中野信子のレビュー一覧

  • パンデミックの文明論

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    パンデミックの話よりも、各国でのコロナの位置づけや対策などから文化を語る比較文化論。

    読み物としては面白かったものの、パンデミックそのものの分析を期待すると裏切られるかも。

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    2022年11月07日
  • 頭のよさとは何か

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    脳科学・認知科学者と、高齢者専門のマルチタレントな医者の対談。前例踏襲で前頭葉を使わない日本人、流れるべきところにお金が流れていない。頭がいいのは、知識より加工や応用、新しいことへの意欲を持ち、話が面白い人。

    随所に出てくる、日本人ってこうなんだよね、、、が残念です。それ故にアンチテーゼとしてあるべき姿が見えるのかもしれませんが。

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    2022年11月06日
  • 生贄探し 暴走する脳

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    脳はホント〜に面白い‼︎

    知性で抑える⁇
    られる⁉︎

    ずっと、読んでいられる。
    繰り返し、納得しながら。

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    2022年10月30日
  • 不倫と正義(新潮新書)

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    世間が不倫を叩く理由は、逸脱した個体へのサンクション、その炎上行為に薪を焚べる事での快楽程度のもの。中野信子と三浦瑠璃が言うように、誰かの不倫は、世間には関係ない。ただのエンタメコンテンツだろう。構図としては、視聴率や販売冊数を稼ぎたいメディアが声高に問題視する事がスタート。次に、少数のポリコレ警察的な書き込み屋が、一生懸命ネットで叩く。ここではシャーデンフロイデ、あるいは、パートナーに不倫をされると困る人達が予防保全的にとりわけ騒ぎ立てる。卑しさと不安さがタッグを組んで、偽善を叫ぶ。二人が言うように、一夫一妻制は、醜悪な遺伝子に対する救済的な制度であり、劣化した個体は、ポリコレにすがる。徐々

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    2022年10月30日
  • 努力不要論

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    脳科学的に努力を考察した一冊、とでも言うのかな。
    結構内容がてんこ盛りでうまく整理がついていないのだがドライな意見ながらも参考になった。

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    2022年10月23日
  • 不倫と正義(新潮新書)

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    不倫バッシング、他人がとやかくいう事ちゃうやろ、以上!って感じ。二人共経済的に自立した女性なので、考え方が偏っているように感じるところが少なからずあったけど、「一度の結婚で人生足りるのか」…結婚という制度は平均寿命が40年とかの時代の制度。子育てを円滑に進めていくためのプロジェクトとみたいなもので、プロジェクトが終わってもまだチーム解体しないのかという考えは面白い。確かに子供が自立し、それまで仲良く見えてた友達が、これから夫婦二人の生活を考えると・・・という声を少なからず聞くようになってきたからなぁ。

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    2022年10月22日
  • 不倫

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    ネタバレ

    はじめに なぜ「不倫」はなくならないのか?
    ・不倫を司るのは遺伝子、脳内物質、そして脳内物質受容体の多寡
     
    第1章 人類に一夫一婦制は向いていない

    第2章 不倫遺伝子
    ・アリル334のしわざとオキシトシンへの感受性が不倫を左右する

    第3章 あなたの恋愛体質を診断する
    ・愛着スタイル3種――「安定型」、「回避型」、「不安型」
    ・養育者との関係が極めて重要
    ・「ふれあい不足」が身体的・知的な成長を阻害する
    ・不安型の恋愛はやっかい

    第4章 不倫はなぜ叩かれるのか? 社会的排除のしくみ
    ・バッシングの本質は「トクしている人間」への社会的制裁、フリーライダーへの制裁

    第5章 不倫をやめられな

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    2022年10月20日
  • ペルソナ 脳に潜む闇

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    こちらは自叙伝。最初から最後まで低温な文章で、中野信子さんご自身のお声で脳内朗読された感じです。

    同じ東大でも親が学者などの子には敵わないという嫉妬。ご両親について語られる時は気持ちの揺らぎがみえたり、実は心の中で毒ついてたり。次はもっと深いところまで語られたモノを読んでみたいです。

