事をする。
    大切なことを大切にする、そんな生活をしていると心に余裕ができます。
    そうやって準備をしておけば、いつチャンスが巡ってきても、パッと掴めるんだと思います。

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    2025年10月29日
  • エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術

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    「本音よりも、お互いを大事に思いやる気持ちのほうに目を向けさせるのがまさに多くの人のいう人間性というものでしょう。私たちにとっては冷たくざらついた本音よりも、あたたかくやわらかなうそのほうが大切で、知的な財産でもあったのではないでしょうか。」
    私たちのコミュニケーションには多かれ少なかれうそが混じっているが、生きていれば誰もがどこかで、素直でありなさい、自分の心に正直でありなさいと言われるものだろう。指導されるときはまるでそれが人間本来の正しいコミュニケーションであるかのように感じられるのに、実直なコミュニケーションを続けられる人はそう多くない。
    私たちは相手を傷つけないように、そして自分が傷

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    2025年10月29日
  • キレる!(小学館新書)

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    本気の転職 パーフェクトガイド 森本千賀子
    人を動かす心理 神岡真司

    嫌われる勇気 岸見一朗


    [得するキレ方]
    瞬間湯沸かし器のように沸騰して即座にキレる。我慢に我慢を重ねた末に堪忍袋の緒が切れるのは損するキレ方。
    自分の感情を素直に受け止めて(頭にきたと思った時〕できるだけストレスが小さくなるようなキレ方、伝えたいことを伝えたいタイミングで、過不足ない熱量で表現できる!

    [怒ってもキレずに我慢している人]
    いいカモ 心の素晴らしい人ではない

    「自分に対して不当なことを言ってくるのはおかしい」と、キレる気持ちを持てるかどうか。

    [ノルアドレナリン]

    [相手に踏み込まれたくない領

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    2025年10月28日
  • 新版 科学がつきとめた「運のいい人」

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    伝承や感覚でやってきた事って案外正解なのって偶然ではないと思っていた。経験で培ってきた事が科学で証明されてお墨付きをもらう。それをわかりやすく解説してもらえた。より良い人生を送ること、より良い学びを得ることは、自分がした選択を肯定する自分であること。基本的にあってるわ、私!笑。

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    2025年10月20日
  • エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術

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    ハウツーものとしても弱く、エッセイの域を出てない。後半が同じことの繰り返しで冗長。ブラマヨの対談(?)もどうしてあのような書き方をしたのか。微妙。

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    2025年10月19日
  • 女らしさは誰のため?(小学館新書)

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    女性だけではなく、他人からの「こうあるべき」に歯がゆい思いをしている人に読んで欲しい1冊。

    女性として扱われることの具体例は、自分自身も体験したものが多く、めちゃくちゃ頷いた。

    社会にはいまだにジェンダーや年齢でジャッジされたり、役割や価値観を押し付けられることがある。

    そんな時にモヤっとして、気にする自分が悪いのかなと思っていたが、社会のバグのせいとは!

    社会や他人から支配されないように、自分がどうしたいかを優先すること、越権してくる相手をちゃんと拒んでいこうと思った。

    個人的には、ジェーン・スーさんの模索しながら色々チャレンジしている姿にとっても好感を持ったので、他の著書も読んで

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    2025年10月16日
  • 新版 人は、なぜ他人を許せないのか?

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    タイトルの話題は、残り1/4か1/5か、という感じで、
    前半読んでる間は内容薄いなぁ…と正直萎えていました。

    自集団と他集団の話は、この本で初めて触れるものだったので面白かったです。

    この世のこととかにひとつの正解がない、考え続けるという感じのことは自分も思っていることなので同意できますが、本として出すにあたりそれってどうなのか?とは著者が意図しているからといってモヤッとしました。
    読む時に構えたいので、最後じゃなくて最初にそういうことは書いても良いかも、と自分は思いました。

    この本を手に取るような人は「メタ認知」できている、というのは手前味噌になるかもですがそうかも、と思います。
    が、

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    2025年10月16日
  • 咒(まじない)の脳科学

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    中野信子さんの話は面白いし、彼女のラジオも楽しく聴いているが、どうも著書との相性は悪い。だから何?と毎回思ってしまう。タイトルとリンクしていないといつも思うのは私だけか?

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    2025年10月16日
  • サイコパス

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    テレビやラジオでお話されている中野先生が好きなので、読んでみた。「なんでこの人こんなにひどい/雑な言動するんだろう」と思うような人について、単にそのシチュエーションにおける対応に慣れていなかったり、配慮がないだけで、慣れや周囲の指摘により多少なりや改善すると思っていたが、ある種脳の反応が違うため、治るとかよくなるとかいう話ではないのだなと、腑に落ちる部分があった(実際彼・彼女らは指摘などがあっても変わらない)。本書の中には、”サイコパス”の例として複数の連続殺人犯の話がでてくるが、脳の働きや反応に関する観点からその特性が抽象化されるように書かれているので、遠い人のエピソードとしてだけでなく、そ

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    2025年10月15日
  • サイコパス

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    ネタバレ

    サイコパスの心理・脳科学的特徴をわかりやすく紹介しており、興味深かった。特に「共感性は低いが他者の心理を読むのが得意」という指摘にはゾッとした。
    一方で、隣人や同僚がサイコパスだった場合の具体的な対処法も知りたかった。続編に期待したい一冊。

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    2025年10月15日