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群れずに、つながるコミュニケーション術!
不安がちで群れたがり、
集団からはみ出す人を攻撃しがちなのは、
日本人の特性だからしかたない…
と諦めてはいませんか?
たしかに、我々は、中途半端に壊れた「世間」に残る強い同調圧力や、
枠組みを疑わせない教育、親から受け取る価値観の呪いに縛られ、
コミュニケーションに悩み、息苦しさからなかなか逃れられずにいます。
しかし、同調圧力の正体や扱い方を知り、コミュニケーションのトレーニングをすれば、
孤立するでもなく、群れるでもなく
自分が一番心地良い距離で、社会と関わることもできるのです。
脳科学界の中野信子氏と演劇界の鴻上尚史氏が、心地良く生きるためのコミュニケーションについて語りつくす痛快対談です。
息苦しさから抜け出すいくつかのヒント
●気持ちいい情報は大体間違いと思え
●完全な自立はない
●他人の知恵を使うトレーニングをする
●コミュニケーションが得意とは、仲良くすることではない
●親からの受け取った価値観の鎧は脱げる
●枠組みを疑わせない教育から抜け出す
●不都合なことを脳のせいにしない
●エンタメで人生の避難訓練をする
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
劇作家・演出家である鴻上尚史さんと、脳科学者である中野信子さんの対談本。タイトルにある「同調圧力」について語っている場面もあるものの、コミュニケーション全般について、鴻上さんが演出などの経験から培われた視点を、脳科学の観点からはどうなのか中野さんに質問する形が多い。
鴻上さんは「世間」を家族や近しい人など自分の知っている人で構成されている世界、「社会」をその反意語と定義されており、「世間」を大切にしている日本人は「社会」との繋がり方が分かっていないのではと提起されていたのが面白かった。
また、中野さんのお話で印象に残ったのは、97%もの日本人はセロトニントランスポーターが少なく、不安に陥りやすい民族であるということ。曰く、地震や台風などの災害が多く、不安を感じやすい人の遺伝子が残っていったのではないかと。
そのほか、鴻上さんが紹介されていたものとして、アメリカの道徳の授業には「Tattling or Telling(告げ口か情報か)」と呼ばれるものがあり、いろいろな課題をどちらかに分けることで生命や身体に危険性があることは先生に言おうと生徒に教えているというのが興味深かった。
タイトルから期待していた内容とは少し違ってはいたものの、お二人の知見、経験則に触れられて良かった。
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