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    2022年10月18日
  • フェイク ~ウソ、ニセに惑わされる人たちへ~(小学館新書)

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    テレビ番組でよくお見かけする中野先生。
    著作を読むのは初めてだったが……正直あまり面白くはなかった。
    アタマの良さはお墨付き(MENSA会員ですのものね)だが、やはり「面白く」読ませるのは、それとは別の才能なのかなと。
    たぶん著者的には、新書だし「フツーの」人向けに精一杯わかりやすく書いたつもりなんだろうけど……。
    テレビでコメントしたり、対談形式のものの方が、中野先生の良さがより伝わるのではないかなぁ、とおこがましくも思ってしまいました。

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    2022年10月10日
  • シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感

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    ネタバレ

    嫉妬や妬みを感じる人の失敗に快感を覚えるような状態がオキシトシンと関連しているという内容の本です.

    本に出てくる科学的な内容の解釈に極端な部分があります.例えばDRP-2の多型が保守的かそうでないかという人の性格を決定するような記述がありますが,DRP-2の多型一つでそう言ったことが決まるわけではないと想像します.これがアメリカの二大政党制と絡めて書かれているので,こういったところは賛同しかねる部分です.

    しかし,日本社会の生きづらさの原因の考察であったり,日本が国際社会で存在感を示すための方向性であったり,そういった内容には納得されられるところがありました.

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    2022年10月10日
  • 不倫と正義(新潮新書)

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    本書は現代日本の女性オピニオンリーダーとも言える二人が不倫や家族観についてカジュアルに語り合う対談集ってとこですね。

    中野信子さんは新進気鋭の脳科学者で、著作も多数ありテレビでもよく見かけますよね。中野さんの著作は何冊か興味深く読ませてもらい脳科学的なものの味方や考え方を知り、新しいことを知る喜びを得ました。

    お相手の三浦瑠麗さんもここ最近メディアをにぎわしている博学多才な国際政治学者ですね。キレキレで説得力ハンパない弁舌には、あ~僕もこんなに理路整然とロジカルに話せたらな〜と、時に羨ましくさえあります。

    まさに才色兼備のお二人!(表現がジェンダー的に問題だと言われかもしれませんが個人の

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    2022年09月25日
  • 努力不要論

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    ネタバレ

    むやみに努力するのは間違っている。
    それはこの本を読む前から分かっていました。
    まずはゴールを決めて、最短距離で達成できる手段を選ぶ。
    それこそが、正しい努力だと。

    でも、そのどちらの努力も、自分や周りの人、そして何十年後の子供たちまで知らぬうちに傷つけてしまっていたのだと気づきました。

    努力すれば必ず願いは叶う。
    そういう価値観を強く持っていればいるほど、
    社会的・経済的に弱い立場にいる妊婦さんや高齢者の方たちを見て、(見かけ上)なんの努力もせず手厚い保護を受けてのほほんと暮らしている姿に妬み、嫉むのです。

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    2022年09月17日
  • 「一人で生きる」が当たり前になる社会

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     専門用語も少なくて、とても分かりやすかった。
    父性と母性を半々くらいに併せ持つ人が結婚しているという結果に驚きました。男性も女性もどちらかか強く、その強弱が合う人と結婚していると勝手に思ってました。人はその時の状況によって変わるので、言われれば当たり前の結果なのかもです。
    いつか愛をお金で買う時代が来るという可能性は否定できず、恐ろしいと思ってしまいますが、いつの世も、話を聞くという行為が求められるのは変わらないのかもしれません。

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    2022年09月11日
  • シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感

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    "安らぎと癒しの幸せホルモン"と呼ばれるオキシトシン。人と人のつながりを強め、愛着を形成する働きがある。オキシトシンは触れ合うことで分泌が増えるため、男女の性行為によってもお互いの愛着が深まる。男性の場合は射精の瞬間に、女性の場合は子宮頸部を刺激されることで、オキシトシンが分泌される。そのため、女性は性行為を持った相手に対して愛情を深めやすい。
    一般的に女性はセックスをした相手に執着を持つ傾向があるが、そういうことか、と膝を打った。ホストの枕営業は脳科学的に正しい行いだったんだな。

