坂井希久子のレビュー一覧

  • ハーレーじじいの背中

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    始めから最後まで、めちゃくちゃな話しだった。仕事もせず、家にもたまにしか帰らず、若い時からずっとハーレーに乗って放浪いるおじいさん。一体お金はどうしてるの?家族にこんな人がいたら、この話に出てくる家族のようには、許せないだろうな。

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    2025年03月14日
  • 赤羽せんべろ まねき猫

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    こども食堂や福祉など私たちがメディアから得ている情報は、実態とは違うものかもしれないと気付かされた。ただ傍観する立場の時には気づかない、当事者になって知る現実。深い内容が込められているが、重苦しくなくサラッと読み進められた。

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    2025年03月12日
  • おじさんは傘をさせない

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    はじめての作家さんの本。
    短編5作品。

    セクハラを注意された課長、誰が!?
    定年を控えてすっかりモチベーションがなくなった部長、全ては後輩の女性に役員出世争いに負けた結果?
    役職定年から荒んだ生活を送る男は、娘のために…
    四十代の派遣社員は、ネットで女子高生を語るが…
    定年退職後に誰からも必要とされない男性

    なんだかサラリーマンの悲哀に満ちた作品でした。
    仕事、と言う言葉が全ての免罪符になっていた時代、がむしゃらに働き続けた男たちが、今の時代にマッチできなくて居場所も自己肯定感も抱けず、といったやるせない感じ。

    これ、人ごとでないなあ。。

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    2025年03月10日
  • 菊むすび 花暦 居酒屋ぜんや

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    ずっと気になってた続編!だけどこれで終わりでもないみたい。また続きがあるんだ!楽しみ。

    おたえさんは子供も生まれるし、
    おはなちゃんは、もしや年下男子と結婚?!(江戸時代にもそういうのあったんだ

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    2025年03月05日
  • 菊むすび 花暦 居酒屋ぜんや

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     今では忘れられがちな料理が数多くある。そんな古き良き味を描く物語だ。四季折々の食材を使い手間を惜しまぬ料理が登場し読めばその香りまで漂ってきそうだ。
     現代の料亭、割烹とは違う家庭料理の伝統の味は失われつつある。だからこそ過去の料理に触れ、味わい、未来へと受け継ぐことが大切なのだ。

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    2025年03月02日
  • 雨の日は、一回休み

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    無自覚ハラスメントおじさん、ぶつかりおじさん、アル中、風俗狂い、正論暴言などなど、色んな拗らせおじさんたちのお話。
    全員共通して「こうはなりたくない」感が強いのに、本人たちは「自分は社会の嫌われ者ではない。自分はそうはならない」って思っている姿を見て、自分も側から見たらこのおじさんたちと同じようなものかもしれない、と思ったら怖くなった。
    そう思えば、自分のダメなところと向き合って小さな一歩を踏み出したおじさんたちは、ちょっとえらいかもしれない、と感じた。
    人はそう簡単には変われないけど、ちょっとしたきっかけで変わリ始めることもできる、そんな希望が残った…かな?

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    2025年03月01日
  • 妻の終活

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    終わりはきれいにまとめてあるけど。
    読みやすかったけど。
    男尊女卑、もろ昭和な亭主関白夫にめっちゃいらついたわ。普通は離婚ものだよね。
    妻も子供もよくまっすぐ育ったわ。
    男の人が読むと違う感想なのかな。てか男の人にこそ読んでほしい!

    将棋好きな隣人みたいな人がいいな。あ、でもその人もかつては違ったみたいだし。むずかしいねぇ。

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    2025年02月28日
  • おじさんは傘をさせない

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    おじさん達が切ない。石清水の回、エース営業の門前がいつかおじさんになったらめっちゃ悲惨な人生送ってますように…

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    2025年02月27日
  • 注文の多い料理小説集

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     アンソロジーは初めてかも。柚木さんの『エルゴと不倫鮨』が最高に面白かった。柚木作品に限らず、今まで読んできた短編の中でも1、2を争うほど好き。おしゃれな創作寿司の店で完全に自分のペースに持っていくママがカッコ良すぎる。次点は『色にいでにけり』と『夏も近づく』。なぜかお彩は北川景子で脳内再生された。料理がテーマなので、ほっこりと終わる話が多い。よだれが出そうなほど美味しそうな料理の描写は柚木さんがダントツだった。

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    2025年02月09日
  • ふうふうつみれ鍋 居酒屋ぜんや

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    ついに、妊娠したのか!と思う笑えるキャラ(癒しキャラ)のおえんさんが妊娠。

    寅次郎さんの縁談があり揺れるお妙さん。
    こういう昔のゆるキュンがたまらない。

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    2025年02月01日
  • あったかけんちん汁 居酒屋ぜんや

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    重蔵さんと、おたえさんとの関係性がわかってしまいちょっと驚き。読み進めていくうちになんだか私もぜんやのお客さんになってきたような気がします。

