今野敏のレビュー一覧

  • 転迷―隠蔽捜査4―(新潮文庫)

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    複数の事件が同時進行していてスピード感があった。外務省だろうが、麻取だろうが、自分の信念を曲げることなく真っすぐ突き進む竜崎は清々しさすら感じます。でも娘さんの決断には内心安堵したのでは?(笑)家族との関係性も最初の頃より柔らかい雰囲気になったような気がします。

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    2025年05月29日
  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

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    大好きな警察小説のアンソロジー。
    新たな作家さん発掘も兼ねて。

    ①佐々木譲さん『弁解すれば』
    初めましての作家さん。
    これはシリーズ作品の1つ。
    他者の心に協調し過ぎてしまう警察官の話。
    続きが気になるので今後読む予定

    ②乃南アサさん『青い背広で』
    こちらも初めましての作家さん。
    人気シリーズ主人公の若かりし頃の話のよう。
    シリーズのファンで無いとあまりピンと来ないかも。

    ③松嶋智左さん『刑事ヤギノメ』
    こちらも初めましての作家さん。
    面白かった。けど、短編ではもったいないかも。長編で読みたい。
    今のところシリーズは無さそう。

    ④大山誠一郎さん『三十年目の自首』
    こちらも初めましての作

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    2025年05月27日
  • 署長シンドローム

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    大森署の後任所長の藍本小百合を中心に描いた作品。ちらっと前任の竜崎伸哉也が出てくるのがファンにとってはたまらない。藍本署長は、竜崎と似てるところもあり。形は違えど、竜崎は原理原則を、藍本は物事をシンプルに考える。2人が一緒に捜査本部に加わるなんて日は来るかな...

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    2025年05月27日
  • 秘拳水滸伝(4)弥勒救済篇(新装版)

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    そらそう
    よく考えたら一冊一人で誰が決めたんだ!っていうね

    大威徳明王、金剛夜叉明王がぽんぽーんと現れて五大明王揃い踏みーので、あっさり黒幕やっつけちゃいました(激ネタバレ)

    だいたいね体感6割は古武術の説明と死合なわけよ(明王の説明はほぼなしw)
    つまり古武術がメインのお話なのよ実は
    そこに無理くり密教をこじつけたという完全なる趣味小説w

    まぁ、面白かったからいいわね

    そして衝撃のあとがきね
    この作品を執筆してた頃、なんと敏さん参院選に立候補して選挙やってるのよ
    知人に頼まれて安請け合いしちゃったってことみたいなんだけど、街頭演説とかもしたみたい
    恐ろしく忙しい毎日だったと振り返って

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    2025年05月26日
  • 秘拳水滸伝(3)第三明王篇(新装版)

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    6人目の仲間は、降三世明王が憑いてる中国武術を修めた暗器使い、そしてニヒル、そして元々敵方、そしてニヒル(なぜ2回言った)

    うん、なんか面白くなってきた
    続けるって大事なことよね
    つか敏さんこれ4巻で終わらす気なかったんちゃうかなー
    明王だけでもあと2人おるもんなー

    しっかーし!敵の組織はあっさり壊滅(超ネタバレ)
    次はいよいよ全ての黒幕と最終決戦って感じなので、最初から全4巻だったのかなー?

    ちなみに五大明王は、不動明王、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王ね
    密教豆知識でした〜♪

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    2025年05月26日
  • 任侠学園

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    シリーズ2作目。前作を読んで1ヶ月半なので良く覚えているが、前作とほぼ同じパターン。安定の水戸黄門のような内容。
    弱小のヤクザである阿岐本組が、潰れかかった会社に乗り込んで経営者となる。やる気の無い従業員にやる気を出させる。経営が安定すると警察や地元の暴力団が絡んでくる。暴力団と抗争かという一触即発の状態になると、相手の組長が阿岐本組長の兄弟分と分かり手打ち。阿岐本組長が飽きて、惜しまれつつ経営を退く。ここまでが一連の流れ。

    今回は荒れた高校の経営。放置された花壇掃除から始め、割れたガラスの掃除、落書きされた壁紙の掃除。組長の命令で黙々と掃除に励む若頭。賛同者が学生、先生と増えて行く。多少の

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    2025年05月26日
  • 曙光の街【新カバー版】

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    元KGBの殺し屋が無双していく爽快さは◎!
    ただ、ストーリーは軽めでちょっと物足りなかったかも。
    シリーズものらしいから、続巻で印象かわるんかな?

