坂井希久子のレビュー一覧

  • つるつる鮎そうめん 居酒屋ぜんや

    Posted by ブクログ

    「居酒屋ぜんや」のシリーズ、5作目。

    美人女将のお妙が美味しい料理を作る人気の店に、今日も常連が集まり‥
    小さな問題をお妙の知恵と季節の美味しいもので解決しながら、さらに大きな謎もじわじわと正体を見せ始めます。

    お妙に憧れている林只次郎は、貧乏旗本の次男。
    山王祭は町人の祭りなので、武士は街なかへは出ないのだとか、江戸時代の習わしが面白い。
    只次郎はこっそり町人姿で医者を探しに出かけるが。
    お妙は薬の代わりになるものを渡す。

    升川屋喜兵衛の嫁・お志乃が産んだ千寿の祝いの料理を頼まれ、出向いたお妙。
    家族の微妙なバランス、男親の鈍感さに笑っちゃいますが。さりげなく解決へ導くお妙です。

    0
    2023年07月15日
  • 蓮の露 花暦 居酒屋ぜんや

    Posted by ブクログ

    これからどうなるのかな。
    お花ちゃんには幸せになってほしいな。
    最初はのほほん?としたお話だったのに。
    いえいえ、目が離せなくなってます。

    0
    2023年07月08日
  • 雨の日は、一回休み

    Posted by ブクログ

    おじさんたちの切なくもコミカルな連作短編。
    最初はどのおじさんのたちの中にある凝り固まった考え方にうんざりしてたけど、どの話も読み進めると時代だったものね、おじさんも辛いよねとなぜか共感してしまい、応援したくなるから不思議だ。
    現実はそんなに簡単には変われないけど、なんとなく心がほっこりしてくる。
    年取ってもまだまだ人は変わろうと努力できるんだなと嬉しくなった。

    0
    2023年07月04日
  • 愛と追憶の泥濘

    Posted by ブクログ

    恋愛小説を読んでいたのに、最後はミステリーのような展開に。

    学校司書として非常勤で働く主人公の莉歩。
    大企業勤めのイケメンの彼氏博之ができる。
    高スペックな博之と結婚して同級生を見返すことを夢見ているが、博之はEDだった。
    なんとか「まっとうな状態」に戻そうとする莉歩だったが、博之の秘密を知ってしまう。

    暴かれていく莉歩の本性。
    こんなに自分本位だったのかと驚くとともに、なんだ頭使えるんじゃんと感心するくらい前半と後半で人が変わってしまったかのよう。

    周りの人達も自分勝手で面白い。
    莉歩とそういう仲になってしまう同僚教師。
    莉歩にまとわりつくように絡む女子生徒。
    莉歩に好意を寄せる男子生

    0
    2023年06月20日
  • 女ともだち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    女性作家8人による、「女ともだち」がテーマのアンソロジー。


    うむむむ、女の友情はもろいというけれど、こんなにすごぉ〜く気持ち悪くて、べとっとするものばかりだろうか…
    相手と『同じ』を競うような構図が、いくつもの作品に…あー、たしかに、『おそろい』スキだよなぁ…トイレ一緒に行ったりしてるよなぁ…
    いやはや。下手なホラーより怖い。
    どれも面白かった。

    その中で、「ブータンの歌」は、くすっと笑えて、阿川佐和子さんらしい軽やかさだった。

    「ラインのふたり」嶋津輝さんは初読。ちょっと山本文緒さんのような奇妙な迫力。
    他の作品も読んでみたい。

    「獣の夜」森絵都さん、爽やかな作品しか読んだことがな

    0
    2023年06月20日
  • セクシャル・ルールズ

    Posted by ブクログ

    妻がばりばりと働き、夫が専業主夫となる。
    そんな形があったっていいじゃないかと思うけれど、やっぱり世間の目はそれを簡単には受け入れてくれないし、
    何よりもその形を選んだはずの自分達の中にも根強い偏見は生きていた、という。
    こういった形の本がどんどん増えていけば、いつか多様性を構えずに普通にあるものといて受け入れられるようになるのかもしれない。
    読後感はとても良かった。

