坂井希久子のレビュー一覧

  • 妻の終活

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    あまりにリアルすぎて両親と自分の行先を考えたら非常に憂鬱になった。
    これは両親をきちんとみおくって、自分の老後も安心な方が楽しめる内容かなと思った。

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    2023年09月14日
  • 江戸彩り見立て帖 粋な色 野暮な色

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    塚田屋で呉服の色見立てを始めたお彩は、塚田屋の
    主人の無理難題に辰巳芸者の鳶吉の助けを
    借りようとする。一方、近所の油店・香乃屋の
    お伊勢には対照的な2人の婿候補が登場し…。

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    2023年12月15日
  • 江戸彩り見立て帖 粋な色 野暮な色

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    「粋な色 野暮な色」の章の最後の言葉「〜綺麗な色だと思うんですけどね」がよかったです。他の人の意見じゃなく、自分が感じることに誠実。最後にそれが自分に返ってくるのもよかったです。

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    2023年09月09日
  • 注文の多い料理小説集

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    2018〜2019年オール読み物に掲載された短編から登場する料理が魅力的な小説で編んだ文春文庫オリジナル・アンソロジー。あんまり読んだことのない作家ばかりが収められており、読んだことがあるのは深緑野分くらいだった。冒頭3作がイマイチでどうなることかと思ったが、コミカルなネタをうまくまとめた「味のわからない男」(中村航)、叙述トリックが嫌味でない程度のいいアクセントになっている「どっしりふわふわ」(柴田よしき)、一瞬のタイムスリップを描いた「福神漬」(深緑野分)はこの順に良い。

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    2023年09月07日
  • 妻の終活

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    杏子さん(奥さん)が立派過ぎる。妻の鑑の様な人だが、それはダメ夫にしてしまったとも言える。

    人は大切な人にほど甘えてしまう。夫婦や家族には特にそうだ。毎日が、この当たり前の時間が、かけがえのない時なんだと心に刻みながら生活していきたい。後悔しない様に…

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    2023年09月03日
  • セクシャル・ルールズ

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    よく男性が「家事を軽んじている」、「稼ぐ方が偉いと思っている」、「家事は女性の仕事だと思っている」と言われるが、男女逆転した場合、女性はそんなことを一切思わないいい人ばかりなのだろうか?
    この疑問が少しシミュレーションできる本でした。

    家族の仕事には総和があって、その中にお金を稼ぐ事や家事が含まれる。それらをいかに配分することが効率よいか、それを考えて実施する事が家庭というユニットを運営していく事だと思う。そこに「偉い」や「偉くない」なんて概念はない。

    結局、相手の立場に立って考えることが不足してることが原因なのだろうか。

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    2023年08月22日
  • 華ざかりの三重奏

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    ネタバレ

    表紙の絵が可愛くて惹かれて読んでみました。
    すると懐かしい漫画のタイトルが次々と出てくるではあーりませんか!けっこう軽く読めると思っていたら、シリアスな問題も出てきたりして。
    ま、生きていればいろんなことに遭遇する。でも友人との共同生活って楽しそうだけど、大変そうだなぁなんて思ったりして。

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    2023年08月17日
  • ハーレーじじいの背中

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    前半部分は、夏すいか生産量日本一を誇るという山形県尾花沢の農家に取材したものと思われるが、通販で取り寄せてみたところ、汁気たっぷりで本当に甘くて食べごたえがあるスイカだった。しかしながら、フィリピンや韓国から「嫁買い」しなければ成り立たない農家の実情があり、学業成績が良いだけで医学部に進学しようという世間知らずの女子高生が現実社会に目覚めていく過程が描かれる。

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    2023年08月13日
  • ただいまが、聞きたくて

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    崩壊家庭が一抹の希望を見出す過程を綴った連作短編集。プロットに必ずひねりを入れてくる作者だが、変態ポルノまがいの体験をする女子高生のエピソードを冒頭に持ってきたのはさすがに意表を突かれたものの、その後に続く家族それぞれの物語の展開がホームドラマのように通俗的なのが拍子抜け。

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    2023年07月29日
  • ねじり梅 花暦 居酒屋ぜんや

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    ネタバレ

    えー…
    なんかめっちゃ不穏じゃん。

    話数も少ないのにほのぼのパートなくて悲しい…
    お花ちゃん、ずっと幼すぎてモヤモヤする。


    この前澪つくしシリーズ読破したから、記憶が混ざってるな。

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    2023年07月04日
  • 江戸彩り見立て帖 朱に交われば

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    今巻も面白かった。
    やっぱり日本の色は素敵。
    色名も趣があっていいし、染める時の掛け合わせるものによって色が変わるし、格が変わったりもする。その色を纏うという意味があったりもする。とても奥深い話を知ることができました。
    また、歌舞伎役者の色や柄があることも。