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    2025年05月25日
  • 署長サスピション

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    今野さんの警察シリーズの中では1番好きかも。隠蔽シリーズの竜崎さんの流れでマンネリ感はあるが、こんな上司いたら楽しいだろうな。スキだらけで飄々とした天然。表紙で美人署長が後ろ向きなのも、想像力膨らませる。大森署に行ってみるか。

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    2025年05月25日
  • 署長シンドローム

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    面白かったー。
    でも、藍本警察署長の美貌があまりにも現実離れしていて、あっという間に骨抜きになって、彼女に会うためだけに口実を作って所轄署を警察幹部が訪れるし、というのは、マンガ的すぎw
    それと、事件の内容もあまりにも荒唐無稽で、これまたマンガみたいだった。
    藍本が、警察幹部たちが大騒ぎすることをあまりにもあっけらかんと、大丈夫じゃない?みたいに言って、それが功を奏するのは痛快でもあったけど。

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    2025年05月24日
  • 探花―隠蔽捜査9―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    再読。舞台を神奈川県警に移してからの2作目。前作の中華街につづき、横須賀米軍基地を絡めた神奈川らしい設定。竜崎さんは変わらず正しさを貫いておりますし、ますますシンパも増えております。まだまだ続いて欲しいですが、このシリーズどうやって終局を迎えるんだろうかと、それも気になります。

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    2025年05月23日
  • ST プロフェッション 警視庁科学特捜班

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    大変面白く読ませていただきました。今までのシリーズとは違って常にメンバー達が存在して最後まで登場してました。ある意味新鮮な流れの作品でした。久しぶりにこのシリーズを読みましたが、多少飽きが来たみたいです。

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    2025年05月22日
  • 署長シンドローム

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    さすが今野さん。さらさらと読みやすいのに事件は濃厚で、ラストに向かってだんだんと盛り上がっていく様子も本当に好みの作品だった。

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    2025年05月22日
  • 探花―隠蔽捜査9―(新潮文庫)

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    久々に読んだ隠蔽捜査シリーズ。本作は第11弾になる。神奈川県警刑事部長編。横須賀で殺人事件発生。犯人は白人?日米地位協定絡みの話か?そこまで踏み込んではこなかった。相変わらず読みやすい。

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    2025年05月21日
  • 署長シンドローム

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    隠蔽捜査シリーズより、任侠シリーズみたいな、警察小説なのにちょい緩い雰囲気。貝沼副署長が、隠蔽捜査ではそこまで心の声が聞こえてないが、本作はダダ漏れでにんまりしてしまった。次作も楽しみ。

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    2025年05月20日
  • 去就―隠蔽捜査6―(新潮文庫)

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    相変わらずブレない主人公、原理原則を貫く龍崎の姿勢に感銘。一方で決まってしまったことはどんな変化でも受け入れる姿勢も見習う所がある。

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    2025年05月20日
  • 天狼 東京湾臨海署安積班

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    久しぶりにどきどきした内容。どうやって解決していくか?楽しみでした。目には目を!を地でいく手段。黒幕が、ちょっと弱かった。

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    2025年05月20日
  • 天を測る

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    ・自分がすべきことだけを見て、もっと単純に考えればいい
    ・世の中は足し算、自分を持ちながら相手の良いと思うところは取り入れる、合わない人気に入らない人を切り捨てる引き算はNG

    歴史の勉強にもなったし、時代の流れ以外にあまり大事件とかは起きずドキドキはしなかったですが、穏やかに読めて面白かったです。
    ただ、勝海舟と福沢諭吉さんは本当にあんなに嫌な人だったんですかね…?どんな人だったのかあまり知らないですが悪く書きすぎな気もしました

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    2025年05月18日
  • 曙光の街【新カバー版】

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    任侠系は映画では観たことがあるが、小説は初めてだがロシアンマフィアとの戦いにハラハラしながらも楽しめた。ヴィクトルがなんとも魅力的。
    倉島警部補シリーズは順を追って読もうと思う。

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    2025年05月18日
  • 機捜235

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    MIU404だったかな?ドラマで見て以来、機捜ってのがあるんだな〜、何かの小説内で見当たりをよんだことがあって、重ねながら、途中で加速して面白く感じたなぁ。このコンビ、続き読みたいなぁ

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    2025年05月17日
  • マル暴甘糟

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    任侠シリーズででていた甘糟さんの話
    ということで期待値高めで読み始めました。
    途中から犯人わかっちゃったけど、甘糟さんとその周囲のやりとりが面白くて、最後まで飽きずに読み切り。ところどころにあるストーリーに必ずしも必要ない甘糟さんの心境語りがキャラクターへの親しみを感じさせます。

    まだもう1作甘糟さん登場の小説があるようなので、引き続き読み進めます

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    2025年05月16日