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    2025年02月01日
  • 月草糖 花暦 居酒屋ぜんや

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    大奥勤めをしていたお栄が林家に帰っちゃいましたね。町人になってどうなりたいのか、武家から町人になる覚悟がきちんとできてなかったんだね。まだ16だもんね、部屋住とはいえちゃんと稼いでそれなりに世間を見て考えていた只次郎とは違うよ。熊吉と女郎さんの話、女郎さんにしてみれば愛情でも友情でもなく哀れみをかけられたと感じたんだろうな。お梅ちゃんの輿入れやっと具体的に動き出してよかった。

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    2025年01月30日
  • 虹猫喫茶店

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    喫茶店でほっこりかと思いましたが思っていたのとは違く、猫の去勢や保護に関しては描いていました。人間のルールなので猫にとってはたまったもんじゃないですよね。でも野放しも難しいし…
    考えさせられる内容でした。

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    2025年01月30日
  • つばき餡 花暦 居酒屋ぜんや

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     生き生きと暮らす江戸の町人、女性たち。今はなかなか口にしないかなあ、四季折々の料理。作ってみたくなる。
    主役が料理の時代小説。人が生き生きと生き、そして味わい、お腹と心を満たす。

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    2025年01月29日
  • 赤羽せんべろ まねき猫

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    実の娘には冷たかったのに他人は助けていた父親。そんな父親を慕い、まねき猫は繁盛している。が、明日美の気持ちを思うと求や常連の男どもにはイライラさせられた。親子なんて何があるか分からないのだから容易に立ち入るべきではない。ただ、それでもそんな周りの人たちに囲まれて明日美はなんとか生きていく。明日美1人ではきっと潰れていたと思う。結局人は周りに支えられているんだなあ…

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    2025年01月28日
  • おひとりさま日和 ささやかな転機

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    ひとり暮らしには寂しさが漂うものだけど、考え方を変えるだけで、また違った人生が始まる。
    ペットに癒されたり、趣味に出会ったり、友達付き合いも無理せずに。
    そんな風に、ひとり人生も楽しい、と思えるといいよね。

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    2025年01月28日
  • 江戸彩り見立て帖 粋な色 野暮な色

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    苅安との賭けで湊鼠改め深川鼠を売り出すことになったお彩と右近。辰巳芸者の嫁入り衣装のためにひとはだぬぎ、読売を使って煽ったり。ファッションリーダーにまず着てもらってメディア戦略、といつの時代も流行の作り方は同じなんですね。お彩の幼馴染のお伊勢ちゃんの婿騒動。イケメンに言い寄られても中身を見て選んで想い人が他人から笑われてもあえてその良さを口にしなかったお伊勢ちゃん、お幸せに。

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    2025年01月19日
  • 江戸彩り見立て帖 朱に交われば

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    自分に似合う色教えてほしいなぁ。なんとなく好きな色または無難な色を着るのですがもしかしたら思わぬ色が似合うかも、それをビシッと見立ててくれたらお金払っても惜しくないなぁ。そんなことを思いながら読んでる今作。番頭さん男の嫉妬はみっともないですよ、と言いたくなる所業。奉公人達がお彩が教えてくれない、と思うのもしょうがないけど感覚的なものは難しいよね。元々理論で始めたことじゃないし。流行りを作るのは次巻に持ち越しですね。

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    2025年01月17日
  • 江戸彩り見立て帖 色にいでにけり

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    火事で視力と仕事を失った摺師の父と暮らすお彩。色に関しての才気を右近に見込まれて新作菓子、見合いのための着物の見立て、花魁の仕掛けなどの仕事を持ち込まれる。江戸時代の色の名前の豊富さに驚く。しかもどれも素敵な名前でどんな色か調べたくなる。今でも細かく言えばきちんとあるんだろうけど大雑把な色分けしかしてない。色見本帳を見ながら読みたい一冊。

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    2025年01月12日
  • 菊むすび 花暦 居酒屋ぜんや

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    ネタバレ

    「居酒屋ぜんや」のセカンドシリーズ、“花暦 ”・第七弾。

    別嬪女将・お妙が切り盛りする居酒屋〈ぜんや〉が舞台の人情噺。
    お妙と只次郎の養女・お花と薬種問屋〈俵屋〉に奉公する熊吉の視点が交互に描かれる連作五話が収録されています。

    お花の友人・お梅と〈俵屋〉の若旦那との祝言の料理を依頼されたものの、女将のお妙の体調が優れなくて心配な状況でしたが、実は”おめでた”だったのですね~・・良かったねぇ只次郎!

    そんな訳で、身体を労わらなければいけないお妙に代わって、今回はお花が頑張っております。
    営業時間を短縮したとはいえ〈ぜんや〉の料理をメインで作ることになり、献立も食べる人の体調を気遣って考案し

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    2025年01月11日