    0
    2023年06月16日
  • 雨の日は、一回休み

    Posted by ブクログ

    令和の定年世代の親父達の嘆き。
    同じ世代の私でも腹が立って『そりゃ、あなたが悪い!』と言いたくなることもあるし、『そうそう、昔はそうだったよね。』と、共感できるところもある。
    セクハラ、パワハラ…これくらいで?って思うことも多々ある。生きにくい世の中になったものだ。

    0
    2023年06月08日
  • セクシャル・ルールズ

    Posted by ブクログ

    専業主夫の夫とバリキャリ社労士の妻、ほのぼのホームドラマかと思っていたら途中からの展開が意外でした。

    0
    2023年06月05日
  • 虹猫喫茶店

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    猫好きと名乗るほどでもないけど、主人公と同じで読み終わりにはなんだか愛しく思えるようになってきた。変わっていくのはいつだって人間で猫は変わらない。主人公が医学部落ちて獣医学部になって、結果的によかったなあ。素敵な居場所もできて、安心した。主人公が何事にも真面目に取り組むからこそ、信頼関係ができたんやな〜。猫の問題も学べた。

    0
    2023年06月02日
  • 雨の日は、一回休み

    Posted by ブクログ

    おじさんは変われない?
    いや変われないおじさんはつらいだな

    時代と相手に合わせて生きる、自分だけの世の中じゃないんだから。と言われたような感じがした。

    なかなか哀愁があって、おもしろかった

    0
    2023年05月31日
  • 蓮の露 花暦 居酒屋ぜんや

    Posted by ブクログ

    花暦 居酒屋ぜんや シリーズ4

    薬種問屋、俵屋で、熊吉と共に、丁稚奉公していた、長吉が「ぜんや」の常連の旦那衆を狙った犯人と判明した。

    お花の母親と、大悪党の蓑虫の辰ら4人に拐かされたお花。

    お妙、只次郎夫婦初め「ぜんや」の常連、俵屋も、お花の捜索に力を貸した。
    そのおかげで、お花は無事に救出されたが・・。

    お妙を「おっ母ちゃん」となかなか呼べないお花。
    それを、暖かく見守る、お妙・只次郎夫婦。

    この作品は、辛い事件も多々あるが、温かい空気に包まれる。

    0
    2023年05月30日
  • セクシャル・ルールズ

    Posted by ブクログ

    一家を養う妻、家事・育児を担う夫。
    お互いの得意分野を理解し、納得して役割分担した進歩的な夫婦でも、壊れるときは壊れる。

    男とか女とか、夫なら妻なら、父親なら母親ならという価値観はかなり根深い。
    性別に関係なくと思っていても、長年刷り込まれた価値観は消えるわけではないし。

    途中まで、なんて出来た夫なんだろうと感心して読んでいたが、ある行動から一転してしまった。
    普段接するのが子供だけ、社会での妻の活躍を目の当たりのすると、考え方が狭く不安定になるのか?!いや、違うだろー!と、ドン引きしてしまった。

    一昔前のモラハラ夫のようになりかけた妻、家の中のことに無関心で無協力の夫に不満を溜め込む妻

    0
    2023年05月28日
  • 蓮の露 花暦 居酒屋ぜんや

    Posted by ブクログ

    居酒屋ぜんやシリーズ
    今回は中々辛い展開だった。
    お花ちゃんが拐かされ、熊吉らが必死になって捜索に走る。
    動機は熊吉、俵屋への恨み嫉み。
    お花は見つけ出されるも立ち直るには時間がかかる。
    心と体を癒す料理の数々に読む側も癒される。

