中野信子のレビュー一覧

  • キレる!(小学館新書)

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    人がキレるメカニズムと、どうしたらキレないようにできるのかその対処法が知りたかったので本書を読んだ。
    メカニズムについては、脳内物質が関係しておりその解説が一通りあったが、とてもシンプルで分かりやすかった半面、本来はそんなに単純ではなくもっと複雑ではないのかと少し疑問に感じた。
    キレる側の話はあまり出てこなくて、周りにいるキレる人に対する対処方が紹介されていた。
    特に、怒っている人に対して、萎縮してしまい言いなりになってしまうような人に対するアドバイスが中心だった。
    そして、なんと言い返せばよいのかという具体的なアドバイスにも少し疑問を感じた。
    そんな言い方したら火に油を注ぐことになりかねない

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    2021年01月09日
  • パンデミックの文明論

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    頭のいい人たちの世間話。
    第3波で感染爆発が起きてる今と対談時期との間では状況が異なるので、ズレ感はあるが、話題が多岐にわたるので、隙間時間にちょろっと読むのにちょうどよい。
    コロナ禍で約1年友達と会えてない。わたしもバカ話がしたい。

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    2021年01月08日
  • キレる!(小学館新書)

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    キレるメカニズムを知って、それをコントロールし自分の語彙力を発揮して周囲と円滑なコミュニケーションをしようという内容。
    相手に嫌な思いをさせず自分の主張を通すこと、また上手にキレることの大切さを学んだ。
    ただ、賢くキレるときの言い回しに関しては共感できない言葉のチョイスも多かった。

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    2021年01月07日
  • 毒親 毒親育ちのあなたと毒親になりたくないあなたへ

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    (更新中)
    ・簡単な文章で分かりやすかった。
    ・白雪姫コンプレックスなど専門用語を知れた。
    ・パンドラの箱の語源を知れた。ギリシャ神話。
    ・六本木ヒルズにある謎のクモのオブジェ(ママンという名前)のゆかり、彫刻家の一生を知れた。
    ・ハロー氏による猿の実験(布の母、針金の母)が印象的だった。スキンシップの重要性。レイプマシーンという言葉に不謹慎ながらちょっと笑った。 
    ・世代間連鎖の話
    ・独親のもとで育つことによる影響(下垂体皮質、前頭葉の萎縮など)など科学的根拠のある内容で構成されているが、作者の医学博士としての研究成果による仮説、論理が記載されているわけではないので、目からウロコ!という本で

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    2021年01月02日
  • キレる!(小学館新書)

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    内容はすっと入ってきた。繰り返しになる部分も多く、後半3分の1は流し読み。神経伝達物質で説明しようとするのはほんまかなぁと思うところはあるけれど、事象のラベルとして捉えれば、頭の中を整理しやすい表現であったように思う。

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    2020年12月25日
  • 脳から見るミュージアム アートは人を耕す

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    近くのミュージアムに行ってみたくなりました!改めて鑑賞すると新たな発見や今すぐ何かにならなくても何年後、何十年後かに価値があるものに変わるかもしれないと考えると鑑賞することが楽しみになりました。

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    2020年12月21日
  • キレる!(小学館新書)

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    キレちゃダメ!という本かと思ったら、「うまく切れましょう!」という本でした(笑)
    たしかに、我慢するだけではうまくいかないこともありますよねー。
    この本を読んで、「上手に切れましょう!」
    ぜひ読んでみてください。

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    2020年12月13日
  • ブラックマーケティング 賢い人でも、脳は簡単にだまされる

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    行動経済学の本も読んだことがあるが、実際のマーケティングに生かすという観点ではそちらのほうがわかりやすい。
    なぜそのような行動をとってしまうのかという部分を詳しく知りたい人にはおすすめかも…

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    2020年12月09日
  • パンデミックの文明論

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    ・世代の分断
    イタリア→3世代同居が多い。「楽ではない人生をこんなにたくさん生きてきたのだから、後はもう親切にしてあげないと」
    日本→「長生きしたら若いもんに申し訳ない」
    文化が世代間で共有されていない。
    世代が違う人と、いっしょに飲んだりしない。
    ・「はりぼて」の民主主義
    自分たちの頭で考え、意見を言い、反論することができて、受け入れることができるのが民主主義のフォーマット
    西洋→弁償や演説が要
    日本→忖度、階級、ごまかし笑い
       世間が戒律
    映画「はりぼて」の政治家たちは、論理的に考える、語ることができない。「行間を読んで」「答える立場にない」「あんたも分かるやろうへらへら」思考停止。

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    2020年12月07日
  • 脳から見るミュージアム アートは人を耕す

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    脳科学者の中野信氏と西洋美術史・博物館学が専門の芸大美術館准教授熊谷氏による対談形式の本。ミュージアムの成り立ちから、普段は表に現れないミュージアムの実際の姿(見えない所で何が行われているのかや、学芸員の役割・存在意義等)、ミュージアムの公的な役割、美術品の来歴の重要性等、これまであまりよく知らなかったことを知れて、展示会等で訪れた時にミュージアムの見方が変わると思う。
    「アートは、明日の自分は変わらないかもしれないが、3年後、10年後の自分のために観に行く」本当にそうだなと思う。

