今野敏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大好きな警察小説のアンソロジー。
新たな作家さん発掘も兼ねて。
①佐々木譲さん『弁解すれば』
初めましての作家さん。
これはシリーズ作品の1つ。
他者の心に協調し過ぎてしまう警察官の話。
続きが気になるので今後読む予定
②乃南アサさん『青い背広で』
こちらも初めましての作家さん。
人気シリーズ主人公の若かりし頃の話のよう。
シリーズのファンで無いとあまりピンと来ないかも。
③松嶋智左さん『刑事ヤギノメ』
こちらも初めましての作家さん。
面白かった。けど、短編ではもったいないかも。長編で読みたい。
今のところシリーズは無さそう。
④大山誠一郎さん『三十年目の自首』
こちらも初めましての作 -
Posted by ブクログ
そらそう
よく考えたら一冊一人で誰が決めたんだ!っていうね
大威徳明王、金剛夜叉明王がぽんぽーんと現れて五大明王揃い踏みーので、あっさり黒幕やっつけちゃいました(激ネタバレ)
だいたいね体感6割は古武術の説明と死合なわけよ(明王の説明はほぼなしw)
つまり古武術がメインのお話なのよ実は
そこに無理くり密教をこじつけたという完全なる趣味小説w
まぁ、面白かったからいいわね
そして衝撃のあとがきね
この作品を執筆してた頃、なんと敏さん参院選に立候補して選挙やってるのよ
知人に頼まれて安請け合いしちゃったってことみたいなんだけど、街頭演説とかもしたみたい
恐ろしく忙しい毎日だったと振り返って -
Posted by ブクログ
シリーズ2作目。前作を読んで1ヶ月半なので良く覚えているが、前作とほぼ同じパターン。安定の水戸黄門のような内容。
弱小のヤクザである阿岐本組が、潰れかかった会社に乗り込んで経営者となる。やる気の無い従業員にやる気を出させる。経営が安定すると警察や地元の暴力団が絡んでくる。暴力団と抗争かという一触即発の状態になると、相手の組長が阿岐本組長の兄弟分と分かり手打ち。阿岐本組長が飽きて、惜しまれつつ経営を退く。ここまでが一連の流れ。
今回は荒れた高校の経営。放置された花壇掃除から始め、割れたガラスの掃除、落書きされた壁紙の掃除。組長の命令で黙々と掃除に励む若頭。賛同者が学生、先生と増えて行く。多少の