坂井希久子のレビュー一覧

  • 注文の多い料理小説集

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    ネタバレ

     タイトルで買ってしまった。
     北信の湯田中の古本屋併設のフレンチのお店「やまブイブイ」。読書好きの女将さんの、おそらく読んだ本だろう。
     折しも、宮沢賢治の『注文の多い料理店』という短編集を読んだところだったので、目について、思わず手に取ってしまった。きれいな古本。200円はお買い得♪

     さて、誰から、どの作品から読むか?
     折しも、短編集を編むなら、作品の掲載順はどうあるべきかを読み友たちと語る機会があったので、果たして順番は大切か、それとも……、という思いを確かめる意味でも、この短編集は、今、読むべきだとも思ったのだった。

     結果、最初に読んだのは柚木麻子から。「エルゴと不倫鮨」
     

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    2026年03月03日
  • 浅草観音裏小路

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    芸者を引退したがシングルマザーとなって出戻って
    きた真白、花街の将来に不安を抱く美鈴、見習い
    芸者のきよ鈴。東京・浅草で芸者として生きる3人に、
    浅草花柳界の退潮という現実がのしかかり…。

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    2026年03月21日
  • 大江戸ぐるまん 鰻番付

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    私は関西風の鰻が好きなので、ちょっと納得できないところもありました(笑)関東風と関西風という意味ではちょっと違うのかもしれないけど。蒸さないほうが好きなんですよね。

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    2026年02月20日
  • おひとりさま日和

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    まだまだ先だけど、老後の自分に思いを馳せた。

    ご近所付き合いに苦慮するエピソードなどは、何歳になってもこういうことはあるんだろうなーとなった。

    結局今がいくつであっても、今この瞬間を最大限楽しめってことなんだろうな

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    2026年02月14日
  • 大江戸ぐるまん 鰻番付

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    食べることが大好きなお富美は、とある鰻屋の鰻飯に
    感激。だが流行りの見立番付にその店は載っていない。
    番付が大金を払った順に店を掲載しただけだと知ると、
    真の番付作りを決意するが…。

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    2026年03月28日
  • おひとりさま日和

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    いろんなパターンのおひとりさま生活をリアルに想像できるアンソロジー。一度は読んでおくといいかも。
    リクかわいい…

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    2026年01月24日
  • ほろよい読書

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    御神籤ブック5冊目。

    5人の作家さんがお酒と女性をテーマに書いた5つの短編集。

    自分自身も酒好きな女性である。
    大抵の呑兵衛は、お酒にまつわる話と言われても失敗談しかこないだろうと勝手に思っていた私たけれど…。
    お酒にまつわる話は失敗談だけじゃない!
    と言わんばかりに、どのお話もほっこり温かくて、心がほぐれた。

    『定食屋「雑」』のお話が一番好き。
    食事もお酒も人生の活力。自分の好きなお作法でいただくのが一番美味い、ということには激しく同意。家を出て行った夫には共感しかなかった。

    『BAR きりんぐみ』で紹介されてたお酒は、いつか試したい!!

    私の中にも、お酒にまつわるいいおエピソード

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    2026年01月19日
  • 江戸彩り見立て帖 色にいでにけり

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    火事で失明した摺師の父を持つ彩は
    色に対する感性が豊かだった。
    とはいえ体力のいる摺師は継げず
    長屋で繕い物の内職をして暮らしている。
    そんな彼女に、怪しげな京言葉を使う
    右近という青年が声をかけてきて
    知り合いの和菓子屋のために
    上生菓子の色目に関する知恵が欲しいと
    彼女を連れて行くのだが。

    連作短編になっていて
    和菓子のあとは花魁の衣装や
    大店同士のお見合いの着物選びなど
    何かとかこつけて彩を巻き込む右近の狙いは?

    失明して職を失い、自堕落になっている父と
    自分が面倒をみなければと意固地になっている娘の
    人情噺でもあって、それもいい。

    チャンバラ系じゃない時代小説をいくつか読んで

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    2026年01月18日
  • 髪結いお照 晴雨日記 同業の女

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    2冊目先に読んじゃって謎だったところが解消しました(笑)女髪結い禁止って。。江戸時代の贅沢?嫌いはひどいですね。。

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    2026年01月13日
  • ほろよい読書

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    「お酒と人」という魅力的なコンセプトに惹かれて手に取りましたが、物語によってはお酒が単なる小道具に留まっており、テーマの軸が揺らいでいるように感じられました。
    お酒が物語の根幹を動かすような、必然性のある展開を期待していただけに、それなしでも成立してしまう話には少し肩透かしを食らった印象です。アンソロジーゆえの多様性と言えば聞こえは良いですが、もっと「酒と人生」が不可分に絡み合う、濃密なエピソードを読みたかったというのが本音です。

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    2026年01月11日
  • 髪結いお照 晴雨日記 娘心中

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    お照と橘颯馬、雨吉の歳の差三角関係が気になります(笑)が、1巻読んでいないのに気づかずに買ってしまっていました。。戻って読みます!

