中野信子のレビュー一覧

  • 毒親 毒親育ちのあなたと毒親になりたくないあなたへ

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    p. 110 母への葛藤が大きすぎて、自分は母を愛していたと、自分に言い聞かせなければならないほど、ギリギリの感情が彼女にはあったのではないでしょうか。(蜘蛛オブジェに「ママン」とタイトルをつけたルイーズ・ブルジョワ)

    p. 158 子どもの前で夫婦喧嘩してしまったら、仲直りしている姿を見せることが重要。

    自然な恋愛感情以外の何かを相手に求めてしまい、それが得られないと世界全体から拒絶されたような絶望感を味わってしまう、という人は、相手を対等なパートナーとしてではなく、かつて子ども時代に自分を愛してくれるはずだった人の代わり、としてとらえている可能性があります。

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    2020年08月13日
  • まんがでわかる ヒトは「いじめ」をやめられない

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    ネタバレ

    「いじめ」の因数分解。
    単純に悪いこと、やめよう。ではなく、いじめの機能と成り立ちを考察した上で大人と子どもに分類し、それぞれの特徴に沿った対策を提案してくれる。
    確かにこの立場では「いじめをやめられない」ことは否定できない。
    この対策でいじめゼロ、なんて方法はなくて、起こることを前提に準備し、敏感にアンテナを張り続けて、感知したらすぐ対応する。
    残酷だけど善い悪いという感情論や倫理観では解決しない。時間的空間的な距離をおく。
    大丈夫、世界はそこ1つじゃない。

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    2020年07月22日
  • 悪の脳科学

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    読みやすかった。
    笑ゥせぇるすまん解説本。
    脳は考えたくない。命令されたい、騙されたい。

    日本人はドーパミンが脳に残りにくいから、横並びを望むってこと?
    他の国との比較して欲しい!

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    2020年07月12日
  • メタル脳 天才は残酷な音楽を好む

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    著者と同じく、学生の頃からメタルを聴き続けている者として、その深層には何があったのかを知るべく読んでみた。

    メタルと言ってもサブジャンルを含めてとても幅広く、私自身、メタル以外を拒絶する訳でもないので、解釈が難しい面もあるが、純粋にメタル好きとしては仲間がいて嬉しい面もある。

    一方で、言及されているように、天邪鬼な面もあるので、「へっ、関係ねえよ」と思う自分もいたりする。

    モーツァルト効果というものが否定されていることは知らなかったが、未だに胎教にはモーツァルト、みたいな風潮があるのは、その子の成長に影響する要因が多すぎて、相関関係がよくわからないという面があるんだろう。

    そういう意味

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    2020年07月05日
  • キレる!(小学館新書)

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    対処法や活用術は人によるので何とも言えないが、前頭前野の働きが衰えると怒りっぽくなるというのは覚えておこう。
    確かに、事故などで脳損傷を負った人が怒りっぽくなったというのをテレビで見たことある。
    覚えておけば、年取ったときに少しは自制できるかな。

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    2020年06月21日
  • 不倫

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    非常に興味深い内容で良書。心の問題や人の性格がどのように形成されているのか、深く考えたことはなかったが、脳科学的な観点から少しは理解出来たように思う。

    母親が30歳以上で出産した子供は大人になって熟女好きの傾向があるなどのほうれい線実験は特に印象深い。
    また、不倫傾向にある人物には

    ①遺伝子、②後天的な愛着スタイル、③性ホルモン
    が影響しているとの説明には唸らずにはいられない。

    共感力は眼窩前頭皮質が大きく影響し共感力が強いと裏切られた感覚があると許せない気持ちが強くなるとの説も実体験からうなづける。

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    2020年06月03日
  • キレる!(小学館新書)

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    キレることをメリット、デメリットの両面から論じられています。中野さんのように言い返すと、トラブルにならないか心配です。オキシトシンにことは理解が進みましたが、実用的ではないかと思います。

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    2020年05月15日
  • 不倫

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    社会的にバッシングされ、排除される扱いを受けるにもかかわらず不倫が全くなくならないのはなぜか?

    この疑問を脳科学観点で読み解いていく。普通に知識として「へ〜」くらいだがめちゃ面白い。
    人類はもともと一夫多妻制だから不倫は仕方ない、というのが大筋の内容。
    不倫をやめられないあなたへ、という見出しは結構ぞくっとする。

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    2020年05月11日
  • キレる!(小学館新書)

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    ●読んで得たもの
     自分を不快にさせる相手への対応方法と自分のコントロール

    ●感想
     「キレる」という言葉を使っているが、その意味は過激なものでもなく、
    いかに自分を我慢せず相手にどう対応すればよいか、その行為を表していると受け取った。
     たとえこちらが冷静に賢く立ち振る舞っても、相手が行き詰まってしまっては、
    「それは正論だが・・・それでは人は動かないよ」となってしまうので注意が必要だと思った。
     今の世の中で実践して結果を出すことはなかなか難しいであろう。

