今野敏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
4.5
面白かった〜 普段とはちょっと違うテイスト。
阿木本組にあらたな依頼。
楽団員同士で対立が生まれたオーケストラが舞台。2週間後の演奏会が危ぶまれておりそれを解決してほしいという内容。
途中で指揮者が殴られるという事件が発生。
事件を解決する為に警視庁捜査一課から刑事がやってくる。 お互いの利害が一致し、阿木本一行は刑事とタッグを組むことに。 これも意外。 普段の泥臭く汗臭くという感じでもなく阿木本組が解決していく流れではないがこれはこれで楽しめた。 ミステリー色が強い作品。
この刑事、今野さんの別の人気シリーズの主人公とのこと。 こんどこのシリーズも読んでみたい。 -
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田舎から出て来たばかりの男の子が、いきなり色んな事件に遭遇。
秋葉原の洗礼を、いきなり。
でも、彼は、前を向いた。
秋葉原を好きになろうと。
すごいなぁ。 -
Posted by ブクログ
ミステリーじゃない。いわゆる警察小説。あと解説にもあるけど家族小説。
よく見る光景だな。責任を取りたくないのに最悪な結論を下す。もしくは、責任を取りたくないから最悪な結論をを下す。嘘をついたらまた別の嘘をつかなくてはならなくなる。前例踏襲もこれただの責任回避だからね。昔あったってことは一度これで正しいと組織が判断したからって。
主人公が自分のことしか考えてない傲慢な男かと思っていたが、読み進めるにつれて単なる保身の男ではないことが分かるし、家族問題と絡めた心境の変化が見られる。正論は一つしかなくそれを他人にとってもそうであると信じて疑わない人だった。良くも悪くも。それが警察内部や家族の問題 -
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蘇我ののほほんとした感じが、際立ってた気がする。
命をかけているのに、ボヨーっとしていられるって、凄いな。
宇田川の勘と熱い想いが、また事件を解決に導いた気がする。 -
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熱血刑事宇田川が、同期を助ける為、遮二無二突き進んで行く姿が良かった。
土岐さんとのコンビも、良い方向に進んでいる。
宇田川も、竜崎さんのように、裏表が無くて、好ましい。 -
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シマさんカッコいい。
もう、自分を卑下せず、生きていけるんじゃないかなぁ。
ストーリー自体も、疾走感と、メリハリがあって、時々笑えて、面白かった。 -
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縞長さんが、凄くいい味出してる。
高丸も、彼と一緒にいて、少しずつ、刑事の本質に近づいていく。
まだまだ、先は長いけど、良いコンビだと思う。
切り口も、新鮮。 -
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短かったのは、ちょっと残念だけど、竜崎と戸高と、STの話、面白かった。
このメンバーで、中編か長編を書いて欲しいなあ。 -
Posted by ブクログ
「マルB」は、文脈によって「暴力団(ヤクザ)」または「療育手帳の区分における中度知的障害」のいずれかを指します。どちらの意味かは文脈で判断する必要があります。
待望の新シリーズ第一弾! 抗争か、半グレの怨恨か――“史上最弱”!?の刑事が大活躍! 甘糟達夫は「俺のこと、なめないでよね」が口ぐせのマル暴刑事だ。ある夜、多嘉原連合の構成員が撲殺されたという知らせが入る。コワモテの先輩・郡原虎蔵と捜査に加わる甘糟だが、いきなり組事務所に連行されて――警察小説史上、もっとも気弱な刑事の活躍に笑って泣ける〈マル暴〉シリーズ第一弾。〈任俠〉シリーズの阿岐本組の面々も登場! -
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何処に行っても変わらない竜崎さん。
原理原則を貫き通すことは、実際には難しい事だと思う。
それを曲げないからこそ、彼を信奉する人が増えていくんだろうなぁ。 -
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青山君の「ねえ、僕帰ってもいい?」って言うのが、ツボに入ってしまいました。
科捜研の女のファンで、科捜研に興味があったので、読んでみました。
こちらも、面白かったです。
続編も買っちゃいました。 -
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ついに転勤。
大森署のメンツと竜崎さんの様子が、段々とアットホームで、お互いがいい影響を受けている様子が、とても良かった。
なんか、私の方が感傷的になってしいました。 -
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今回も、ドキドキハラハラしながら読みました。
やっぱり、戸高君、面白い。
竜崎さんの何の衒いも無く、正しい事を正しく受け入れていく姿に、惚れる人が増えていくのが、嬉しいなぁ。 -
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短編集だと、竜崎さんの良いとこエキスが詰まってる。
戸高君も、良い味出して、惚れそう。
ハマってしまって、毎日、1冊ずつ買ってます。