坂井希久子のレビュー一覧

  • つばき餡 花暦 居酒屋ぜんや

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    花暦 居酒屋ぜんや シリーズ 5

    お花の拐かしの騒動も、ようやく収まった。

    熊吉が奉公している俵屋の若旦那とお梅の仲も、少しずつとは言え、進展している。

    そんな時に、只次郎の姪で、大奥に上がっていた、お栄が、突然、お宿さがりをして戻ってきた。
    将軍のお手つきになるのを厭って、宿さがりを申し出たらしい。

    年末に読むには、こう言うふわらふわらした物語が良いかも知れない。

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    2023年12月29日
  • 女ともだち

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    全体的にアブナイ女性が多く登場する。初っ端から、えーこわっと呟いてしまうような作品たちがいろいろ。

    「ブータンの歌」はいい終わり方。阿川佐和子さんの小説初めて読んだな。
    嶋津輝さんも初めて。知らない作家さんだけど、独特の雰囲気が面白かった。
    森絵都さんは爽やかな作品のイメージだけど、これはけっこうドロッとしてる。でもいい友情。ジビエ・フェスタ、楽しそう。私は石垣牛の方が食べたいけど。

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    2023年12月26日
  • つばき餡 花暦 居酒屋ぜんや

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    両親の気持ちが伝わって、どんどん変わっていくお花が描かれていて、良かったです。若旦那とお梅のことも良かったけど、月1って、、それでいいんですか?そして、熊吉、、そういうものなのかな

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    2023年12月02日
  • セクシャル・ルールズ

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    専業主婦の夫とバリバリ働く奥さん。
    話が思わぬ方向に進んで行って、面白かった。

    色んな家族の形があって、男だからとか女だからとか言ってはいけない世の中なんだけど、やっぱり頭の片隅ではどうしても子供の頃に植え付けられた考え方が残っていて、、その心の内を主人公たちが全部言葉にして表してくれた感じ。

    ラストは良い終わり方で良かった。

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    2023年11月26日
  • つばき餡 花暦 居酒屋ぜんや

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    お梅と俵屋の若旦那の縁談、熊吉の出世話、そして
    ぜんやに転がり込んできたお転婆姫。前を向き、
    進め若人!かますの塩焼き、京風弁当、鯨汁…。
    絶品料理が心を温める人情小説。

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    2023年12月29日
  • つばき餡 花暦 居酒屋ぜんや

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    お花のかどわかし、そして熊吉も長年の同僚であった長吉との騒動が終わりを迎え、ぜんやの周りは少しずつ元の時間が戻りつつあった。
    だが時は落ち着くことを許してくれず、刻々と進みゆく。
    お梅と俵屋の若旦那の縁談、熊吉の出世話、そしてぜんやに転がりこんできたお転婆姫──。前を向き、進め若人!
    一升飯が食えるほど美味い魳の塩焼き、華やかな盛り付けの京風弁当、体を芯から温めてくれる鯨汁。
    様々な場面で、料理が人を勇気づけます。傑作時代小説第五弾!

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    2023年11月16日
  • 蓮の露 花暦 居酒屋ぜんや

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    「ぜんや」の常連の旦那衆を狙った毒酒騒動。
    犯行にかつての同僚・長吉が関わっていると確信した熊吉は捜索に走る。
    一方、長吉に騙されて常連客に毒を出しそうになってしまったお花は、意気消沈。
    それでも迷惑はかけまいと気丈に振る舞っていたが──。忍び寄る悪意に、負けるな若人!
    茗荷と青紫蘇を盛り、鰹出汁の吸い物をかけたちりめん山椒たっぷりの茶漬け、土用卵に土用蜆、そして只次郎特製卵粥と、心と体を温める、優しい人情と料理が響く、第四弾!

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    2023年11月14日
  • ねじり梅 花暦 居酒屋ぜんや

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    居酒屋「ぜんや」の女将・お妙の父がかつて売っていた薬をもとに作られた「龍気補養丹」を改めて売り出すことになった熊吉。
    養い子だが、少しずつ養い親の只次郎とお妙に心を開き始めたお花。
    ようやく道が開けてきたかに見えた二人に、だが新たな災難が降りかかる──。
    押し込み未遂騒動に、会いたくない人との再会まで。
    それでも二人は美味しい料理と周囲の温かい目に守られながら、前を向いて頑張ります!
    馬面剝の肝和え、飯蛸煮、鱈の白子での雑炊、鮸の塩焼き。
    お腹と心を満たす、人情時代小説、第三弾!

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    2023年11月14日
  • 江戸彩り見立て帖 粋な色 野暮な色

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    天性の色彩感覚を持ち、色のことになると寝食忘れてしまう江戸っ子・お彩。
    その才能に目をつけた、煮ても焼いても食えない京男・右近。
    凸凹バディもいよいよ絶好調!

