中野信子のレビュー一覧
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ネタバレ内容としては、最近読んだ本と大差なかった。
過去の実験例にしても、よく使われる例が記載されているだけであった。
ただ、わかりやすい説明だったので、サーと読めたのはよかった。
1. 警報装置を稼働させる要因を排除する
机の上に関係のないものがたくさんあると、集中力がなくなる
2. 目先の利益を我慢し、後々大きな利益になることを選択する
3. アイデアを発表するときは、自信をもって発言する
4.周りから見ると、血の吐くような努力に見えても、本人たちは意外に努力と感じていないことがある
5.自分で自分を観察する癖をつける。
内観日記で自分の感情がどう動いたのか、わかるようにする -
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ネタバレ気になった箇所
・優秀な人がリーダーになるとは限らない
「支配性」の高い人がリーダーに選ばれやすい。たとえば一番最初に発言することや確信の満ちた様子で話をする人。
・スノッブ効果
目立つ少数派になりたい。マイナーなものを支持しようとする。アンチ村上春樹とか、アンチ巨人とかかな。
・努力すればするほど空回り。エミール・クーエの法則
例:好きな子に告白しようと思いうまくやろうとすればするほど焦って失敗してしまう。など。
そんなときは妄想を思う存分働させてみよう。そして受け止めよう。
・男女の脳内の違い
新鮮な刺激を好む性質。新規性探索傾向が高い。受容体の違い。恐るべし脳。 -
Posted by ブクログ
著者は、これまでに脳科学という学問領域から得た知見を
一般向けに分かりやすく解説してきた。
過去には
「ヒトはいじめをやめられない」
「不倫」
等、時流に乗ったテーマを脳科学の視点から
学者らしくロジカルに分析している。
しかし。
今回、「ヘヴィメタル」と意外な領域を取り上げた。
それは何故か。
著者は思春期にヘヴィメタルの「洗礼」を受ける。
周りの女子が光GENJI等、流行りの音楽に熱中する中、
とても「ヘビィメタ」とは口にも出せない自分に
苦悩を抱える。
実はそんな時期が自分の「個」を形成したプロセス
だったと振り返る。
「内面性の高さが、同時に社会からの影響の受けにくさ
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レイ・クロック ウォルト・ディズニー ミラーニューロン 成功者の話やっていることや考えていることを積極的に真似したり吸収したりしていくということには、脳科学から見ても、とても意味があるのです。筋肉の修復時に成長ホルモンが出るのですが ドコサヘキサエン酸 脳を鍛えるにはタンパク質が必要 トリプトファン セロトニン 海鮮丼 納豆ご飯 ゲシュタルト知覚 ゲシュタルト崩壊 習うより慣れろ 「知識の錯覚」の罠 退職勧奨かんしょう 誤謬 クラスター錯覚=何らかの相関があると誤認してしまう錯覚 バンドワゴン効果 判官贔屓=アンダードッグ効果 サンクコストの錯覚=コンコルド効果 合理的な損切り判断 ハロー効果
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Posted by ブクログ
ゆる~く、脳のちょっとした小話を知れる本です。
知っておくと日々の生活に生かせそう、と思ったことは下にメモ書き。
ただ、残念なのが、本のタイトルと内容がイマイチ合っていないこと。
脳のしつけ方と謳ってるくらいだから、
脳のメカニズムなどの理論の部分もしっかり知った上で
どういう行動、思考をしていけばいい、といった本かと思ったのですが、
著者のエピソード多めで、ほんとにゆる~く豆知識をさらっと拾う感じの内容。
脳の難しい話より、
「こう考えたらいいよ」「こう行動したらいいよ」といった結論をサクッと
いってもらえる本が好きな方にはお勧めですが、
私のように次々と疑問が湧いて深堀したくなるような人間 -
Posted by ブクログ
不倫はワイドショーや雑誌といったメディアの格好の話題だ。
センセーショナルだし、見ている方はちっとも傷つかない上に「それはいかん」と正義漢ぶれる。
リスクの高い行為であるが、示されたデータは、結婚相手、または交際相手がいながら、その相手以外にセックスする人がいる割合は、男性26.9%、女性16.3%だそうだ。
意外と高い。
これだけ皆さん楽しんでいるのだから、容認したっていいじゃないですか、ねえ?!
第三章の愛着理論の考察、四章の社会的排除の仕組みは興味深い。
オキシトシン、俗に幸せホルモンと呼ばれるこの物質がもたらす影響に驚く。
母と子のスキンシップでオキシトシン量が上昇、愛着形成がなされ