坂井希久子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ第三弾。今作はお妙の視点での描写が多いせいか,どことなく男の不甲斐なさが目につきました。
あらすじ(背表紙より)
居酒屋「ぜんや」の馴染み客・升川屋喜兵衛の嫁・志乃が子を宿して、もう七月。「ぜんや」の女将・お妙は、喜兵衛から近ごろ嫁姑の関係がぎくしゃくしていると聞き、志乃を励ましにいくことになった。心配性の亭主に外出を止められ、姑には嫁いびりをされているとこぼしてしまう志乃だったが、お妙の特製手鞠ずしを食べて盛り上がり…。不安や迷いを抱えている人々も、お妙の心を込めた料理で笑顔になる。丁寧で美味しい料理と共に、人の心の機微を濃やかに描く傑作人情小説第三巻。 -
Posted by ブクログ
居酒屋ぜんやシリーズ、第3弾。
以前、ぜんやに押し入った駄染め屋の消息を追う只次郎。
大川に心中死体が上がったり、只次郎が賭場に潜入調査に入ったり、なかなかのサスペンスである。
その分、ご飯が美味しく感じられないこともあって、残念。
その中にあって、升川屋のお志乃のエピソードは、お妙の料理が人を幸せにするという、この作品の要が描かれていて、ホッとしました。
男ってのはまったく、しょうがない‼︎
という、鼻息も吹きましたが。
町人と打ち解け、むしろ町人になりたいとさえ思う只次郎と、侍の矜持をどうやっても守り抜きたい旧友とのすれ違いは、少し切ない。
頼りになる義姉のお勝さん、個性豊かな長屋の
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