【感想・ネタバレ】同期のレビュー

あらすじ

「教えてくれ。おまえはいったい何者なんだ」警視庁捜査一課の宇田川は現場で発砲されるが、突然現れた公安所属の同期の蘇我に救われる。数日後、蘇我は懲戒免職となり消息不明に。宇田川は真相を探るが、調べるにつれ謎は深まる。“同期”は一体何者なのか? 組織の壁に抗い、友を救おうとする刑事の闘いの行方は!? 今野敏警察小説の最高峰がここにある!(講談社文庫)

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ザ警察小説

久しぶりの警察小説。後半の怒涛の展開には驚きました。本格的に今野さんの本を初めて読みましたが、人間ドラマとして、人の感情と思惑を描くのが上手い作家さんなのですね。面白かったです。

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2021年01月24日

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「教えてくれ。おまえはいったい何者なんだ」警視庁捜査一課の宇田川は現場で発砲されるが、突然現れた公安所属の同期の蘇我に救われる。数日後、蘇我は懲戒免職となり消息不明に。宇田川は真相を探るが、調べるにつれ謎は深まる。同期は一体何者なのか? 組織の壁に抗い、友を救おうとする刑事の闘いの行方は!? 今野敏警察小説の最高峰がここにある!(講談社文庫)

公安ってこんな仕事なの?

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2025年02月05日

Posted by ブクログ

久しぶりの今野敏さん。やっぱり面白い。

宇田川と蘇我、土岐と植松、世代の違う同期だけどお互いの親愛感、信頼感…それぞれいいなぁと思う。
滝田課長は終盤、見直した。警察官だからか男気があるからなのか?こんな風に振る舞える中間管理職っているのかなぁ?妙に心に残った。

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2021年07月31日

ネタバレ 購入済み

捜査一課の若き刑事、宇田川の成長物語一作目です。
自分が捜査に関わる殺人事件と、「同期」の蘇我の処遇を巡る謎が一つに繋がった時、事件が解決へと動き出します。
信頼できる上司や先輩達に見守られながら、熱い気持ちで事件の真相解明に突き進む宇田川。
青春と呼べるほど若くはないですが、ちょっとだけ青臭くて爽やかな気分になれる物語です。

ちなみに、事件の背景は結構大きくて、逮捕劇はテンポも良く、迫力があります。
どうぞお楽しみに‼︎


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2021年04月20日

Posted by ブクログ

一体の水死体から事件は暴力団同士の抗争へと発展していくかに見られた。警視庁捜査一課の宇田川はウチコミ現場から逃走した組員に発砲されるが、偶然そこに居合わせたという公安所属の同期である蘇我に救われる。しかし、その蘇我は数日後、懲戒免職となり行方不明に。真相を探る宇田川にかけられる警察内部からの圧力。結論ありきで進められる捜査本部。大きな力に抗いながら、刑事としての誇り、同期との友情を貫く闘いが始まる!今野敏、傑作の同期シリーズ第一弾。

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2020年11月03日

Posted by ブクログ

たった今、読み終わった。隠蔽捜査シリーズにはまり、今野敏さんの他の小説はないかと探していたところ、この本に巡り合った。隠蔽捜査も同様だが、今野敏さんの小説にはスピード感とリズムがあり、あっという間に読み終えてしまう。終わるのが寂しくなるはど。
テーマの同期には、自分も言葉に尽くせぬ程、助けられている。同じ年に入社して短い研修期間、一緒にいただけなのに、何故か皆、味方に思える。なんとも不思議だが、そういうものである。
一生、大切にしたい。

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2019年12月04日

Posted by ブクログ

ドキドキしながら読みました。(((^^;)
懲戒免職の意味…その後の蘇我さん…
宇田川さんも蘇我さんもすごーくカッコいい!

