坂井希久子のレビュー一覧

  • ほろよい読書

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    「お酒と人」という魅力的なコンセプトに惹かれて手に取りましたが、物語によってはお酒が単なる小道具に留まっており、テーマの軸が揺らいでいるように感じられました。
    お酒が物語の根幹を動かすような、必然性のある展開を期待していただけに、それなしでも成立してしまう話には少し肩透かしを食らった印象です。アンソロジーゆえの多様性と言えば聞こえは良いですが、もっと「酒と人生」が不可分に絡み合う、濃密なエピソードを読みたかったというのが本音です。

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    2026年01月11日
  • 髪結いお照 晴雨日記 娘心中

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    お照と橘颯馬、雨吉の歳の差三角関係が気になります(笑)が、1巻読んでいないのに気づかずに買ってしまっていました。。戻って読みます!

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    2026年01月05日
  • たそがれ大食堂

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    ネタバレ

    昭和レトロ大好きなのでクリームソーダとかプリンとか美味しそう〜って思いながら楽しんで読めました!
    智子、嫌な人なのかな?と思ったけどズバズバ言うプロ意識高い系姐さんでとっても良かった!!
    カンナちゃんも強い女で大好きになっちゃった〜
    個人的には八反田さんが推しです> < ♡
    権田家については、祖父の登場もあってまあスカッとはしたけど奥様…美由起に謝罪しないんだ…というモヤモヤも抱えつつ。バカ社長もなんだかな…といった感じ。
    でも最後美月ちゃんいい子すぎて涙腺に来ちゃうし、全部ハッピーになっちゃった、やっぱり何事も一筋に頑張るって大事だな〜〜

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    2026年01月14日
  • 注文の多い料理小説集

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    料理に関する短編小説集。

    どの話も美味しそうで、ストーリーにも一癖あったり味がある。

    その中でも一番のお気に入りは
    伊吹有喜の「夏も近づく」。

    複雑な家庭の事情で、家を追い出された葉月という少年と、主人公の拓実。
    ぎこちなかった彼らの関係が、
    拓実の作った美味しい料理を二人で食べることで新しい人間関係が作られていく。

    夏の風景の清涼感もあり、大のお気に入りとなった。
    この作者の他の本も読んで見たくなった。
    こういう新しい世界が広がるのも、小説集の醍醐味ですね。

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    2025年12月30日
  • すみれ飴 花暦 居酒屋ぜんや

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    居酒屋ぜんや、シリーズ第一弾。
    大好きな人情時代小説のシリーズもの!
    そして江戸の和料理はどうしてどれもこれも美味しそうに思えるのかー。(添加物というものが入ってないからか?)
    いまでいう毒親に育てられたお花ちゃん。結果的に親に捨てられて、居酒屋ぜんやの店主お妙の養い子となる。また捨てられないように、役に立たないと、今の幸せを維持しないと、と必死になるお花ちゃん。育った環境もあってか、自分に自信がなく、そして子どもらしくないお花ちゃん。わかるー、育ちって本当に大事。でもそれを子供ながらに考えられるってそれだけですごい客観性を持ってるのよ、お花ちゃん!大丈夫だよと伝えたい。
    居酒屋ぜんやの、鰻づ

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    2025年12月29日
  • 江戸彩り見立て帖 星合いの空

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    ネタバレ

    クセのある右近も長兄の蘇芳の登場で、今回は影が薄く感じました。

    イメージがしづらい色は、手持ちの『365日 にっぽんのいろ図鑑』を見ながら読み進めました。

    色って楽しいなぁと改めて思いました。

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    2025年12月17日
  • 撫子こがし 花暦 居酒屋ぜんや

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    お花には枝豆に悪い思い出が刷り込まれている。山椒に刷り込まれたのは悪い思い出なのか、良い思い出なのかと思いました。

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    2025年12月08日
  • すみれ飴 花暦 居酒屋ぜんや

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    只次郎とお妙が結婚してお花を幼女として育て始めた居酒屋ぜんやの第二章。
    「菫の香」
    「酒の薬」
    「枸杞の葉」
    「烏柄杓」
    「夏土用」

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    2025年12月06日
  • 赤羽せんべろ まねき猫

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    大阪弁しか書けへんと思ってたらずっと東に飛んで赤羽とは。いわゆる人情ものだけど、諸々の現代の課題も描かれてて、読後はみんな頑張って!って言う気になる。

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    2025年12月03日
  • とろとろ卵がゆ 居酒屋ぜんや

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    時代設定がちょうど今やっている大河ドラマ「べらぼう」と同じくらいで,松平定信に振り回される町人の様子を見ているので,時代背景の理解が深まる気がする。
    「月見団子」
    「骨切り」
    「忍ぶれど」
    「夢うつつ」
    「持つべきもの」

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    2025年11月30日
  • 撫子こがし 花暦 居酒屋ぜんや