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    2026年01月05日
  • たそがれ大食堂

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    ネタバレ

    昭和レトロ大好きなのでクリームソーダとかプリンとか美味しそう〜って思いながら楽しんで読めました!
    智子、嫌な人なのかな?と思ったけどズバズバ言うプロ意識高い系姐さんでとっても良かった!!
    カンナちゃんも強い女で大好きになっちゃった〜
    個人的には八反田さんが推しです> < ♡
    権田家については、祖父の登場もあってまあスカッとはしたけど奥様…美由起に謝罪しないんだ…というモヤモヤも抱えつつ。バカ社長もなんだかな…といった感じ。
    でも最後美月ちゃんいい子すぎて涙腺に来ちゃうし、全部ハッピーになっちゃった、やっぱり何事も一筋に頑張るって大事だな〜〜

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    2026年01月14日
  • 注文の多い料理小説集

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    料理に関する短編小説集。

    どの話も美味しそうで、ストーリーにも一癖あったり味がある。

    その中でも一番のお気に入りは
    伊吹有喜の「夏も近づく」。

    複雑な家庭の事情で、家を追い出された葉月という少年と、主人公の拓実。
    ぎこちなかった彼らの関係が、
    拓実の作った美味しい料理を二人で食べることで新しい人間関係が作られていく。

    夏の風景の清涼感もあり、大のお気に入りとなった。
    この作者の他の本も読んで見たくなった。
    こういう新しい世界が広がるのも、小説集の醍醐味ですね。

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    2025年12月30日
  • すみれ飴 花暦 居酒屋ぜんや

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    居酒屋ぜんや、シリーズ第一弾。
    大好きな人情時代小説のシリーズもの!
    そして江戸の和料理はどうしてどれもこれも美味しそうに思えるのかー。(添加物というものが入ってないからか?)
    いまでいう毒親に育てられたお花ちゃん。結果的に親に捨てられて、居酒屋ぜんやの店主お妙の養い子となる。また捨てられないように、役に立たないと、今の幸せを維持しないと、と必死になるお花ちゃん。育った環境もあってか、自分に自信がなく、そして子どもらしくないお花ちゃん。わかるー、育ちって本当に大事。でもそれを子供ながらに考えられるってそれだけですごい客観性を持ってるのよ、お花ちゃん!大丈夫だよと伝えたい。
    居酒屋ぜんやの、鰻づ

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    2025年12月29日
  • 江戸彩り見立て帖 星合いの空

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    ネタバレ

    クセのある右近も長兄の蘇芳の登場で、今回は影が薄く感じました。

    イメージがしづらい色は、手持ちの『365日 にっぽんのいろ図鑑』を見ながら読み進めました。

    色って楽しいなぁと改めて思いました。

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    2025年12月17日
  • 撫子こがし 花暦 居酒屋ぜんや

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    お花には枝豆に悪い思い出が刷り込まれている。山椒に刷り込まれたのは悪い思い出なのか、良い思い出なのかと思いました。

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    2025年12月08日
  • すみれ飴 花暦 居酒屋ぜんや

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    只次郎とお妙が結婚してお花を幼女として育て始めた居酒屋ぜんやの第二章。
    「菫の香」
    「酒の薬」
    「枸杞の葉」
    「烏柄杓」
    「夏土用」

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    2025年12月06日
  • 赤羽せんべろ まねき猫

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    大阪弁しか書けへんと思ってたらずっと東に飛んで赤羽とは。いわゆる人情ものだけど、諸々の現代の課題も描かれてて、読後はみんな頑張って!って言う気になる。

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    2025年12月03日
  • とろとろ卵がゆ 居酒屋ぜんや

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    時代設定がちょうど今やっている大河ドラマ「べらぼう」と同じくらいで,松平定信に振り回される町人の様子を見ているので,時代背景の理解が深まる気がする。
    「月見団子」
    「骨切り」
    「忍ぶれど」
    「夢うつつ」
    「持つべきもの」

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    2025年11月30日
  • 撫子こがし 花暦 居酒屋ぜんや

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    桜太は無事に生まれたものの、お妙はなかなか床を
    上げられず、お花が一人で「ぜんや」の厨房に
    立っていた。ある日、鼻が利くお侍が来店し…。
    料理が心を後押しする人情小説。

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    2026年01月17日