今野敏のレビュー一覧
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購入済み
エンターテイメント作品
さすがに現実にはありえないだろうけど、充分に楽しめた。警視総監がこんな人柄だったら。。。
やっぱりあり得ん!
本格的な警察小説は他の今野作品や別の著者で読めば宜しいかと思うよ。 -
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五十嵐貴久、今野敏、誉田哲也、三羽省吾『警官の目』双葉文庫。
シリーズ第2弾。前作も粒揃いの傑作だっただけに期待が高まる。4人の警察小説の名手による4編収録の警察小説アンソロジー。本作もまた、個性あふれる傑作警察小説が収録されており、非常に面白かった。
今野敏『消えたホトケ』。萩尾警部補が死体消失トリックを解き明かす。短編の中に警察小説の面白さを凝縮した小気味の良い作品。
五十嵐貴久『汚名』。警官殺しの汚名を着せられ、退職した元刑事の父親が亡くなり、その息子が父親の汚名を晴らす。父親と息子の確執と父親が胸に秘めていた秘密。なかなか読ませる。
三羽省吾『シェパード』。初読み作家。アクロバ -
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今野敏『虎の道 龍の門 (下) 新装版』中公文庫。
二人の格闘家を主人公にした長編格闘小説の上巻。2006年に中公文庫から上中下巻の三分冊で刊行された同名作品を上下巻にまとめ、再刊。
納得のいく、感動の結末。非常に面白かった。南雲凱と麻生英治郎の正反対の二人が全力で激突したらどうなるのか。プロレスが勝つのか、それとも伝統派空手が勝つのか……
極貧の中、騙されてシベリアに渡り、過酷な肉体労働を課せられた南雲凱はあくまでも金のために闘いの舞台に上る。一方、恵まれた環境で育ち、空手道を極めようと本来の琉球空手の型の理解に努める麻生英治郎は迷いながらも着実に頂点へと近付いていく……そして、南雲凱 -
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今野敏『虎の道 龍の門 (上) 新装版』中公文庫。
二人の格闘家を主人公にした長編格闘小説の上巻。2006年に中公文庫から上中下巻の三分冊で刊行された同名作品を上下巻にまとめ、再刊。
格闘技ファンにはたまらないくらい面白い。この時代に総合格闘技の世界を描いた作品としては、もはや誰が主人公か解らぬままダラダラと未だに続いている夢枕獏の『餓狼伝』が有名だが、本作はきっちりと決着を付けたところに意味があるのだろう。
一攫千金を夢見ながら騙され、シベリアの極寒の地で過酷な肉体労働に明け暮れていた南雲凱は元プロレスラーの沼田伸之が主宰する新格闘技団体に入門する。一方、裕福な環境で伝統派の空手道場に -
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これは面白い!
明治の警視庁、日露戦争時の東京での連続殺人事件。
黒幕があれで、あの元新選組の斎藤一、藤田五郎も出てきた。この藤田さんの立ち位置が新選組ファンとして萌えたぎった。岩井巡査のセリフは私の気持ちそのものだったよ……!
鳥居さんもめっぽう小粋。寡黙な葦名さんもいい雰囲気。
藤田さんの佇まいと言動と、そして魅せてくれる剣戟シーン。この頃は御老体なので、グッと抑えた動きの描写がまた良かった。
現代の警察ではがんじがらめで、チームもこんな風には動けないだろう。もちろん警官として制約はあるけれど、心のままに動ける明治の彼らの自由度が読んでいてとても快い。
この作品、いいなあ。本当に好きだなぁ -