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2019年10月17日

購入済み

熱血刑事宇田川が、同期を助ける為、遮二無二突き進んで行く姿が良かった。
土岐さんとのコンビも、良い方向に進んでいる。
宇田川も、竜崎さんのように、裏表が無くて、好ましい。

#アツい #ドキドキハラハラ

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2025年10月17日

Posted by ブクログ

「教えてくれ。おまえはいったい何者なんだ」警視庁捜査一課の宇田川は現場で発砲されるが、突然現れた公安所属の同期の蘇我に救われる。数日後、蘇我は懲戒免職となり消息不明に。宇田川は真相を探るが、調べるにつれ謎は深まる。同期は一体何者なのか? 組織の壁に抗い、友を救おうとする刑事の闘いの行方は!? 今野敏警察小説の最高峰がここにある!(講談社文庫)

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2025年08月13日

Posted by ブクログ

生きてるうちに一生接することのない世界を観たくて今野敏さん作品を読んでる気がする。こんな人達が葛藤して戦って貫いてくれる世の中であって欲しいなぁとか思ったのが素直なとこ。読み進めるのが止まらなかった

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2025年06月11日

Posted by ブクログ

捜査一課の宇田川は捜査中に発砲されるが、たまたま同期の蘇我に助けられる。
蘇我は公安所属の警察官だ。
その後、突然に蘇我は懲戒免職となり姿を消した。
気になった宇田川は蘇我の消息を追うが、上からストップがかかる。
一体、蘇我の懲戒免職の裏に何があるのか?
そして、宇田川たちが捜査している殺人事件との関係はあるのか?
刑事になったばかりだった宇田川が、同期を助けたいという想いからどんどん成長していく過程も面白かった。

2023.12.2

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2023年12月02日

Posted by ブクログ

所属する部署もタイプも違う2人。しかし、同期ということはずっと変わらない。同期の2人が関係した事件解決に向け、警察組織の複雑な関係なども絡んで最後まで楽しく読めました!

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2023年10月21日

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公安、警察庁警備局、右翼の大物フィクサー。
普通の警察小説があっという間に陰謀論(があるかもしれない)の作品になります。
名探偵コナンで有名になった「ゼロ」という組織が本当にあるかどうかは知る由もありませんが、世の中みんなこの手の話は好きですね。
多分、知ることが出来ない世界の話だけに、こういう作品を読んでその一端を垣間見た気分になれるからでしょう。

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2022年10月24日

Posted by ブクログ

警視庁捜査一課に務める主人公が久々に同期の蘇我と再会する。
そして、ヤクザの抗争から起こる殺人事件。
蘇我は警視庁公安部にいたはずが
その直後、懲戒免職処分になっており気がつけば、容疑者状態に。

同期の絆、警視庁の闇など面白くて一気読みしてしまった。
小説としてでなく、実際もこういう闇の部分って多々ある。
難しいし、闇深いけれど面白い。

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2022年05月17日

Posted by ブクログ

同期が突然懲戒免職になった。なぜ?
最初は小さな丘を歩いている感じでしたが、話が進むにつれ坂は急にさらに高く絶壁を登ることに、少しでも躊躇すれば落ちてしまうような感じになりました。
足元に気をつけ、一歩一歩、同期のため。
人の成長は苦難あってのものなんですかね。

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2022年01月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

警察官の小説は初めてだったけど読みやすかった
公安とかゼロとか出てきて名探偵コナンじゃんってなった
蘇我さんがひょうひょうとしてるのに仕事熱心で謎めいてて読んでて面白かった
会うレストランを意地でも変えない そこからバレるのではとハラハラしてたらやっぱり待ち伏せされてたし

作中にチラッと出てきた中野警察病院、母が入院してたのでよく行ってたんだけど入院届に警察OBか書く欄があったり警察官が集団で血液検査受けに来てたりエレベーターのとこで見張ってたり普通の病院と違うとこが多くておもしろかった

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2021年08月13日

Posted by ブクログ

面白かった!壮大で次巻まで続くと思ったが完結した。
現場で汗を流す刑事たちと自らも欺き国家を守る公安たちの物語

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2021年08月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

樋口シリーズを読み終わり、次なる獲物はこの同期シリーズに。

取り扱う事件が少々複雑で、その分没入感を得にくいかな、というのが正直なところ。いや、その点を差し引ても十分面白いのですが、今野敏作品としての期待値の高さがそう感じさせてしまうのかもしれません。主人公・宇田川の同期である蘇我が警察を懲戒免職になる、なおも警察関連の捜査に携わる展開は、ほかのシリーズにはなかった展開で、思わず本当かいな、と思ってしまいます。

