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Posted by ブクログ
花暦ぜんやシリーズ、第10弾
享和二年(1802)の秋から。
年が明けると熊吉は22歳、お花は18歳になる。
お年頃・・・と言うかこの時代には完全な大人。
なのに、周りが旦那衆とか立派すぎるので、二人が子供扱いされてしまっているような気がする。
もっとも、熊吉は危なっかしいからな〜
今回は営業に勤しむ姿が主に描かれ、頑張ってるなと思う一方で、また熊吉が何かやらかしてしまわないか(!)ハラハラしながら見守っていた。
旦那衆は、熊吉をまだまだ頼りないと思っているけれど、
今回は、お花にとってアベンジャーズの一員として認められたようだ。
お花も複雑な出自あり、これをすっきりしない事には将来に影を落としそうだけど、早瀬善次はそう悪い人でもなさそうなので、この先もしかしたら料理のことで何かあるかも?と思ってしまう。接近禁止ですけどね。
Posted by ブクログ
「居酒屋ぜんや」のセカンドシリーズ、“花暦 ”・第十弾。
神田花房町代地にある居酒屋〈ぜんや〉を舞台にした人情噺、連作五話が収録されております。
子宝を授かりたい女性たちの間で俵屋印の龍気養生丹(補養丹)が評判となり、着々と販路を広げて仕事が波に乗ってきた熊吉。
実際に俵屋印の薬を服用して身籠った柳井家の嫁・お香さんがめでたく男子を出産し、柳井様も大喜びでしたね。
さらに、なかなか体調が戻らず、心配されていたお妙さんも徐々に回復傾向にあってホッと一息・・。
と思っていたところで、お花がまたもや拐かされてしまう事態に・・他の方も書かれていますが、「前にも拐われたことがあったけれど、またしても!?」とハラハラさせられましたね。
でも、彼女を助け出すために熊吉をはじめ、〈ぜんや〉の馴染み客の旦那衆や只次郎たちが一丸となって尽力する姿に、お花が周りの皆にどれだけ大切に思われているか実感した次第です。
特に熊吉!
――“お花か出世か、出世かお花か。
そんなもん、どっちも選びゃあいいんだ。”――
いいね~、そうこなくっちゃ!
そして、拐われた先で、自分が頼りにしている「七つ道具」の面々が助けに来てくれると信じて動じない強さをみせていたお花が、助けにきた熊吉を前に思わず号泣してしまった場面では思わず口が綻んでしまいました。
ということで、今回も江戸の美味しい料理の数々と、そこに織りなされる温かい人情をたっぷりと味合わせていただきました。
これからも、若者ふたりの成長を見守っていきたいですね~♪
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小説・文芸
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