    納戸系の色は渋くて、調べたら本当に素敵でした。

    さて、湊鼠色を流行り色にできるか、、、続きが気になる、、、

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    2023年06月05日
  • 萩の餅 花暦 居酒屋ぜんや

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    人見知りで自分の感情を伝えることが苦手なお花ちゃんが、少しずつ成長している…!
    只次郎やお妙さんがメインの話がなくて少し寂しいけど、周りの人たちの変化が感じられて面白かった。

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    2023年05月28日
  • 江戸彩り見立て帖 朱に交われば

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    ブルベとかイエベとか最近出てきた概念だもんね。色見立て、面白いなぁ。と思いつつ、居酒屋ぜんやと比べるとあっさりめか?やや物足りない感がある。とは言え次巻が楽しみな終わり方。




    それはそうと、
    右近さんめちゃくちゃ性癖に刺さるな笑
    思春期に読んでたら二次創作探すわ。

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    2023年05月22日
  • 蓮の露 花暦 居酒屋ぜんや

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    若い二人の仲が進まないのかな?と期待して読むのだけど、それ以前に義理の親子の関係も進むのがゆっくり。あんなにお互いを大事に思い合っているのに。でも、いつも読むのが楽しみなシリーズです。

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    2023年05月18日
  • 蓮の露 花暦 居酒屋ぜんや

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    「ぜんや」の常連の旦那衆を狙った毒酒騒動。
    犯行にかつての同僚・長吉が関わっていると
    確信した熊吉は捜索に走る。一方、お花は気丈に
    振る舞っていたが…。

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    2023年07月18日
  • セクシャル・ルールズ

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    社労士でバリバリ仕事したい妻。そんな妻を支える専業主夫の夫。幼い子ども2人。本人たちが幸せなら良い話なのに、そこは社会の古い価値観が振りかざされて不安や不満が積み重なって…とても読みやすく、すっきりとしたラスト。お互い頑張ろうねーと登場人物たちを応援したくなるお話でした。

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    2023年05月06日
  • セクシャル・ルールズ

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    バリキャリママと専業主夫の話。
    他所の夫婦の愚痴をずっと聞かされてる感じで、正直滅入るなぁと思ってたけど、読み進めて3分の2位で夫婦の形が変化して、そこからが面白い。
    結局元サヤだけど、
    よくある家庭を顧みない夫と専業主婦の話だったらすんなり元サヤにはならない。きっと妻は子供を連れて実家に帰るから、旦那はワンオペ子育ての苦労や妻への感謝はわからないでままだろうなぁ。
    坂井さんの作品は、やっぱり時代小説の方が好き!

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    2023年04月28日
  • 女ともだち

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    ネタバレ

    ハートフルを想定してたので初っ端2本で疲れてしまった…

    いや、村山由佳、坂井希久子ともにめちゃくちゃ上手なんだよ。予想を裏切ったり、小さな違和感が散りばめられたり。

    千早茜の卵の殻…なりすますまでは小説として面白かったんだけど、自分の身近なところで夫を当てがっててちょっと引いた。卵の殻を潰したい気持ちはピンと来なかったな。


    好きだったのは
    ラインのふたり/嶋津輝
    獣の夜/森絵都

    女ともだち…ほのぼのを連想するワードだと思ってたよ

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    2023年04月11日
  • セクシャル・ルールズ

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    「普通の夫婦」っていったい何!?

    多様性が謳われている今、夫婦に限らず人の数だけ自分基準の普通が存在する。
    もうこれからは「普通」に囚われる必要はないと思う。

    社労士事務所を経営している岩瀬麻衣子と、二人の子の育児と家事に追われる専業主夫の夫。
    一組の夫婦を通して、夫婦と家族の在り方が描かれる。

    昔に比べ性差別も性別分業も減少して来たとはいえ、まだまだ男は仕事、女は家事・育児が当たり前と古い価値観が残っているのも事実。

    仕事も家事も誰かがやらなければ生活は成立しない。
    家族が幸せであるならばその形は自由で良いと感じた。

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    2023年04月10日
  • 雨の日は、一回休み

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    ネタバレ

    強烈なおじさんたち5人の連作短編集。
    若い頃の価値観と考え方のままで来てるから、セクハラ、女性蔑視、弱者への攻撃、他者への不平不満を嫌になるぐらいまき散らし、それを悪いとも思わない。読んでてかなり不快でした。
    そんなおじさんたちが徐々に改心していく訳だが、五話に出てくる小笠原がずっと抱えていた、誰かに話を聞いてもらいたい・自分の価値を認めてほしいという気持ち、これには共感できた。

    おじさんたちの思考、態度が変われば、周りの受け止め方もきっと良い方向に変わってくるはず。第一話でセクハラだと言われた長谷川が、広重くんと一緒の傘に入っているのにはちょっと笑えました。

    それにしても女性作家さんが、

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    2023年04月05日