    タイトルの「シャーデンフロイデ」だが、まず自分よりも上位の何かを持っている人に対して、その

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    2022年09月11日
  • キレる!(小学館新書)

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    読みやすい。
    サクッと読める。分かりやすい。

    一言でまとめると、
    「怒れない人はマインドコントロールされやすい」傾向があるということ。
    何となく受け入れてしまう性格の人は意識して「怒る」行為を出来るようにしたほうが良い。

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    2022年08月30日
  • 生贄探し 暴走する脳

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    対談部分より、お二人がそれぞれ執筆した箇所のほうが読みごたえがありました。
    この本から初めて知ったことはトム・ハンクスやミシェル・オバマがそうだという「インポスター症候群」という自分を否定的に見てしまうという病態。
    そして、中野先生が解説していた「魔女狩り」の歴史も勉強になりました。
    ヤマザキマリさんが書いていましたが、落語の噺のように、人生お互いに失敗したり、迷惑をかけたり、かけられたりすることって当たり前だよね…と見守り、支えあう考え方が行き渡れば、ギスギスした世の中にならないんだろうなぁと思いました。

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    2022年08月28日
  • 生贄探し 暴走する脳

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    人間は団体になると恐ろしい。他人を落としても自分の承認欲求を満たしていく。特に日本人は宗教的背景もあり,その傾向が強いとか。
    なぜ人間にこのような団体行動を阻害していく機能があるのか?いずれ人間同士で争い合いこの地球からいなくなるような脳になっているので?と考えてた。

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    2022年08月28日
  • 脳・戦争・ナショナリズム 近代的人間観の超克

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    国家や政治の在り方、保守・左翼論壇の潮流などを社会学的な考察を元にその当事者である人間を脳科学的に分析し、ニーチェを始めとした哲学の引用をスパイスにして議論が進みます。対談なので深く考察された世界観などは望むべくもないですが、断片的ながらも様々な展開を楽しむ中で多くの気付きを得ることができました。
    それにしても、適菜収氏の安倍元首相に対する罵詈雑言は品性を疑うレベル、本書の冒頭で人は見かけで判断できるとの議論があったので、適菜収氏の写真を検索したところまさに。。。w

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    2022年08月25日
  • あなたの脳のしつけ方

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    ネタバレ

    中野先生は脳科学者なので、心理学の本などに書かれていることと結論は同じであっても、解説が脳の構造や脳内物質を根拠としているため、ドライな感じで書かれていることも多く、でもそれが逆に良かったりもする。
    本書の内容は、中野先生の他の本と被っている内容も多いのだけど、でも今回特に印象に残ったのは
    ・人間は注意散漫なほうがむしろ正しい状態(p19)
    ・本当に新しいアイデアを生み出すのは不可能(p129)
    ・努力できないことも1つの才能(p164)
    かな。自分の脳の特性に合ったしつけ方を採用することが大事ってことと痛感した。

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    2022年08月22日
  • 頭のよさとは何か

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    和田先生は本人が語るよりはるかに巷では知れ渡っています。著書はどこの本屋でも棚に並んでいるし(病院の待合室や美容院でもおいてある。健康や長寿、教育など幅が広い為だろう。内容も読み易いし)しかも、広い世代に渡っている。
     この本のタイトルは興味をそそるのですが、内容は対談ということで、終始会話のベクトルはそこに向いているが薄い。
     和田先生の経験と知識を、中野信子さんが少し上の俯瞰レベルから、手を加えて良い仕上がりにしている。ちょっと方向を微調整したり、若者視点を加えたり、女性視点を交えたりなど、和田先生をまな板に乗せてキレイに料理を仕上げている。
    言葉の量では1/5程度かなと思うけど、読み物と

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    2022年08月20日