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    桜太は無事に生まれたものの、お妙はなかなか床を
    上げられず、お花が一人で「ぜんや」の厨房に
    立っていた。ある日、鼻が利くお侍が来店し…。
    料理が心を後押しする人情小説。

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    2026年01月17日
  • おひとりさま日和

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    さくっと読める。
    物語性を出すためか最初から一人が良くて悠々楽しんでる漫喫系がどうしても少ない気がしてそこがちょっと不満かも。
    まわりのしがらみ描写多すぎておひとりさまってそんなに難易度高いっけ?という疑問はすごくある笑
    そういう点から最後の最上階が一番好きかな。

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    2025年11月16日
  • 菊むすび 花暦 居酒屋ぜんや

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    シリーズ第7作目。

    お梅ちゃんの祝言に
    お妙さんのご懐妊と
    めでたいこと続々の今巻。

    お花ちゃんの成長が凄まじい。
    本当に精神的にタフになったなぁー。

    ラストはまさかの展開で、この後波乱の予感!
    おかやはなかなか好きになれないキャラです。
    気に入らないことがあるとすぐ癇癪起こす、千寿のことを好きと言うわりに好かれる努力はしない、いつまで経っても幼稚さばかりが目立っていて、読んでいてイライラしてしまうのです。。。

    なので、次の巻が今から不安だー!

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    2025年11月15日
  • おひとりさま日和

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    これから定年後
    どんなふうに生きていこうかとあれこれ考える中
    色々参考になりました
    それぞれ素敵なおひとり様でした

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    2025年11月12日
  • 雨の日は、一回休み

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    意外と面白かった。
    あらすじを見て気になり手に取ったけど、あらすじ通り女性には理解出来ないシーンが多々あった。
    だけど、様々なおじさんが変わっていく物語で後味が悪くなくてよかった。
    人は変われるんだなと思った。

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    2025年11月12日
  • 注文の多い料理小説集

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    料理をテーマにした7人の作家さんによるアンソロジーです。

    こちらのお目当ては柚木麻子さんと伊吹有喜さん。あと未読の井上荒野さんが気になってました。装丁のデザインとタイトルがなかなか洒落てますよね。

    『エルゴと不倫鮨』柚木麻子
    最初は不倫の話かぁ…ちょっと嫌だな、と思いきや、さすがの柚木さん。吹き出しそうになるくらい痛快でおもしろかったです。

    『夏も近づく』伊吹有喜
    自然の中で食べるちゃんと手をかけた料理が本当においしそうでした。

    『好好軒の犬』井上荒野
    初めましての井上荒野さん。最初から最後まで独特で不穏な雰囲気のあるお話でしたね。

    『色にいでにけり』坂井希久子
    こちらも初めましての

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    2025年10月28日
  • ほろよい読書

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    ネタバレ

    すっきりスイスイと読めて心地よかった。お気に入りは「定食屋『雑』」の話。沙也加の食への強いこだわり、夫の行動への無理解など、やや厄介な性格で、それを無自覚であったのが最初モヤモヤした。でも最後は、雑の店主のおかげもあって少しずつ良い面が出てきていて良かった。気持ちが離れてしまった夫の気持ちはわからなくないけど、結婚が原因で沙也加は正社員を辞めたのだから、家賃くらいはしばらく負担してほしい..というモヤモヤは残りました。笑

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    2025年10月11日
  • おひとりさま日和

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    「週末の夜に」
    めちゃくちゃ刺さったフレーズ↓
    ひとりで行動できて、ひとりでなにかをちゃんと楽しめるのは、すごくいいこと。

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    2025年10月09日
  • 江戸彩り見立て帖 星合いの空

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    シリーズ第4弾。

    刈安だけでも面倒なのに、長兄の蘇芳が京都から江戸へやってきました。
    嫌な奴〜と思ったけど、読み進めるごとに刈安は魅力的に思えてくるし、蘇芳も最終的にはちょっと可愛くなってきました。
    兄二人が強烈で、逆に右近のキャラが薄く感じられるくらい(笑)

    読み物としては、前半の七夕色見立て対決が面白かったです。
    千代さんと今後もライバルとして切磋琢磨していくのかと思いきや、拍子抜けな展開だったけど。
    できればまた対決見たいですが。

    色では「焦がれ色」の冒頭に出てきた香色が気になりました。色だけでなく香りも布に移る丁子染め、嗅いでみたいです!

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    2025年09月25日
  • おひとりさま日和

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    テーマ、おひとりさま。

    やはり老人が多いな、と。
    もしくは、わりといい歳。
    おひとり、と聞くと、どうしてもそういう想像ですし
    わかりやすい状態、というのも。

    一番最初の犬は、ちょっといいサービスだな、と。
    現実にしようとすると、なかなか大変そうですが。
    サードライフは、まさかそこまで考えて?! な話。
    とはいえ、後を考えずに引っ込むと、確かに大変です。

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    2025年09月21日