坂井希久子のレビュー一覧
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食べることが何より好きなお富美。
嫁ぎ先で、ご飯を思い切り食べられないことに我慢できず、離縁されたが、生家は結納品問屋なので外聞が悪い。その上、読売に『大飯食ラフ嫁』と面白おかしく書き立てられてしまった。
ある日、甘味好きのご隠居お薦めの店でとびきり美味な鰻飯に感動したお富美は、流行りの鰻番付にその店が載っていなかったことに憤慨。その番付は、味の良し悪しではなく、版元に払った金子の額で作られたのだ。
「本当に美味しい店を、忖度なしで紹介したい!」と思いついたお富美に、ご隠居=切れ者の札差・鍵屋長次郎が協力を申し出て…
坂井希久子さんの作品としては薄味で、軽〜〜い読み物。面白くないわけでは -
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ネタバレ「女ともだち」をテーマにした短編小説集。森絵都さん、阿川佐和子さん以外は初めましての作家さん。
共感もありながら、ちょっと切なくちょっとホラーで楽しかった。
《印象に残ったところ》
・COPY 村山由佳
まさかの結末。そちら側の方の気持ちは分からずしても想像するだけで苦しい。相手が友情の証として発する無邪気な言葉の一つ一つをどう受け取るのか、友達として関係を深めることと、自分の本当の気持ちをぶつけることへの矛盾をどう整理するのか、自問自答の日々なんだろうと思う。
私は友情と愛情は全く別物だと考えているけど、もしその両方を感じる存在がいたとしたら、自分ならどう行動するのかなと考えた。
我慢の末 -
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ネタバレ「居酒屋ぜんや」のセカンドシリーズ、“花暦 ”・第十弾。
神田花房町代地にある居酒屋〈ぜんや〉を舞台にした人情噺、連作五話が収録されております。
子宝を授かりたい女性たちの間で俵屋印の龍気養生丹(補養丹)が評判となり、着々と販路を広げて仕事が波に乗ってきた熊吉。
実際に俵屋印の薬を服用して身籠った柳井家の嫁・お香さんがめでたく男子を出産し、柳井様も大喜びでしたね。
さらに、なかなか体調が戻らず、心配されていたお妙さんも徐々に回復傾向にあってホッと一息・・。
と思っていたところで、お花がまたもや拐かされてしまう事態に・・他の方も書かれていますが、「前にも拐われたことがあったけれど、またしても -
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ネタバレやはり妊娠出産というのは女性にとって嬉しいものではあるものの、女性自身のライフプランと沿わなかった場合葛藤の原因になんるんだな、と思ってしまった。特にそれがスポーツ選手であるなら、出産に伴う体型の変化は選手としてのプレースタイルに大きな影響を及ぼすと思った。耐え難い苦しみを与えたのも、そこから救い出してくれたのも子であるというのはなんだか難しいなと思った。マラソンへの思いが強く、1人で走っていた岸峰子をマラソンの呪縛から解放(という表現が正しいのかは分からないが)したのもまた子であった。最後、リオには出場できたのか、メダルは取れたのかはっきりと明記はされないというのが面白いなと思った。ただ、マ
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夫婦のあり方を改めて思考できる小説。
夫が外で働き、妻が家を守る昔ながらの形とは逆でお互いに不満も抱えながらもお互いの役割分担を遂行する。
専業主夫と夫と社労士を経営する妻。通常では真逆な夫婦のお話。
外で働く人間は偉いのか、逆に家を守っている人間は立場が弱いのか。
夫婦の役割としてお互いに得意分野を活かせている関係性は僕自身いいと思います。
でも、世間がその形を否定してくる。
環境や状況によって、本人にしか分からない苦悩を抱えてしまう。そっから維持していた形が壊れると思うと、夫婦のコミニュケーションって大事だなって思います。
夫婦やジェンダー問題に興味がある方にはいい小説だと思います
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