    0
    2023年05月26日
  • 妻の終活

    Posted by ブクログ

    杏子さん、本当にできた女性ですね。
    昭和的考えの亭主関白男の旦那に見切りをつけずに最後まで支える。
    私には同じようなことが出来るのかな?と思いました。自分もですが、親の老後などかなり考えさせられる本でした。
    ただ嗚咽するほどの涙は全く出ませんでした

    0
    2023年05月22日
  • ただいまが、聞きたくて

    Posted by ブクログ

    「居酒屋ぜんや」シリーズで馴染んでいた著者の現代小説。
    「泣いたらあかんで通天閣」以来二作目、出だしからちょっと驚く展開。
    どうなるのかと思いつつ、最後まで...
    第六話、徳雄の章ですべてが氷解していく。
    ちょっと感動モノでした。

    0
    2023年05月22日
  • 市松師匠幕末ろまん 黒髪

    Posted by ブクログ

    市松師匠幕末ろまん シリーズ1
    時は幕末 桜田騒動の翌年。
    駕籠屋「瓢屋」の三女、おりん13歳。
    習い始めたばかりの三味線で、身を立てると、密かに夢見ていた。

    師事する市松師匠は、腕は良く、その上、人形のように白く整った顔立ちの、絶世の美女で、おりんの憧れの人である。

    ある日、忘れ物を取りに稽古場に戻ったおりんは、想像もしなかった、市松師匠の秘密を目撃する。

    おりんの姉が、子供ができないという理由で、離縁され、家に出戻ってきた。
    影になり、手助けする市松師匠。
    何となく、岡本さとる氏の居酒屋お夏に似ているが、結構好き。

    0
    2023年05月22日
  • 江戸彩り見立て帖 色にいでにけり

    Posted by ブクログ

    色の名前たくさんあるね。世界により細かく名前がつくの面白そうだな。

    途中から彩にちょっと苛々する。話の型を作りたいのは分かるんだけど。嫌!断る!結局話聞く。はっ!ひらめいた!!が続くとちょっと…

    0
    2023年05月22日
  • ねじり梅 花暦 居酒屋ぜんや

    Posted by ブクログ

    もう途中から、続きが気になってドキドキですよ。
    お花ちゃん、待って!!と思わず声をだしそうになりました。
    お花ちゃんを早く幸せにしてあげてください!

    0
    2023年05月19日
  • 江戸彩り見立て帖 朱に交われば

    Posted by ブクログ

    今巻も良かった〜!2023/04/16

    主人公がセンスを活かして働きだすのですが、前巻より明るめの雰囲気が多かった。
    確かにお彩ちゃんがへこむことは増えたけど、原因が自分の力不足で、しかもそれに向けて努力しよう!と思ってくれてるので、こちらも応援したい気持ち。

    個人的に、めちゃくちゃハマっているけど、キャラとかキャラの関係性が好きな人向けかなぁ。
    ストーリー最重視の人には物足りないところもあるかも。




    お彩ちゃんの啖呵!しびれました。
    完璧ド癖のやつ。気の強い女ハオ〜。
    こういう関係性好きすぎて、気が狂う。

    次巻も買います。

    0
    2023年04月16日
  • 江戸彩り見立て帖 色にいでにけり

    Posted by ブクログ

    積読してたやつ読み終わった。2023/04/13

    個人的にはよかったし、続き読みたいななった!
    ただ、表紙から想像するよりは、結構主人公のバックボーンは重めなので、気分転換に小説読むぞ〜のテンションだと、ちょっと、おも…ってなるかも。

    特に悩みの原因が、現実の人生で悩んでる人もいるネタなので…
    主人公はさばけた性格で好感もてるし、バックボーンの話も最後には少し良くなっていきそうな雰囲気で終わってるのが救い。

    江戸もの、女性主人公〜なんかの要素的に、「あきない世傳 金と銀」シリーズと読者層がかぶるとこもあるんじゃないかな〜と思ってるんだけど、そちらよりはライトな読後感で楽しめた。

    恋愛要

    0
    2023年04月16日