それでも宇田川の少々無鉄砲な行動力が事件解決の突破口になるあたりは本作の読みどころといえるでしょう。特に八十島に会いに行くシーンは生きて帰ってこられないのではないかと思わされるものでした。事件を通して成長する宇田川の姿も見どころです。

事件解決後は警察庁警備企画課からの引き抜きもありますが、刑事としての道を歩む決意をした宇田川に次回作への期待が高まる爽やかなエンディングでした。

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2021年02月09日

Posted by ブクログ

警察小説の重鎮ともいえる今野敏には、沢山の警察シリーズモノがあり、本作は、同期シリーズの一作目。
警視庁捜査一課配属一年目の宇田川は32歳の巡査部長。刑事としてはまだまだひよっこ。同じく本庁公安の同期の蘇我が突然の懲戒免職となり姿をくらます。そして宇田川の関わる事案に蘇我の姿が見え隠れ。
主人公の心理描写、解決までのプロセスがスピード感溢れる展開で一気呵成に描かれている。
今野敏の作品は、作中に適度に挟まれる警察組織の解説が売りだ。読者があたかも警察組織の一員として事案に取り組む体制でページをめくるようになる。捜査本部に参加すると昼夜関係なく捜査に飛び回り、寝不足と疲労が蓄積していく。でもそれが読者にカタルシスを与える。
昨今の働き方改革なんてどこ吹く風だ。

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2020年06月27日

購入済み

ボンの成長

事件を通して、ボンの成長が小気味良く描かれており、さすが今野敏と言う作品だと思います。

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2020年03月07日

Posted by ブクログ

パターンが同じ(こちらが最初だからいいのだけれど)。
それぞれの思惑がわからない。ヤクザの下っぱはなぜ殺される必要があったのか?

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2019年11月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最近、今野さんばっかり読んでるので、いっそシリーズじゃない作品で評判の良いものを…と思い手にしました。とても面白かったです。上下や部署の柵、それを超えた人情、仲間意識。宇田川さんは最初から「この人は…」と決めてかかる傾向があるようで、そこを見事に裏切っていく先輩の面々が小気味よかった♪何がどうなってるのか、のハラハラ感もあり、読み応えがありました。

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2019年08月09日

Posted by ブクログ

捜査一課に配属されて一年の若手刑事、宇田川が事件を追いかけながら成長して行く。 ベテラン刑事の事件を追う姿に勉強しながら、若手の勢いで上司に向かって行く宇田川にハラハラしました。同期の蘇我のピンチを助ける宇田川。それに手を知恵を貸す、ベテラン刑事。まだまだ若い宇田川が、どう成長して行くか、、シリーズなので楽しみ。警察内部の事が理解しやすく書いてあるので、読んでて疲れなかった。

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2019年01月20日

Posted by ブクログ

警視庁捜査一課の宇田川は現場で発砲されるが、突然現れた公安所属の同期の蘇我に救われる。数日後、蘇我は懲戒免職となり消息不明に。宇田川は真相を探るが、調べるにつれ謎は深まる。“同期”は一体何者なのか?組織の壁に抗い、友を救おうとする刑事の闘いの行方は!?

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2018年06月17日

Posted by ブクログ

今野敏警察小説初読です。
内容紹介にもあるように、一人の刑事「宇田川」が同期の刑事「蘇我」に命を救われますが、その後蘇我は消息不明になります。彼の消息を尋ね、宇田川は、警察上層部や公安、組織犯罪対策部等々に挑みます。警察と反する日本の暗部の長「八十島」をマークするうちに宇田川は、蘇我の存在を感じるようになりました。

