坂井希久子のレビュー一覧

  • 女ともだち

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    女の嫉妬、依存、束縛、共鳴、味方
    全部つまった1冊だった。

    支配したいほど相手を想うことはもはやもう友情ではなくなってるところが怖いところで。

    怖い部分ももちろんあるけど、やっぱりいつまでも変わらずしょうもないところで笑いあえるのも女友だちのいいところというのも伝わった本だった。

    個人的にはブータンのうたが好きだった。

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    2022年04月17日
  • 虹猫喫茶店

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    猫ファーストな喫茶店オーナーと猫と人びとのお話。猫好きさんに読んで欲しいのはもちろん、これから猫と暮らしたいと考えている人には是非読んで欲しい。

    猫ファーストなサヨリさん、地域猫活動家のおばさま、誰が正しいのかというより社会として愛玩動物とどう向き合うのかが問われている気がした。
    人間の子供にさえ差し伸べる手が足りない中で、動物たちに差し伸べられる手はもっと限られている。
    日本の動物たちが幸せに暮らせますように…

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    2022年03月31日
  • さくさくかるめいら 居酒屋ぜんや

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    2022/3/29
    只次郎に強力なライバル登場やん。
    ややや、只次郎がんばれ~!
    只次郎めっちゃ応援してしまう。土下座しようとしたのはイマイチだけども。
    でも好きな人の前でも好きな人を守るためになら土下座しようとするのもまた力なのかもしれないなぁ。
    相変わらず読んでたらお腹がすいてすいて困る。

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    2022年03月29日
  • ころころ手鞠ずし 居酒屋ぜんや

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    2022/3/11
    只次郎よかったね!ちゃんと意識してもらってるよ!
    年下男の守ってあげたい欲求と年上女の心配ががちょっと喧嘩したけど、只次郎は言うだけじゃなくてちゃんと行動してるからね。
    立派なもんだよ。
    いいなぁ、キュンとする。
    そして相も変わらずおいしそうな料理の数々。
    ぜんや行きたい。

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    2022年03月13日
  • 虹猫喫茶店

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    「猫カフェ」ではなく、あくまでも一時的に猫を保護して里親を探している「喫茶 虹猫」。

    猫至上主義のオーナーのサヨリさん。美少年の常連ヒカルくん。地域猫活動家のおばさま。多頭飼いで問題ありのお婆さん。クセが強く暑苦しい動物病院院長…と、かなり個性豊かな面々による物語。
    人間と猫が共存していくうえで浮き彫りとなる猫問題諸々についても、作中触れながら楽しませてくれました。
    猫好きにはたまらない一冊だと思います。

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    2022年03月09日
  • 女ともだち

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    完全に個人的好みででいうと、前半の千早さんまではおもしろかった。
    (これは個人的趣味。女同士の業の深い話ばっかりが好みだったので、残りのお話は、結構すがすがしい話だったから)

    特にしょっぱなの村山さんの話は叙述トリック!という感じで「ぎゃー!そうだったのそういうことだったの騙された~~~~~!!!!」という、シンプルかつインパクトの強い驚きがあった。あれは絶対見破れない。

    坂井さんはやっぱり好きだ。前回BUTTERを読んだけど、短編の方が好きなのかも、と思った。坂井さんの短編があれば読んでみたい!

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    2022年03月01日
  • すみれ飴 花暦 居酒屋ぜんや

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    「居酒屋ぜんや」の新シリーズ始まる。
    前作から五年後の設定で、母親に捨てられてお妙たちが預かっていたお花も14歳になった。
    やはりお妙たちが目をかけていた子供、熊吉は18歳。
    今度はこの若者たちの視点でお話が進むことになる。

    爽やかに、若々しく再出発。
    この先の進む道に、希望と悩み。恋も・・・あるのかな?

    『菫の香』
    お花は、只次郎・お妙夫婦の正式な養女となっているが、いまだにお妙を「おっかさん」と呼ぶことができない。
    実母のお槇はお花のトラウマである。
    お妙もお花も、心から相手を大切に思っているのに遠慮しあってギクシャクするのが切ない。

    『酒の薬』
    熊吉は、奉公する薬種問屋・俵屋で、若

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    2022年02月24日
  • とろとろ卵がゆ 居酒屋ぜんや

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    お妙と只次郎との関係が少しずつ近づいている。
    ぜんやの再会も気になるし、まだまだこのシリーズは面白い。

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    2022年01月23日
  • さらさら鰹茶漬け 居酒屋ぜんや

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     坂井希久子「さらさら鰹茶漬け」、居酒屋ぜんやシリーズ№10、最終巻、2021.4発行。武士の林只次郎、武士をやめて町人に。そして居酒屋ぜんやのお妙と一緒に。無宿のお花を二人で引き取る。

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    2022年01月13日
  • 女ともだち

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    女性作家たちが描く、「女ともだち」のアンソロジー。
    やさしかったり、ヒリヒリしたり。離れたりくっついたり。女同士だから分かり合えること、女同士だから叶わないこと。

    どれも絶妙な距離感がたまらない作品ばかりだった。

    初めの2作はゾッとする感じ。

    額賀澪さんと嶋津輝さんは初めましてだったけど好きな感じだった〜‪

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    2021年12月17日
  • ふんわり穴子天 居酒屋ぜんや

