中野信子のレビュー一覧

  • 脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体

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    快感を生む脳内物質ドーパミン。
    その作用や放出される過程や、
    過不足の時にどうなるか、などなど、
    まずドーパミンを中心に、
    それから、そのほかのセロトニンやオピオイドという脳内物質についても
    説明されていきます。

    次章では、
    依存症から入って、
    アルコールやニコチンの中毒に触れることを契機として、
    コカインやヘロインといった麻薬についての説明に移っていきます。
    これは『脳内麻薬』というタイトルを見て買って読んでみた僕にとっては
    予想外のトピックの広がりでもあり、
    昔読んだ中島らもさんの『アマニタ・パンセリナ』を彷彿とさせるというか、
    よりマジメに端的に、そのものを説明するものになっていました

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    2018年07月23日
  • 科学がつきとめた「運のいい人」

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    この世には適者生存、運者生存という2つの考え方がある。
    現代に適合できた者が生き残る、運が良い者が生き残る。

    運が良い者が生き残るなら、そこに法則などはないのか。

    ・運がいい人は「運がいいと思い込む」
    思い通りにならなかったとき、「運がいい自分でもうまくいかないんだから、どこかに問題があるはずだ」と努力の余地が生まれる。

    運が悪いと思い込んでいる人には努力の余地が生まれない。

    ・運がいい人は利他的に考え、他人の成功も祈る
    他人の成功も認めと上げることで、脳によい影響が与えられる。

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    2018年07月16日
  • 脳はどこまでコントロールできるか?

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    「妄想とは、夢を現実化する技術である。」と書ききる本書の内容は、非常に面白い。思考は肉体の健康に大きく左右されると書いてあり、脳に良い食べ物、悪い食べ物があるというのだから興味深い。丁度私が最近ハマっていること(食べ物、引き寄せ、運動)を凝縮し、私が好きな深層心理的な要素をプラスした、まるで欲張りセットのような内容に仕上がっている。「そこにあるのは脳が見たいもの」や、人生の大先輩も言っていた「先に良いレッテルを貼ってしまう」効果は覚えておきたい。また、「ラットが子どものときに、舐めるのが上手でたくさん舐める母親のもとで育てられた子は、ストレス反応がより軽減される」という実験結果があるそうだ。(

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    2019年01月16日
  • 科学がつきとめた「運のいい人」

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    それをすると運がよくなる理由が、身体科学てきな理由(ホルモンや免疫バランス、心理学の知見)などから説明されているのが面白かった。

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    2018年01月21日
  • 科学がつきとめた「運のいい人」

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    中野信子の本。

    この人の本の書いてあることは割と同様の話が多くて、今回もそれにあてはまるものだった。

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    2017年10月16日
  • 脳科学からみた「祈り」

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    ネガティブな祈り(呪い)は、脳がよくないことをわかっていて、ストレスホルモン(コルチゾール)が出る。その結果自分に悪影響を及ぼす。

    ポジティブなよい祈り、とポジティブだが悪い祈り、は違う。勝負事などでライバルの成長を祈る。
    よい祈りは、喜びを伴うからベータエンドルフィンが出て、脳と心に好影響を及ぼす。その結果、魅力的になる。

    祈りは3ヶ月続ける。しかし惰性になりやすい。一回一回祈りの的(理想の自分、目標、反省、次の日にできること)などに集中する。

    利他の行動で大きな快感を得ることができる。
    平穏は分泌されるドーパミンが減少する=愛は4年で消える。脳は常に刺激を求めている。

    アリストテレ

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    2017年10月05日
  • 脳・戦争・ナショナリズム 近代的人間観の超克

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    有意差 釣鐘状 社会通念上 近代イデオロギーが生み出しているタブー そう、「私が言ってるんじゃなく、実験データが言ってるんだから」って開き直れる。それがサイエンスの魅力でもあると思います。 外見こそ情報のかたまりである 迷妄 人間の世界も、「他者のリソース(資源)を奪う」という点では攻撃性が持つ意味は同じです。 惹起じゃっき 不安感情を抑える脳内物質セロトニンの合成能力が、女性は男性の三分の二ぐらいしかないのです。 シャーデンフロイデ=メシウマ感情=他人の不幸で飯がうまい=他人の不幸は蜜の味 類似性と獲得可能性 陰惨な権力闘争 近代的人間観を覆す鼎談ていだん 包含 人間は生物学的にナショナリズ

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    2017年06月10日
  • 脳科学からみた「祈り」

    購入済み

    内容は一部 ー部は良いと思いますが、全体にはどうかな?

    特定の宗教を持っている人には良いが、無宗教には響かないのでは

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    2017年02月24日
  • 脳はどこまでコントロールできるか?

