中野信子のレビュー一覧
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世間が不倫を叩く理由は、逸脱した個体へのサンクション、その炎上行為に薪を焚べる事での快楽程度のもの。中野信子と三浦瑠璃が言うように、誰かの不倫は、世間には関係ない。ただのエンタメコンテンツだろう。構図としては、視聴率や販売冊数を稼ぎたいメディアが声高に問題視する事がスタート。次に、少数のポリコレ警察的な書き込み屋が、一生懸命ネットで叩く。ここではシャーデンフロイデ、あるいは、パートナーに不倫をされると困る人達が予防保全的にとりわけ騒ぎ立てる。卑しさと不安さがタッグを組んで、偽善を叫ぶ。二人が言うように、一夫一妻制は、醜悪な遺伝子に対する救済的な制度であり、劣化した個体は、ポリコレにすがる。徐々
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ネタバレはじめに なぜ「不倫」はなくならないのか?
・不倫を司るのは遺伝子、脳内物質、そして脳内物質受容体の多寡
第1章 人類に一夫一婦制は向いていない
第2章 不倫遺伝子
・アリル334のしわざとオキシトシンへの感受性が不倫を左右する
第3章 あなたの恋愛体質を診断する
・愛着スタイル3種――「安定型」、「回避型」、「不安型」
・養育者との関係が極めて重要
・「ふれあい不足」が身体的・知的な成長を阻害する
・不安型の恋愛はやっかい
第4章 不倫はなぜ叩かれるのか? 社会的排除のしくみ
・バッシングの本質は「トクしている人間」への社会的制裁、フリーライダーへの制裁
第5章 不倫をやめられな -
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ネタバレ嫉妬や妬みを感じる人の失敗に快感を覚えるような状態がオキシトシンと関連しているという内容の本です.
本に出てくる科学的な内容の解釈に極端な部分があります.例えばDRP-2の多型が保守的かそうでないかという人の性格を決定するような記述がありますが,DRP-2の多型一つでそう言ったことが決まるわけではないと想像します.これがアメリカの二大政党制と絡めて書かれているので,こういったところは賛同しかねる部分です.
しかし,日本社会の生きづらさの原因の考察であったり,日本が国際社会で存在感を示すための方向性であったり,そういった内容には納得されられるところがありました. -
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本書は現代日本の女性オピニオンリーダーとも言える二人が不倫や家族観についてカジュアルに語り合う対談集ってとこですね。
中野信子さんは新進気鋭の脳科学者で、著作も多数ありテレビでもよく見かけますよね。中野さんの著作は何冊か興味深く読ませてもらい脳科学的なものの味方や考え方を知り、新しいことを知る喜びを得ました。
お相手の三浦瑠麗さんもここ最近メディアをにぎわしている博学多才な国際政治学者ですね。キレキレで説得力ハンパない弁舌には、あ~僕もこんなに理路整然とロジカルに話せたらな〜と、時に羨ましくさえあります。
まさに才色兼備のお二人!(表現がジェンダー的に問題だと言われかもしれませんが個人の -
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"安らぎと癒しの幸せホルモン"と呼ばれるオキシトシン。人と人のつながりを強め、愛着を形成する働きがある。オキシトシンは触れ合うことで分泌が増えるため、男女の性行為によってもお互いの愛着が深まる。男性の場合は射精の瞬間に、女性の場合は子宮頸部を刺激されることで、オキシトシンが分泌される。そのため、女性は性行為を持った相手に対して愛情を深めやすい。
一般的に女性はセックスをした相手に執着を持つ傾向があるが、そういうことか、と膝を打った。ホストの枕営業は脳科学的に正しい行いだったんだな。
タイトルの「シャーデンフロイデ」だが、まず自分よりも上位の何かを持っている人に対して、その -
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和田先生は本人が語るよりはるかに巷では知れ渡っています。著書はどこの本屋でも棚に並んでいるし(病院の待合室や美容院でもおいてある。健康や長寿、教育など幅が広い為だろう。内容も読み易いし)しかも、広い世代に渡っている。
この本のタイトルは興味をそそるのですが、内容は対談ということで、終始会話のベクトルはそこに向いているが薄い。
和田先生の経験と知識を、中野信子さんが少し上の俯瞰レベルから、手を加えて良い仕上がりにしている。ちょっと方向を微調整したり、若者視点を加えたり、女性視点を交えたりなど、和田先生をまな板に乗せてキレイに料理を仕上げている。
言葉の量では1/5程度かなと思うけど、読み物と