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    2020年12月05日
  • 東大卒の女性脳科学者が、金持ち脳のなり方、全部教えます。

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    個人的にハッとしたのが、固定観念を逆手に取るという話。

    固定観念に縛られて能力を発揮できない、ということはよくあるが、なら逆に自分にはできるという固定観念を持てばいい、というのは目から鱗だった。

    簡単だけどこういうことに気づけないということは、私もまだまだ様々な固定観念に侵されているなと思った。

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    2020年12月01日
  • 脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体

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    ドーパミンをもとに、あらゆる中毒について脳科学的に解説してある。

    薬物などの中毒は心の問題ではない、というのはよく言われるけど、じゃあどういう仕組みになっているのか、というのがわかりためになった。

    個人的に恋愛中毒というものを初めて知ってかなり身近なものだと思った。

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    2020年12月01日
  • 脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体

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    知りたかった脳内物質のメカニズムがわかりやすく書いてあり良かった。
    ただ、文章の揺れがあり、ところどころわかりにくく気になった。
    ところどころ説明が飛んだり、やたらトゥーマッチに説明してたと思ったら急に端折ってよくわからなかったりしたところに筆者のADHD的な性質が表れているなと思った(自身もそうなので良し悪しではない)。話のトビなどもあったため★3。


    細かいところの書きっぷりで気になるところはあったり説明不足を感じるところはあるものの、ライトにラフに短時間でざっと読めるので、脳の活動等についての大枠を抑えたい人にとっては良書。
    もちょっと揺れがなければ全体的にわかりやすく★4でも良かった

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    2020年11月30日
  • 毒親 毒親育ちのあなたと毒親になりたくないあなたへ

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    タイトル同様、内容も衝撃的だった。自分と似ていると毒ついてしまう、子どもと張り合ってしまう。自身がまだ未熟で、誰かに認めてもらいたいんだろう。周りの共感、共助が不可欠。

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    2020年11月12日
  • パンデミックの文明論

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    イタリア人の夫を持つ著者による、日本人とイタリア人のコロナ対策の考え方の違い、またその背景にある倫理観・宗教観・文化の違いについての箇所がかなり面白かった。
    対策内容ばかりに目が行きがちだったからかなり考えさせられた。

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    2020年11月08日
  • 脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体

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    依存症とは何なのかについて、わかりやすく書いてありました。自分もある種の依存症ではあるかもしれません。

    生活に支障をきたすわけではありませんが。

    最後にマズローの5段階欲求に触れてありました。結局、この欲求段階のどこかのバランスが崩れているから誰かに、何かに依存しようとするのかなと思いました。

    マズローの欲求段階説とは
    ①生理的欲求
    ②安全の欲求
    ③所属と愛の欲求
    ④承認(尊重)の欲求
    ⑤自己実現の欲求

    自分にあてはめてみてもよくわかりました。

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    2020年11月01日
  • パンデミックの文明論

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    読後、女性ならでは、と思いかけて、いやそうじゃないだろうと反省。これが養老孟司と内田樹あたりの対談なら、男性ならでは、はもちろん、年配の人なんていうラベリングもしなかったことだろう。そういうのも偏見だよなぁ、と反省する。特にヤマザキマリさんの方は何冊か読んでいて好きなんだけど、それぞれが持ち味を出して、楽しませてくれたと思う。自分にはそおゆう語り口が期待されているんだ、と言っちゃうあたりも含めてね。

    コロナだけではなく、現代社会を生きる人間として、いろいろ考えさせられる部分があったんじゃないだろうか。まぁトンデモな話も断ったうえで乗っけたりしてたし、それほど大上段に構えた本でもないんだけどね

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    2020年09月30日
  • 悪の脳科学

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    笑ゥせぇるすまんを読みたくなる。
    脳科学者には「こうすると人を騙せる」ような本は書かないという不文律があるらしい。
    けど笑ゥせぇるすまんには作者がそういった技術を知り尽くしているのじゃないかというほど散りばめられているとのこと。

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    2020年09月20日
  • 毒親 毒親育ちのあなたと毒親になりたくないあなたへ

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    毒親育ちのあなたと毒親になりたくないあなたへ、というサブタイトルがある。これを読んで今更どうなるとは思えないが気が楽になる人はいるかも。

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    2020年08月19日
  • 悪の脳科学

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    人の気持ちが揺さぶられるのは脳が他の体の機能と比べて完全にできていないから。進化する為に必要な余白部分を喪黒福造は攻めてくる。
    漫画が差し込まれ、文書も読みやすかった。
    数々のホルモンが人間の身体や考え方にどのように影響するのか随所に書かれており、自分をコントロールすることは脳をコントロールすることと等しいんだなと思った。

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    2020年08月16日