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    2017.02.23 脳の特性について、事例を交えてとてもわかりやすく解説した本。ほんとに分かりやすく読み流すだけで十分に面白い。脳は本当に面白いと感じた次第。

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    2017年02月23日
  • 幸せをつかむ脳の使い方

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    漫画でわかるシリーズ。
    スマホのアプリが主人公に対してアドバイスしていくことで、
    仕事も恋愛も上手くいっていない主人公が変わっていく
    というストーリーになっています。

    脳科学の視点で書かれていて、
    「なぜ、脳がこう感じてしまうのか?」から入り、
    「では、脳によく感じさせるにはどうすればよいか?」
    まで書いています。

    読んでいて思いましたが、
    「まず、自分を大切にする」ことが一番重要なんだ
    と改めて思いました。

    【勉強になったこと】
    ・発想力や創造力は、本来誰にでも備わっている。
     成長していく過程の中で、みんなに合わせるという
     感覚・抑制力が働くようになったために、
     なかなか斬新なア

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    2016年12月27日
  • 脳・戦争・ナショナリズム 近代的人間観の超克

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    期待を持たせるタイトルで、若手論客白熱の討論10時間とのことだが、他人にたいする批判を3人で一緒になってしている感が強い。専門的な情報が披露され参考にはなるが、建設的な前向きの意見や示唆が少ない。異なった意見を戦わせて、議論を深めて欲しかった。

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    2016年10月26日
  • あなたの脳のしつけ方

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    脳というのは自分の中にあるもう一つの人格のような気がしてしまう。
    なんとかなだめたり、しつけるためにちょっと錯覚を起こさせてみたり。
    扱い方によって自分の生活向上にも上手く働いてくれる気がする。
    ちょっと鬱っぽくなったり集中できなくなったりした時はセロトニン不足である。
    ウォーキングや入浴がセロトニンの分泌に役立つそうだ。
    甘いものを摂取するのも効果があるらしい。
    マシュマロ実験の話はよく耳にすることが多いがやはり忍耐は人生の良し悪しに大きく関わってくる。
    忍耐も才能の一つなのかも。

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    2016年05月27日
  • あなたの脳のしつけ方

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    とにかくやり始める

    集中力>セロトニン

    エピソード記憶>名前とビジュアル
    何かエピソードに変換して覚える

    感情を口に出して言うこと
    内観日記

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    2016年05月12日
  • 脳はどこまでコントロールできるか?

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    私の脳は常に騙されている気がする。。。これからはそう簡単には騙されないぞ。脳の性質をうまく活用するのだ。まだ自分にも可能性があるのだと希望がわいてきた。

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    2016年05月08日
  • 科学がつきとめた「運のいい人」

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    とてもわかりやすく読みやすかった。
    運は自分の心がけによってついてくるものだから、まずは自分は運がいいと信じよう。
    声に出して「運がいい」って言ってみよう。
    自分や自分の好きなことを大切にする。
    自分を大切に思っていない人を周りが大切にしてくれるわけがない。
    何かを選択するときは少しリスクのある方を選ぼう。
    何故か人はリスクに対して脳の報酬系が喜ぶ傾向にあり、良い結果を得られる確率が高まる。
    でもこの世に生を受けただけでも何億分の一という幸運を手にしたのだと思うとちょっと根拠の無い自信が湧いてくる。

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    2016年05月08日
  • 脳はどこまでコントロールできるか?

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    ネタバレ

    これまでの多くの脳科学の知見を、初学者・一般向けに書き下した啓蒙書。自己暗示の重要性を示唆しているが、内容自体は、これまでの著者の主張と同じ。しかし中野氏の著書を読んだことのない人にはオススメできる読みやすさ。

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    2016年05月04日
  • 脳はどこまでコントロールできるか?

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    ラジオ番組に出演した時の中野さんのお話が印象的で読んでみました。
    特に学生時代の話で、勉強を「ゲームに例えると攻略本(教科書)が手元にあって、先生が攻略の仕方まで教えてくれるのになんでわからないの」と思っていたくらい秀才だったことに笑い、同時にそれをクラスメイトに言ってしまい、孤立していたことにも驚かされました。
    あと「ノートを綺麗に取ったって単なる筋トレだよ!」にも爆笑&目から鱗でした。勉強は与えられるものじゃなく、自分で理解を深めていかないとダメなんですね。いやー、私も筋トレにばっかり力を入れてたなぁ。

    常日頃、自分が考えている思考がどれだけ曖昧で、脳の錯覚だったか、本では働く人

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    2016年03月11日
  • 脳・戦争・ナショナリズム 近代的人間観の超克

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    ネタバレ

    楽屋話の印象を持ちました。読者を意識した鼎談ではなかったように感じました。新書であるから仕方ないのかも知れませんが、説明が足らなくて自分たちの博学さを披歴しているような発言が鼻に突きました。著者の紹介のあとに、「本書の内容は著書個人の見解であり、所属組織とは関係ありません。」と、わざわざ断り書きがあるのを変に勘ぐってしまいました。読んでいて退屈でした。著者のほかの著書に期待しましょう。

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    2016年02月20日
  • あなたの脳のしつけ方

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    脳科学本を連読。
    最後の章の他利行動が幸福をもたらすと言う所がこの本の肝なのだと感じる。だからと言って行動にすぐ移すのは難しいだろうが心掛ける事から始めても良いだろう。

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    2016年01月17日
  • 脳科学からみた「祈り」

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    お題目が既に生活に入っていて、祈ることができる人にはいいのかもしれない。私には、「日々の光」のほうが宗教的に感じられたけれど。

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    2015年12月13日