警察を舞台に同期の絆を描いた小説です。
同級生でもなく、友人でもない、特殊な同期の関係をうまく取り入れ、警察の内部確執も見事に描かれていました。

心配事や楽しいことをわけあって新人時代を乗り越えてきた同期は、お互いに特別な思い入れがあります。知人よりもアツく、友人の中でも親友に近い存在なのですね。男性同士ならなおのこと。作家が男性のせいか、やはり「男同士の友情」のようなものを強く感じました。
警察内部での掟や規則など関係なく、ただ「同期を救いたい」という心意気だけで活動する宇田川に魅かれて、あっという間に読み終わりました。やっぱり同期っていいものだ、そんな読後感も残りました。

「宇田川」と「蘇我」。二人の同期の刑事の活躍を又見たいと思っているのは私だけでしょうか。今後の続編、期待したいです。

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2017年11月09日

Posted by ブクログ

どんどん成長していく主人公
味のある先輩二人
深まる謎
なかなかおもしろかった

最後の事件の背景が少し小難しかったのと登場人物が混じって少し混乱

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2023年02月18日

Posted by ブクログ

事件の最中、同期の警官が突然、懲戒免職、行方不明になり、謎だらけの状況となる。主人公は周囲に助けられて、事件の核心に迫っていく。
設定としては面白く、次はどうなるんだろう、というワクワク感があるものの、主人公の語りすぎ、ストーリーの急すぎる展開などが気になりました。

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2022年04月26日

Posted by ブクログ

同期シリーズ第一作。32歳の巡査部長・宇田川亮太が同期の蘇我和彦を救う。459ページたが、スラスラ読めた。でも公安部長や組対部長など警察のお偉方、さらに右翼の超大物と、ただの巡査部長がからむとは話が大きすぎかな。

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2022年04月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

★3.5
久しぶりに今野敏さんの警察小説が読みたくなって。公安かっこよくて、好き。実際には全く働きたくないので、小説の中限定で。主人公の同期が、なぜ消えたのかが終始気になって、手が止まらなかった。

ネタバレ
同期は外務省職員と議員を摘発するために、大物右翼の元に潜入捜査するために、消えていた。主人公たちが捜査していた事件は、利権絡みで、外務省職員を逮捕されたくないアメリカ側の殺し屋の仕業?

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2022年04月04日

Posted by ブクログ

主人公の宇多川は刑事部捜査一課
同期の曽我は公安。ある日曽我は懲戒免職となる。
とある暴力団の刺殺遺体が発見される。組体四課と共に特捜本部が設置されて事件の捜査が始まる。

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2019年12月01日

Posted by ブクログ

同期シリーズ。変幻が発刊されたことによる読書。
中堅警察官の葛藤と同期への想いが同世代の自分と共感できる部分があった。敏さんの小説はビジネス書より気持ちが上がる。面白かったので次作へ。

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2019年10月23日

購入済み

警察ものって

組織、闇社会、政治、思想、国際関係…
繋がって、繋がって、危ういバランスを保ってる。

芸人さんの闇営業も、そんな中の一つかと思う。
他人事じゃないのか…

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2019年06月29日

Posted by ブクログ

公安絡みだからかちょっと話が複雑だった。
クスッと感もあまりなかったー。
今野サンのシリーズは二作目からどんどん面白くなっていくのですぐに欠落読みまーす。

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2019年01月16日

Posted by ブクログ

今野警察小説初読。
「米国」の思惑と「八十島先生」との対立点が、ほとんど説明ないので、動機の面でのスッキリ感がなかったですが、警察官同士のやりとりは面白かったかな。

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2018年09月03日

Posted by ブクログ

「同期」シリーズ一作目。捜一と公安、同期生だが別々の道を歩む二人の青臭い友情が堪らない。主人公の宇田川が作中で著しく成長してゆく様子も、それを見守るベテラン陣の懐の深さもこれまた堪らない。今野さんの本は二冊目だが、兎に角キャラクター造形が魅力的なのでどんどん物語に惹き込まれる。思わず一気読み。警察エンタメ小説の王道的なストーリーだが、やはり手に汗を握ってしまう。二人の友情が行き過ぎに思えなくもないが、同じ組織にいる仲間の存在がいかに心強いか大人になると良く分かる。続編も是非読みたい。

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2018年06月20日

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