坂井希久子のレビュー一覧

  • 江戸彩り見立て帖 朱に交われば

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    東男と京女ではなく、江戸娘と京男。この二人の取り合わせがおもしろい。伝統色の名前もとてもいい。最後に出てきた色、調べてみたら実在!泉市さんも実在で、そう聞くともっと興味が湧いてきました。彼らの挑戦が楽しみだけど、恋の話にはならないのかな?キュンも切なさも全然ないみたいだけど。

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    2022年05月17日
  • 江戸彩り見立て帖 朱に交われば

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    呉服屋を営む塚田屋の妾腹の三男坊、右近に
    押し切られ、呉服の色見立てを始めたお彩の
    もとには、様々な相談が舞い込んできて…。
    江戸のカラーコーディネーターとして活躍する
    お彩の人情物語。

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    2022年07月02日
  • 萩の餅 花暦 居酒屋ぜんや

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    新シリーズ二作目、熊吉とお花のお話が進む。
    旧シリーズからの読者としては、お妙と只次郎の絡みがもう少し欲しい処か…。

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    2022年05月14日
  • すみれ飴 花暦 居酒屋ぜんや

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    居酒屋ぜん屋シリーズの新シリーズの開幕。

    お妙と只次郎が晴れて夫婦になった。
    現代ならネグレクトの母親が男を作って、捨てるように置いていった女児、お花を引き取り、正式に養女になった。

    9歳だったお花も14歳になったが、まだ二人はお花を子供扱いにする。
    養われて役立たずと思われるのが嫌で、仕事をしたいと思うのだがお妙は料理をさせてくれない。
    そこにはただ働くということではなく「料理が面白い」とお花が解ってからという心算があったらしい。

    そして、薬問屋俵屋の小僧もいち早く手代になった。
    あまりに早くの出世で嫌がらせに遭っている。

    この二人にスポットを合わせての家族のものがたりのはじまり。

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    2022年05月12日
  • ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや

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    表紙とタイトルから想像した通り、美味しそうなお妙さんの料理がたくさん登場して、読みながら自分もぜんやに通っているような気になった。登場人物もみなちょっとずつクセがあるが人のいいひとたちで、みな深刻ではないが悩みや生きづらさを抱えている。そんな人たちの人生がぜんやで交差するのが面白い。シリーズで読んでみたいし、ぜんやの料理のレシピがあったら自分でも作ってみたいなぁと思った。

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    2022年05月06日
  • ころころ手鞠ずし 居酒屋ぜんや

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    ネタバレ

    シリーズ3巻目となると、登場人物もお馴染みになり、名前を聞いただけでありありと見た目を想像できるようになる。また悲しい思いはすまいと、深く心を開くことを避けているお妙さんが、只次郎に対して怒ったり拗ねたりする様子が、本人も知らないうちに心を開いているように思えて微笑ましい。シリーズ通しての謎解きも少し進んで、続きが気になる。いつもながら料理の描写も見事で、ご飯の前に読むとお腹がすいて、出汁の香りがほんのりとたってくるような思いがする。

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    2022年05月05日
  • さくさくかるめいら 居酒屋ぜんや

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    いつもの馴染みの面々。お妙さんの母親的な一面が見られたり、ぜんやの用心棒として新たな人物が加わるなど、穏やかな日常を描きつつも、物語の大きな流れが透けて見えるようで面白い。只次郎がいい感じにお妙さんの心をゲットしたのかと思いきや、この用心棒を見るお妙さんの目が普通と違うというのも気になるところ。用心棒もどうやら出自を偽っているようで、一体何者なのかが気になる。個人的には、関係がどこかぎくしゃくしていた林家のほっこりエピソードも好きだった。

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    2022年05月05日
  • つるつる鮎そうめん 居酒屋ぜんや

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    ネタバレ

    今回は特に大きく物語のベースとなるお妙のなき夫、善助とお妙の両親の死の謎に迫った回だった。善助はともかく、お妙の両親は火事で亡くなったと語られていてそこに不自然な点はないと思っていたが、そうとも言い切れない様子。何やらきな臭くなってきたが、真相に近づくお妙を支える仲間がたくさんいることにほっとする。 ぜんやに人が集う様子をイメージするとつい忘れそうになるが、只次郎は武士なんだということを改めて実感する話もあった。話し方も服も髷も違う。ぜんやに仲良く集う仲間ではあるが、身分の違いの色濃い時代だったのだなぁ

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    2022年05月05日
  • ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや

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    ほっこり、できるお話です。
    『澪つくし料理帳』が好きだと話したら、友人がオススメしてくれた本です。
    気楽に読めるお話で、のんびりと続きを読んでいきたいと思います。

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    2022年04月29日
  • 萩の餅 花暦 居酒屋ぜんや

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    熊吉とお花がどんどん大人になっていきますね。これからも楽しみです。ただ、お花ちゃんの弟(妹)も見たいです。。

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    2022年04月28日
  • ふんわり穴子天 居酒屋ぜんや

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    只次郎の家族や、ぜんやに訪れる客太刀を絡めての物語が展開。

    今回は殺しても死なぬようなお妙の義理の姉、お勝が風邪でダウンしたところから始まる。

    初めてスリをしたような貧そうな子供を家に置くことになったお妙。

    新しい客層が増える。
    市場の棒手振りなど、職人たち。
    セクハラには弱いお妙が四苦八苦。

    兄嫁の父親与力の柳井が登場。
    事件も種類が増える。

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    2022年04月24日
  • 江戸彩り見立て帖 色にいでにけり

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    火事で家も仕事場も失って視力がなくなり、仕事もやめなければならなかった父親、腕利きの刷り師、辰五郎。
    辰五郎は生きがいをなくして、酒に溺れ体力も失う。
    お彩はそんな父親の世話をしながら内職に励む。
    本当ならとっくに結婚をする年でもあった。