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    2021/12/10
    会社帰りに読んだらどんだけお腹減るか。
    おいしい小説は数あれど、これはトップレベルに料理描写が多い。
    本気で食わせろ!それ!!ってなる。
    林家の人はもっと只次郎に感謝するといいよ。
    只次郎が姪っ子に学問を教えようと思ったところが熱くなって泣けた。

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    2021年12月12日
  • 17歳のうた

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    17歳、女子高生というよくある設定と見せかけてこの作家はやはり意表を突いてくる。中卒で祇園の舞妓の修行に出る東京の子女、青森(大間かな?)のマグロ漁師に憧れる剣道女子、平安時代から続く紀州の神社の娘に加え、今どきの福岡のヤンキーと山形のご当地アイドルを組み合わせた5篇。いっそのこと47都道府県を制覇するまで息長く書き足していって欲しい。

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    2021年12月03日
  • すみれ飴 花暦 居酒屋ぜんや

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    居酒屋ぜんやの新シリーズ。
    お妙さんと只治郎の養い子となったお花、俵屋の熊吉も成長し、世代交代の様な感はあるが、お妙さんのお料理は相変わらず美味しそう。
    最後の鰻料理には涎が出そう。
    お花の気持ちが本当に解れるのはまだ先かもしれないが、中良い3人の生活に心温まる。
    鶯指南はどうなる?
    俵屋の熊吉は上手く乗り越えられるのか?
    次回が待ち遠しい。

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    2021年11月03日
  • ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや

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    本屋で気になっていたタイトルだったのですが、後書きを見ると作者の時代小説の第1作目のようですね。人情話というほどでもなく、剣が絡むわけでも無く、やはり随所に出てくる庶民的な料理の話しがメインのよう。最後の詰み草料理などは自分でも作って見たいと思わせる。美人の後家女将に惚れ込んで通ってくる男達は些か暑苦しいが、もう少しシリーズを続けて読んで見るかな。

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    2021年11月01日
  • すみれ飴 花暦 居酒屋ぜんや

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    居酒屋ぜんやシリーズ、あっという間の10巻。
    装いも新たな「花暦 居酒屋ぜんや」、第1巻「すみれ飴」。
    今回はお花と熊吉が主役でお妙と只次郎は後見人役なのか、美味しい料理は相変わらず、一気に読み終えてしまった。
    坂井希久子さん、他の女流作家に較べても適度な湿り気が感じられてリアリティーを醸し出している感があり、好みの作家です。

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    2021年10月24日
  • ただいまが、聞きたくて

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    始まりが強烈だったけれど良かったです。
    短編が繋がっています。家族の行方を追っていく。そんな物語です!
    ほわほわしますよ。

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    2021年09月24日
  • さくさくかるめいら 居酒屋ぜんや

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    人気の「居酒屋ぜんや」シリーズ4作目。
    美人女将のお妙が腕を振るう店に、只次郎の恋敵が登場?
    前作で発覚した事件の犯人は、牢にいる状態。
    それはおいといて、庶民の暮らしは進んでゆく。

    寛政4年睦月、16日。
    この日は藪入りで、奉公人が親元に帰れる日。奉公に出ている熊吉が、ぜんやに帰ってくることに。
    親のない子だから、たまたま縁あってやって来るのだが、お妙の実の子という噂が立ちます。
    が、そう思われてもかまわないと鷹揚に構えるお妙。
    只次郎が用意してくれた凧をあげに行って楽しむが、そこにいた少年と喧嘩に。
    それでもその子の面倒を見ようとするお妙に、熊吉はちょっと僻んでしまうが…

    鶯の鳴き合わ

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    2021年09月06日
  • 女ともだち

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    千早茜さんが書く小説が好きで買ってみたけど
    正しい女たちに出てくる読んだ事ある短編小説でした( ¨̮ )

    他の作家さんも面白いと思うのがあって
    他にも読んで見ようと思った。

    ゾッとしたりお前かーいて思ったりできて
    面白かったです。

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    2021年08月15日
  • 注文の多い料理小説集

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    料理をテーマにしたアンソロジー。
    女性作家ばっかりかなと思ったけど、中村航さんは男性かな?色んなテイストの作品が詰まっていて、美味しくて嬉しいアンソロジーでした。

    以下お気に入り作品。
    柚木麻子「エルゴと不倫鮨」
    不倫を嗜む男たちの隠れ家的鮨屋に、明らかに場違いなくたびれたおばさんが襲来する。そのおばさんはなぜかとても料理に詳しく、次々と美味しそうなオリジナル創作鮨をオーダーしはじめ…まさにタイトル通り注文の多い料理小説。ラストのオチも痛快でよい。

    伊吹有喜「夏も近づく」
    悠々自適な田舎暮らしをしている主人公が、兄から半ば押し付けられる形で甥っ子を預かることに。田舎の豊かな自然と触れ合うこ

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    2025年05月20日
  • 江戸彩り見立て帖 色にいでにけり

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    今までにありそうで無かった視点、おもしろい!
    少しアイデアを貸しただけで、お金をいただくなんてと恐縮する彩に、お金を払ってでもその智恵を欲する人がいることを解らせていく右近。舐められないよう着物や化粧などの装いの大切さを教える場面にも共感する。お彩、自信もって!と背中を押してやりたくなる。
    江戸の色見本を用意してから再読したい。

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    2021年07月03日