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    2020年05月09日
  • 悪の脳科学

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    中野氏の本というよりは藤子不二雄A氏のリスペクト本。この漫画は「闇金ウシジマくん」のようなリアルな「人の弱さ」が恐ろしく描かれる漫画に引き継がれているのか。多くの漫画家が影響を受けたのではと思ってしまう。

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    2020年04月30日
  • 毒親 毒親育ちのあなたと毒親になりたくないあなたへ

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    多様性を認めようという世界的な変化はあれど、家族の形や、それを構成している親と子の関係の多様性は、まだまだ発展途上なのかも知れない。
    クローズな世界だからこそ、客観的な意見をもらいづらく、また他の家庭の問題に意見をするのは難しい。結果、自己解決が主な手段になってしまっている。
    何を学べば、この問題が解決するのか分からないが、色んな家族の経過と結果を知ることが一歩なのかも知れないと本書を読んで感じた。

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    2020年04月29日
  • 毒親 毒親育ちのあなたと毒親になりたくないあなたへ

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    ネタバレ

    これまで多くの毒親関連本を読んでいたので、正直これと言って新しく感じる内容はありませんでした。
    P173に愛情遮断症候群の治療について書かれていましたが、この内容については私も実感でその通りだと思いました。
    申し訳ないけれど、家庭環境によっては、家庭環境から完全に引き離し、安心できる環境下で生活を送ることが、毒親育ちの子にとっては一番幸せになれるのではないかと、この本を読んで改めて感じました。

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    2020年04月25日
  • ブラックマーケティング 賢い人でも、脳は簡単にだまされる

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    行動経済学、心理学でよく聞く話がほとんどで脳科学に分類されているものなのかは不明である。例え話ではなく実例をもとにしていたり、現在大学院の講義などで教えられる内容についての言及など参考になった。

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    2020年04月13日
  • 毒親 毒親育ちのあなたと毒親になりたくないあなたへ

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    著者の頭がとてもいいことのわかる文章な気がします。
    印象に残ったのは毒親からどんなに酷いことをされても子どもは愛情を求めて向かっていくという猿の実験。泣けてくる。

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    2020年04月13日
  • ブラックマーケティング 賢い人でも、脳は簡単にだまされる

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    心理学×マーケティングの領域を幅広く取り扱っている。

    主に心理学面で実生活にも活きそうな知識が多いが、文章量が多くハード。

    騙される機会は減りそう。

    体系化されていないように感じたので、特定の何かを学びたいというよりは、上の領域についてまず触れてみたい人向けなイメージ。

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    2020年04月07日
  • ブラックマーケティング 賢い人でも、脳は簡単にだまされる

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    ネタバレ

    ラジオでのトークが面白かったので読んでみた。一気に読めばのめり込んだんだろうけど、隙間時間に読んだのでなかなか頭に入って来なかった。うーん、難しい。。。

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    2020年03月20日
  • ブラックマーケティング 賢い人でも、脳は簡単にだまされる

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    マーケティングと脳科学が融合すると、
    とんでもなく恐いことが可能になる
    ビジネスに成功してる人は
    自然と身についてるんだろうな。

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    2020年03月20日
  • 悪の脳科学

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    中野信子は好きだけど、一つの現象についてぐーっと掘り下げた本が好き。引用を多用して、広く浅く書いていて、なんだか小学校時代のに書いた読書感想文みたいな感じがした。苦笑。

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    2020年03月16日
  • あなたの脳のしつけ方

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    読みやすく、わかりやすく、とてもよかった。努力、強運力、アイデア力のしつけ方がとても参考になった。


    集中力のしつけ方
    ・キリが悪いところでやめる。
    ・スリープ状態をつくる。
    ・とにかくやりはじめると抹消からスイッチが入る。
    ・集中できないのはセロトニン不足。カツオ、レバー、パスタ、チーズ、落花生、ホウレンソウ、豆もやしなど。
    湯船につかる、ウォーキング、適度な甘いもの。

    記憶力のしつけ方
    ・意味記憶、エピソード記憶。陳述記憶、非陳述記憶。
    エピソード記憶に変換して覚える、イメージでも、こじつけでもいい。
    ・口に出して覚える。五感で覚える。コーヒーショップの香りなど。
    ・一度学習しただけど

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    2020年01月26日
  • ブラックマーケティング 賢い人でも、脳は簡単にだまされる

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    ドーパミンは、自分へのご褒美、リスクや努力をともなって得た成果のほうが快感が大きい。

    SF商法=新製品普及会の頭文字。催眠商法ともいう。

    自由というのは、負荷が高い状況。自由に絵をかくより塗り絵のほうが簡単。あらかじめ道筋を用意したうえで、自分が選んだように見せかける。

    システム1=速い思考は、自動的に発動する。感情や直感。
    システム2=遅い思考は、努力しないと起動しない。
    システム1は、ブランドが成り立つ基礎。

    選択肢が多すぎると決断できない。松竹梅の3つ程度が適当。選択することも脳の負担になる。選択肢が少ないほど簡単に決められる。認知負荷は親近性が高いほど低くなる。ブランド効果の根

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    2020年01月19日