    ある日、大好きな錦絵をみていると、あまりの摺りの具合が悪く、つい怒鳴ってしまう。
    色がひどいのだった。

    横で見ていた京都訛りの男が話しかけてくる。

    何度も、色合わせの仕事を持ちかける金持ちの男、右近。胡散臭さに邪険にするお彩。

    生菓子、見合いの着物、花魁の打ち掛けなど次々と嫌々ながらも仕事をすることに。

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    2022年04月23日
  • 虹猫喫茶店

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    一癖も二癖もある人達が猫(こちらも癖のある猫ちゃん達ばかり…笑)を通して心を通わせていく様子が心地よい。
    『喫茶虹猫』…猫の居場所でもあり人の居場所でもある。
    ほんのり気持ちが温かく、柔らかくなる。
    心の拠り所なんだなぁ〜きっと。

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    2022年04月21日
  • 萩の餅 花暦 居酒屋ぜんや

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    早い出世を同僚に妬まれている熊吉。養い子故に
    色々なことを我慢してしまうお花。様々な試練が
    2人を襲うが、それでも、温かい料理と人情に
    励まされ、必死に前を向いて歩き…。

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    2022年08月02日
  • 愛と追憶の泥濘

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    料理をテーマにした時代小説のアンソロジー「まんぷく」の中の一作で、良さそうな作家さん…と思って手に取った「ヒーローインタビュー」が良かった。
    で、もう一作さらっとした時代小説を読み、次が、本書。

    うむむ、なかなかヘビーだった。
    先に読んだ作品から、なんだかんだあっても気持ちの良い読後感を期待していたところに、不意打ちだったからか。

    登場人物が、境遇や悪意や運命に翻弄される過酷な物語は数多く読んでいるけれど…
    作中の出来事は、犯罪でも死でもないのに、この粘りつくような読後感はなんだろう。
    主人公の莉歩が、あまりに普通で…傷付いたり挫折したりしつつ、男性の視線を厭いつつ自分に魅力がある事も知っ

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    2022年03月21日
  • ころころ手鞠ずし 居酒屋ぜんや

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    シリーズ3作目。
    1作目で出てきた駄染屋がやっと捕まえられた。それでも残る謎があり、背景が分から無いので作品に暗い影を落としたまま。殺された者もいるので美味しい料理に没頭出来ない。
    恋愛についても内緒事は嫌だと言っていた女将のお妙に背き、嘘を吐いた旗本の次男坊。不器用だなと思ってしまう。関係がギクシャクするのは相思相愛だからなのか? 町人同士の方が合ってそうに思うのだが。

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    2022年03月09日
  • さらさら鰹茶漬け 居酒屋ぜんや

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    往来を歩いていた只次郎が、倒れた少女を介抱します。
    少女の瘦せた体と、歳に似あわない拙い言葉に、只次郎は虐待を疑います。
    少女の名は、お花。
    お花を救うため奔走する只次郎、お妙の両親と良人を殺した黒幕と対峙、お妙との仲は?
    林檎煮、納豆、赤鱏の刺身、鰹茶漬け。
    ついに人情時代小説、大団円です。
    このシリーズ、本当に面白かった。

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    2022年03月09日
  • ふんわり穴子天 居酒屋ぜんや

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    シリーズ2冊目。出てくる料理がどれも美味しそうで、こんな居酒屋が身近にあったらなと思う。
    美人の後家若女将に惹かれる人達が、この居酒屋に集まってくるが、中には違った感情を持つ人も。前作で襲ってきた隣の駄染屋や、それを唆した大家の婆さん、何やら怪しげな旗本、妻も妾もいる奉行所の与力とか。良い人達だけでは筋は面白く無いのかも知れないが、それにしても悪人らしき人の多いこと。

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    2022年02月15日
  • さらさら鰹茶漬け 居酒屋ぜんや

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    居酒屋ぜんや 最終巻

    只次郎は、道でいきなり倒れた少女「お花」を介抱した。
    痩せた身体と、所々にある痣を見て、虐待を疑う。

    前巻で、ようやく結ばれたお妙との仲は、何故かぎこちなく、思い切って、夫婦になって欲しいとの申し出も、あっさり断られてしまう。

    お妙の両親と夫、それに、鶯の糞買いの又三を殺した黒幕を、ようやく見つけたが、あまりの大物に、手出しが出来ず、旦那衆もお妙も皆「忘れよう」と決めたところが、当の黒幕・徳川民部卿治済から、只次郎は、呼び出される。

    お妙の両親の仇と解りつつ、一矢も報えなかったと、悔しがる只次郎。
    だが、商人となり、江戸の町に、国中に金を回して、世の中を変えてみせ

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    2022年02月01日
  • ほろほろおぼろ豆腐 居酒屋ぜんや

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    居酒屋ぜんやシリーズ 9

    火事にあった翌年、神田花房町代地に「ぜんや」が再建された。
    只次郎のアイデアで、旦那衆が、資金を出し、利益を配当するシステムにした。
    事業投資型クラウドファンディングとでも言えば良いのか。

    一方、只次郎は、新ぜんやの隣に「春告堂」という名前で、新しく商いを始める事になった。
    鶯稼業の傍ら、商い指南も初めた。

    ある日、ひょんな誤解から、お妙と只次郎がとうとう結ばれた。
    只次郎の母親が、お妙に、何やら身分違い的な釘を刺してはいたが、お妙の決心は、変わらなかった。

    只次郎は、以前からの気掛かりである、お妙の両親が殺された訳を調べる為、久世丹後守と会う。
    お妙の父には

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    2022年02月01日