中野信子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
タイトルの話題は、残り1/4か1/5か、という感じで、
前半読んでる間は内容薄いなぁ…と正直萎えていました。
自集団と他集団の話は、この本で初めて触れるものだったので面白かったです。
この世のこととかにひとつの正解がない、考え続けるという感じのことは自分も思っていることなので同意できますが、本として出すにあたりそれってどうなのか?とは著者が意図しているからといってモヤッとしました。
読む時に構えたいので、最後じゃなくて最初にそういうことは書いても良いかも、と自分は思いました。
この本を手に取るような人は「メタ認知」できている、というのは手前味噌になるかもですがそうかも、と思います。
が、 -
Posted by ブクログ
テレビやラジオでお話されている中野先生が好きなので、読んでみた。「なんでこの人こんなにひどい/雑な言動するんだろう」と思うような人について、単にそのシチュエーションにおける対応に慣れていなかったり、配慮がないだけで、慣れや周囲の指摘により多少なりや改善すると思っていたが、ある種脳の反応が違うため、治るとかよくなるとかいう話ではないのだなと、腑に落ちる部分があった(実際彼・彼女らは指摘などがあっても変わらない)。本書の中には、”サイコパス”の例として複数の連続殺人犯の話がでてくるが、脳の働きや反応に関する観点からその特性が抽象化されるように書かれているので、遠い人のエピソードとしてだけでなく、そ
-
Posted by ブクログ
脳科学だけでなく、歴史的背景、地政学、自然災害の多い地理的環境、社会心理学などから、日本人特有の社会性や正義中毒に陥りやすい特徴を述べていて面白かった。
とくに「フランス人と日本人の議論の違い」は興味深かった。
日本人ってホント特殊な民族だな…と、しみじみ思った。
こんな国民性のままで、これからの日本の問題(未曾有の少子高齢社会、移民問題など)に立ち向かえるのか不安がよぎった。
正義中毒=異なる考えを排除、攻撃。
昨今は「多様性」という言葉が流行っているけど、正義中毒に陥りやすい日本人は、他者を受け入れながら多様性の社会をつくっていけるのかな…?
脳科学の話でいうと、「前頭前野の成熟と老 -
Posted by ブクログ
ネタバレ以前から気付いていた。
何故か中野さんの本は酷評されることが多い。
しかも「TVで見ていて中野さんが好きだったから読んでみた」人が多いのに、本は酷評。
私も中野さんの個性的なところも含めて好きなので、真剣に考えてみた。
内容はとても良いのだ。
脳科学者だからこそ見える視点もたくさん盛り込まれているし、京都人が発した発言に対する分析力たるや、凄まじいものがある。
京都人が発した1、の発言をここまで深く分析できるのは、脳、心理について学んでいるからだろうと思う。
酷評の理由は、
文章を組み立てることが苦手、これに尽きるかと。(笑)
ご自身文中で「喋るのが苦手」と言っていたが、文章もなかなかに… -
Posted by ブクログ
ネタバレ幸せの定義について考えさせられた本。
今までは自分の中で「幸福=たくさんの選択肢を持てている状態」としていた。例えば、貧しくてそれしか食べられない人と、あらゆる選択肢の中から食べたくてそれを食べている人、後者の方が幸福度が高い,子供を作るか否か,マイホームを持てるか等選択肢が広がるから結婚もした。
作中の“わたしたち人間には、「飽きる」という感覚がありますよね。どんなに満足していても、目新しいことがないと、もうそれは苦痛でしかないんです。例えば、食うに困らず、愛する人と一緒にいて、子どもにも恵まれて、何不自由ない暮らしをし、誰と比べても自分のほうが圧倒的優位です。•・・・・それで本当に幸せです -
Posted by ブクログ
ネタバレそもそも脳の構造として他人を罰することは快楽になるドーパミンが発生する。
逆に相手を許せない自分を許せない自己矛盾も抱える。
【日本における正義】
・正義は国により異なる。
欧州のように人や文化が往来してきた国では、対等な人として意見を議論させてきた。
→一方日本は単一民族であるからこそ、和を乱す事を極端に避ける文化があり、「優秀な愚か者」の国と言える。
【なぜ人は他人を許せないのか】
★結論をいえば、脳の構造がそうだから
・脳のドーパミン受容体により異なるものの、基本的には安心安全な現状維持を好むもの。
→よってリベラルは保守に勝つ事が難しい。
★他人を受け入れるのは、前頭葉の一部が発