坂井希久子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
恋愛小説を読んでいたのに、最後はミステリーのような展開に。
学校司書として非常勤で働く主人公の莉歩。
大企業勤めのイケメンの彼氏博之ができる。
高スペックな博之と結婚して同級生を見返すことを夢見ているが、博之はEDだった。
なんとか「まっとうな状態」に戻そうとする莉歩だったが、博之の秘密を知ってしまう。
暴かれていく莉歩の本性。
こんなに自分本位だったのかと驚くとともに、なんだ頭使えるんじゃんと感心するくらい前半と後半で人が変わってしまったかのよう。
周りの人達も自分勝手で面白い。
莉歩とそういう仲になってしまう同僚教師。
莉歩にまとわりつくように絡む女子生徒。
莉歩に好意を寄せる男子生徒。
そして博之。
結局「まっとう」だったのは…
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Posted by ブクログ
ネタバレ女性作家8人による、「女ともだち」がテーマのアンソロジー。
うむむむ、女の友情はもろいというけれど、こんなにすごぉ〜く気持ち悪くて、べとっとするものばかりだろうか…
相手と『同じ』を競うような構図が、いくつもの作品に…あー、たしかに、『おそろい』スキだよなぁ…トイレ一緒に行ったりしてるよなぁ…
いやはや。下手なホラーより怖い。
どれも面白かった。
その中で、「ブータンの歌」は、くすっと笑えて、阿川佐和子さんらしい軽やかさだった。
「ラインのふたり」嶋津輝さんは初読。ちょっと山本文緒さんのような奇妙な迫力。
他の作品も読んでみたい。
「獣の夜」森絵都さん、爽やかな作品しか読んだことがなかったので、ジビエを貪り喰らいながらテンションが上がっていく女二人のパワーに圧倒された。痛快。 -
Posted by ブクログ
一家を養う妻、家事・育児を担う夫。
お互いの得意分野を理解し、納得して役割分担した進歩的な夫婦でも、壊れるときは壊れる。
男とか女とか、夫なら妻なら、父親なら母親ならという価値観はかなり根深い。
性別に関係なくと思っていても、長年刷り込まれた価値観は消えるわけではないし。
途中まで、なんて出来た夫なんだろうと感心して読んでいたが、ある行動から一転してしまった。
普段接するのが子供だけ、社会での妻の活躍を目の当たりのすると、考え方が狭く不安定になるのか?!いや、違うだろー!と、ドン引きしてしまった。
一昔前のモラハラ夫のようになりかけた妻、家の中のことに無関心で無協力の夫に不満を溜め込む妻のようになる夫、これでもか!というくらい問題が起こる。
双方のイライラやうっぷん、嫉妬、焦りがよく分かってしまったのだけど、女性ばかりが古い価値観に苦しむ話ではなく、何よりコミカルなので楽しかった。
仮に専業主夫(専業主夫ってまだ一度に変換できないのね。)、妻が大黒柱というのが主流になったとしても、夫婦の危機というのは十分起こるね。 -
Posted by ブクログ
積読してたやつ読み終わった。2023/04/13
個人的にはよかったし、続き読みたいななった!
ただ、表紙から想像するよりは、結構主人公のバックボーンは重めなので、気分転換に小説読むぞ〜のテンションだと、ちょっと、おも…ってなるかも。
特に悩みの原因が、現実の人生で悩んでる人もいるネタなので…
主人公はさばけた性格で好感もてるし、バックボーンの話も最後には少し良くなっていきそうな雰囲気で終わってるのが救い。
江戸もの、女性主人公〜なんかの要素的に、「あきない世傳 金と銀」シリーズと読者層がかぶるとこもあるんじゃないかな〜と思ってるんだけど、そちらよりはライトな読後感で楽しめた。
恋愛要素は、今のところほぼない。
江戸の女と京の男、みたいに対で帯に書かれてたから、まぁ、最終的にくっつくんですかね〜?くらいの気持ちで読んでたけど、この巻では、主人公お彩の特技をいかして、京の男、右近の依頼を解決しつつ、謎の多い右近の秘密に、近づくとこまで。
こ、これからどうなるの〜??っていいとこで終わってくれる。
個人的には、ラブコメも純恋愛も好きだけど、どちらかといえばお仕事メインで展開する話がとても好きなので、好みにドンピシャでした!
今後のふたりの関係がどうなっても楽しめると思うので、続きも買います!
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