    右近に押し切られ、塚田屋で呉服の色見立てを始めたお彩。
    妾腹の弟である右近を目の敵にしている塚田屋の主人は、
    「新しい流行り色を作れ」と無理難題を出す。
    お彩と右近は、気風のいい辰巳芸者の蔦吉に助けを求めようとするが、
    けんもほろろな塩対応で取りつく島もない。
    しかし、右近には何やら秘策があるようで……。

    一方、近所の油店・香乃屋のお伊勢には、対照的な二人の婿候補が登場。
    濃紺の小袖も粋な弥助は若い娘たちにも大人気。
    一方、野暮天の

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    2023年10月24日
  • 妻の終活

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    あまりにリアルすぎて両親と自分の行先を考えたら非常に憂鬱になった。
    これは両親をきちんとみおくって、自分の老後も安心な方が楽しめる内容かなと思った。

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    2023年09月14日
  • 江戸彩り見立て帖 粋な色 野暮な色

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    塚田屋で呉服の色見立てを始めたお彩は、塚田屋の
    主人の無理難題に辰巳芸者の鳶吉の助けを
    借りようとする。一方、近所の油店・香乃屋の
    お伊勢には対照的な2人の婿候補が登場し…。

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    2023年12月15日
  • 江戸彩り見立て帖 粋な色 野暮な色

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    「粋な色 野暮な色」の章の最後の言葉「〜綺麗な色だと思うんですけどね」がよかったです。他の人の意見じゃなく、自分が感じることに誠実。最後にそれが自分に返ってくるのもよかったです。

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    2023年09月09日
  • 注文の多い料理小説集

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    2018〜2019年オール読み物に掲載された短編から登場する料理が魅力的な小説で編んだ文春文庫オリジナル・アンソロジー。あんまり読んだことのない作家ばかりが収められており、読んだことがあるのは深緑野分くらいだった。冒頭3作がイマイチでどうなることかと思ったが、コミカルなネタをうまくまとめた「味のわからない男」(中村航)、叙述トリックが嫌味でない程度のいいアクセントになっている「どっしりふわふわ」(柴田よしき)、一瞬のタイムスリップを描いた「福神漬」(深緑野分)はこの順に良い。

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    2023年09月07日
  • 妻の終活

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    杏子さん(奥さん)が立派過ぎる。妻の鑑の様な人だが、それはダメ夫にしてしまったとも言える。

    人は大切な人にほど甘えてしまう。夫婦や家族には特にそうだ。毎日が、この当たり前の時間が、かけがえのない時なんだと心に刻みながら生活していきたい。後悔しない様に…

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    2023年09月03日
  • セクシャル・ルールズ

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    よく男性が「家事を軽んじている」、「稼ぐ方が偉いと思っている」、「家事は女性の仕事だと思っている」と言われるが、男女逆転した場合、女性はそんなことを一切思わないいい人ばかりなのだろうか?
    この疑問が少しシミュレーションできる本でした。

    家族の仕事には総和があって、その中にお金を稼ぐ事や家事が含まれる。それらをいかに配分することが効率よいか、それを考えて実施する事が家庭というユニットを運営していく事だと思う。そこに「偉い」や「偉くない」なんて概念はない。

    結局、相手の立場に立って考えることが不足してることが原因なのだろうか。

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    2023年08月22日
  • 華ざかりの三重奏

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    ネタバレ

    表紙の絵が可愛くて惹かれて読んでみました。
    すると懐かしい漫画のタイトルが次々と出てくるではあーりませんか!けっこう軽く読めると思っていたら、シリアスな問題も出てきたりして。
    ま、生きていればいろんなことに遭遇する。でも友人との共同生活って楽しそうだけど、大変そうだなぁなんて思ったりして。

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    2023年08月17日
  • ハーレーじじいの背中

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    前半部分は、夏すいか生産量日本一を誇るという山形県尾花沢の農家に取材したものと思われるが、通販で取り寄せてみたところ、汁気たっぷりで本当に甘くて食べごたえがあるスイカだった。しかしながら、フィリピンや韓国から「嫁買い」しなければ成り立たない農家の実情があり、学業成績が良いだけで医学部に進学しようという世間知らずの女子高生が現実社会に目覚めていく過程が描かれる。

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    2023年08月13日
  • ただいまが、聞きたくて

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    崩壊家庭が一抹の希望を見出す過程を綴った連作短編集。プロットに必ずひねりを入れてくる作者だが、変態ポルノまがいの体験をする女子高生のエピソードを冒頭に持ってきたのはさすがに意表を突かれたものの、その後に続く家族それぞれの物語の展開がホームドラマのように通俗的なのが拍子抜け。

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    2023年07月29日
  • ねじり梅 花暦 居酒屋ぜんや

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    ネタバレ

    えー…
    なんかめっちゃ不穏じゃん。

    話数も少ないのにほのぼのパートなくて悲しい…
    お花ちゃん、ずっと幼すぎてモヤモヤする。


    この前澪つくしシリーズ読破したから、記憶が混ざってるな。

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    2023年07月04日
  • 江戸彩り見立て帖 朱に交われば

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    今巻も面白かった。
    やっぱり日本の色は素敵。
    色名も趣があっていいし、染める時の掛け合わせるものによって色が変わるし、格が変わったりもする。その色を纏うという意味があったりもする。とても奥深い話を知ることができました。
    また、歌舞伎役者の色や柄があることも。

    納戸系の色は渋くて、調べたら本当に素敵でした。

    さて、湊鼠色を流行り色にできるか、、、続きが気になる、、、

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    2023年06月05日